シリーズ終了

glee/グリー 海外ドラマ観るならどこ!?

glee/グリー

glee/グリー
世界中で一大センセーションを巻き起こした話題作!!
豪華ゲストもたくさん登場する、歌って踊るミュージック・ドラマ!
残念ながら、コリー・モンテース(フィン・ハドソン役)はシーズン5の撮影前、マーク・サリング(ノア・パッカーマン役)は2018年に亡くなってしまった。
放送国アメリカ
シーズン1全22話(2009年)
シーズン2全22話(2010年)
シーズン3全22話(2011年)
シーズン4全22話(2012年)
シーズン5全20話(2013年)
ファイナルシーズン全13話(2015年)

glee/グリー 海外ドラマ観るならどこ!?

ここに記載しているのは2020年6月16日時点の情報です。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各公式サイトで確認をお願いします。

各動画配信サービスの配信状況

dTVFODプレミアムHuluU-NEXT
月額料金 500円(税抜) 888円(税抜) 933円(税抜) 1,990円(税抜)
無料期間 31日間 2週間 2週間 31日間
 シーズン1 レンタル 見放題
シーズン2 レンタル 見放題
シーズン3 レンタル 見放題
シーズン4 レンタル 見放題
シーズン5 レンタル 見放題
ファイナル レンタル 見放題
ぺんぺん
ぺんぺん
glee/グリー」シリーズはU-NEXTで見放題配信されているよ。
dTVでも配信されているけど、1話ごとに150円(税抜)が必要なレンタル配信なんだ。

配信状況の詳細

dTV U-NEXT
字幕/吹替字幕/吹替字幕
シーズン13,630円
(各165円)
0円
シーズン23,630円
(各165円)
0円
シーズン33,630円
(各165円)
0円
シーズン43,630円
(各165円)
0円
シーズン53,300円
(各165円)
0円
シーズン62,145円
(各165円)
0円
合計19,965円月額2,189円
(無料期間中0円)

U-NEXT

U-NEXT
月額料金1,990円(税抜)
無料期間初回31日間無料(600ポイント)
取得ポイント毎月1,200ポイント
レンタル作品ポイント&追加課金
動画作品以外雑誌読み放題
その他1つの契約で4アカウント作成可能

