ゲーム・オブ・スローンズ
放送国 | アメリカ |
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第一章 | 全10話(2011年) |
第二章 | 全10話(2012年) |
第三章 | 全10話(2013年) |
第四章 | 全10話(2014年) |
第五章 | 全10話(2015年) |
第六章 | 全10話(2016年) |
第七章 | 全7話(2017年) |
最終章 | 全6話(2019年) |
Contents
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月額料金 | 500円(税抜) | 888円(税抜) | 933円(税抜) | 1,990円(税抜) |
無料期間 | 31日間 | 2週間 | 2週間 | 31日間 |
第一章 | ✖ | ✖ | 見放題 | ✖ |
第二章 | ✖ | ✖ | 見放題 | ✖ |
第三章 | ✖ | ✖ | 見放題 | ✖ |
第四章 | ✖ | ✖ | 見放題 | ✖ |
第五章 | ✖ | ✖ | 見放題 | ✖ |
第六章 | ✖ | ✖ | 見放題 | ✖ |
第七章 | ✖ | ✖ | 見放題 | ✖ |
最終章 | ✖ | ✖ | 見放題 | ✖ |
ぺんぺん
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Hulu
月額料金 | 933円(税抜) |
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無料期間 | 初回2週間無料 |
レンタル作品 | Huluストアで配信(2020年6月10日スタート) |
第一章:七王国戦記
第1話 冬来たる | 国王ロバート・バラシオンとその王妃サーセイ・バラシオンの一群が北部に位置する氷の大地、ウィンターフェルの領主であり旧友エダード(“ネッド”)・スターク公を訪ね、死亡したジョン・アリン公に代わる“王の手”(王の腹心であり、護衛隊長)の後任の申し出を行う。そんななか、エダードの妻キャトリンが王家の何者かがアリン公の殺害に関与しているという手掛かりを掴む。さらにまだ子供の次男ブランがある衝撃的な事実を目撃し、口封じのため、塔から突き落とされてしまう。 一方、狭い海(ナロー・シー)の向こうに広がるエッソスでは追放されたヴィセーリス・ターガリエンが“鉄の玉座”奪還をねらい、妹のデナーリスを軍事力のある野蛮なドスラク人部族の王カール・ドロゴと政略結婚させて新たな同盟関係を結ぼうとしていた。 |
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第2話 王の道 | 塔から突き落とされたブランはまだ生死の境を彷徨っていた。息子の看病にあたるキャトリンをウィンターフェルに残し、新たに“王の手”(王の腹心であり、護衛隊長)に就任したエダードは娘のサンサとアリアを連れて王都キングズ・ランディングへ向かう。そんな中、ブランが何者かによって命を狙われる。エダードの落とし子、ジョン・スノウは凶暴な“異形(ジ・アザー)”や野蛮な“野人”たちからウェスタロスを守るために設けられた“壁”を守る“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”になるため、ウィンターフェルを離れて北を目指す。ラニスター家の次男で“小鬼(インプ)“と呼ばれるティリオン・ラニスターは一家と共に南へ戻る代わりにジョンと共に“壁”へと向かう。ヴィセーリスが玉座の奪還を狙う一方、デナーリスは新たに夫となったドロゴと心を通わせる術を求めていた。 |
第3話 冥夜の守人 | 王都キングズ・ランディングに到着したエダードは七王国の小評議会に召集されウェスタロスの国政が危機的状況に陥っていることを知る。キャトリンは夫に警告をするため秘密裏に王都へ向かう決意をするが、小評議会のメンバーで旧友でもあるピーター・“リトルフィンガー”・ベイリッシュに邪魔されてしまう。“壁”ではジョンが血統になど無関心な身分の低い新兵たちと訓練を続ける日々に苦心していた。同じく“壁”を訪れていたティリオンは“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”の総帥ジオー・モーモントから王と王妃にあてて増え続ける敵に対抗するための兵力強化を嘆願される。意識が戻ったブランは塔の上から突き落とされた時の記憶を失っていた。一方、政略結婚でドスラク人部族の女王となったデナーリスは今やヴィセーリスに立ち向かいはじめたドロゴ王をしっかりと手の中に収めていた。 |
第4話 壊れたものたち | |
第5話 狼と獅子 | エダードは、前“王の手”のジョン・アリン公の不可解な死の真相を探っていた。ジョンは“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”の男たちから剣の稽古中めった打ちにされてしまった臆病で孤独な太った少年サムを見かねて守ってやることにする。エダードの娘サンサが未来の王妃になることを夢見る一方、活発なアリアは姉とは全く違う未来を思い描いていた。一方、ブランを突き落とした犯人として無罪の罪でティリオンが捕えられてしまう。 狭い海の向こうでは、苛立ちを募らせるヴィセーリスが女王として権力を得るようになった妹デナーリスと衝突する。 |
