2019年

あなたの番です 動画観るならどこ!?

あなたの番です

あなたの番です
あなたには今、殺したい人がいますか?
「あいつ、絶対殺してやるー」「あ~、もう死ねばいいのに~」
誰しも冗談で口にしたことがありそうな、こんな一言。
その言葉が、いつのまにか一人歩きし、現実になったとしたら…?
放送年 2019年
放送局 日本テレビ
企画・原案 秋元康
脚本 福原充則
話数 全20話
スペシャル 全1話
Huluオリジナルストーリー 全20話『扉の向こう』
キャスト 田中圭
原田知世
西野七瀬
横浜流星
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「あなたの番です」を観る!

あなたの番です 動画観るならどこ!?

ここに記載しているのは2020年7月24日時点の情報です。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各公式サイトで確認をお願いします。

各動画配信サービスの配信状況

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 TVドラマ 見放題
SP 見放題
扉の向こう 見放題
ぺんぺん
ぺんぺん
あなたの番です」はHuluで見放題配信されているよ。
扉の向こう』は「あなたの番です」の、Huluオリジナルストーリーだから、観ることができるのはHuluだけなんだ。

Hulu

hulu
月額料金 933円(税抜)
無料期間 初回2週間無料
レンタル作品 Huluストアで配信(2020年6月10日スタート)

あらすじ

とあるマンションに引っ越してきた一組の新婚夫婦。マイホームを手に入れ「穏やかで、幸せな暮らしが待っている――」そう信じていた。
しかし。
マンションの周囲で次々と人が死んでいく…!
謎の連続死…その裏には、住民の間で行われたあるゲームがあった。
それは、13人の住民がそれぞれ「殺したい人」を書いてその紙を引いていく“交換殺人ゲーム”。

交換殺人

複数の人物が殺したい相手を交換して殺人を行うこと。
殺意がある人物にはアリバイがあり、実行犯には動機がないため容疑者が特定されにくい。

「まぁ、ゲームだし。ムカつく奴の名前を書いたらスッキリするかも。」
みな軽い気持ちだったはずが、書かれた人間がどんどん殺され始めた…。
「まさか、誰かがゲームを実行してるんじゃ…?」「そんなつもりじゃなかった、のに。」
そして届く、脅迫状。

“あなたの番です”

後悔しても、もう戻れない。
動機なき殺人の連鎖が始まる…!

――誰が、誰の名前を書いたのか?
――その紙を引いたのは、誰なのか?
――自分が名前を書いた“あの人”も、誰かに殺されてしまうのか?
――もし“あの人”が殺されたら、今度は自分が殺す番なのか?
――もう殺人を犯した人が、この中にいるのか…?
隣人たちの疑心暗鬼の渦に飲み込まれる夫婦が、超難解な連続殺人の謎に挑む半年間のノンストップ・ミステリー!!
その殺意、現実になったらどうしますか…?