シーズン1

第1話
新生グリー誕生
マッキンリー高校のスペイン語教師ウィルは、かつて同校のグリー部に在籍し、優勝した経験を持っていた。今やすっかり落ちぶれたグリー部の顧問がクビになったことを知った彼は、校長に掛け合い自腹で部を存続させることになる。しかし部員募集に集まってきたのはクセのある生徒ばかり。レッスンでもまとまりがなく、中でもレイチェルは自己主張が強くウィルは頭を抱えてしまう。そんなある日、フットボール部のクォーターバック、フィンの歌声を偶然聞いたウィルは彼の才能に惚れ込みフィンを入部させる。日増しにグリー部に夢中になるウィルだが、その矢先に妻テリの妊娠が発覚。ウィルは生活のため仕方なく教師を辞める決意をするが、音楽への未練が断ち切れずにいた。そんな彼の耳にひたむきに練習しているグリー部員たちの歌声が響いてくる……。
第2話
ディスコミュージックはお好き?
州大会優勝が部の存続の条件となっているグリー部だが、州大会出場には最低12人のメンバーが必要だった。ウィルは部員を集めるため新たな曲を全校生徒の前で披露することにするが、彼が選んだ曲に不満だった部員たちは、勝手にセックスをテーマにした曲に変更してしまう。生徒たちには大うけしたが、グリー部を敵視しているチア部の顧問スーはこれを糾弾。問題山積のグリー部に加え、部の活動にいい顔しない妻テリのプレッシャーもあり、ウィルは苛立ちを募らせる。そのテリは産婦人科で自分が想像妊娠だったと知らされるが、事実をウィルに言えずにいた。一方フィンの恋人でチアリーダーのクインは、フィンをレイチェルに奪われるのではないかと危機感を募らせ、スーに相談する。スーは彼女たちをスパイとしてグリー部に入部させ、内部崩壊を画策するのだった。
第3話
彼らの名はアカフェラス
グリー部に入部したクインたちの策略で、レイチェルに新たな振付師を雇うよう提案されたウィル。自信を失くした彼はスクール・カウンセラーのエマに相談する。エマはウィルのことが好きだったが、彼を諦めるためフットボール部のコーチ、ケンと付き合うようになっていた。そんな時、偶然教師仲間たちの歌声を聞いたウィルは、自信を取り戻すため仲間たちとアカフェラスというボーカル・グループを結成。ステージは大好評でウィルは夢中になるが、次第に彼はアカフェラスの活動を通して、自分はやっぱり教師なのだと再確認するのだった。その頃、メルセデスはクインたちに唆され、ゲイのカートに恋をしてしまう。レイチェルたちは忠告するが彼女は聞き入れない。メルセデスの気持ちを知ったカートは、自分には他に好きな人がいると言い、彼女に初めてカミングアウトする。
第4話
カートの告白
父親にアメフト部に入部したと嘘をついてしまったカートは、フィンに頼んで入部テストを受ける。音楽に合わせて踊りながらキックをする独特のスタイルで思いがけない威力を発揮した彼を、コーチのケンは即刻キッカーとして採用。フィンはチームにもダンスを習わせ連敗脱出を図ろうとする。一方、ソロの座をティナに奪われたレイチェルは、スーの策略で職場復帰した元グリー部顧問サンディが募集するミュージカルのオーディションを受ける。部員を奪われ悩むウィルの元に今度はフィンが、クインが妊娠したと相談にやってくる。だが実は父親はフィンではなく彼の親友パックだった。その話を聞いたテリは、こっそりクインに接近する。フットボールの試合はカートの活躍で大勝利する。喜ぶ父親にカートは勇気を出してゲイだと告白。そんな彼を父親は優しく受け入れるのだった。
第5話
新旧アイドル対決
グリー部の公演が決まるが、レイチェルは部を辞めミュージカルを選ぶ。部員たちは彼女なしでは大会に勝てないとウィルに訴える。ウィルもそのことは十分に理解していたが、彼女の扱いの難しさに躊躇していた。その矢先、昔の教え子が今は別の高校で留年しながら未だにグリー部にいると聞いた彼は、同じ手を使ってかつてグリー部のスターだったエイプリルをグリー部に入部させる。彼女は落ちぶれた生活を送っていたが、歌の実力は昔のままだった。一方レイチェルは自分に思わせぶりな 態度を取るフィンの気持ちにほだされグリー部に戻る気になっていたが、クインの妊娠を知り激怒する。公演当日、酔って現れたエイプリルは1曲だけ歌って会場を去ってしまう。ウィルは公演中止を決めるが、その危機を救ったのはスターの座よりも仲間を選んだレイチェルだった。
第6話
効果抜群! ビタミンD
地区大会が2週間後に迫る中、部員たちはレッスンに身が入らなくなっていた。そんな彼らを奮起させようと、ウィルは部員を男女チームに分け、歌で対決させることに。なかなかグリー部を潰せないことで苛立ちを募らせていたスーは、テリに近づき彼女の不安を煽ることでウィルを陥れようとする。まんまとスーの策略にハマったテリは、校長を騙して資格もないまま看護教諭の職に就く。男子チームはテリからもらった薬でハイになり、パワフルなパフォーマンスで女子チームを驚かせる。カートから秘密を聞いた女子たちは自分たちも薬を飲み対抗する。その頃ウィルは職場で自分にまとわりつくテリに疲れを感じていた。そんな時にエマがケンにプロポーズされたと聞き複雑な心境に。さらにテリの薬が問題となり、校長命令でグリー部の副顧問にスーが着任することになってしまう。
第7話
全面対決 ウィルvsスー
ウィルはスーの提案で2チームに分かれて、それぞれ1曲仕上げることになる。そこでスーが選んだのはマイノリティの生徒たちだった。スーの策略に気付いたウィルは仕返しにチアリーダーの生徒たちを全員落第させて部活禁止にする。その頃フィンは子供のことで自分の気持ちを尊重してくれないクインに対して、ついレイチェルを見習えと言ってしまう。それに腹を立てたクインは仲間を唆しスーのチームに移してしまう。そんな彼女にレイチェルは本当の仲間を見失うなと忠告する。スーとウィルのバトルは激化。うんざりした生徒たちは2人を突き放して去っていく。反省はしたウィルはスーに和解を申し込み、スーは副顧問を辞め相談役になることでまとまる。安心した矢先、クインの妊娠がとうとうスーにバレてしまう。落ち込む彼女を慰めたのはグリー部の仲間たちだった。
第8話
迫られた究極の選択
クインの妊娠が知れ渡ったことで、人気者の座から転落してしまったフィンとクイン。アメフト部の仲間にまでバカにされ、フィンとクインはなんとか地位を回復しようとする。ウィルはエマとケンから結婚式のダンス曲のミックスとダンスレッスンを頼まれる。しかし放課後、楽しそうに練習するエマとウィルの姿を見たケンは、嫉妬からグリー部の練習時間にまでアメフトのメニューを組み込み、生徒たちにグリーかアメフトか選択を迫る。その頃密かにレイチェルとパックのロマンスが進行していた。さらにスーまでがローカル・ニュースのキャスターに恋をし、ウィルにダンスを教えて欲しいと頼む。結局パックたちがグリーを選んだのに対し、フィンだけがアメフトを選ぶ。だが本当の気持ちを偽っているのに耐えかねた彼は、ケンに正直な気持ちを話し、グリー部に戻ってくるのだった。
第9話
グリー部の車いす体験記
校長から地区大会への移動手段に障害者用のバスは使えないと言われたウィルはバスの資金集めにカップケーキを焼いてカフェテリアで売ろうと提案するが、生徒たちは乗り気じゃない。そこでウィルは生徒たちに実際に車椅子で生活させ、その大変さを理解させようとする。一方、カートはソロのオーディションを提案するが、あっけなく却下されて落ち込む。それを知った父親が学校に不当を訴え、カートはレイチェルと対決することになる。だが自分がゲイだということで父親が嫌がらせを受けていると知った彼は、オーディションでわざと音を外してしまう。その頃、ウィルの手腕に感激した校長は、スーにもクインの抜けた穴をオーディションで決めるよう指示。そこでスーが選んだのはダウン症の少女だった。何か裏があると勘ぐるウィルだが、スーが彼女を選んだのには理由があった。
第10話
レイチェルの猛アタック
地区大会の課題曲にバラードが加わったため、ウィルは2人ペアでバラードを歌うよう生徒たちに課題を出す。そこでウィルは病欠のマットの代打でレイチェルと組むことになる。その気になりやすいレイチェルは歌っているうちにウィルに恋してしまう。ウィルには過去にも同じ経験がありトラウマになっていた。エマのアドバイスで困惑の気持ちを歌に込めて返すがなかなかレイチェルには通じない。浮かれるレイチェルの前に、以前ウィルを追い掛け回していたスージーが現れ、ウィルから手を引くように警告する。一方、カートはペアになったフィンの悩みを聞くことで、彼と親しくなろうとする。カートに勇気付けられたフィンは、クインの両親との食事会の席で歌に乗せて子供が出来たことを告白する。だが娘の妊娠を知った父親は冷たく彼女を家から追い出すのだった。
第11話
究極の“ヘアー作戦”
スーが地区大会のセットリストをライバル校に渡そうとしていると気付いたウィルは、自ら相手高校に赴きスーが何かしてないか確認する。その流れでライバル校の歌を聞くことになったウィルは、想像以上の実力に不安を覚える。ウィルは彼女たちに対抗するためより派手なパフォーマンスの“ヘアー作戦”を思いつく。家を追い出されたクインはフィンの家で暮らしながら将来に不安を感じていた。気持ちが揺れ始めた彼女はパックにもチャンスを与えることにする。その間フィンの気をそらすため、レイチェルを彼好みに変身させようとカートを唆す。だがレイチェルからフィンへの想いを聞いた彼は、嫉妬からフィンの好みとは逆のアドバイスをしてしまう。クインはパックの女好きなところに幻滅し、結局フィンを選ぶ。そんな2人の姿をレイチェルとカートは切なく見つめるのだった。
第12話