第6話 黄金の冠 | ロバート王が狩猟に出ている間、代わりに“鉄の玉座”に座り執政を行うエダードはジョン・アリン公が残した秘密を知るのだった。一方、独房に入れられたティリオンは、牢番に“罪を懺悔(ざんげ)する”という伝言をライサに届けてくれと頼むのだった。 そんななか、ターガリエン家ドラスク人部族のドロゴが協力を拒んだことで妹のデナーリスを脅迫したヴィセーリスは、ある無念の報いを受けることに。 |
第7話 勝つか死ぬか | エダードがジョン・アリン公の死の真相をめぐって王妃サーセイと対峙する一方、ロバート王が狩猟で瀕死の重傷を負ってしまい、図らずも後継者指名の準備に入ることになる。ロバート王は後継者が成人になるまでエダードを“鉄の玉座”の摂政役に任命する。エダードは王の遺志をサーセイとジョフリー(ロバートの長男)、そして小評議会の人々に伝える。エダードはラニスター家を玉座から排除するため、ベイリッシュに“王都の守人(シティ・ウォッチ)”の協力を依頼。エダードは長男ジョフリーがロバート王の子ではなく王妃サーセイとその双子の弟ジェイミーとの近親相姦で生まれた子供で、正当な後継者はスタニス・バラシオン(ロバートの弟)だと明らかにするのだった。しかしベイリッシュと“王都の守人(シティ・ウォッチ)”はエダードを裏切り、彼は捕らえられ、部下は皆殺しにされてしまう。一方、訓練を終えたジョン・スノウは“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”の誓約をする。 ロバート王の命によりデナーリスが危うく毒殺されそうになったことで、ドラスク人部族のドロゴは兵士たちを集めてウェスタロス侵攻を決意し、生まれてくる子供のため七国王を制覇し“鉄の玉座”を取り戻すと誓う。 |
第8話 進軍 | ロバート王の死後、ラニスター家によるスターク家への迫害が始まる。スターク家ではエダードの長男ロブが戦に備えて旗主たちを招集する。娘サンサは父親への恩赦を懇願する。そして、サーセイ王妃はサンサにキャトリンとロブが新王ジョフリーに忠誠を誓うよう手紙を書けと迫る。だが、サンサの手紙を読んだロブは、軍を整え、南へ進軍するのだった。謀反人の烙印を押され、地下牢に収監されたエダードは、予期せず小評議会のヴァリスと手を組むことになる。 ジョンと“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”は“壁”の外にいる古の悪と対峙する。 “狭い海(ナロー・シー)”の向こうではドロゴの軍勢が七王国へ向かっていた。 |
第9話 ベイラー大聖堂 | スターク家とラニスター家による初めての戦いの準備が進む中、“小鬼(インプ)”ティリオンは山の民の仲間を率いて戦いに臨む。一方、エダードの長男ロブと妻キャトリンは老獪なウォルダー・フレイ公とある取引をする。 ドスラク人部族の女王デナーリスは怪我の悪化から瀕死の状態に陥ったドロゴの命を魔女の血の魔術を使ってどうにか救おうとする。 “壁”ではメイスター・エイモンが自らドラゴンの血を引くターガリエン家の血縁者であることを、ウェスタロスの不穏な空気に気を揉むジョンに打ち明ける。 小評議会の宦官ヴァリスが地下牢に幽閉されたエダードのもとを訪れ、エダードに虚偽の自白をし、新王ジョフリーにかしずくよう忠告する。娘たちの命を救うためエダードは陰謀を認める虚偽の告白を行うことを決め、ジョフリーを“鉄の玉座”の正当な後継者と認めて忠誠を誓う。しかしジョフリーは無慈悲にエダードの処刑を命じてサンサを凍りつかせる。 |
第10話 炎と血 | エダード処刑の知らせはたちどころに七王国の行く末を案じる人々の間に広がり、スターク家の人々たちに激震をもたらす。スターク家の人々は七王国から離脱し、エダード亡き後の今、長男ロブを“北の王”とし戦うことを決意した。 スターク家の捕虜となったジェイミーと亡きロバート王の弟はそれぞれジョフリーの玉座に異議を申し立てる一方、タイウィン・ラニスターは息子のティリオンを“王の手”としてジョフリーと王妃サーセイの地位を確固たるものにしようとする。ジョンはエダードの復讐を果たすために“壁”から脱走しようとするが、仲間の説得で押し留まる。そして“壁”の外にいる強大な敵を探す遠征へと赴くのだった。 デナーリスは死産となった息子と魔女の裏切りの魔法によって植物状態にされてしまったドロゴに悲嘆する。そして憐れみからドロゴを自らの手で窒息死させると、魔女を道連れに火葬を執り行う。ドロゴの亡骸の横にドラゴンの卵を並べたデナーリスが燃え盛る炎の中に入っていくと、炎は一段と高く立ち上っていく。翌朝、燃えさしの中から生まれたばかりのドラゴンを従えたデナーリスが姿を現すのだった。 |
第二章:王国の激突
第1話 王の乱立 | ロブはラニスター家打倒を目指し、ジェイミーを捕虜にしたまま進軍。新旧の反対勢力から新王ジョフリーの地位を守るため、ティリオンが王都キングズ・ランディングにやってくる。ドラゴンストーン城では、前王の弟スタニスが王位継承権を主張。一方、ナロー・シーの向こうでは、孵化したばかりの3頭のドラゴンを連れたデナーリスの一行も王位奪還を目指し、共に戦う同志と飲み水や食料を求め、赤い荒野をさまよっていた。そんな中、ジョンと“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”は“壁”を越え、厳しい極北の地を進んでゆく。そんな中、野人の南部進軍の噂を耳にする。 |