第1話~第10話 各話エピソード

第1話 手塚菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)は、15歳年の離れた新婚夫婦。幸せいっぱいの2人は、引っ越し作業に張り切っていた。仲良しファミリーや親切なカップル、幸せそうなお年寄りなど、すれ違うマンションんの住民たちも皆いい人そうで、「思い切って買って良かった」と新生活に胸を膨らませる2人。
作業が一段落した頃、管理人の床島比呂志(竹中直人)が訪れる。床島は無遠慮に部屋に上がり込んで室内の写真を撮り、隅々までチェック。床島の態度に、菜奈は気圧されるばかり。その後、菜奈と翔太は同じ3階の住人に引っ越しの挨拶へ行く。301号室の尾野幹葉(奈緒)から、このあと毎月1回開かれるマンションの住民会があるので、そこで他の住民にも紹介すると言われる2人。住民会への出席は、各部屋1人ずつ。ジャンケンで負けた菜奈が出席することに。
マンションの地下スペースで開かれる住民会。参加しているのは、101号室の久住譲(袴田吉彦)、103号室の田宮淳一郎(生瀬勝久)、104号室の石崎洋子(三倉佳奈)、201号室の浮田啓輔(田中要次)、202号室の黒崎沙和(西野七瀬)、203号室のシンイー(金澤美穂)、尾野、304号室の北川澄香(真飛聖)、402号室の榎本早苗(木村多江)、403号室の藤井淳史(片桐仁)、502号室の赤池美里(峯村リエ)、そして床島。住民たちは新入りの菜奈に興味津々。
住民会の議題は、ゴミ置き場の清掃係を決めることだった。面倒な仕事だけに誰も自分から引き受けようとせず、結局、投票で決めることに。そして、ひょんなことから「人間誰しも、アイツ殺したいなあと思う瞬間がある」と言い出す床島。住民たちは戸惑いながらも、今まで自分が消えてほしいと思った人間について話し始める。ミステリー好きの菜奈が「殺人事件では、警察は動機がある人間を調べるので、すぐに捕まってしまう」と言うと、「殺したい人間がいる者同士が“交換殺人”をすれば、動機はないし捕まらないのでは?」と話は思わぬ方向に。床島は住民たちに、お互いに殺したい人間を発表し合うことを提案する。ゲームならばと皆、軽い気持ちで、余った投票用紙にそれぞれ“死んでほしい人”を書き、クジのように引くゲームが行われてしまったのだった。
こうして、住民会をきっかけに、菜奈と翔太を巻き込む恐ろしい殺人ゲームが幕を開ける…!!
第2話 マンションを購入し、幸せな新婚生活を夢見ていた菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)。引っ越し当日、菜奈が参加したマンションの住民会で、“交換殺人ゲーム”が行われる。それぞれが“死んでほしい人”の名前を紙に書き、クジのように引く。“殺したい相手”を交換して殺せば、捕まりづらい。そんなゲームだ。
もちろん、皆ただの憂さ晴らしのつもりだった。しかし、その日の夜。管理人の床島(竹中直人)が屋上から転落死。マンションの掲示板には“管理人さん”と書かれた紙が…。これは、恐ろしい交換殺人ゲームの幕開けなのか!?
翔太は、ショックを受けて沈んでいる菜奈を気遣う。そこへ住民会の会長・早苗(木村多江)が訪ねてくる。彼女は、引っ越してきたばかりの2人が事件で不安になっていないか、心配していた。早苗との話から、翔太は、床島が何者かに殺されたのではないかと考え始めるが、ゲームのことを翔太に知られたくない菜奈は、翔太が床島の死の真相を推理し始めないか気が気ではなかった。
そんな中、臨時の住民会が開かれる。参加者は、早苗、久住(袴田吉彦)、田宮(生瀬勝久)、浮田(田中要次)、黒島(西野七瀬)シンイー(金澤美穂)、藤井(片桐仁)、美里(峯村リエ)、そして菜奈。床島の葬儀に住民会から供花を出すかどうかの確認をするため、早苗が招集したのだった。警察の捜査の結果、床島は自殺した可能性が高まるが、住民たちの間には、あのゲームが床島の死と関係あるのではないかと微妙な空気が流れる。藤井から「交換殺人の話をし始めたあんたのせいだ」と責められ、戸惑う菜奈。シンイーが“管理人さん”と書かれた紙を見せると、一同は“やはり床島は、あのゲームで殺された…!?”と住民たちは凍り付く…。――この紙は誰が書いたのか?そして、誰が引いたのか?引いた人物が床島を殺したのか…?
疑心暗鬼になる一同。藤井は、床島を名指しした人物に訴えかけるように「死んでほしい人を殺してもらったんだから、その人も自分が引いた紙に書いてある人を殺さなければルール違反になる」と言い出す。「この中に管理人さんを殺した人がいる訳がない」と結論づける一同だったが、悲劇はこれで終わりではなかった…!
第3話 昔から恨んでいたタレント医師の山際(森岡豊)を“殺してもらった”藤井(片桐仁)。“殺したい人物を殺してもらったら、次は引いた紙に書かれた人物を殺す”というのが、交換殺人ゲームのルール。つまり藤井が、引いた紙に書かれた“タナカマサオ”を“殺す番”なのだ。しかし、“タナカマサオ”が誰なのか見当もつかない藤井は、『あなたの番です』という大量の脅迫状を前に為す術なく追い詰められていく。そして、山際の生首が藤井の自宅に――!藤井は、山際を殺して自分を脅迫する犯人はマンション住民の中にいると疑う。
山際殺人事件に興味津々で推理モードの翔太(田中圭)は菜奈(原田知世)に、自分の推理を披露するが、交換殺人ゲームが現実になっているのでは…と不安な菜奈は、心ここにあらず。元気のない菜奈を心配する翔太は、彼女を励まそうとする。
そんな中、菜奈は早苗(木村多江)から、山際を殺したのは藤井だという噂が住民の間で広がっていることを聞かされる。臨時の住民会が開かれ、菜奈のほか、早苗、久住(袴田吉彦)、淳一郎(生瀬勝久)、洋子(三倉佳奈)、浮田(田中要次)、尾野(奈緒)、美里(峯村リエ)が出席。招集をかけたのは淳一郎だった。彼は、根拠のない噂で藤井を傷つけるのはやめようと一同に訴えるが、その思いとは裏腹に住民たちは、山際を殺した犯人は誰なのかと、お互いに疑心暗鬼になるのだった。「このマンションは不穏な空気に包まれている」と正義感にかられた淳一郎は、住民たちに内緒でマンション内のあちこちに監視カメラを設置する。
一方、藤井は追い詰められ、精神状態が不安定になっていく。“タナカマサオ”とは誰なのか?藤井はシンイー(金澤美穂)が働くブータン料理店の客にまで声をかけて探していた。藤井は、心配して駆けつけた菜奈、早苗、久住にも「タナカマサオを知っているか」と尋ねる。菜奈たちは、藤井が“タナカマサオ”を殺そうと考えているのではないかと心配するが、もはや誰も信用できない藤井は、菜奈たちの言葉に耳を貸そうとしない。『あなたの番です』と藤井に次の殺人を促す脅迫は、ますますエスカレート。藤井の混乱は、極限に達する。そして藤井は、思いがけない事実にたどり着いてしまう――!