思い出のアルバム撮影
学校アルバムの撮影日が近づくが、毎年落書きされるグリー部はスーの策略でページがなくなることに。かろうじて2人分のスペースを確保したウィルは、代表を選ぶよう生徒たちに告げる。気乗りのしない生徒たちは満場一致で一人やる気のレイチェルに決める。彼女は副部長にフィンを選び、2人はグリー部の代表としてアルバム撮影をすることになるが、アメフトの仲間にバカにされたフィンは結局撮影に現れなかった。レイチェルはグリー部の地位向上のため、ローカルCMの話を決めてくる。ウィルはとうとうテリの妊娠が嘘だと知ってしまう。ショックを受けたウィルに追い討ちをかけるように、CMを見たスーが校則違反だと糾弾。グリー部は廃部の危機に陥るがクインがスーの弱みをタテに彼女を脅し、窮地を救う。だがウィルは責任を感じてグリー部から身を引くのだった。
第13話
あなたなしでは……
レイチェルがクインの子供の父親はパックじゃないかと疑い始めた。仲間たちは適当にごまかすが、クインにカマをかけ確信を得たレイチェルは、フィンに真実を話してしまった。ショックを受けたフィンはグリー部を辞めてしまう。そして地区大会本番。スーの策略によってライバル校にセットリストが渡り、予定していた曲が使えなくなってしまった生徒たち。彼らの苦境を知ったウィルは、この窮地を救えるのはフィンしかいないと彼を説得。会場に現れたフィンと共にグリー部は新たな曲で地区大会に優勝する。セットリストの件を問題視した校長はスーを停職に。ウィルの顧問復帰も認める。一方、結婚式より地区大会を優先したエマはケンに振られてしまう。学校を辞めようとする彼女を引きとめようとするウィル。その時彼は初めて自分のエマへの想いに気付くのだった。
第14話
恋のスクランブル
地区大会で優勝した喜びも束の間、ウィルは校長から改めて州大会で優勝しなければ廃部だと宣告されてしまう。さらに停職したはずのスーが早くも職場復帰。彼女はさらに卑怯な手段を使って校長を脅していたのだ。地区大会の後、レイチェルと付き合うようになっていたフィンだが、クインのことも吹っ切れずにいた。舞い上がるレイチェルとの付き合いに疲れた彼は、とうとう別れを告げる。落ち込むレイチェルは、偶然出会ったライバル校のスター、ジェシーに急速に惹かれていく。フィンは自分の気持ちに気付いて彼女に謝るが、既にレイチェルはジェシーと付き合いだしていた。それを知った仲間たちはジェシーがスパイではないかと疑い、交際に猛反対する。一方、エマと付き合いだしたウィルは、彼女のある告白を聞いて及び腰に。結局2人は少しの間距離を置くことになってしまう。
第15話
マドンナパワー
ウィルは偶然グリー部女子の恋愛話を聞き、彼女たちがあまりに男子たちに軽んじられていることにショックを受ける。ウィルは彼女たちに自信をつけさせるためにマドンナの曲を課題曲にする。カートとメルセデスは課題のため、ミュージック・クリップを再現しようと考える。偶然、スーの中にも女心があると知った2人はスーを主役に使おうと決める。サンタナはマドンナを心底敬愛するスーから、彼女を見習って年下の男と付き合えと命令され、数日だけ年下のフィンを誘う。始めは戸惑うフィンだが、レイチェルが未だにジェシーと付き合っていると知り、彼女の誘いに乗ることにする。そのレイチェルはジェシーといいムードに。その頃ウィルもエマから一夜を共にする決意ができたと告げられる。それぞれの一夜が過ぎたあと、なんとジェシーがレイチェルのために転校してくる。
第16話
メルセデスの減量計画
チア部に入部したメルセデスとカートだが、メルセデスはスカートをはくのを拒否していた。しかしスーの命令で5kg体重を落としてスカートをはかなければクビだと宣告される。スーの嫌がらせで1週間講堂が使えなくなり困っていたウィルは、街のローラースケート・バーでエイプリルと再会。彼女はひょんなことから大富豪の老人の愛人になって、このバーを経営していた。一方、サンタナとブリトニーに減量の相談をしたメルセデスは、無理なダイエットを始め、幻覚まで見るように。そんな彼女を見かねたクインに優しく諭されメルセデスはありのままの自分でいいのだと気付く。その頃フィンはカートから母親が自分の父親と付き合っていると聞かされる。当初は反対していたが思いがけずスポーツの話でカートの父親と意気投合。そんな2人の姿を見てカートは切なくなる。
第17話
不名誉な映像流出
スーは“フィジカル”を踊る映像がインターネットに流出し、学校中の笑いものに。復讐に乗り出したスーは、まずグリー部員の格付けリストが校内に出回っていることを校長に直訴。これを問題視した校長はウィルに犯人を探して処分しなければ廃部にすると命令する。スーの映像流出事件も合わせてグリー部の評判が下がったと言うウィルは悪評を吹き飛ばすため、ダサいと思われている曲の魅力を引き出すよう生徒たちに課題を出す。しかし生徒たちはさらに悪評を煽ろうと行動。カートたちは騒音禁止の図書室で踊りまくり、レイチェルはセックス・アピールを強調したミュージック・ビデオを作るがそれが原因でジェシーにフラれてしまう。怒りが収まらないスーはエマをたきつけ、ウィルとの交際を破局に追いやる。それでも収まらない彼女の元に、思いがけない電話がかかってくる。
第18話
自分らしくあるために
人気者の座から転落してしまったパックは今までイジめてきた同級生から復讐される。人気復活を目指す彼は今やチア部に入って人気者のメルセデスに狙いをつける。一方、レイチェルは州大会を1ヵ月後に控えてもやる気を見せない仲間たちに苛立ち一人奮闘した結果、上手く歌えなくなってしまう。焦るレイチェルを心配したフィンは、ある友人のところへ彼女を連れて行く。カートは自分の父親がフィンと仲良くなっていることに不安を覚え、父親の気を引く為に男らしい自分を演出。そんな彼にありのままの自分でいいのだと父親は言うのだった。その頃、パックのアプローチが功を奏して彼はメルセデスと付き合うことに。しかし人気者に返り咲いたとたん、同級生をイジメ出したパックを見たメルセデスは、人気者でいるために自分を偽るのは嫌だと気付き、チア部をやめてしまう。
第19話
夢をあきらめるな
理事会の新メンバー、ブライアンがカリキュラムの監査にやってくる。彼はウィルのグリー部時代の仲間だった。しかし夢破れた彼は今やグリーを憎み、グリー部を廃部しようと考えていた。生徒たちにも夢を見るなど無駄だと力説するブライアン。その時アーティの夢がダンサーだと知ったティナは、彼の脚を治すためにいろいろ調べ始める。レイチェルは自分の産みの母親の事を知りたがっていた。彼女の元に戻ってきたジェシーの協力で母親のメッセージ・テープを見つけるレイチェル。実はそのテープは彼女の母親から頼まれジェシーが仕込んだものだった。一方、ウィルはブライアンを説得しようと飲みに誘う。そこでもう1度彼の夢に火をつけたウィル。だが地元劇団のオーディションでブライアンと役を取り合うハメになり、結局ウィルはグリー部のために彼に役を譲るのだった。
第20話
レディー・ガガのコスプレ大作戦
突然校長からゴス・ファッションを止めなければ停学もあり得ると宣告され、自分らしさを表現するファッションを探して途方に暮れるティナ。その矢先、レイチェルがライバル校のグリー部、ボーカル・アドレナリンがレディ・ガガの曲をフィーチャーすると聞きつける。ウィルは自分たちもガガの曲をやろうと提案。だが男子メンバーは猛反対し、独自のアイデアを形にする。その頃、フィンは母親と一緒にカートの家に引っ越すことに。納得がいかない彼はついカートに辛く当たってしまう。一方、ボーカル・アドレナリンの偵察に行ったレイチェルは、顧問のシェルビーが歌ったとたん、それが母親の声だと気付く。ぎこちない親子の再会を果たした2人。だが2人の関係を知り、レイチェルを心配したウィルから忠告されたシェルビーは、親子としては付き合えないとレイチェルに告げるのだった。
第21話
ファンクで魂を歌え!
マッキンリー高校の講堂に、突然ボーカル・アドレナリンのメンバーが現れた。そこにはジェシーの姿も。彼はレイチェルに元の高校に戻ったと冷たく言い放つ。仲間を傷つけた彼らを許せないフィンとパックは、相手校に忍び込み車のタイヤをパンクさせるという報復に打って出る。ウィルはボーカル・アドレナリンの弱点がファンクだと突き止め、音楽で借りを返そうとする。そのためにスーを弄んで曲のアイデアを得ようという突飛な発想から彼女を誘惑する。不覚にも彼にほのかな恋心を覚えてしまったスーは、ウィルに騙されたことに想像以上のダメージを受け、学校まで休んでしまう。ウィルはスーの家に謝りに行き、復活したスーは見事チア部を全国大会優勝に導く。そしてグリー部もボーカル・アドレナリンの前でファンク・ナンバーを披露し、彼らを不安に陥れるのだった。
第22話
僕たちのジャーニー
州大会直前のグリー部に衝撃のニュースが走る。なんとスーが審査員の一人に選ばれたというのだ。望みを失い落ち込む部員たち。そんな彼らを見たフィンは、レイチェルにリーダーとしてみんなを奮起させようと提案。その時、2人の心は再び通い合う。大会当日、様々なプレッシャーを乗り越え、ジャーニー・メドレーで会場を沸かせた部員たち。全力を出し切った彼らは笑顔で控え室に戻る。その矢先にクインが産気づき急遽病院へ。そんな騒動の中、ボーカル・アドレナリンのパフォーマンスが始まり、さすがの実力を見せ付ける。審査員室では優勝を巡って意見が分かれ、スーは思わずグリー部の味方をしてしまう。だが結果はボーカル・アドレナリンの優勝だった。廃部が決定し落ち込むウィルの前にスーが現れる。そして「校長を脅してもう1年続けさせることにした」と告げるのだった。