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第2話 粛清 | 母サーセイと叔父ジェイミーの不貞の噂を聞いたジョフリーは、母への腹いせに父ロバートの落とし子を片っ端から始末させる指令を出し、追っ手は“壁”を目指す“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”の新兵一行とアリアの元にも迫る。王都で起こった血の粛清を受け、ティリオンはある臣下を追放することで太后サーセイを牽制する。一方、偵察として行かせた騎士の戻りを待つデナーリスに衝撃的な出来事が待ちうけていた。そんな中、シオンは戦いに船を必要としているロブを助けるため、9年ぶりに鉄(くろがね)諸島の父を訪ねる。 王都襲撃の作戦を練るスタニスは、信仰する“光の王”の女祭司メリサンドルに息子を与えると言われ…。 |
第3話 鉄の決意 | “赤の王城(レッド・キープ)”で王都の運営方針をめぐりサーセイと衝突するティリオンは、小評議会の中に潜む彼女のスパイを暴く手段として、3名の小評議会参議にそれぞれ違う内容で、ある政略結婚の話を聞かせる。キャトリンは同盟を結ぶためレンリー王や新妻で妃のマージェリー、そしてお妃の兄ロラスのもとを訪ね、共通の敵ラニスター打倒の同盟を結ぼうと持ちかけるが、レンリー王らには別の考えがあった。一方、ウィンターフェルに残されたブランは、依然、予知夢に悩まされていた。ある夢を見たブランはルーウィンにその夢の解釈を求める。ロブを助けるために船を調達しようと父と姉に再会したシオンだったが、父に認めてもらうため、ある決断を下す…。 |
第4話 光と影 | 新王ジョフリーはロブの軍に惨敗したことに腹を立てサンサを痛めつけるよう命じる。一方、キャトリンはスタニスとレンリーに互いの確執を忘れ共にラニスター家に対抗しようと説く。一方、水も食糧も尽き、途方に暮れたデナーリス一行は、商業で栄えた大都市クァースという町の門を叩く。そんな中、ラニスター家の部下に捕らわれたアリアとジェンドリーが“ハレンの巨城(ハレンホール)”に連れてこられる。2人の運命は“マウンテン”ことグレガー・クレゲインの手の中にあった。アリアはタイウィンの酌取りを命じられる。キャトリンを訪ねたリトルフィンガーは、娘と引き換えにジェイミーを解放しないかと提案。共に王座を狙うバラシオン家のスタニスとレンリーは互いに宣戦布告。その晩、スタニスの側近メリサンドルの身に異変が起こる。 |
第5話 ハレンの巨城 | ある人物の死により、バラシオン家の内部抗争に終止符が打たれる。ある夜キャトリンがレンリーを説得していると、何者かが彼を襲撃。キャトリンは野営地を去り、リトルフィンガーはある行動を起こす。“十三人組”の一人を味方につけ何とかクァースの門をくぐったデナーリスたちは謎めいた住人の歓迎を受ける。そんな中、ティリオンは新王ジョフリーが謎の兵器を使ってキングズ・ランディングを守る計画を立てていることを知る。タイウィンの酌取りとなり、彼らの戦術会議に耳をそばだてる日々を送るアリアは、以前助けた凶悪犯ジャクェンからある申し出を受ける。一方、壁の北側ではジョンと“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”は“最初の人々”と呼ばれる古代の砦にたどり着く。 |
第6話 古今の神々 | ロブがタリサに惹かれ始めた矢先、シオンがウィンターフェル城を急襲したとの知らせが入る。王都ではジョフリーへの不満が爆発した民衆が暴動を起こしていた。一方、クァース一の富豪を名乗る商人が結婚と引き換えに船を調達してやるとデナーリスに持ちかける。そんななか、アリアは身元を隠して給仕係として仕えるタイウィン公のもとに、ある思いがけない人物が訪ねてきたことで危機的な状況に陥ってしまう。壁の北側ではジョン・スノウが野人の女を捕らえる。 |
第7話 義なき男 | 留守の間に何者かに侍女らを殺されドラゴンも連れ去られてしまったデナーリスは、ドラゴンが“不死者の館”にいることを知る。シオンはウィンターフェ城にシオンはブランやリコンらの姿がない事に気づき、追っ手を放ち、近隣の村人を尋問する。捕虜の身から解放されたいジェイミーは、王都からの遣いで来た遠縁の従兄を利用することを思いつく。一方、壁の北側では、捕らえた若い野人の女イグリットを連行していたジョン・スノウが野人の縄張りに入ってしまう。 |
第8話 決戦前夜 | ウィンターフェル城にいるシオンのもとに姉のヤーラがやってくる。ヤーラはシオンに撤退を勧めるがシオンは城に留まると言い放つ。タイウィンがついに出陣することを知ったアリアは、ジャクェンに最後の願いを告げ、“ハレンの巨城(ハレンホール)”からの脱走を図る。一方、娘たちを取り戻すため、リトルフィンガーの提案に乗ったキャトリンが、ロブに黙ってジェイミーを解放する。ロブは自分に内緒で重大な事を進めた母キャトリンを責める。壁の北側で野人の集団に捕まったジョン・スノウがリーダーの元へ連行されている頃、スタニスの軍勢は刻一刻と王都へ向けて船隊を進めていた。 |
第9話 ブラックウォーターの戦い | スタニスの船隊は王都へ迫りつつあった。ティリオンは怯えるジョフリー王を前線に立たせる。パイセルは太后サーセイに、もしもの時を考え自決のための毒薬を渡す。そんななか、戦闘へ向かう新王ジョフリーはサンサを呼び、新しい剣にキスをしろと強要するのだった。そして、ついに戦いの火ぶたが切られ、迎え撃つティリオンとラニスター家は必死の攻防を強いられる。何十隻もの敵の戦艦に対し、ティリオンはある作戦によりたった一隻で迎撃する。敵軍の大破に成功したものの、スタニス率いる軍の一部は王都に上陸。ティリオンは怖気づいて退散したジョフリーに代わり兵隊を鼓舞して戦う。玉座の間に避難していたサーセイが運命を受け入れようとした瞬間、扉が破られ…。 |