第4話 中国留学生のシンイー(金澤美穂)が働くブータン料理店でガス爆発が起こり、店長の田中政雄(名倉右喬)が死亡した。交換殺人ゲームで殺したい人間として店長の名を書いたのは、シンイー。彼女は、恋人・クオン(井阪郁巳)の不法滞在をネタに店長からしつこく口説かれていた。店長の死後、シンイーの部屋のベランダに置かれた植木鉢には、『あなたの番です』と書かれた包丁が刺さっていた…!シンイーは、今度は自分が殺す番なのかと怯え、クオンや同居している仲間に相談する。シンイーの手元には、ゲームの時に引いた、ある人物の名前が書かれた紙があるが…。
店長の死は事故という見方が強まるものの、警察の捜査は続いていた。そんな中、定例の住民会が開かれる。出席者は、菜奈(原田知世)、久住(袴田吉彦)、洋子(三倉佳奈)、浮田(田中要次)、黒島(西野七瀬)、尾野(奈緒)澄香(真飛聖)、早苗(木村多江)、藤井(片桐仁)、美里(峯村リエ)。誰もが、マンションの周辺で起こる死に、住民の誰かが殺したのでは…という疑いを抱き、会議は進まない。すると、洋子が交換殺人ゲームで自分の名前を書いたと打ち明け、その紙を引いた人に名乗り出てほしいと訴える。誰も名乗り出ないでいると、皆が誰の名前を書いたのか言い合うべきだと主張する洋子。彼女は、菜奈がゲームを始めた張本人だとして「ゲームを始めたあなたから率先して言うべきでしょ!」と詰め寄る。
住民会終了後も納得できない洋子は、菜奈を引き留めて食い下がる。そこに居合わせた黒島と浮田。浮田は自分が引いた紙に“赤池幸子”と書かれていたと告白。一見、仲の良い嫁姑に見える幸子(大方斐紗子)と美里だが、マンション前で揉めているのを住人たちも目撃していた。この混乱に乗じて美里が幸子を殺すのではないか?という浮田の不吉な憶測に、菜奈の不安は高まる――。住民会の後、沈んでいる菜奈を心配する翔太(田中圭)。彼は菜奈の力になりたいというが、菜奈は真実を打ち明けられない。
そんな中、翔太は尾野から、住民会で行われたのは人狼ゲームではなく、交換殺人ゲームだと聞かされる。翔太は、菜奈が自分に嘘をついていることを知ってショックを受け…。その頃、シンイーには、またしても『あなたの番です』という脅迫状が届いていた。“交換殺人ゲーム”は、次なる犠牲者を生んでしまうのか!?そして、狙われるその人物とは――!?
第5話 502号室でバースデーケーキを囲んで殺されている赤池美里(峯村リエ)と吾郎(徳井優)を見つけた菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)たち。ケーキの上には“赤池美里”と書かれたプレートがのっていた。
マンション周辺で続く死に不安を感じて「引っ越そうか」と言う翔太に対し、「引っ越しは最後の手段にとっておこう」と答える菜奈。彼女は、自分が交換殺人ゲームで名前を書いてしまった人物まで殺されるのではないかと気がかりで仕方がない。そして、マンション周辺の死と交換殺人ゲームとの関連を探り始める。
警察の捜査が入り、神谷(浅香航大)と水城(皆川猿時)がマンション住民のアリバイを調べる。そんな中、臨時の住民会が開かれる。参加者は菜奈の他、久住(袴田吉彦)、洋子(三倉佳奈)、浮田(田中要次)、黒島(西野七瀬)、シンイー(金澤美穂)、尾野(奈緒)、早苗(木村多江)、藤井(片桐仁)。菜奈は一同に、交換殺人ゲームのことを警察に話すべきだと提案する。しかし、自分たちも殺人教唆に問われるかもしれない不安を口にする者がいたり子供がいじめられる可能性や資産価値の下落を理由に、住民たちは菜奈の意見に反対する。この中に、美里と吾郎を殺した人間がいるかもしれない…!?話し合いが進むにつれて、住民たちはお互いに疑心暗鬼になるばかり。住民会の後、菜奈は、ある人物から“赤池里美”の名前を書いたと告白される。一方、翔太は交換殺人ゲームのことを黙っていた菜奈の苦悩を想像し、どうしたら彼女を助けてあげられるかと考えていた。
ある日、菜奈は早苗に誘われ、翔太とともに3人で食事をすることに。遅れてやってきた翔太についてきていたのは、住民会に出ていない木下(山田真歩)、西村(和田聰宏)、江藤(小池亮介)。木下は、交換殺人ゲームについて菜奈と早苗に問いただす。菜奈は、翔太もゲームのことを知っていたことに驚いて…。隠し事をしていた菜奈と、それを知りながら黙っていた翔太。さらに、菜奈がこっそり朝男(野間口徹)と会っているところを目撃する翔太。菜奈と翔太の関係に、ついに亀裂が――!?さらに、新たな犠牲者が…!!
第6話 俳優の特田吉彦が殺害され、久住(袴田吉彦)は責任を感じていた。久住が交換殺人ゲームで引いた紙に書かれていた名前は“細川朝男”。ゲームのルールに従えば、久住が朝男(野聞口徹)を殺す番だ。菜奈(原田知世)は久住に、“細川朝男”と書いたのは自分だと告げ「殺さないでください。もし誰かに脅されたら相談してください」と頼む。菜奈は翔太(田中圭)に、自分が交換殺人ゲームで朝男の名を書いて、それを久住が引いたことを説明。さらに、朝男との本当の開係を打ち明ける。その事実を聞かされた翔太は…!?
一方、久住は“あなたの番です”と書かれた紙を受け取るが…。赤池夫妻殺害事件を捜査する神谷(浅香航大)と水城(皆川猿時)は、事件当時のアリバイがない浮田(田中要次)を疑い始めていた。102号室の児嶋佳世(片岡礼子)は、夫・俊明(坪倉由幸)との開係が冷え切り、追い話められていた。寂しさのあまり、マンション内の子供たちを見つけては、日分の子のようにかまおうとする佳世。彼女の異常な行動に、住民たちも困惑。向かいに住む石崎家の文代(田村海優) と一男(大野琉功)を見かけた佳世は、強引に連れて行こうとして、洋子(三倉佳奈)たちとトラブルに。
菜奈、翔太、早苗(木村多江)、黒島(西野七瀬)、久住は、ゲーム参加者が書いた名前を引いた紙に書かれた名前をお互いに把握しておいた方がいいと考える。菜奈たちは、ゲームで書いた名前と引いた紙に書かれた名前を教え合うために臨時の住民会を開催。そこで新たな事実が判明する!
連鎖する殺人を止めようと動き出した菜奈と翔太。しかし、2人の思いとは裏腹に、 またしても犠牲者が出てしまう…!
第7話 102号室の佳世(片岡礼子)が殺され、佳世の夫・俊明(坪倉由幸)のゴルフバッグの中から足だけが発見された。俊明は、警察から疑いをかけられる。その頃、菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)は、佳世の名を書いた304号室の澄香(真飛聖)と警察に届けるべきか話し合っていた。自分が佳世殺害の容疑者になるかもしれないと恐れる澄香。翔太は、“交換殺人ゲーム”のことを警察に話そうと、菜奈と澄香を説得する。警察へ向かおうとしたところに、402号室の正志(阪田マサノブ)が神谷(浅香航大)を連れてやってくる。警察官の正志は、妻の早苗(木村多江)からゲームのことを聞いていて、神谷なら事情を考慮して捜査してくれるという。菜奈たちは、神谷に捜査を任せることに。