シーズン2

第1話
スカウト大作戦
メンバーに欠員が出たため、新たに部員を募集することになったグリー部。生徒たちは転入生のサムと留学生のサンシャインという逸材を発見、彼らを勧誘するがサンシャインの実力を恐れたレイチェルは彼女の入部を妨害する。その頃校長はアメフト部強化のために新コーチ、ビーストを雇う。そのためにチア部の予算を削られたスーは、同じくグリー部の予算を削られたウィルをそそのかし、ビーストを辞めさせるための嫌がらせを始める。幼稚な嫌がらせは次第に悪化し、生徒たちにまで影響が出始める。ウィルは自分の態度を反省し、ビーストに和解を申し入れる。一方、レイチェルもサンシャインへの態度を反省するも、結局彼女はライバル校のボーカル・アドレナリンに引き抜かれてしまう。それを知った部員たちはレイチェルのせいだと責め、彼女は激しく落ち込むのだった。
第2話
憧れのブリトニー・スピアーズ
ウィルはエマに未練を残すが既に彼女には歯科医のカールという新しい彼氏ができていた。グリー部ではイージー・リスニングの曲を課題に出そうとするが生徒たちは猛反発。カートからホームカミングにブリトニー・スピアーズの曲を歌いたいと提案されるが、即座に却下してしまう。そんな時、ひょんなことからカールに虫歯の治療をしてもらうことになった部員たちは、麻酔の影響でブリトニー・スピアーズの夢を見る。夢のおかげで自分に自信を持てるようになったレイチェルたちはイメチェンを試みる。エマの忠告もありブリトニーの曲を受け入れたウィル。だが今度は自分も一緒に歌うと言い出し生徒たちは困惑顔。そしてホームカミング当日。グリー部は全校生徒の前でパフォーマンスを披露するが、興奮した一部の生徒たちが暴走し、舞台はめちゃくちゃになってしまう。
第3話
ホット・チーズサンドに願いを!
ある日、ホット・チーズサンドの焦げ目にジーザスの顔を見たフィンは、その“チーザス”様に自分の願いを祈る。すると不思議なことに次々とその願いが叶い、フィンは有頂天になる。すっかり信仰に目覚めたフィンはグリー部で神を讃える曲を歌おうと提案。だが神を信じないカートは反対する。その矢先、カートの父親バートが突然倒れ、意識不明の重体に陥ってしまう。カートを心配した部員たちはスピリチュアルな歌と祈りで彼を慰めようとするが、カートの心には届かなかった。同じように神を信じないスーにそそのかされ、グリー部で宗教に関係する歌を禁止にするよう校長に訴えるカート。祈りを拒否し頑なになるカートを心配したメルセデスは彼を教会に誘う。メルセデスと教会の人たちの歌声に力づけられたカートは、仲間たちの友情に感謝するのだった。
第4話
最強デュエット歌合戦!
パックが突然少年鑑別所に送られてしまい衝撃を受ける部員たち。パックの穴を埋めるためにサムが新たに入部し、ウィルはデュエット対決を提案。優勝したペアにはレストランのディナー券をプレゼントすると宣言する。カートはサムがゲイではないかと推測し、彼にペアを申し込む。それを見たフィンはカートが原因でサムが退部してしまうことを恐れ、なんとかペアを阻止しようとする。一方レイチェルはフィンとのデュエットに絶対の自信を持っていたが、サムを受け入れるためにこの勝負にわざと負けようとフィンに提案する。フィンからペアを組めばサムに迷惑がかかると言われたカートは、自分自身が最高のパートナーだと一人二役で歌う。そんな風に強がりながらも、一人こっそり落ち込んでいたカートを見たレイチェルは、一緒にデュエットしようと誘うのだった。
第5話
ロッキー・ホラー・グリー・ショー
ウィルの想いとは裏腹に、エマは新しい彼氏のカールと順調に交際していた。極度の潔癖症が徐々に改善し、なんとエマがカールと一緒に『ロッキー・ホラー・ショー』まで観に行ったことを知ったウィルは、対抗心からついグリー部でも『ロッキー・ホラー・ショー』をやると嘘を付いてしまう。そんなきっかけだったとは露知らず、グリー部のメンバーはやる気満々。だがフィンは、サムの肉体美を見て急に自信を無くしてしまう。サムのアドバイスで自分に自信をつけるため、校内を下着一枚で歩き回るフィン。苦情を受けた校長は彼を停学にしてしまう。カールへの対抗心が思わぬ結果を生んでしまったことに反省したウィルは公演の中止を決定。生徒たちにも自分の押し付けだったと謝罪するが、彼らは自分たちのようなハミ出し者にピッタリのショーだと言って上演する。
第6話
初めてのキス
地区大会の出場校が決定した。ウィルはみんなを奮起させるために男女別に対抗させるが、男子チームに入れられたカートは不満顔。そんな時、偵察にいったライバル校、ダルトン・アカデミーでゲイのブレインと出会う。ここのグリー部ウォブラーズは学生たちに大人気だった。ブレインからダルトン高校は差別に厳しいと聞き感銘を受けるカート。ブレインに励まされた彼は自分を敵視するアメフト部のカロフスキーに立ち向かうが、思わぬ結果を招いてしまう。その頃、男子生徒たちの間でセックスの衝動を抑えるためにビーストの下着姿を想像することが流行し、大問題に発展していた。ウィルから真実を聞きショックを受けたビーストは学校を辞めようとする。それを知ったウィルは生徒たちに彼女を止めるよう言い、男子部員は彼女への謝罪を込めた歌を歌うのだった。
第7話
代理教師にお任せ
校長が悪性の猿インフルエンザで休む間に代理校長の座に収まったスーは、ウィルにもそのインフルエンザを感染させる。レイチェルは倒れたウィルの代わりに張り切ってグリー部を仕切りだすが、それに納得がいかないカートは、代理教師のホリーに代理の顧問を依頼する。古い曲を好むウィルとは違い、部員たちの自由にやらせてくれる彼女は大好評。不満なレイチェルは病床のウィルにこのままではグリー部が奪われると忠告する。一方スーは校長の権限を振りかざしアメフト部を廃止にするとビーストに宣告するが、あっさり反撃されてしまう。怒りが収まらない彼女は代わりに生徒たちに人気がある学食のミニポテトを廃止する。親友のカートがブレインとばかり遊ぶようになりミニポテトに依存していたメルセデスはこの決定に断固抗議。スーを相手に宣戦布告する。
第8話
グリー式ハッピーウエディング
バートがフィンの母親キャロルについにプロポーズ。カートは自分がプランナーとなり、グリー部の協力で結婚式をすると張り切るが、フィンはあまり乗り気になれなかった。その矢先、カロフスキーから脅迫されたカート。それに気付いたウィルはスーに相談するが、脅迫だけでは停学にはできないと言われてしまう。執拗にカートに絡むカロフスキーに怒った男子はケンカになるがフィンだけが距離を置いていた。カートの状況を知ったバートは見て見ぬ振りをしていたフィンを責め、学校に抗議。カロフスキーの父親を交えて話し合い、彼は停学になるが、カートはある決断を下す。その頃スーはオンライン・デート・サービスでマッチするのが自分だけと知り、なんと自分と結婚式を挙げようと招待状を送りまくる。そこへ長らく音信不通だった母親が突然現れる。
第9話
運命の地区大会
ウィルはマンネリ打開のために、地区大会ではサムとクインがソロを歌い、ブリトニーとマイクのダンスを強化したプログラムを提案する。納得がいかないレイチェルは猛抗議。追い討ちをかけるようにサンタナがフィンとの過去を暴露しショックを受ける。さらにマイクとブリトニーの浮気疑惑まで持ち上がり、部員たちの間に険悪なムードが広がる。一方、ライバル校のダルトン・アカデミーに転校したカートは、ソロのオーディションを受けるが、個性より調和を重視するウォブラーズのやり方に馴染めずにいた。そして地区大会当日。それぞれの想いを胸にマッキンリーもダルトンも素晴らしいパフォーマンスを披露し、同点優勝する。その喜びで仲直りしたフィンとレイチェルだったが、レイチェルがパックと浮気しそうになったと告白、怒ったフィンは別れを告げるのだった。
第10話
メリー・グリー・クリスマス
クリスマスを前に施設の子供たちへの寄付を募ろうと教室で歌うがブーイングの嵐に落ち込むグリー部。そんな時、ブリトニーが未だにサンタの存在を信じていることが判明。アーティはなんとか彼女の願いを叶えようと部員たちに協力を頼み、モールのサンタのところに連れて行く。すると彼女はなんとアーティが歩けるようにと願う。その頃教師たちの間で秘密のサンタをやることになり、ウィルはスーにプレゼントを贈るハメに。エマがカールと結婚して落ち込んでいたところに更なる憂鬱が重なるウィル。だがエマやビーストの相手もスーだと発覚。ウィルからグリンチと非難され、プレゼントを回収されたスーは、部室のツリーを破壊した挙句プレゼントを強奪する。一方、アーティからサンタになってブリトニーを説得するよう頼まれたビーストは、彼女の家を訪ねるが……。
第11話
踊る! アメフト部
チア部のパフォーマンスに納得がいかないスーは、新境地開拓としてなんと人間大砲を購入。ブリトニーに大砲に入るよう命じる。その頃、アメフト部ではカロフスキーとフィンたちの対立が激化。なんとか地区大会決勝まで進んだものの、このままでは優勝は危ういとビーストに相談されたウィルは彼らを団結させるためにアメフト部員をグリー部に入部させる。チア部の人間大砲のことを知った校長は猛反対。怒りを爆発させたスーは周囲に当り散らす。その矢先、チア部とアメフト部の州大会が同じ日になり、アメフト部は自分たちでハーフタイム・ショーをするハメに。当初は反抗的だったカロフスキーたちもダンスの楽しさに目覚め始めるが、他の生徒からバカにされアメフト部を辞めてしまう。アメフト部廃部の危機を知ったレイチェルたちは、自分たちが試合に出ると言い出す。