第10話 勝者 | 戦闘で傷を負い意識を失ったティリオンだったが、目覚めると頭に包帯が巻かれた状態でベッドに寝かされていた。スタニスに勝利した新王ジョフリーは玉座のある謁見室で戦闘で功を立てた者を称え、祖父タイウィン公に国の統治を引き受けてほしいと“王の手”に任命。ラニスター軍と同盟を組み参戦したロラス・タイレルには、サンサとの婚約を破棄して彼の妹マージェリーを王妃にすると約束する。一方、ウィンターフェル城を占拠したシオンは北部軍に囲まれ、ルーウィンはシオンに降伏するよう進言する。孤立無援となったシオンの部下までも謀反を起こす。デナーリスが“不死者の館”でドラゴンを見つけた頃、“壁”には真の脅威が迫っていた…。 |
第三章:戦乱の嵐-前編-
第1話 新たな時代 | “ホワイト・ウォーカー”との新たなる闘いが幕を開ける。熾烈な戦闘のすえ、生き残った“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”たちは“壁”への帰還を決断し、南へ向かう。一方、ジョンは“壁の向こうの王”マンス・レイダーと対面を果たし、彼の信頼を得ることに成功する。キングズ・ランディングではティリオンが父親であるタイウィン公に戦功をあげた見返りを主張するが、タイウィン公の怒りを買ってしまう。サンサのもとに現れた“小指(リトルフィンガー)”は首都を離れる任務があればサンサを連れ出せるかもしれないと話す。一方、デナーリスは軍隊を築くため“奴隷商人湾”へ向かう。 |
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第2話 三つ目の鴉 | “壁”への旅を続けるブランたち一行は途中、ジョジェンとミーラのリード姉弟に出会う。一方、慎重に旅を進めるジェイミーとブライエニーだったが、通りかかった農夫に姿を見られてしまう。キングズ・ランディングでサンサはマージェリーに若き王ジョフリーに対する本当の胸の内を話し、率直に語りすぎたことで慌てた様子を見せる。シェイはティリオンに会い、ある頼みごとをする。そんななか、ハレンホールから逃げ出しリヴァーラン城を目指すアリア、ジェンドリー、ホット・パイは“旗印なき兄弟団(ブラザーフッド)”たちに出くわす。 |
第3話 処罰の道 | ロブとキャトリンはリヴァーラン城の城主であったホスター・タリー公の葬儀に参列する。“壁”の向こうでは、ジョンはマンスの命により“最初の人々の拳(フィスト)”へ向かうことになる。キングズ・ランディングでティリオンは“王の手”であるタイウィン公から、蔵相に降格させられてしまう。そんななか、アリアは留まることを決めたホット・パイに別れを告げる。一方、デナーリスはドラゴンと引き換えに“穢れなき軍団(アンサリード)”を得る。旅の途中、ブライエニーとともに捕虜となったジェイミーは、敵にある取引を持ちかける。 |
第4話 穢れなき軍団 | 捕虜となり手首を切り落とされたジェイミーは肉体的にも精神的にも極限の状態にあった。“壁”の向こうの最北の地で“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”たちは飢えに苦しめられ、クラスターへの不満を募らせる。キングズ・ランディングではヴァリスがティリオンに自分の復讐の形を見せつけていた。一方、目隠しをされたアリアは“逆徒(アウトロー)”の指導者の前に連れていかれ、対面を果たす。そんななか、デナーリスは1頭のドラゴンの鎖と引き換えに“穢れなき軍団(アンサリード)”の指揮官である証しのムチを手に入れる。 |
第5話 炎の口づけ | アリアにとって宿敵の相手“ハウンド”が裁かれる時が来た。だが、逃がしてしまいアリアは苛立ちを隠せない。一方、“壁”の向こうの地でジョンは野人の信頼を得るため、“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”として立てた誓約を破ってしまう。ハレンホールに連れてこられた囚われのジェイミーはこれまで心の内に秘めてきたある真実をブライエニーに語って聞かせる。リヴァーランでロブは、率いる軍に軋轢(あつれき)が生じ、戦意が損なわれるという危機的状況に陥っていた。そんななか、国の財政を任されたティリオンは王の挙式にかかる費用に頭を抱え、ある人物に相談を持ちかける。 |
第6話 登壁 | アリアたちのもとに現れた女祭司メリサンドルはジェンドリーを連れ去ってゆく。一方、ロブはフレイ家との関係を修復して同盟を結ぼうと考えていた。ハレンホールでルース・ボルトン公は捕虜であるジェイミーを会食に招き、彼をキングズ・ランディングのタイウィン公のもとへ帰すと言いだす。キングズ・ランディングではタイウィン公がラニスター家の繁栄のために政略結婚をもくろみ、望まざる結婚を押しつけられたティリオンは、婚姻の相手であるサンサにそのことを告げに行く。ついに“壁”にたどり着いたジョン、イグリット、野人たちはとてつもない壁面をよじのぼってゆく。 |
第7話 女剣士と熊 | そびえたつ“壁”を攻略したジョンと野人たちは大地に降り立つ。一方、ロブはフレイ家への謝罪のため双子(ツインズ)城へ出発するが、野営地でロブはタリサから子供を身ごもったことを告げられる。キングズ・ランディングでティリオンの情婦であるシェイは彼とサンサの婚姻にやるせない気持ちを抑えられない。一方、サンサはティリオンとの生活に不安を抱いていた。奴隷都市ユンカイに着いたデナーリスは、黄金を差し出すユンカイの使節に奴隷解放を迫る。メリサンドルはジェンドリーに彼の出生の秘密を明かす。そんななか、ハレンホールではブライエニーに危機が迫っていた。 |