佳世の遺体は、足以外の部分がまだ発見されていなかった。神谷の調べによると、佳世の足の入ったゴルフバッグを俊明の会社に送ったのは若い男だという。マンションの住民の中で若い男に該当するのは、201号室の柿沼(中尾暢樹)と、404号室の江藤(小池亮介)だが…。
“あなたの番です”と書かれた脅迫状を受け取った久住(袴田吉彦)はその後、何者かによる脅迫が続き、悩んでいた。彼は、同じく書いた人物・赤池美里が殺された浮田(田中要次)に相談。2人は、お互いに脅迫状が届いていることを確認する。しかも、その筆跡は同じに見えて…。どうしていいか分からないと動揺する久住に、浮田は「何もするな」と釘を刺す。浮田は昔の知人・西尾(三上市朗)を訪ねて、ある事情から妹尾(大友花恋)と会ってほしいと頼んでいた。
翔太は朝男(野間口徹)の命を守るため、彼がジムから家に帰るまで送っていくように。菜奈を愛する翔太の熱意に圧倒される朝男。翔太は菜奈に、朝男と3人で話し合おうと提案する。菜奈も、けじめをつける決心をするのだった。一方、久住に対する脅迫はエスカレート。浮田と約束したものの、久住はますます追い詰められていく。そんな中、浮田は久住に、自分が書いた“赤池美里”の紙を引いた人物に当たりがついていることを打ち明け、核心に迫るため行動を起こすが…。果たして、このマンションの周辺で何が起こっているのか?今回も新たな犠牲者が出てしまう…!!
第8話 菜奈(原田知世)は、久住(袴田吉彦)と朝男(野間口徹)が倉庫のエレベーターから転落した事故について、刑事の神谷(浅香航大)と水城(皆川猿時)から取り調べを受ける。水城は、菜奈が朝男の殺害を依頼した証拠を握っていると言い、菜奈を厳しく追及。菜奈は、無実を主張するために“交換殺人ゲーム”のことを話そうとする。しかし、神谷は菜奈に視線を送り、それを制して…。
取り調べを終えて警察を出た菜奈は、神谷から呼び止められて話をすることに。神谷は、交換殺人の話は他の刑事に黙って一人で捜査しているという。それを聞いた菜奈は、きちんと捜査してもらうために自分が他の刑事に相談するというが、神谷は菜奈に、ある事実をつかんでいると打ち明け、交換殺人の件は他の刑事に話さないでほしいと再度頼むのだった。菜奈がマンションに戻ってくると、澄香(真飛聖)と洋子(三倉佳奈)がもめていた。澄香が引っ越ししようとトラックに荷物を積み込もうとしているところを、洋子が止めていたのだ。自分だけ逃げる気なのかと澄香を責める洋子。今度は自分が殺されるかもしれないとパニック状態の洋子は「私、殺されるの!この人のせいで!」と菜奈につかみかかる…!
疲れ果てて帰宅した菜奈を、翔太(田中圭)が抱きしめる。菜奈の苦悩を受け止めようとする翔太だが、菜奈は翔太に相談する元気すらなくなっていた。菜奈のために真相を突き止めようと、改めて決意する翔太。彼は、103号室の田宮(生瀬勝久)を訪ねる。すると、田宮と妻の君子(長野里美)が言い争っていた。翔太は田宮に懇願し、彼が書いた名前と引いた紙に書かれていた名前を聞き出すことに成功。
翔太は菜奈、早苗(木村多江)、黒島(西野七瀬)を集めて、自分が考えた推理を語る。浮田(田中要次)を殺した可能性がある人物として、4人の住民の名を挙げる翔太。その中には、意外な人物まで入っていて…。菜奈と翔太は次の殺人を止めるべく動くが、またしても犠牲者が…!果たして、殺されるのは誰なのか―――!?
第9話 田宮(生瀬勝久)が“交換殺人ゲーム”で名前を書いた甲野(鈴木勝大)が殺された。田宮の書いた紙を引いたのは、菜奈(原田知世)。菜奈の代わりに誰かが甲野を殺したのか、そもそも交換殺人ではないのでは――?
菜奈は翔太(田中圭)に、引っ越ししようと提案。ゲームを止めようとしたが、朝男(野間口徹)や浮田(田中要次)のことも助けられなかったからだ。しかも、木下(山田真歩)に見せられた『302号室の人』と書かれた紙で、菜奈と翔太、どちらかがターゲットになる可能性もゼロではない。
そんな中、単独で捜査しているという刑事の神谷(浅香航大)と話すうち、2人は早苗(木村多江)が誰かを殺しているかもしれないと考えざるを得なくなる。信頼していた人まで疑わなくてはならず、気持ちが沈む2人。翔太は、犯人捜ししていることをアピールすれば次の殺人の抑止力になると言い出し、菜奈が心配して止めるのも聞かず、マンションの住民を訪ねて話を聞いていく。
一方、甲野の死を知った田宮は、彼の葬儀へ向かう。田宮は、甲野の同僚たちの間で自分が甲野を殺した犯人だと噂されていることを知りショックで…。そんな中、住民会が開かれる。集まったのは菜奈の他、洋子(三倉佳奈)、黒島(西野七瀬)、シンイー(金澤美穂)、西村(和田聰宏)、尾野(奈緒)、木下、早苗、藤井(片桐仁)、江藤(小池亮介)。一同の間では、交換殺人ゲームをなかったことにする空気が流れ、戸惑う菜奈たち。住民会終了後、菜奈は木下から、情報交換しようと持ちかけられる。木下は早苗に関する重要な情報を持っていると言い…。マンション内は、落ち着きを取り戻したように見えた。しかし、推理モードの翔太が、犯人の行動を分析していると、思わぬ手がかりをつかんでしまう。そのことで、ある住民の驚くべき秘密が明らかになり――!?
第10話 402号室の隠し部屋で拘束された黒島(西野七瀬)を見つけた翔太(田中圭)。彼は、早苗(木村多江)に倒された勢いで頭を打って意識を失い、黒島とともに監禁される。隠し部屋には、見知らぬ少年(荒木飛羽)がいた。翔太と黒島は、その少年と早苗、正志(阪田マサノブ)の秘密を知る…。
菜奈(原田知世)は翔太が勤めるスポーツジムから、翔太が無断欠勤しているという連絡を受ける。翔太を捜し始めた菜奈は、前夜に翔太が強引に侵入したという402号室を訪ねる。菜奈から翔太の行方を聞かれた早苗は、何食わぬ顔で一緒に翔太を捜すと言う。
通勤ルートをたどっても、翔太は見つからない。402号室の中が気になる菜奈は、早苗の部屋で相談したいと頼むが、早苗は警察に相談することを勧め、菜奈を正志が勤める警察署に連れていく。正志は菜奈に、普通に捜索を頼んでも受理してもらえないから、自分が上層部につなげると言う。菜奈は言われるがまま、書類に記入して正志に託す。しかし正志は、菜奈から預かった捜索願を破棄してしまい…。
菜奈は、神谷(浅香航大)にも助けを求めて連絡する。神谷は、菜奈に会いに行くと約束するが…。翔太がいなくなったのは、これまでの事件の犯人を突き止める証拠を握ったからなのかもしれない。そう考えた菜奈は、改めて推理する。考えをめぐらせるうち、菜奈は藤井(片桐仁)が交換殺人ゲームで名前を書いた医師・山際を殺した犯人が誰なのか、ある人物に行きあたる――!