第12話
バレンタインに贈るラヴ・ソング
フィンと別れても未練たっぷりだったレイチェル。だがフィンは地区大会決勝でクインとキスして以来、彼女のことが気になっていた。アメフト部が優勝してからモテモテだった彼はクインの気を引くために、グリー部の部費を集めることを名目に自分とのキスの権利を売ることに。その頃パックはカートの代わりに入部したローレンに何故か夢中。一方カートはブレインが好きな人に歌を贈ると聞いて、それが自分のことだと舞い上がる。そんな時、ウィルがグリー部の課題にしたのは“愛する人への歌”だった。アーティはブリトニーへの愛を歌い、ティナはマイクを想い涙し、パックはローレンへの想いを歌に込める。バレンタインに恋人がいないサンタナはそんな様子が面白くない。その矢先、クインとフィンの態度から2人の関係に気付いた彼女は、ある計画を思いつく。
第13話
ビーバー・フィーバー
チア部の全国大会連覇に失敗したスーは生きがいを失くし、周囲に八つ当たりして暴れまくっていた。エマの提案でウィルはスーをグリー部に入れて歌で彼女を癒そうとする。だがそれはグリー部の内部崩壊を狙うスーの策略だった。その頃、サムはクインとフィンの仲を疑っていた。彼女の心を取り戻すため、ジャスティン・ビーバーの曲を歌ったところ、女子はうっとり。それを見た男子たちは、ビーバー・フィーバーを結成する。スーは巧みな嘘でレイチェルとメルセデスを対立させる。だが彼女の思惑とは裏腹に、デュエットした2人は互いの実力を認め合う。レイチェルは州大会で勝つためにオリジナル・ソングを提案。みんなが反対する中、フィンだけが賛成する。一方、内部崩壊に失敗したスーは、州大会で対決するオーラル・インテンシティーの非常勤顧問に就任する。
第14話
アルコール狂想曲
校長から飲酒の危険性を訴える集会でのパフォーマンスを依頼されたグリー部。だがその頃ウィル自身がお酒に頼っている状態だった。一方、レイチェルは父親が不在の間にパーティをしようとパックにそそのかされる。気乗りのしないレイチェルだったが、フィンから人生を楽しめと言われてパーティ開催を決意。だが彼女のパーティは行儀良すぎて退屈だった。再びパックにそそのかされ父親のお酒を出したところ、メンバーたちは大はしゃぎで酔っ払う。ゲームでキスをしたレイチェルとブレインはお互いに意識し合うように。心配なカートはレイチェルに忠告するが、彼女はブレインとデートしようとする。そして集会当日。緊張を紛らわせるためにお酒を飲んでパフォーマンスをした部員たちは舞台の上で大失態をさらしてしまう。校長に呼び出された彼らは停学を覚悟するが……。
第15話
ホリー先生の性教育
コウノトリが窓の外に巣を作っただけで妊娠したと思い込んだブリトニーを見て、ウィルはグリー部員たちの性知識の乏しさに愕然とする。代理教師として戻ってきていたホリーに相談したウィルは、歌で性教育をすることになる。生徒たちの前で過激な歌を歌うホリーを見て、保守的なエマは猛反発。もっと他に良い曲があると、カールに協力してもらいパフォーマンスを披露するが、エマは曲に込められていた意味を勘違いしていた。ホリーは生徒たちだけでなく、カールからも相談を受け結婚カウンセラー状態に。カールとエマは結婚しても一度も関係を持っていなかった。一方、スーの悪知恵を真に受けたブレインは、セクシーな曲を練習する。そこであまりにウブなカートを見て心配した彼はバートに相談する。その頃、サンタナは自分の本当の気持ちに気付くのだが……。
第16話
目指せ! 悲願の初優勝
州大会を目前に控え、グリー部は歌う予定だった楽曲の使用禁止通知を受け、オリジナル曲で勝負することに。プロム・クイーンを目指すクインは州大会が終わったらフィンに交際を公にするよう頼む。プロム・クイーンになるためにはフィンとのカップルであることが必要だったが、なにかと彼に関わってくるレイチェルの存在が邪魔だった。ダルトン校ではカートが面倒見ていたカナリアが死んでしまい、カートはビートルズの曲を歌って追悼する。その姿を見たブレインは自分の気持ちに気付き、州大会ではカートとデュエットを歌いたいと提案する。その頃、レイチェルは苦悩の中で曲を仕上げ、そして州大会当日がやってきた。本番前、レイチェルは自分の本当の気持ちを込めた曲だから聞いて欲しいとフィンに告げ、その想いは会場にも伝わり大きな感動を呼ぶのだった。
第17話
ディーバの苦悩
見事全国大会への出場を決めたグリー部。だがNYまでの旅費が足りない。アーティたちが所属する秀才クラブもコンテストの決勝戦に進んでいたが、同じく旅費がないため出場辞退を考えていた。そこで資金集めのコンサートを開催することに。スーは邪魔をするためにライバル校のボーカル・アドレナリンのコーチや、クビになったサンディ、ウィルの元妻テリを集め破滅同盟を結成。そんな時、グリー部の前にサンシャインが現れコンサートに協力したいと申し出る。レイチェルは猛反対し、メルセデスをたきつける。そんな彼女にローレンが近づき、自分がマネージャーになると言い出す。そこからメルセデスは無茶な要求を連発する。そしてコンサート当日。結局サンシャインはやって来ず観客はわずか6人。それでもコンサートを開催するが、サンディたちにヤジられる。
第18話
ボーン・ディス・ウェイ
ダンス練習中に鼻を骨折したレイチェルは医者から整形を勧められ、本気で考え始める。クインの鼻にしたいと思ったレイチェルは、彼女に病院に付き添ってもらうことにする。その頃、プロム・クイーン争いもますます熾烈なものになっていた。サンタナはひょんなことからカロフスキーがゲイだと気付き、彼を更正させてカートが戻ってくれば、自分がプロム・クイーンに選ばれると考える。そしてカロフスキーにはお互いのために付き合っているフリをしようと提案。さらにローレンも立候補。それを知ったクインは対抗意識を燃やし、ローレンもクインの秘密を見つけ出す。レイチェルの整形に反対する部員たちは彼女を説得。ウィルは生徒たちが自分の個性を受け入れられるように、レディ・ガガの曲を歌い、Tシャツに自分のコンプレックスをプリントすることを提案する。
第19話
うわさの真相
ウィルは突然戻ってきたエイプリルから一緒にブロードウェイに行こうと誘われる。夢のブロードウェイに心が揺れるウィルだったが生徒たちのことを考えると踏み出せない。そんな彼にエマは夢を掴むよう助言する。相変わらずグリー部崩壊を狙うスーは学校新聞をゴシップメインに方向転換。グリー部員たちは噂に翻弄され険悪な雰囲気になってしまう。デタラメな噂のせいで疑心暗鬼になっている彼らにウィルは、フリートウッド・マックのアルバム『噂』を課題として出す。その頃フィンはクインの浮気を疑い、レイチェルと一緒にモーテルに張り込んでいた。しかしそこに現れたのはカートとサムだった。まさかカートが浮気!? と困惑する2人だが、翌日には今度はクインがサムとモーテルから出てくるところを目撃。2人の関係を追及したフィンは、サムの窮状を知る。
第20話
夢のプロム・クイーン
プロムが目前に迫ったマッキンリー高校。グリー部はキャンセルになったバンドの代わりにプロムでパフォーマンスすることに。ブレインと一緒にプロムに行くことになったカートは有頂天。少し前からサンタナとカロフスキーの警護を受けていたカートは、しばらくイジメにあっていないと気付きゲイに対する理解が深まったのではと考える。みんながプロムに浮かれる中、メルセデスだけは浮かない顔。誰かに誘われたいとレイチェルに本音をこぼすメルセデス。自分も相手がいないレイチェルは、2人でサムをプロムに誘う。そんな時、レイチェルの前に突然ジェシーが現れ、過去を謝罪。クインと付き合いながらレイチェルのことが気になっていたフィンは、ジェシーが彼女をプロムに誘ったと知り激しく嫉妬する。そしてプロム当日。いよいよプロム・クイーンが発表されるが……。
第21話
突然の別れ
ジェシーをコンサルタントとして雇ったグリー部は、彼の提案でソロ・オーディションをすることに。レイチェル、カート、サンタナ、メルセデスが立候補するが、フィンは彼にけなされたことで自信を失くしてしまう。その頃、スーは突然可愛がっていたベッキーをチア部から追い出していた。ベッキーの母親から話を聞いたウィルはスーに猛抗議するが、そんな彼にスーは最愛の姉ジーンが亡くなったと告白。ベッキーを見るとジーンを思い出すから辞めさせたと話す。それを知ったフィンとカートはジーンの葬儀をグリー部で手伝うことにする。葬儀ではジーンが好きだった『夢のチョコレート工場』をイメージした装飾がされ、施設関係者も大勢集まった。そこでスーの心がこもった弔辞を聞いたフィンは、自分の本当の気持ちに気付き、クインに別れを告げるのだった。
第22話
夢のニューヨーク
全国大会のためにとうとうニューヨークにやってきたグリー部。憧れの大都会に興奮する彼らにウィルはオリジナル曲が完成するまでホテルに缶詰を命じる。そんなウィルは生徒たちに舞台出演の話を切り出せずにいた。一方、作曲に集中できない部員たちは、部屋にこもっていても良い曲は書けないと、ウィルの命令を無視して街へ繰り出す。その日の夜、クインと別れたフィンはレイチェルに想いを告げるために彼女をデートに誘う。いいムードになった2人だが、最後の最後でレイチェルはキスを拒み逃げ出してしまう。愛と夢の間で揺れるレイチェル。そんな彼女をカートはある場所に誘う。カートの励ましで自分の進むべき道を確信したレイチェルは、全国大会本番直前、フィンを拒んだ理由を正直に彼に話す。2人の想いがすれ違う中、いよいよ舞台の幕が上がる……。