第8話 次子-セカンドサンズ- | ユンカイとの決戦を控えたデナーリスは傭兵部隊の指揮官である“巨人の私生児(タイタンズ・バスタード)”と面会し、自分たちの軍に加わらないかと持ちかける。一方、ジェンドリーはメリサンドルに連れられてドラゴンストーン城に着く。そんななか、スタニスはドラゴンストーン城の地下牢にいるダヴォスにある誓いを立てさせ、彼を牢から解放する。キングズ・ランディングではティリオンとサンサの婚儀が執り行われ、祝宴のあと2人は床入りの夜を迎える。“壁”より北の地ではサムとジリがホワイト・ウォーカーによる襲撃を受ける。 |
第9話 キャスタミアの雨 | 双子(ツインズ)城に到着したロブの一行は城主であるウォルダー・フレイ公に謁見する。ユンカイではデナーリスが傭兵部隊のダーリオらとともにユンカイ陥落の策を練っていた。一方、“壁”を越え、野人らと前進するジョンに彼の忠誠心のありかが問われるような試練が訪れる。そんななか、ブランたちの一行もまた“壁”の近くまで来ており、ブランは偶然にもジョンの姿を確認する。そして、ブランはある決意をもってリコンに別れを告げるのだった。双子(ツインズ)城では、エドミュアとフレイ公の娘の婚儀が執り行われるが、そのあとの祝宴で目を覆わんばかりの血の惨劇が繰り広げられる。 |
第10話 次なる戦いへ | 双子(ツインズ)城で、あまりにもおぞましい光景を目にした“ハウンド”はアリアを連れ、野営地を離れる。一方、ブランたちは“壁”の向こうの極北の地へと歩みを進めていた。そして、サムは“黒の城(カースル・ブラック)”に無事たどり着く。一方、ジョンはイグリットと切ない別れをする。キングズ・ランディングでは横暴なジョフリーに業を煮やしたタイウィン公が彼をたしなめるが、ジョフリーの心には届かない。そんななか、ついにジェイミーがキングズ・ランディングに帰還する。ユンカイでは奴隷たちを解放したデナーリスが“母”と崇められていた。 |
第四章:戦乱の嵐-後編-
第1話 二本の剣 | ジョフリーたちの婚礼の準備が進む中、エダード・スタークの遺した剣を溶かし新たに2本の剣を作ったタイウィンは1本をジェイミーに譲り、王の盾を辞めてキャスタリー・ロックを治めるよう命令するが、サーセイといたいジェイミーはそれを断る。黒の城では、ジョン・スノウが10万の野人の軍が迫っていると訴える。一方、デナーリスはミーリーンへ向かう途中、磔にされた奴隷を見てある決意をする。 |
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第2話 獅子と薔薇 | 北へ向かっているブランは雪深い森で不思議な木に触り、謎の声を聞く。利き腕を失ったジェイミーはブロンを相手に剣術の稽古を始める。いよいよ始まったジョフリーとマージェリーの婚儀。お祝いにティリオンは本を、タイウィンはもう一方のヴァリリア鋼の剣を贈る。宴もたけなわの頃、ティリオンの発言に激怒したジョフリーは、彼に自分の酌取りをするよう命じるが…。 |
第3話 奴隷解放者 | 混乱に紛れて王都から連れ出されたサンサはリトルフィンガーに出迎えられる。ジョフリーの死はスタニスにも伝わるが、玉座を奪う好機だというのに軍が足りないと憤慨する。ジョンはマンス・レイダーら大軍の襲撃が近いことを悟り士気を高める。一方、ミーリーンに到着したデナーリスは奴隷たちに向け、アスタポアとユンカイの奴隷たちが自由の身になり自分についてきていることを訴え、選択を迫る。 |
第4話 誓約を果たすもの | サンサはリトルフィンガーと共に船でアイリー城へ向かう。夫を失ったばかりのマージェリーは、夜中に新王トメンの部屋を密かに訪れる。一方、新たなリーダーとなったカールを中心とするクラスターの砦の反逆者一同は、慣例通り男児をホワイト・ウォーカーへの生贄として外に放置させる。赤ん坊の声を聞いたブランは狼潜りの力を使い、ジョンの大狼ゴーストが監禁されている光景を目にする。 |
第5話 新王誕生 | トメンの戴冠式が行われ、サーセイはマージェリーに王妃になる話を持ちかける。ジョフリーの死はデナーリスにも伝わるが、ウェスタロスへの進軍ではなく奴隷商人湾の統治を選ぶ。サンサとリトルフィンガーはアイリー城に到着。彼を慕うライサは喜ぶが、サンサには姉キャトリンへの嫉妬をぶつける。一方、ジョンたちはブランらが囚われているクラスターの砦を襲撃。ブランはジョンの名を呼ぶが…。 |
第6話 裁判 | キングズ・ランディングではティリオンの裁判が始まる。タイウィンとサーセイの仕込み通りティリオンに不利な証言が続き、裁判は一時休廷となる。その間にジェイミーは父と交渉し、自分がキャスタリー・ロックの城主を継ぐ代わりに、ティリオンを死刑にしないことを約束させるが…。一方、シオンが幽閉されているドレッドフォート城では、姉ヤーラが救出に駆けつけるが、一緒に逃げることをシオンに拒否される。 |
第7話 月の扉 | ティリオンを裁く決闘裁判が行われることになり、サーセイは代理闘士として“マウンテン”を王都へ呼び寄せる。ジェイミーにもブロンにも代理を断られたティリオンに、マウンテンに対し強い復讐心を抱く者が名乗り出る。ブライエニーらは道中、アリアを知っているという人物に遭う。アイリー城ではリトルフィンガーがサンサに接近するのを目撃したライサがサンサを“月の扉”に呼び出し彼女に詰め寄り…。 |
第8話 山と毒蛇 | ライサの死についてヴェイルの諸侯から詰問されたサンサは、リトルフィンガーの潔白を認めさせるため、叔母は嫉妬によって自殺したと嘘の証言をする。そんな矢先、アリアとハウンドがヴェイルへの入り口に着き、叔母ライサが亡くなったことを知る。一方、ナロー・シーでは、サー・バリスタンの元にある重大な事実を明かす巻物が届く。王都では、オベリン対マウンテンの代理闘士による決闘裁判が始まる。 |