特別編

菜奈(原田知世)の葬儀を終えて、茫然自失の翔太(田中圭)。そんな中、刑事の神谷(浅香航大)と水城(皆川猿時)がマンションを訪れる。2人と顔を合わせた翔太は、菜奈を殺した犯人を一刻も早く捕まえてほしいという強い思いを伝える。水城は憔悴した翔太に同情するが、神谷は冷淡だった。神谷は、翔太がマンションをめぐる一連の連続殺人の首謀者である可能性を探ると言う。
ひとりきりの部屋で菜奈を思い出し、寂しくて仕方ない翔太。彼はふと、菜奈が仕事で使っていたパソコンに電源が入っていることに気付く。翔太がパソコンに触れると、菜奈が遺した日記アプリが見つかる。日記には、1年前に菜奈が翔太と出会った日のことから綴られていた――。
2018年6月。カフェで江戸川乱歩の推理小説を読んでいた菜奈は、見知らぬ青年から声を掛けられる。それが、翔太だった。その小説のオチをあっさり話してしまう翔太にあきれる菜奈。その後、2人は偶然の再会を果たし、ミステリー好きという共通の趣味で距離を縮めていく。菜奈の笑顔に一目ぼれした翔太は、菜奈に猛アタックを始める。まっすぐ好意を寄せてくる翔太に戸惑いつつ、菜奈も好意を感じるように。菜奈の日記には、結婚に至るまでの2人だけの思い出が詰まっていた――。
一方、神谷と水城は、管理人の床島(竹中直人)から始まった不審な死についての捜査資料を見直していく。翔太は犯人ではないと考える水城に対し、翔太が犯人の可能性はあると主張する神谷。2人の意見は対立する。翔太は時が経つのも忘れて、菜奈の日記を読み続ける。すると、パソコンに1通のメールが届き…。