シーズン3

第1話
メンバーチェンジ
夏休み明けのマッキンリー高校。グリー部員たちの関係も夏の間に大きく大きく変化していた。サムは再び転校、ローレンは退部、クインは不良の道へ。ウィルは新入部員を勧誘するよう部員たちを励ますが、全国大会で惨敗したグリー部に入部したがる生徒はいなかった。そんな時、シュガーという女子生徒が入部を希望するが……。一方、ジュリアード音楽院への進学を希望していたレイチェルとカートは、ジュリアードに希望の学科がないと知り、ニューヨークの名門であるニューヨーク演劇学校(NYADA)への進学を目指すことに。ニューヨークへの夢が膨らむカートだったが、ブレインがダルトン・アカデミーにいる限りライバルであることに悩んでいた。それを知ったブレインはカートのために転校してくる。
第2話
運命のオーディション
カートはNYADA入学のために生徒会に立候補。ブリトニーが協力を申し出るが、彼女が考えた選挙運動はカートがゲイだという事を全面に出したものだった。ウィルは全国大会を目指しダンスの猛特訓を始める。そんな彼らの前にボーカル・アドレナリンの元コーチ、シェルビーが現れる。彼女はシュガーの父親の寄付で新たなグリー部を任され、非常勤講師として雇われたのだった。不良になったクインと会ったシェルビーは、養子にした彼女の娘、ベスと堂々と会えるよう自分を取り戻せと彼女を諭す。学校では舞台『ウエスト・サイド物語』のオーディションが開催されていた。ウィルから監督を任されたアーティは大張り切り。主役のトニー役でオーディションを受けたカートだったが……。
第3話
Aマイナスは落第点
化学でAマイナスを取ったことで父親から激しく叱られたマイクは、親の期待とダンスへの夢との間で葛藤していた。迷いの中でダンスへの情熱を改めて確認した彼は、『ウエスト・サイド物語』のオーディションで歌のパートもあるリフ役に立候補し、アーティたちを驚かせる。一方、いつもレイチェルの陰になってしまうことに不満を募らせていたメルセデスは、とうとう怒りを爆発。我慢できずにグリー部を退部し、シェルビーの新しいグリー部に入部する。オーディションでメルセデスのパフォーマンスに焦ったレイチェルは、課外活動のポイントを稼ぐために先に生徒会に立候補していたカートを裏切り自らも立候補。その身勝手さをカートから責められ、友情に亀裂が入ってしまう。
第4話
アイルランドから来た留学生
オハイオ州議員の補欠選挙に立候補したスーの芸術予算削減案のせいで『ウエスト・サイド物語』の上演がピンチに。それを救ったのはカートの父バートだった。ウィルはバートも議員に立候補するよう勧める。学校ではシェルビーのグリー部に入ったメルセデスがサンタナを誘いトラブルトーンズを結成。ブリトニーがアイルランドからの留学生ローリーの事を妖精だと思い込んでいるのを知ったサンタナは、それを利用してブリトニーも引き抜いてしまう。落ち込むローリーを見たフィンは、彼をグリー部に誘う。一方、不良仲間から抜けたクインは、手放した娘を取り戻そうと画策。パックと共にシェルビーに近づくが、パックはシェルビーの母親ぶりを見るうちに気持ちを変えるのだった。
第5話
すばらしき初体験
『ウエスト・サイド物語』の主役に決まったレイチェルとブレイン。だがリハーサルでアーティから、経験もないのに“性の目覚め”が演じられるのかと言われ動揺する。レイチェルは役作りのためにフィンとの初体験を急ぐが、彼女の魂胆を知ったフィンは激怒。一方、久しぶりにダルトン・アカデミーを訪れたブレインは、そこで転校生のセバスチャンと出会う。露骨にブレインにアプローチしてくるセバスチャンの態度が気に入らないカート。セバスチャンに誘われ仕方なく3人でゲイバーに行くが、そのせいで2人の関係はギクシャクしてしまう。ビーストが大学スカウトのクーターに想いを寄せながら、自分に自信がないせいで諦めていると知ったアーティは、彼女のために一肌脱ぐのだった。
第6話
ガチンコ勝負
ニュー・ディレクションズとトラブルトーンズの対立は深まるばかり。ウィルとシェルビーは互いに切磋琢磨できるよう、生徒たちにマッシュアップ対決を提案する。だがフィンはドッジボールで決着を付けようとサンタナに持ちかける。その対決でローリーが集中攻撃されたのを見かねたカートは、生徒会候補者の集会でイジメについて問題提起する。それを聞いたレイチェルは自分の行いを反省。立候補を取りやめカートの応援にまわるのだった。一方、シェルビーと一緒に娘ベスの面倒を見ているうちに、彼女に惹かれていったパックは猛アプローチ。そうとは知らずにクインは相変わらずベスを取り戻すためにやっきになっていた。その頃サンタナはカミングアウトできない理由をフィンから指摘されるが……。
第7話
カミングアウト
思いがけない形で秘密が暴露されてしまったサンタナ。自分との口論が発端だったこともあり、彼女を心配したフィンは、自分を受け入れられないサンタナを励ますために女性シンガーの曲を歌おうとメンバーに提案する。最初は怒りで攻撃的だったサンタナも、メンバーたちの励ましの歌に心を開いていく。ベスを取り戻す事を諦めたクインはパックをそそのかしてもう一度子供を作ろうとするが、シェルビーと急接近していたパックは相手にしない。カートの応援にまわったレイチェルは、カートと一緒にニューヨークに行くためにもなんとか彼を当選させようとあるアイデアを思いつく。そして選挙当日。開票の結果カートが勝利するが、投票に不正があったとして校長に呼び出されてしまう。
第8話
全員集合!
選挙不正で停学になったレイチェル抜きで地区大会に挑むことになったニュー・ディレクションズ。フィンはこの危機を救うため、転校したサムを連れ戻す事を決意する。レイチェルとフィンがサムを探して彼のバイト先に行くと、なんとサムは家計を助けるためストリッパーとして働いていた。2人の説得でサムはマッキンリーに戻ってくる。パックとシェルビーの関係に気付いたクインは、それをネタに娘を取り戻そうと考えるが、レイチェルからみんなが傷つくと諭される。一方、マイクは家族のために夢を諦め医学部に進学すると決める。彼に夢を諦めて欲しくないティナはなんとかマイクの父親を説得しようとするが、その努力もむなしく、冷たく追い帰されてしまう。そしていよいよ地区大会の幕が上がる……。
第9話
幸せを贈るクリスマス
クリスマスが迫り、スーからホームレス施設で歌って欲しいと頼まれた部員たち。姉を亡くして初めてのクリスマスを一人で過ごしたくないという彼女に、部員たちは快諾する。その直後、地元テレビ局からもクリスマス特番への出演をオファーされ喜ぶ部員たち。だが収録日はスーと約束した日だった。それでも特番を優先しようとする彼らにスーは失望する。レイチェルから自分が欲しいクリスマス・プレゼントのリストを渡されたフィンは、あまりに要求が多くて困惑する。アーティは特番の監督を任され大張り切り。ハッピーなショーにしたいと意気込む彼に、サムは感傷的な曲も必要と出演を辞退する。そして収録の日。ローリーの詩の暗唱でクリスマス精神を思い出した部員たちは……。
第10話
プロポーズ大作戦
結婚に及び腰なウィルの態度に悩むエマ。その矢先、ビーストがクーターと結婚したと聞き、思わずウィルに結婚してと言ってしまう。ウィルは彼女にプロポーズする事を決意し、プロポーズの曲を課題にする。サムは夏の間付き合っていたメルセデスとやり直すため、人気者になろうとシンクロ部に入部する。その頃フィンは将来の事を考え陸軍の関係者に会ったとウィルに話す。そんなフィンを心配した母親は、彼に悲しい真実を告げる。突然ベッキーにデートに誘われたアーティは思いがけず楽しい時間を過ごすが、やはり友達としか思えないと正直に話す。失恋して落ち込むベッキーにスーは優しく寄り添うのだった。そんな中ウィルのプロポーズ作戦が決行される。それを見たフィンは……。
第11話
マイケル争奪戦
地区大会でマイケル・ジャクソンの曲を歌えなかった事を残念がるメルセデスたちのために、州大会でもマイケルの曲を歌う事に決めたウィル。だがその話をブレインから聞いたセバスチャンが、ウォブラーズでも歌うことにしてしまう。部員たちは歌で対決しようとするが、固い異物を混入したスラッシーをかけられたブレインが目に怪我をしてしまう。憤る部員たちをなだめるウィル。カートはサンタナと相談し、暴力ではない方法でセバスチャンに反撃する。一方、突然フィンからプロポーズされたレイチェルは戸惑いを隠せずにいた。クインに相談するが結婚には猛反対されてしまう。その矢先、カートがNYADAの最終選考に残ったと聞いたレイチェルは不安に押しつぶされそうになり……。
第12話
魅惑のスペイン語教師
歴史教師が退職し、終身在職権に空きが出たと知ったウィルは、エマとの将来のためにもなんとか在職権を手に入れようと奮闘する。だがその矢先に生徒から授業に対するクレームが入り、名誉を挽回させるため彼は夜間のスペイン語クラスに通うことに。そこで講師のデイビッドに会ったウィルは、部員たちのスペイン語の成績を上げれば大きなポイントになると考え、彼をグリー部に招待する。だが思った以上にデイビッドの生徒受けが良く、ウィルは彼の存在に焦り始める。サムと彼氏の間で気持ちが揺れるメルセデスはエマに相談。自分の本当の気持ちを確かめようとする。その頃スーは子供を産もうと決意、なんとウィルに精子提供を頼む。エマはスーに抗議するが彼女の真意を知り……。
第13話
バレンタイン・パーティー!
バレンタインが近づき、シュガーはパーティにみんなを招待するが、カップルでの参加を義務付ける。アーティとローリーはシュガーを巡って火花を散らす。フィンとレイチェルは婚約を発表、部員たちは様々な反応を見せる。そんな時、突然学校にレイチェルの両親がやってきた。婚約の事で怒られるかと思いきや、意外にも父親たちはフィンと両親をディナーに招き、フィンを家に泊める。両親の提案に驚くレイチェルとフィンだったが、結局互いの生活習慣の違いからケンカになってしまう。これこそが真の計画だった父親たちはその様子を見てほくそ笑んでいた。一方、カートは毎日届く謎のファンからのラブレターがブレインからのものと思って大喜び。だが実は贈り主がカロフスキーだったと知り驚くのだった。
第14話
それぞれの転機
州大会が近づく中、セバスチャンに呼び出されたレイチェルは、大会に出場すればフィンの合成ヌード写真をネットにばら撒くと脅迫される。もしそれでフィンが恥をかいたとしても出場しようとするレイチェル。自分をサポートしてくれない彼女にフィンは怒りを隠せない。人工授精で見事妊娠したスーは、出産の先輩であるクインに相談。その際クインはもう一度チアに戻りたいと彼女に話す。一方、バレンタインの日にカートといるところを同級生に見られたカロフスキーは、転校先の学校でイジメの対象になってしまう。イジメを苦にした彼が取った行動は……。カロフスキーの窮状を知った部員たちは改めて大切なものとは何かに気付き、レイチェルとフィンは州大会の後に結婚しようと決意する。
第15話
イケメンの兄
レイチェルとフィンの結婚式に向かう途中で事故に遭ったクインは、脊髄を損傷し車椅子生活になっていた。罪悪感でいっぱいのレイチェルは結婚式について考える気になれない。謝るレイチェルにクインは今が幸せだと話す。スーは校長からシンクロ部のコーチ、ロズとチア部の共同監督をするよう命じられてしまう。チア部を取り戻すため、彼女はグリー部を全国大会で優勝させてその賞金を手に入れようと、ウィルに協力を申し出る。そんな時、ブレインの兄で俳優をしているクーパーが帰郷し、マッキンリー高校にやってくる。彼が特別レッスンをしてくれると知り大喜びする部員たちの中、ブレインだけは浮かない顔。ブレインは常に自分が一番で彼を下に見る兄に劣等感を持っていた。
第16話
サタデー・ナイト・グリーバー!
相変わらずディスコ・ミュージックに思い入れのあるウィルに対し、部員たちはディスコはダサいと反発。それでもなかなか進路が決まらないフィン、メルセデス、サンタナにもっとやる気を出してもらおうと、ウィルはサタデー・ナイト・フィーバー・コンテストを開催することに。レイチェルは自分のせいでフィンの夢が見つからないのでは? と心配する。一方、歌手になりたいがその方法が分からないと言うメルセデスに対し、サムはある計画を思いつく。そんな中、カートとメルセデスは、ボーカル・アドレナリンのメンバー、ウェイドから、州大会には女装したユニークとして出場したいと相談される。女装は反発を買うからと反対した2人に対し、スーはライバルを蹴落とすために、女装を勧めろと命じるが……。
第17話
ホイットニーに捧ぐ
ホイットニー・ヒューストンの死にショックを受け、なかなか立ち直れない生徒たちを心配するウィル。彼はホイットニーの曲を通して自分と向き合うよう彼らに話す。その頃カートはブレインとの関係が安定しすぎている事に悩んでいた。ブレインの態度もそっけなく、なんとなく距離を感じ始めた矢先、カートはレコード店で会ったチャンドラーと意気投合し、メル友になる。始終チャンドラーとメールのやり取りをしているカートの浮気を疑ったブレインは怒りをぶちまける。実はブレインがそっけない態度を取っていたのにも理由があった。リハビリが進まず落ち込んでいたクインは新メンバーのジョーと急接近。一方、ウィルは部員たちが卒業する前に結婚式を挙げようと躍起になっていた。
第18話
プレッシャー
ビーストの顔にあるアザを見てからかうサンタナたち。それを知ったスーとロズは、暴力を軽く考えている彼女たちに女性の強さを歌った曲を課題に出す。ビーストはドメスティック・バイオレンスを否定していたが、彼女たちの歌を聞き、スーに真実を告白。生徒たちにも事実を話す。サンタナらは自分たちの態度を反省し、彼女に歌を贈る。一方、パックが世界史を落とすと落第だと知った男子たちは、追試を受ける彼のために一緒に猛勉強。だがその頑張りも叶わず結局落第点だったパックは激しく落ち込む。カートとレイチェルはいよいよNYADAの最終オーディションに。選曲に悩んでいたカートは自分らしい曲で勝負に出て好評価を得る。レイチェルも自分の十八番の曲でオーディションに挑むが……。
第19話
プロム反対運動
いよいよプロムが近づき、高校時代最後のプロムでクイーンを目指すクインは車椅子になった事を利用して同情票を集めようとしていた。オーディションに失敗して落ち込んでいたレイチェルは、フィンがクインに協力すると知り激怒。プロムに気乗りしないカートとブレインと共に、アンチ・プロムパーティを開く事にする。落第してやる気をなくしていたパックと、プロム・クイーン候補になれなかった事に怒っているベッキーも参加。だがパーティは盛り下がるばかり。そんな時、フィンが現れ結局レイチェルたちはプロム会場に向かう。残ったパックはベッキーの本心を知り、彼女に即席のアンチ・プロム・クイーンの冠をプレゼントして一緒に会場へ。そしていよいよ今年のプロム・クイーンが発表される。
第20話
入れ替わり
いよいよ全国大会が目前に迫る中、相変わらずレイチェルがソロを歌うことに飽き飽きしていたティナ。グリー部のオリジナル・メンバーなのに小道具係のような扱いに、不満を口にしても誰にも相手にされず、マイクには身勝手だと言われてしまう。そんな中、衣装を作るために買い物していたショッピング・モールで転んで頭を打ったティナ。目覚めるとなんと彼女はレイチェルになっていた。メンバーがそれぞれ入れ替わった世界で、ティナになったレイチェルの行動を見た彼女は自分の考えを反省。正気を取り戻したティナはNYADAの校長に再オーディションを懇願するレイチェルに協力する。一方、落第して以来すっかりひねくれていたパック。自棄になって荒れる彼を見かねたビーストは……。
第21話
夢の全国制覇!?
全国大会の地、シカゴにやってきたニュー・ディレクションズ。だが本番を前にメルセデスが食あたりでダウンしてしまう。メンバーたちは慌ててバックアップ・プランを考えるが、スーの無茶苦茶な治療が効き、メルセデスは本番直前でなんとか復帰する。最上級生にとっては最後の全国大会。ウィルはずっと負け犬扱いだった彼らになんとか優勝させてやりたいと願う。意外なことにスーも同じ気持ちになっていた。NYADAの校長を招いていたレイチェルだが、ボーカル・アドレナリンのコーチになったジェシーから校長は来ないと言われてしまう。それでもソロを熱唱するレイチェル。そんな中、校長がやってきた。メンバー全員の渾身の歌とダンスは会場を大いに沸かせ、達成感を味わう部員たち。その結果は……。
第22話
卒業
ウィルはあと数日で卒業するメンバーのために、別れの曲を課題として出す。この3年間の思い出を振り返りながら、それぞれの想いを歌に込めるメンバーたち。パックは最追試のために猛勉強。イェール大学に合格したクインの協力もあり見事合格点を取り、ギリギリで卒業が決まる。メルセデスはCD契約を結びロサンゼルスへ行くことになり、マイクはシカゴのバレエ団から奨学金がもらえる事に。チアの奨学金を得て大学に合格していたサンタナは、ブリトニーが留年したと知り自分も町に残ろうとする。アクターズ・スタジオに願書を出したフィンと、NYADAの最終結果を待つレイチェルとカートは、3人で一緒に合否通知を見る事にする。そんな中、フィンはレイチェルとの将来を考え、ある決断を下す。