第9話 黒の城の死闘 | 壁の向こうで合図の火がたかれ、マンモスと巨人率いる野人たちとの戦闘が始まる。ナイツ・ウォッチはジョン・スノウの指揮のもと壁の上から樽を落として爆発させ応戦する。外の門はもたないと判断したジョンは、ゴーストを檻から出して参戦。そこにジョンを見つけたゼン族のスターが襲い掛かり、ジョンが激闘の末に彼を倒すと、イグリットがジョンに向けて弓を構えていた…。 |
第10話 世継ぎたち | 戦いが終わりマンスの元へ赴いたジョン・スノウの前に、スタニスの大軍が押し寄せる。吹雪の中を進むブランたちはホワイト・ウォーカーの群れに襲われる。ブライエニーとポドリックは山中でアリアとハウンドに遭遇。一方ジェイミーは、決闘裁判での敗北で死刑宣告されたティリオンを牢から助け出すが、ティリオンは指示を聞かずタイウィンの部屋へ。そこで目にしたのは…。 |
第五章:竜との舞踏
第1話 新たな戦いの幕開け | 父タイウィン殺害後、密かにキングズ・ランディングを脱出したティリオンは、ペントスに着く。ミーリーンでは、デナーリスがドラゴンを幽閉している牢を訪れ、手に負えないほど大きく成長した子どもたちを前に恐れおののく。一方、黒の城ではジョン・スノウが、自らが七王国の王だと主張するスタニスと、彼に囚われた“壁の向こうの王”マンス・レイダーの狭間で揺れる。 |
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第2話 黒と白の館 | かつて助けられたジャクェン・フ=ガーにもらった硬貨だけを頼りに“狭い海”を渡ったアリアは、ブレーヴォスに辿り着く。サーセイの元にはマーテル家からオベリンの死に対する復讐を示唆する物が届き、ドーンにいる娘ミアセラの身を案じたジェイミーはある行動に出る。 ブライエニーとポドリックは、旅の途中に立ち寄った酒場である人物に遭遇する。一方、黒の城では新たな総帥を決める投票が行われる。 |
第3話 雀聖下(ハイ・スパロー) | 王都ではトメンとマージェリーの婚姻の儀が執り行われる。一方、ルース・ボルトンは北部の同盟を強固なものにするため、息子ラムジーとある娘の婚姻を画策する。サーセイは、娼館にいたハイ・セプトンをランセルら“雀”に拘束させ、投獄。その後、貧民街に出向いたサーセイは“雀”の指導者ハイ・スパローに会い、ハイ・セプトンの後任に迎えたいとほのめかす。 |
第4話 ハーピーの息子たち | サーセイはマージェリーの父メイスをブレーヴォスにある“鉄の銀行”に行かせる。さらに彼女は“雀”たちで構成した自警団を操ってロラスを投獄し、王都からタイレル家を失脚させようと画策。それを知ったマージェリーはトメンに怒りをぶつける。一方、ミーリーンでは“ハーピーの息子”たちが暴動を起こし、居合わせたグレイ・ワームとバリスタン・セルミーが反撃する。 |
第5話 “壁”の決断 | 流れ着いた島で奴隷商人に殺されそうになったティリオンは、ジョラーを百戦練磨の戦士だと誇張し、一緒にミーリーンの闘技場に連れて行くよう奴隷商人を説得。ウォーター・ガーデンズに辿り着いたジェイミーとブロンは、父オベリンの仇討ちを誓うサンド・スネークに襲われる。一方、ウィンターフェルではラムジーとサンサの婚礼がとり行われていた。 |
第6話 父の仇 | |
第7話 贈り物 | 奴隷として買われ闘技会に出ることになったジョラーは、闘技場にデナーリスが来ていることに気づき、他の闘士たちを圧倒。謀反者との再会に気分を害したデナーリスの前に、“贈り物”としてティリオンが差し出される。リトルフィンガーは、ともにジョフリーを殺害した盟友オレナへの“贈り物”として、かつてサーセイと関係を持ったランセルをハイ・スパローの元へ送り、秘密を暴露する用意があることを告げる。 |
第8話 堅牢な家(ハードホーム) | ジョラーとティリオンは、ミーリーンの大ピラミッドでデナーリスに謁見する。サンサがウィンターフェルから逃げたがっていることをラムジーに密告したシオンは、サンサに責められるなかでブランとリコンを殺していないと告白する。一方、“堅牢な家”に到着したジョンとトアマンドは野人たちを集め、ホワイト・ウォーカーが襲ってくる前に“壁”の南に避難するよう伝える。 |
第9話 竜の舞踏 | |
第10話 慈母の慈悲 | スタニスがウィンターフェル城の攻撃を開始し、サンサはラムジーが戦に出た隙に脱走を試みる。ブレーヴォスではマリンに対する復讐を誓ったアリアが彼を追い娼館に潜入する。ダーリオとジョラーはドラゴンとともに去ったデナーリスを探しに北へ向かうことに。独房生活が耐えられなくなったサーセイはついにハイ・スパローに対し罪を告白する。 |
第六章:冬の狂風
第1話 紅の女 | “黒の城(カースル・ブラック)”で腹部を刺され息絶えたジョン・スノウを発見したダヴォスは、ジョン支持派を集めアリザーに対する反撃策を練る。ラムジーの元から逃れるため塔から飛び降りたサンサとシオンは、森の中に逃げ込むが追っ手に見つかってしまう。ミアセラの帰郷を待ちわびていたサーセイだったが、帰ってきたのはジェイミーだけだった。一方、ドスラク人部族に囚われたデナーリスは自分がかつてのカール・ドロゴの妻でありドラゴンの母だと名乗るが…。 |
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第2話 故郷 | ブランは“三つ目の鴉”とかつてのウィンターフェルに立ち、幼少の頃の父エダード(ネッド)・スタークやホーダーの姿を目撃する。トメンは母サーセイに受罰から守れなかったことの許しを乞う。ミーリーンでは、鎖につながれたままのドラゴンが弱体化するのを危惧したティリオンがある行動に出る。ウィンターフェルではルース・ボルトンと正妻の間に男子が誕生するが…。“黒の城(カースル・ブラック)”では、ジョンの死を受け入れられないダヴォスがメリサンドルにある依頼をする。 |