第11話~第20話【反撃編】 各話エピソード

第11話 菜奈(原田知世)を襲って逮捕された早苗(木村多江)は“ミキサー主夫”として世間の注目の的となり、山際の殺害も早苗と正志(阪田マサノブ)の犯行という疑いが強まる。神谷(浅香航大)と水城(皆川猿時)が取り調べするも、早苗は完全黙秘。監禁容疑で逮捕された正志も、黙秘を続け、「お互い何もしゃべらずにいよう」と暗に神谷をけん制する。
翔太(田中圭)は、菜奈の最後の姿を映した動画のことを警察に通報。神谷と水城は、302号室にサイバー班を連れてくる。サイバー班が菜奈のパソコンを解析するものの、動画はすでに削除されている上に巧妙な経路で送られたらしく、投稿者は特定できない。翔太は、警察の捜査が進まないことにいら立ち、思わず水城につかみかかってしまう――。
尾野(奈緒)と顔を合わせた翔太は、これから住民会が行われると聞き、出席する。出席者は翔太と尾野の他、田宮(生瀬勝久)、洋子(三倉佳奈)、西村(和田聰宏)、木下(山田真歩)、藤井(片桐仁)、江藤(小池亮介)。この中に菜奈を殺害した犯人が…?と住民たちを観察する翔太。まずは、早苗の代わりの住民会会長を決めることに。話し合いが難航する中、西村が立候補して新会長に決まる。すると、管理人の蓮田(前原滉)が304号室に引っ越してきた住民・二階堂(横浜流星)を連れてくる。二階堂は、人工知能・AIを研究する大学院生だった。二階堂の自己紹介をきっかけに、人工知能が凶悪事件の殺人のプロファイリングに使われるという話になり、住民たちの間に微妙な空気が流れる…。
一方、黒島(西野七瀬)は、早苗と正志の息子・総一(荒木飛羽)を近くの公園で見かける。総一は施設から戻り、叔母のサンダーソン正子(池津祥子)と402号室で新生活を始めている。黒島は慣れない“普通の生活”に戸惑う総一に優しく接する。そんな2人を、何者かが見ていた…。翔太は菜奈を殺した犯人は住民のうちの誰なのかを推理する。「犯人を見つけたとして、迷わず復讐できるかな」と自問自答する翔太。そして彼は、304号室を訪ね…。
第12話 木下(山田真歩)の部屋に踏み込んだ翔太(田中圭)と黒島(西野七瀬)、二階堂(横浜流星)たち。部屋中埋め尽くされた事件の資料や凶器、薬品、人体解剖図…。木下の正体とその目的とは一体…!?
翔太は木下が集めたマンションの住民のゴミを、半ば強引に持ち出して調べ始める。各部屋のゴミから、複数の交換殺人ゲームの紙をはじめ、怪しい証拠品が次々と出てくる。二階堂がそのデータをパソコンに入力していく。調べていくうちに黒崎のゴミから香典袋が見つかり、翔太は黒島に疑念を抱く。
警察の捜査により、402号室で押収されたバスタオルから山際のDNAと、山際とは別のDNAが検出される。奇妙なことに、そのDNAは早苗(木村多江)の他、榎本家の誰とも一致しなかった。菜奈(原田知世)が殺害される前の行動が少しずつ分かってくる。携帯電話はまだ見つかっていないものの、発信履歴の確認が取れる。菜奈が神谷に連絡していたことから、神谷は警察署内で危うい立場に追いやられる。また、最後の発信履歴は意外な場所で…!?翔太は二階堂とともに、黒島のいる202号室へ。推理のたびに202号室を使うのは申し訳ないと、翔太はこれまでの推理をまとめたボードを202号室から302号室に移すことに。翔太たちがボードを運び出していると、203号室からシンイー(金澤美穂)が出てくる。ボードに書かれた推理の内容を目にしたシンイーはすぐ部屋に戻り、同居人のクオン(井阪郁巳)、イクバル(バルビー)話し合う。シンイーは、自分たちの秘密を翔太たちにかぎつけられるのではないかと不安になっていた。
翔太は、再び二階堂のために鍋を作って304号室を訪ねる。菜奈を殺した犯人を捕まえるには、一刻も早く二階堂にAIを完成させてもらわなくてはならない。「他人の手料理は苦手」と断る二階堂に翔太は、犯人を捕まえるまで毎日、二階堂のために料理を作ると大まじめに告げるのだった。二階堂から、もっと菜奈の情報が欲しいと言われた翔太が、部屋に戻ると、玄関に見慣れない靴が…。なぜか尾野(奈緒)が菜奈の書斎にいた。なぜ尾野が部屋に…!?
第13話 袴田吉彦(袴田吉彦)殺害容疑で指名手配されているイクバルたちが翔太(田中圭)を襲ったことで、警察に捕まると悟ったシンイ―(金澤美穂)は、不法滞在中の恋人・クオン(井阪郁巳)を逃がす。
一方、マンションでは臨時の住民会が開かれる。出席者は、翔太、田宮(生瀬勝久)、洋子(三倉佳奈)、柿沼(中尾暢樹)、黒島(西野七瀬)、西村(和田聰宏)、尾野(奈緒)、二階堂(横浜流星)、木下(山田真歩)、江藤(小池亮介)。毎年、夏まつりにはマンション住民で出店を出すのが恒例となっていたが、住民たちの意見は分かれる。
そこに管理人の蓮田(前原滉)が502号室に引っ越してきた南(山田哲司)を連れて現れ、住民たちに紹介する。赤池美里(峯村リエ)と吾郎(徳井優)が殺された部屋にわざわざ住もうとする南を不審に思う住民たち。南は、不躾に住民たちから事件の話を聞こうとする。まるで事件を探るような南の態度に、住民たちはさらに警戒を強める――。二階堂は翔太と推理をすすめるうち、黒島に気になる点があると言い出す。鋭いようで大いに的外れな推理を展開する二階堂に、翔太は的確な答えを出すが…。そんな中、新たな証拠がほしい翔太は、田宮が出演する芝居を観に行く。終演後、彼は田宮に声をかけ、マンション内に設置していた監視カメラの映像を見せてほしいと頼む。しかし田宮は、カメラには何も映っていなかったと言って断る。
翔太が交換殺人ゲームの話を警察にしたことから、ブータン料理店店長・タナカマサオを殺害した容疑をかけられた藤井(片桐仁)は、神谷(浅香航大)と水城(皆川猿時)の取調べを受ける。水城は、交換殺人ゲームで医師の山際の名前を書き、早苗(木村多江)に脅迫されてタナカを殺害した後、シンイーを脅迫したのではないかと尋ねるが、藤井は容疑を否認。神谷は、早苗が住む402号室で見つかったバスタオルから検出されたDNAと照合するため、藤井にDNAの採取を求める。藤井は観念して、すべてを告白しようとするが…。