シーズン4

第1話
舞台はニューヨークへ!
全国大会で優勝したグリー部は、一躍マッキンリー高校の人気者の一員になっていた。そんなグリー部員たちの目下の関心事は「誰が新レイチェルになるか」ということ。ブレイン、ティナ、ブリトニー、そしてカーメル高校から転入してきたユニークは自分こそがリードシンガーだと自信を見せる。そんな中、グリー部のオーディションが始まり、転入生のマーリーが素晴らしい歌声を披露。同じくオーディションを受けたジェイクは、シュー先生に途中で止められ不満を見せる。その頃、NYADAに入学したレイチェルは、ダンスクラスの講師カサンドラから執拗にいびられ辛い日々を送っていた。フィンからの連絡もなく孤独を募らせるレイチェル。一方、オハイオに残ったカートの毎日も冴えない。そんな彼を見かねたブレインは、NYに行くようカートの背中を押すのだった。
第2話
ブリトニー・スピアーズ2.0
チア部の新キャプテンとなったブリト二ーだが、落第点を取ったせいでスー先生からチア部を追放されてしまう。ショックで言動がおかしくなる彼女を心配したウィルは、ブリトニー・スピアーズの曲を課題にすることで、自信を取り戻させようとする。だがブリトニーの奇行はどんどんエスカレートするばかり。そんな彼女の真意をサムは見抜いていた。グリー部に入部したマーリーはジェイクの事が気になる様子。しかしジェイクはウィルからグリー部に入部するよう誘われても頑なに拒否していた。そんな彼の前に兄のパックが現れる。一方、NYではレイチェルが、同居人になったカートからカサンドラの評判を聞かされる。セクシーじゃないという理由でタンゴを教えてもらえなかったレイチェルは、上級生のブロディにこっそり協力してもらう。2人は急接近するが……。
第3話
華麗なる変身
カートと遠距離恋愛になったブレイン。vogue.comのインターンとなり、新しい生活に夢中のカートは自分の話ばかりでブレインの話をあまり聞いてくれなくなっていた。その寂しさを埋めるためにいろいろなクラブ活動に参加していた彼は、生徒会長に立候補しようと決意する。ライバルは二期目を狙うブリトニーだ。2人はサムとアーティを副会長候補にして選挙戦を繰り広げる。一方、ウィルはスランプに陥っていた。スー先生から全国大会優勝を果たし燃え尽きたと指摘された彼は、新たな夢として芸術教育を変えるプログラムに参加しようと考える。だがそのためには一時的に学校を去らなくてはならなかった。その頃、カートと彼の上司であるイザベラの協力で大変身したレイチェルは、どんどんブロディと親しくなっていた。そんな彼女の前に突然フィンが現れ……。
第4話
涙の別れ
フィンと気まずい再会を果たしたレイチェル。怪我で除隊を余儀なくされた後、将来を見失って途方に暮れていたフィンを見かねたレイチェルは、彼をNYADAに連れて行く。しかしフィンは学校でのレイチェルの様子を見るにつれ、ここは自分の居場所ではないと痛感するのだった。そうとも知らずレイチェルとカートはNYADAの学生のたまり場となっているカラオケ・バーに彼を連れて行こうとする。そこに突然ブレインがカートを訪ねてやってくる。久しぶりの再会を喜ぶ4人は一緒にバーへ行くが、互いに想いがすれ違っていく。翌朝、レイチェルに黙って去ったフィンは、ウィルに会いにマッキンリー高校へ。フィンの様子を心配したウィルは、彼にグリー部を手伝ってもらうことにする。その時、同じく学校を訪れていたサンタナ、そしてウィル自身も大きな転機を迎えていた。
第5話
主役は渡さない!
とりあえず地元に戻ったフィンを見かねたアーティは、学内ミュージカルでやるグリースの共同監督を提案する。オーディションを始めた2人はブレインを主役にと考えるが、カートとの関係に悩むブレインは主役どころではなく辞退。主役探しに頭を抱えるフィンは、フットボール場で周囲から孤立していた選手ライダーに目を留める。どこか昔の自分に通じるものを感じた彼は、ライダーをオーディションに誘う。その頃、マーリーのせいでジェイクと別れる事になったと考えるチア部のキティは、彼女がヒロイン役を狙っていると知り自分も立候補する。一方、オーディションを受ける決意をしたライダーがマーリーと意気投合したのを見たジェイクもまた、嫉妬からオーディションに参加する。その頃、スー先生はユニークが女性の役を希望していると知り猛反対していた。
第6話
グリークラブのグリース
ウィルは自分が学校を離れている間、フィンにグリー部を任せる事にする。それに猛反対するスー先生は音楽堂を借り切りフィンの邪魔をする。仕方なくカートの父バートの修理工場で練習する部員たち。しかしそれが彼らのイマジネーションを刺激し、練習は充実したものに。一方、ヒロイン役を射止めたマーリーは、衣装合わせで前日まで着られた衣装が入らないことに驚いていた。実はキティの策略だったがそうとは知らないマーリーは、どんどん自分を追い詰めていく。そんな彼女を優しく励ましたのはライダーだった。その頃、オフ・ブロードウェイのオーディションを受けることになったレイチェルは、カートと一緒にグリースを見に行くべきか悩んでいた。そんな2人に行くべきだとアドバイスするカサンドラ。それも彼女の策略とは知らず、レイチェルはオハイオに帰るが……。
第7話
ウォブラーズの陰謀
ブレインがスーパーヒーロークラブの会議をしている最中、全国大会のトロフィーが盗まれたとの知らせが入る。現場にはダルトン・アカデミーの謎の人物からの犯行声明が。トロフィーを取り戻しに行ったブレインは、ウォブラーズの新部長ハンターから、再びダルトン校に戻るよう誘われ、心が揺れ動く。地区大会への案を部員たちから却下され落ち込むフィンは、ビースト先生に相談。彼女はフィンにもスーパーヒーローになれとアドバイスする。マーリーをめぐって対立するライダーとジェイクは、フィンからデュエットをするよう指示されるが、結局パフォーマンスを披露した後にケンカしてしまう。フィンは仲直りさせるため、お互いの弱みを告白するよう2人に命じるのだった。そこでライダーから失読症であることを告白されたジェイクは、フィンに相談するのだった。
第8話
母校に帰ろう!
感謝祭が近づき、クイン、パック、マイク、サンタナ、メルセデスら旧グリー部員たちが地元に帰ってくる。部員たちのたまり場だったブレッドスティックで再会を懐かしむ彼らだったが、そこにカートとレイチェルの姿はなかった。フィンの頼みで現グリー部員たちに個別指導をする事になった旧メンバーたち。クインはマーリーの様子が不安そうなことに気がつく。マーリーは地区大会に向けて無理なダイエットを続けていた。そうとは知らないクインはキティの入れ知恵で、ジェイクのせいでマーリーが翻弄されていると誤解し、ジェイクに釘を刺す。一方、地元に帰らないと決めたレイチェルとカートはNYで感謝祭を過ごす事にする。ブロディとの仲が進展したレイチェルは彼も感謝祭に誘い、カートも上司のイザベラを誘う。そんな中、いよいよ地区大会の幕が上がるが……。
第9話
勝負の時
地区大会の本番中にマーリーが気絶した事で、ウォブラーズに負けてしまったニュー・ディレクションズ。スー先生は、「大会に出られないなら練習部屋は必要ない」と音楽室を取りあげ、全国大会のトロフィーまで奪おうとする。フィンは校長に訴えるが、今度ばかりはグリー部に勝ち目はなかった。ようやくグリー部を打ち負かしたスー先生だったが、なぜかむなしさがこみ上げてくる。部員たちはこうなったのもマーリーのせいと彼女を責め、結局彼らはバラバラになってしまう。フィンはもう一度彼らをひとつにしようと奔走する。その頃、NYではレイチェルが、選ばれた者しか参加できないカルメン校長主催の冬の発表会に選出され、興奮を隠しきれずにいた。一方NYADA入学の準備をしていたカートは、自らカルメン校長のもとへ行き、オーディションテープの感想を聞くが……。
第10話
クリスマスに贈る物語
転んで怪我をしたアーティは車椅子の自分に嫌気が差す。そんな彼が保健室で夢を見る。彼は普通に歩いていた。そこに夢先案内人のローリーが現れ、アーティが車椅子じゃなかった世界だと説明する。それはあまりにも殺伐とした世界だった。一方、NYにいたカートは、父バートの突然の訪問に喜ぶ。だが彼から突然病の告白をされショックを受ける。そんな彼にバートはとびきりのプレゼントを用意していた。ジェイクはL.A.で働くパックの元を訪ね、彼の案内でハリウッドのスタジオを満喫する。クリスマスに向けて、友人たちに豪華なプレゼントを配りまわっていたブリトニー。彼女が自分と同じようにマヤの世界滅亡説を信じていたと知ったサムは……。スー先生はシークレット・サンタでマーリーの母ミリーにプレゼントをあげることに。悩んだ末、彼女がプレゼントしたものは……。
第11話
肉食系女子の恋愛事情
サムはウォブラーズが地区大会で不正をしたのではないかと疑っていた。そこでブレインに協力してもらい、2人で真相を明らかにしようとする。マッキンリー高校では女子が男子を誘うダンス・パーティが開催される事になり、男子たちは誰から誘われるかソワソワしていた。グリー部のモチベーションをどう維持していけばいいのか悩んでいたフィンは、ビースト先生からパーティに関連した課題を出せばとアドバイスされ、女子から歌でダンスの相手を申し込む課題を提案する。そこでティナは気になっていたブレインに歌を捧げるが……。一方、NYADAへの入学が認められたカートは、ここにも生徒たちの間にヒエラルキーがあると感じる。レイチェルはブロディとのデートで忙しく、あんまり相手にしてもらえないカートは、アダムのリンゴというグリークラブに興味を持つ。
第12話
ヌードに挑戦
ダルトン校の不正が発覚し、ウォブラーズに代わって急遽州大会への出場が決まったニュー・ディレクションズ。だが大会のための旅費集めの必要に迫られ、ティナは男子メンバーたちのセクシー・カレンダーを作って販売することを思いつく。そんな中、大学進学適正試験(SAT)のスコアで最低点を取ってしまったサムは、頭の悪さを体でカバーしようと暴走し始める。そんな彼を心配したブレインは、密かにエマに相談する。一方、アーティはカレンダー・プロジェクトに浮かない顔。彼はフィンにコンプレックスを告白するのだった。その頃、レイチェルは学生映画の主演に抜擢される。だがその映画にはヌードシーンがあった。それを知ったカートは反対するが、レイチェルは出演を決断。そこでクインとサンタナを緊急招集し、彼女たちにレイチェルを説得してもらおうとする。
第13話
真夜中の決闘
冬の発表会で喝采を浴びて以来、レイチェルはどんどんわがままになっていた。いよいよそれに耐えられなくなったカートは、彼女にNYADA伝統の“真夜中の決闘”を申し込む。自信満々な彼女にかつてグリー部でディーバ対決をした時に音を外した真相を明かすカート。それを聞いたレイチェルはショックを受ける。一方、マッキンリー高校でも部員たちのモチベーションについて悩むフィンに、エマが再びディーバ対決をすることを提案。ティナ、マーリー、ブリトニー、ユニーク、ブレインが競う事になる。そんな彼らの前にサンタナが現れディーバとは何かを指南。彼女が大学を辞めた事を知ったスー先生は自分の後継者になるよう勧めるが……。ブリトニーとサムが付き合っている事を知ったサンタナは2人を妨害。そんな彼女にブリトニーは前に進むようアドバイスする。
第14話
シュー先生の結婚式
ウィルとの結婚式の準備でパニック状態になったエマに思わずキスしてしまったフィン。2人に気まずい空気が流れる中、ウィルがワシントンD.C.から帰ってくる。グリー部員たちに結婚式の曲を課題に出したウィルは、生徒たちに式で歌ってほしいと頼む。さらに花婿の付添い人として歌って欲しいとウィルから頼まれたフィンは、罪悪感からレイチェルに相談。レイチェルはフィンとデュエットする事になる。マーリーから少し早いバレンタイン・プレゼントをもらったジェイクは、どうお返ししたらいいのか分からないとライダーに告白。そこで彼のアドバイスの元、マーリーにさまざまなバレンタイン・プレゼントを贈る。そんな中、いよいよ迎えた結婚式当日。式には旧メンバーも集まり、会場は愛のムードが高まっていくが、混乱が収まらないエマは式を逃げ出してしまう。
第15話
映画音楽対抗戦
エマが式から逃げ出して以来、すっかり落ち込んでいたウィル。毎晩古い映画を見て一人の夜を過ごしていた彼は、ある時見た夢に触発され、映画音楽を課題にして、男女のマッシュアップ対決をする事にする。フィンはウィルにエマを探すよう言うが、ウィルはすっかり諦めムード。そこでフィンはアーティと一緒にエマの両親を訪ね、上手く彼らを言いくるめてエマの居場所を聞き出す事に成功する。ウィルはグリー部員たちの協力を得て、エマの元に向かうのだった。一方、大雪で家に閉じ込められていたレイチェルは、サンタナやカート、そして彼といい雰囲気のアダムと共に、ミュージカル映画を見ていた。だが家から出られない事で次第にフラストレーションを募らせていったサンタナは、ブロディへの疑念をしつこく主張し、さらにレイチェルのある秘密を追究し始める。
第16話
歌って解決
フィンがエマにキスをした事をウィルに告白して以来、2人の間には緊張した空気が漂っていた。これに業を煮やした生徒たちは、2人に争いをテーマにパフォーマンス対決をする事を提案する。気乗りせず話し合いで解決しようとするフィンに対し、ウィルは冷たい言葉を投げかける。一方、スー先生に呼び出されたブレインは、チア部の練習に出てくるよう脅す彼女に怒り、歌での対決を挑むのだった。ユニークのアイデンティティーを理解できずにいたライダーも、チャット相手のケイティから歌で対決してみては? とアドバイスされる。その頃、サンタナはブロディにレイチェルから離れるよう警告する。彼女に手を焼いたレイチェルとカートは、サンタナを家から追い出すが、それでもブロディに対する追及の手を緩めない彼女は、ある方法でついに真実を突き止める。
第17話
どうしても止められない!
サムが学食から大量のマカロニを盗むところを見てしまったブレイン。サムから実はマカロニアートが趣味だと告白されたブレインは、自分もワムが好きだと告白。恥ずかしい秘密を共有したことで絆が深まったと実感した2人は、“禁断の楽しみ”を課題として提案する。キティの禁断の楽しみがスパイス・ガールズだと知ったブリトリーは、つい女子メンバーにその事を言ってしまう。バカにされるかと思ったキティだが、思いがけずみんなに共感され、女子メンバーでスパイス・ガールズのパフォーマンスをする事に。一方、NYではカートがサンタナからブロディが実はジゴロだった事を聞かされていた。『ファニー・ガール』のオーディションを控えるレイチェルを想って2人は秘密にするが、突然ブロディから別れを告げられたレイチェルの様子に耐えかねたサンタナが真実を伝えてしまう。
第18話
最後に伝える言葉
部員たちが集まる音楽室で、突然、隕石の墜落で世界が終わると言い出したブリトニー。メンバーに愛する人たちと最後の時を過ごすようにとアドバイスする彼女の発言をヒントに、ウィルは今週の課題を“最後に贈りたい曲”にする。ネットで知り合ったケイティに夢中になっていたライダーは、校内で見かけた彼女に歌を贈る。だが彼女から自分は彼が探すケイティではないと言われ、誰かにだまされたと知ったライダーは怒りを隠せない。そんな彼の元にケイティからメッセージが届き、2人は翌日音楽室の前で会う約束をする。ベッキーから卒業後の不安を相談されたブリトニーは、きちんと準備をすれば大丈夫と励ます。一方、突然ビーストから告白されたウィルは、その気まずさを忘れてもらおうと、彼女を音楽室に招待する。その矢先、校内に2発の銃声が鳴り響き……。
第19話
夢に向かって
グリー部を去ったフィンは、グリー部を通じて見つけた夢である教師になるため、大学に通い始める。彼と遊びたいパックまでが寮に入り、2人は思いがけずパーティ三昧でエキサイティングな大学生活を送るようになる。ビーストにフィンと仲直りするようアドバイスされたウィルは、大学まで彼を訪ね、もう一度グリー部を手伝って欲しいと話す。一方、グリー部員たちは発砲事件のトラウマで様子がおかしくなっていた。マーリーは州大会で自作の曲を歌いたいと思っていたが、周りの雰囲気に飲み込まれ言い出せずにいた。その頃、『ファニー・ガール』のオーディションを控えるレイチェルは準備に余念がなかった。彼女の生みの母であるシェルビーからバーブラの曲だけは歌わないようアドバイスされたレイチェルはフィンに相談。彼の励ましを受けたレイチェルが選んだ曲は……。
第20話
大停電
州大会に出場するライバル・チームに強力なヴォーカリストがいると知ったウィルは、ニュー・ディレクションズでも迫力のあるスタイルを練習すると決意。だがその矢先、学校が停電となり、彼は急遽今回の課題をアンプラグドに変更する。ライダーはケイティにだけ打ち明けていた秘密があるとジェイクに告白。彼は会った事もない人間に話すより仲間たちに話せとアドバイスする。ライダーは自分のパフォーマンスの後にみんなに秘密を打ち明けるが、周りの男子はそれのどこが悩みなのか分からないという態度。そんな中、キティだけは彼に理解を示し、自分の秘密を明かすのだった。一方、NYではバーでダンサーとして働くサンタナをレイチェルたちが心配していた。才能を無駄にして欲しくない2人は、チャリティ・バレエ・イベントの手伝いにサンタナも誘うのだった。
第21話
一歩を踏み出す勇気
グリー部に嬉しいニュースが続々と舞い込んでくる。レイチェルは『ファニー・ガール』のオーディションで最終候補に残り、ウィルはエマに再プロポーズをして、OKをもらっていた。そんな中、ブルックリンの映画学校に合格したアーティは浮かない顔。その様子に気づいたキティはアーティから話を聞きだし、こっそり彼の母親に連絡する。カートは父親の経過観察の結果を知るために帰郷。グリー部の強化を手伝うために戻っていたメルセデスとマイクと再会する。カートと会い、改めて彼への愛を感じたブレインは、ある決意を秘めカートの父バートに会いに行く。一方、NYではレイチェルが、『ファニー・ガール』のオーディションがダンスの試験と重なり悩んでいた。そんな彼女にカサンドラは嫌味を言いながら試験を朝に変更したと伝える。そこで彼女を待っていたものは……。
第22話
幸せへ向かって
州大会の日が近づき、部員たちの意気も上がる中、グリー部員の中にケイティを名乗る人物がいると疑っていたライダーが、ケイティの正体を明かすまで大会に出ないと宣言。荒れる彼を心配した思いがけない人物が名乗りを上げる。SATで高スコアを出し、MITに招待されたブリトニーは、大学見学から帰ってきて以来態度が豹変。セットリストを全曲自分のソロに変えるよう主張し、チア部を辞めた挙句、サムとも別れると言い出す。明らかに様子がおかしい彼女を心配したサムはサンタナに連絡する。周囲の反対にも関わらず、カートにプロポーズするためティナと一緒に指輪を見に行ったブレインは、そこで心強い味方に出会う。ケイティの真実を知り、友人にだまされていたことに深く傷ついたライダーだったが、悩んだ末州大会への出場を決意。そしていよいよ大会の幕が上がる……。