第3話 背任者 | メリサンドルの魔術で蘇ったジョンは、状況を理解できず茫然とする。デナーリスは、かつてのドスラク人部族の王の妻たちが暮らす村に強制連行され“寡妃の会”の女たちに取り囲まれる。ウィンターフェルでは、ボルトン家の援助を求めに来たアンバー公がラムジーにある人物を差し出す。“黒の城(カースル・ブラック)”では、謀反の罪でアリザーらが絞首刑にかけられる。自らの手でオリーをも処刑したジョンは「俺の務めは終わった」と言い残し、総帥の毛皮を脱ぎ捨て出ていく。 |
第4話 異客の書 | ジョンが“黒の城(カースル・ブラック)”を出て行こうとしていた矢先、何者かが門前に到着する。高巣(アイリー)城では久々に戻ったリトルフィンガーが、兵を集めサンサを助けようとロビンに進言する。ハイ・スパローはマージェリーを牢から出し、自らの過去を語って罪について諭そうとする。サンサらと別れたシオンは鉄(くろがね)諸島に帰還する。一方、サンサらと食卓を囲むジョンの元にラムジーから脅迫状が届く。ジョラーらと逃亡するのを拒んだデナーリスは、ある奇策に打って出る。 |
第5話 扉 | サンサは突然現れたリトルフィンガーに、なぜ自分をラムジーの元に送り込んだのかと怒りをぶつける。視力を取り戻したアリアはセカンドチャンスとしてある人物を殺すようジャクェンに命じられる。鉄(くろがね)諸島では、ベイロンの跡継ぎとしてヤーラとその叔父ユーロンの2人が名乗りを上げる。壁の向こうにタイムトリップしたブランは、ホワイトウォーカーの長、“夜の王”に見られ腕に触れられてしまい…。 |
第6話 血盟の血 | ホーダーを残し森へ逃げたブランとミーラは謎の男に助けられる。サムとジリは、サムの故郷ホーン・ヒルで母と妹に温かく迎えられるが、野人を憎む父親には冷酷な扱いを受ける。ジャクェンの指示通り劇団女優の暗殺の機会を窺うアリアは、楽屋で彼女に話しかけられてしまう。マージェリーは“贖罪の道行き”の罰を受けるべく聖堂前に立たされる。ドスラク人部族の大軍を率いてミーリーン帰還を目指すデナーリスは…。 |
第7話 砕かれし者 | ハイ・スパローと話すうちに次は祖母の身が危ないと察知したマージェリーは、一刻も早くキングズ・ランディングを去るよう祖母を説得する。ジョンとサンサはダヴォスと共に北部の名家を回り、加勢を求めるが難航する。ブロンと兵を率いてリヴァーラン城に着いたジェイミーは、ブリンデン・タリーに城を明け渡すよう要求する。真の自分に戻りブレーヴォスを出ようと試みるアリアだったが、謎の老婆に声をかけられ…。 |
第8話 誰でもない者 | 負傷したアリアは自分が殺すはずだった舞台女優の楽屋に逃げ込み、手当てしてもらう。ハウンドは村人を惨殺した“兄弟団”を追い、敵討ちする。ミーリーンでは、ティリオンとヴァリスの策が奏功して町に活気が戻ったかに見えたが…。キングズ・ランディングではトメンが重大なお触れを出す。リヴァーランに着いたブライエニーは包囲戦を張っていたジェイミーと再会し、ある作戦を提案する。まだ傷の癒えないアリアの元に再び追っ手が現れ…。 |
第9話 落とし子の戦い | ティリオンとの取引に反しピラミッドを攻撃し始めた奴隷主人たちに対し、デナーリスは3頭のドラゴンを率いて応戦する。兵を可能な限り集めたジョンは、ついにラムジーと対峙し臨戦態勢となるが、その夜、作戦をめぐりサンサと衝突する。ミーリーンに着いたシオンとヤーラはデナーリスに謁見し、船の提供と引き換えにヤーラへの鉄(くろがね)諸島の返還を依頼する。そして、北部奪還とリコンの命をかけ、ついに落とし子同士の戦が始まる…。 |
第10話 冬の狂風 | サーセイとロラスの審判の日。なかなか姿を見せないサーセイを迎えに出たランセルがベイラー大聖堂の地下に駆け込む少年を不審に思い、後を追うと…。ミーリーンでは、デナーリスがダーリオに別れを告げ、ティリオンを“女王の手”に任命する。ブランは、若き日の叔母リアナが居る塔で、ある真実を目撃する。キングズ・ランディングに戻ったジェイミーは焼け落ちた大聖堂を横目に城へ帰還。玉座の間で見たものは…。 |
第七章:氷と炎の歌
第1話 ドラゴンストーン | ブランとミーラが“黒の城(カースル・ブラック)”に到着する。ジョンとサンサは北部の領主たちを集めた戦略会議の場で意見を衝突させる。そんな中、ジョンのもとに、トメンが死にサーセイが玉座に就いたとの知らせが届く。ウォルダー・フレイとその一族を一人で始末したアリアは、次は「女王を殺す」とリヴァーランを出る。一方、“知識の城(シタデル)”ではサムが、ジョンにとって非常に有益な情報を得る。ティリオン、グレイジョイ姉弟らとともにミーリーンから船出したデナーリスは、ついに故郷ドラゴンストーンに到着する。 |
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第2話 嵐の申し子 | デナーリスは故郷に着くなりオレナ・タイレルとエラリア・マーテルを召喚し、サーセイを打倒する戦略を告げる。一方、北へはスターク家と北部諸侯の援軍を得るために、ウィンターフェル領主ジョン・スノウに使い鴉を送り、女王デナーリスに謁見し忠誠を誓えと命じる。サムからの便りで、ホワイト・ウォーカーを倒すのに必要なドラゴングラスがドラゴンストーンで大量に採れると聞いたジョンは、デナーリスからの召喚に応じようとするが…。 |