第14話 幸子(大方斐紗子)が言った「あの子」とは赤池夫妻殺害犯のことなのか…?それは一体誰なのか……?考える翔太(田中圭)のもとに、久住(袴田吉彦)が目覚めたという連絡が入る。急いで病室に向かった翔太だが、久住の様子は以前と変わっていて…。
町内の夏祭りの出店について話し合う住民会が開かれる。出席者は翔太、俊明(坪倉由幸)、田宮(生瀬勝久)、洋子(三倉佳奈)、柿沼(中尾暢樹)、黒島(西野七瀬)、シンイー(金澤美穂)、西村(和田聰宏)、尾野(奈緒)、二階堂(横浜流星)、木下(山田真歩)、藤井(片桐仁)、江藤(小池亮介)、南(田中哲司)。尾野の案が採用され、オーガニック焼きとうもろこしの店をやることに決まる。
一方、早苗(木村多江)は、神谷(浅香航大)と水城(皆川猿時)の取調べで自供を始める。しかし、早苗の供述には矛盾があり、誰かをかばっているようだった。矛盾点を指摘されると、早苗はまた黙り込むのだった。住民会の最後に、翔太は、洋子の名が書かれた紙を一同に見せて、誰が引いたのかと尋ねる。水城に頼んで調べてもらったところ、その紙には発見者の木下以外に6人の指紋が残っていた。翔太は順に名前を挙げ、それぞれの反応を見るが…。二階堂のAI分析では、美里(峯村リエ)と吾郎(徳井優)、浮田(田中要次)、菜奈(原田知世)を殺害したのは同一人物で、交換殺人との関連は薄いという結果が出る。この4人を殺す動機を持つ人物はいないと思われ、快楽殺人の可能性が高まる。分析結果には、犯人の可能性が高い人物として意外な名前が挙がっていた――。
神谷と水城は、交換殺人ゲームについて澄香(真飛聖)に話を聞きに行く。近くでは、そら(田中レイ)が総一(荒木飛羽)と遊んでいた。総一の姿を見た神谷は、榎本夫妻に協力していたことをバラされるのではと動揺する。夏祭りの夜、新たな犠牲者が!?果たして狙われるのは誰なのか―――!?
第15話 翔太(田中圭)、二階堂(横浜流星)、南(田中哲司)は、総一(荒木飛羽)を捕まえ、そら(田中レイ)を保護する。そらは澄香(真飛聖)のもとに戻り、総一は警察に引き渡される。翔太たちは、現場に駆けつけた水城(皆川猿時)から、黒島(西野七瀬)が電車のホームから突き落とされたと聞いて…。
神谷(浅香航大)は水城から、懲罰会議にかけられるかもしれないと告げられる。正志(阪田マサノブ)の証言で神谷が賄賂を受け取っていたことが明らかになり、交換殺人ゲームについて知りながら黙っていたのも、神谷の立場を悪くしているという。神谷のために手柄を上げると息巻く水城をよそに、神谷は独自に調査を続け、思わぬ事実にたどり着く。一方、翔太は、早苗(木村多江)と正志の協力者である謎の声の主が神谷だと気付いて…。
二階堂のAIによる分析では。菜奈(原田知世)を殺した犯人は現時点で赤池夫妻(峯村リエ・徳井優)、浮田(田中要次)、そして佳世(片岡礼子)の4人も殺している可能性が高いという結果が出る。そして、その犯人像に近い人物として、ある住民の名前が挙がる――。
夏まつりでの出店で使った金の清算をするため、住民たちが集まる。出席者は翔太と二階堂の他、俊明(坪倉由幸)、洋子(三倉佳奈)、柿沼(中尾暢樹)、シンイー(金澤美穂)、西村(和田聰宏)、尾野(奈緒)、木下(山田真歩)、藤井(片桐仁)、江藤(小池亮介)、南。南は、黒島の話を持ち出して「知ってることがあるなら何でも言い合いましょう」と言い出す。南に焚き付けられ、お互い疑心暗鬼になる住民たち。彼らは事件に興味を持つ南に疑念を抱き、彼を問い詰める。すると南は、自分の正体を明らかにする――!
第16話 翔太(田中圭)は、公園のベンチで死んでいる神谷(浅香航大)を発見。アキレス腱を切られた上に全身にビスを打たれるという残酷な殺され方をしていたが、神谷はこれまでの被害者と同様、微笑んでいた。公園の防犯カメラには犯人の姿が映っていたものの、暗く、距離もあるため人物の特定はできない。警察の事情聴取を受けた翔太は、犯人が神谷から重要な情報を聞き出そうとして拷問したのではないかと話す。神谷の死に衝撃を受けた水城(皆川猿時)は、犯人への怒りを胸に事件解決を誓い、翔太と協力関係に。
翔太と二階堂(横浜流星)は、集まった情報をもとに話し合う。二階堂はもうすぐ退院できるという黒島(西野七瀬)から、彼女を駅のホームから突き落とした犯人の手がかりを聞いていた。事件の日、早川教授が彼女を呼び出したのは、ある人物の差し金のようで…。
警察では、捜査が進んでいた。黒島の元恋人・波止陽樹(水石亜飛夢)は5月に殺害されているが、犯人はまだ逮捕されていない。波止を殺した犯人と黒島を狙った犯人が同一人物ではないかという可能性が浮上する
。さらに、佐野(安藤政信)が食肉加工場に出入りしていたことと、彼の職業が判明する。しかし佐野は、現在行方不明になっていた。
二階堂は、翔太のアドバイスで、退院した黒島をデートに誘うことに。行き先は、ひまわり畑。2人は、理系独特の目線で、ひまわりを満喫し心を通わせる。そんな2人を、陰から黒島のストーカー・内山達生(大内田悠平)が見ていた。一体彼は何者なのか…?新事実が次々と判明し、連続殺人の犯人としてある人物が急浮上!!果たして、それは誰なのか…!?
第17話 翔太(田中圭)、二階堂(横浜流星)、水城(皆川猿時)が内山(大内田悠平)の部屋に入ろうとドアを開けると、仕掛けられた装置が作動して内山の胸にダーツの矢が突き刺さった。まもなく内山は絶命。その瞬間、彼の脇に置かれたパソコンから動画が流れる。動画の中で内山が不気味に語り始める。衝撃的な内容に、言葉を失う翔太たち――。