第3話 女王の正義 | ドラゴンストーンに上陸したジョンとダヴォスは、頭上を飛ぶ3頭のドラゴンに圧倒されつつデナーリスに謁見する。王都では、ユーロンが奇襲し捕らえたヤーラ、エラリアとその娘タイエニーを連行しサーセイに差し出す。ウィンターフェルでは、サンサのもとにある人物が訪れる。グレイ・ワーム率いる“穢れなき軍団(アンサリード)”がキャスタリーロック陥落に成功した頃、ジェイミー率いるラニスター軍はオレナのいるハイガーデンを攻め落とす。 |
第4話 戦利品 | ジョンはドラゴングラスを発見した洞窟にデナーリスを案内し、あるものを見せる。サーセイは、ジェイミーがタイレル家を破って得た大量の金で“鉄の銀行(アイアン・バンク)”に借金を返済する。ティリオンの助言に従いグレイジョイ、タイレル、マーテル家に協力を仰いだ作戦が失敗したことを知ったデナーリスは激怒し、直ちに王都を攻撃すると主張するが、ジョンとティリオンに制止される。ジェイミーはハイガーデンを攻め落とした大軍を率いて王都への帰路につくが…。 |
第5話 イーストウォッチ | 奇襲に成功したデナーリスは生き残ったラニスター兵たちにある選択を迫る。“三つ目の鴉”となったブランは“死の軍団”が“壁”に向かっていることを確認し、直ちにジョンと“知識の城(シタデル)”に使い鴉を送る。ウィンターフェルでは、アリアがリトルフィンガーに対する警戒心を強くする。北に迫る脅威をサーセイに認識させるため、ティリオンは王都に潜入しジェイミーに会う。同行したダヴォスは町の鍛冶屋で、ある人物を見つけドラゴンストーンに連れ帰る |
第6話 壁の向こう | 死者を1人捕獲するため“壁”を越えたジョンたちは、薄氷の上で“死の軍団”に包囲される。ジョンはジェンドリーを“壁”へ走らせ、デナーリスに使い鴉を送るよう命じる。サンサとリトルフィンガーに対する疑念を強めるアリアは、サンサがかつてロブに書いた手紙のことでサンサを責める。妹のことを恐れ始めたサンサは彼女の部屋に忍び込み、ある物を発見する。ひと晩経ち氷が固まり、ついに“死の軍団”の猛攻撃を受けるジョンたちだったが…。 |
第7話 竜と狼 | ジョンたちは捕られた死者を連れてキングズランディングに到着する。初めて目の前で死者を見たサーセイ、ジェイミー、ユーロンは恐れおののき、すぐそこに迫る大戦の重大さを目の当たりにする。ウィンターフェルでは、アリアの反乱を未然に防ごうとするリトルフィンガーの差し金で、サンサは妹を糾弾すべく大広間に召喚するが…。一方、“知識の城(シタデル)”を出たサムはウィンターフェルに到着し、ブランにジョンの出生に関わる重大な真実を伝える。 |
最終章
第1話 ウィンターフェル | ドスラク族や“穢れなき軍団(アンサリード)”、ドラゴンを従えたジョンとデナーリスがウィンターフェルに到着する。デナーリスに忠誠を誓ったジョンに、サンサと北部諸王は反発を露わにする。一方、キングズ・ランディングにはゴールデン・カンパニーを率いたユーロンが到着し、ドラゴンの攻撃から逃れたトアマンドらは、“ホワイト・ウォーカー”の仕業らしき死体を発見する。そんな中、ジョンは自らの出生の真実を知る。 |
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第2話 七王国の騎士 | サーセイに背き、一人ウィンターフェルに向かっていたジェイミーが到着する。かつて父を殺され、約束した軍も連れてこなかった彼をデナーリスは信用できないと詰問する。更にシオンがグレイジョイ家の軍を率いてウィンターフェルに到着し、サンサらに歓迎される。ジョンとの再会を果たしたトアマンドらは、“”死の軍団”がすぐそこまで迫っていることを告げ、それぞれが大戦前夜を思い思いに過ごし、夜明けを待つ…。 |
第3話 長き夜 | 遂に“夜の王”率いる“死の軍団”との大戦が始まる。最前線のドスラク軍の前にメリサンドルが現れ、彼らの剣に炎を灯すが、瞬く間に“死の軍団”に倒されていく。それを見たデナーリスとジョンがドラゴンに乗り上空から応戦するが、吹雪で視界を覆われてしまう。一方、シオンらに守られたブランはウィアウッドの下で“夜の王”が現れるのを待つ。圧倒的な数で攻めてくる亡者たちは、次々に城内になだれ込み…。 |
第4話 最後のスターク家 | “夜の王”との大戦が終わり、ジョンらは犠牲者たちに別れを告げる。その夜、デナーリスは勝利を祝う宴の席でジェンドリーをバラシオン家の当主に任命する。北部の人々から圧倒的な支持を得ているジョンを見て自分の立場に不安を覚えたデナーリスは、ジョンに出生の真実を口外しないよう約束を求める。いよいよサーセイとの王位争奪戦に挑むデナーリスらは海を渡りドラゴンストーンを目指すが…。 |
第5話 鐘 | ミッサンデイを失いふさぎ込んでいたデナーリスだったが、口止めしていたはずのジョンの出生の真実がティリオンやヴァリスの耳にまで届いていたことに憤慨する。怒りが収まらないデナーリスは、直ちに軍を王都に向かわせ戦闘態勢をとらせる。ティリオンは、一人王都に向かっていたジェイミーが“穢れなき軍団(アンサリード)”に捕獲されたことを知り、彼を助けるために必死の行動に出る。王都じゅうが焼き崩れる中、アリアとハウンドは赤の王城に着く――。 |
第6話 鉄の玉座 | 戦いが終わり王都は焼け野原となり、兵士や民の死体が散乱している。ティリオンは、城の地下壕のがれきの下で重なり合って死んでいるジェイミーとサーセイを見つける。デナーリスは“穢れなき軍団(アンサリード)”とドスラク族の軍団を前に勝利を宣言し、このまま大陸じゅうの民を解放していくと兵士たちを鼓舞する。ジェイミーを逃がした反逆罪で捕らえられたティリオンは、デナーリスを止められるのはジョンしかいないとジョンを説得するが…。 |