内山の告白により、一連の事件の真相が明らかになったかと思われた。しかし、翔太はこれで事件が解決したわけではないと直感していた。翔太と二階堂は南(田中哲司)を訪ね、内山のアパート近くにいた理由について問い詰める。南は、「ただのネタ探し」だと答えるが何かを隠しているようだった。翔太は、南に別の目的があると察する。
内山の動画には嘘があると考えた翔太は二階堂とともに、動画を検証していくことに。翔太は、マンションを出て劇団の稽古場で寝泊まりしている田宮(生瀬勝久)に会いに行く。田宮に血のついた名札を届けたのはやはり内山のようだが、その目的は…。そんな中、翔太のもとに神谷(浅香航大)から送られた封筒が届く。封筒の中には、メモとコインロッカーの鍵が入っていた。神谷は、万が一の事態に備えて翔太に手がかりを託していたのだ。
臨時の住民会が開かれ、翔太、二階堂、俊明(坪倉由幸)、洋子(三倉佳奈)、あいり(大友花恋)、黒島(西野七瀬)、シンイー(金澤美穂)、西村(和田聰宏)、尾野(奈緒)、木下(山田真歩)、藤井(片桐仁)、江藤(小池亮介)、南が出席。翔太は住民たちに、内山の件で判明した事実を報告する。責められる黒島やゲーム参加者たち…。そして、ついに住民の中に潜む危険人物が暴走し始める…!
第18話 田宮(生瀬勝久)を襲い、南(田中哲司)は5年前に起こった少女殺害事件の犯人だろうと問い詰める。南は翔太(田中圭)に、502号室に引っ越してきた本当の理由を告白。果たして、5年前の高知とこのマンションで起こった一連の事件をつなぐものとは?田宮は連続殺人犯なのか…!?翔太と南は、お互いに持っている情報を交換することに。
そんな中、黒島(西野七瀬)が302号室を訪れる。黒島は翔太に、前日から二階堂(横浜流星)と連絡が取れなくなったと訴える。その時、尾野(奈緒)が301号室から出てくる。尾野は、二階堂の服を着ていた。彼女は、翔太と黒島を自分の部屋に招き入れて――。
一方、久住(袴田吉彦)は、西村(和田聰宏)、あいり(大友花恋)、柿沼(中尾暢樹)に「記憶を取り戻せ」と詰め寄られる。その様子を見た佐野(安藤政信)は、なぜか嬉しそうで…。翔太は、内山(大内田悠平)の動画を見返しているうち、その中で薄く聞こえている音楽が、夕方5時のチャイムであると気づく。水城(皆川猿時)とともに、そのチャイムの音が聞こえる範囲をもとに推測すると、動画を撮られた場所が絞り込まれてきて…。二階堂は尾野の「菜奈(原田知世)を殺したのは黒島」という言葉が気になりつつも、動画の中の違和感を確かめようと単独行動を始める。二階堂に避けられていると不安になる黒島…。
翔太は水城から、菜奈が最後に電話をかけた場所が藤井(片桐仁)の勤める病院のナースステーションだったと知らされる。翔太は、藤井と桜木(筧美和子)に話を聞こうと、403号室に向かうが…!?進む二階堂のAI分析、佐野と久住の関係、明らかになる事実とともに、浮かび上がる犯人像とは…!?
第19話 二階堂(横浜流星)の作ったAIの分析で、黒島(西野七瀬)が犯人の可能性が高いという結果が出る。翔太(田中圭)は、ゲームの参加者でもある黒島には犯人の条件が揃っていると主張する。二階堂は黒島をかばう。黒島への疑惑をめぐり、翔太と二階堂は、険悪な雰囲気に。
そんな中、翔太たちは水城(皆川猿時)から、田宮(生瀬勝久)が人を殺したと自首してきたことを知らされる。田宮は水城の取調べで、自分が犯した殺人の詳細を語り始める。翔太と二階堂は、南(田中哲司)が元刑事から提供された尾野(奈緒)に関する資料を見せられる。そこには、尾野の疑惑を深める内容が記されていた。翔太と二階堂は、意外な事実が判明した尾野に話を聞くために301号室を訪ねるが尾野は不在。帰りを待っていると、303号室から蓮田(前原滉)が叫びながら飛び出してくる。翔太と二階堂は、303号室の中へ。するとキッチンに血まみれのある物が…!それは、交換殺人ゲームの重要な証拠のひとつで…。
まもなく、尾野が帰宅。翔太と二階堂が話を聞くと、尾野は、黒島が怪しいと主張。翔太の入院中、病院の廊下で黒島を見かけたことを話す。二階堂は「黒島が菜奈(原田知世)を殺した」と以前聞いていたにも関わらず黙っていたことが翔太にバレてしまう。さらに、翔太が内山(大内田悠平)との関係を問い詰めると、ハッキリ答えない尾野。さらに彼女は「交換殺人ゲームには参加していない」と言い出して…!?
罪を隠し続けてきた藤井(片桐仁)と桜木(筧美和子)、そして階段から突き落とされた久住(袴田吉彦)の運命は!?そして、パズルの裏からは、犯人を絞り込むある手がかりが…!!翔太と二階堂、南は、犯人をおびき出すある作戦を決行!そこに現れるのは、一体誰だ!?
第20話 二階堂(横浜流星)に締め落とされた翔太(田中圭)は、目を覚ます。翔太の両手両足は拘束され、腕に点滴の針が刺さっていた。翔太の隣には、同じように拘束されて腕に点滴の針が刺さった状態の黒島(西野七瀬)がいた。黒島が犯人と確信していた翔太は、想定外の状況に動揺する。点滴の袋の中身は菜奈殺害の薬物と同じ、塩化カリウムだった…!「私たち、殺されるんですか?」と不安そうな黒島と、混乱するばかりの翔太。2人の前に、二階堂が現れる――!
一方、水城(皆川猿時)は菜奈(原田知世)を殺した犯人を突き止めていた。犯人の猟奇性が、逮捕に踏み切るまでの証拠がつかめないでいた。そんな中、決定的な証拠が見つかり、水城は逮捕状を請求する。木下(山田真歩)は西村(和田聰宏)に、床島(竹中直人)殺害の件について聞かせてほしいと迫る。西村は木下に、床島が遺した管理人日誌を見せる。そこには、交換殺人ゲームのこと、そして書いた紙と引いた紙について書かれており、西村は、自分は殺していないと主張するが…!?
交換殺人ゲームの全貌が、ついに明らかに!!連続殺人犯は二階堂か!?黒島か?それとも…!?黒幕が語る驚愕の真相とは――!?最後の最後まで衝撃の連続!!見届けるのは…あなたの番です。