シーズン5

第1話
ビートルズでプロポーズ!
『ファニー・ガール』の最終審査に残ったレイチェル。だが監督たちがキャリア不足と話していた事を聞いてしまいショックを受ける。マッキンリー高校ではスーがなんと校長代理として復帰してくる。彼女はウィルに全国大会で優勝しなければグリー部は廃部だと告げる。その頃、グリー部ではアーティとキティが急接近。だがキティから隠れて付き合おうと言われ、落ち込むアーティ。そんな彼を心配するティナは、見かねてグリー部で2人が付き合っている事を暴露。無事2人は公認のカップルとなるのだった。アーティの恋に協力したティナはプロムの相手が見つからず落ち込み気味。そんな彼女を不憫に思ったブレインは、グリー部のメンバーの誰かを選ぶよう言い、ティナはサムを選ぶ。そのブレインはヨリを戻したカートにプロポーズするため、壮大な計画を立てていた……。
第2話
ビートルズでプロムへ!
プロムが近づく中、キングとクイーンの候補が発表され、ブレインとアーティがキング、ティナとキティがクイーンの候補に選ばれる。日頃影が薄い事を気にしていたティナは、プロム・クイーンに選ばれようと躍起になる。サムは新任の保険の先生に一目惚れ。スーが彼女をクビにしようとしていると知ったサムは、なんとか阻止しようと奮闘する。そしていよいよプロム当日。ティナは見事クイーンに選ばれるが、チア部の女子に嫌がらせをされ、泣きながらその場を去ってしまう。スーは首謀者ブリーに、今後も徹底的にグリー部員たちに嫌がらせをするよう命じる。その頃ニューヨークでは、オーディションの結果を待っていたレイチェルがすっかりあきらめムードに。そんな彼女を励ますカート。一方サンタナはCM契約が決まり、同じバイト先の同僚ダニといいムードになる。
第3話
大好きだったフィンへ
フィンが亡くなったという知らせを受け、グリー部のメンバーを始め、先生やマッキンリー高校の生徒ら多くの者が悲しみに暮れていた。町を離れていた卒業生たちも続々と帰郷し、メンバーはそれぞれの想いを込めてフィンへの歌を捧げるのだった。そんな中、パックはフィンを記念し植えられた木を盗み出してしまう。さらにサンタナはスーに激しい怒りをぶつけた挙句、悲しみのあまり歌の途中で飛び出してしまう。心配したカートはフィンのジャケットを彼女に貸すが、そのジャケットが何者かに盗まれパックが疑われる。エマは決して泣こうとしないウィルを心配するが、彼は大丈夫だと言って聞かない。そうこうしているうちに、誰よりも大きなショックを受けていたレイチェルが音楽室に現れる。気遣う仲間たちに彼女はフィンへの想いを語り、想い出の曲を歌うのだった。
第4話
レディー・ガガvsケイティ・ペリー
全国大会での対戦校が発表され、最先端のパフォーマンスが話題を呼んでいる学校があると知りメンバーに動揺が走る。ウィルは苦手分野を克服するため、ケイティ・ペリー派のメンバーにはレディー・ガガの、一方ガガ派のメンバーにはケイティのパフォーマンスで対決するよう提案する。みんながそれぞれ頑張る中、マーリーだけはケイティの衣装を着てガガのパフォーマンスをし、ウィルから叱られてしまう。落ち込む彼女をジェイクは慰めるが、そんな彼を狙ってチア部のブリーが接近する。その頃、ニューヨークではカートが新たにバンドを組む事を決意。メンバーを募集し、サンタナやダニらとオーディションをする。現れたのは奇抜なスタイルでスターチャイルドと名乗る男。彼のパフォーマンスをサンタナたちは絶賛するが、カートはもっと普通がいいと難色を示す。
第5話
反逆者たち
レイチェルはイメージチェンジのためにボブのウィッグで『ファニー・ガール』の打合せに向かい、監督たちを驚かせる。そんな彼女に触発されたカートは、レイチェルと一緒にタトゥーを入れに行く。オハイオではブレインが今流行りのトゥワークを密かに練習している様子を隠し撮りしたティナが、グリー部のメンバーに動画を披露してしまう。ウィルは全国大会で注目を集められると今週の課題に取り上げるが、それを知ったスーは激しい妨害行為を繰り広げる。その頃ユニークがこっそり女子トイレを使用していたところをブリーに見つかり、それがきっかけでマッキンリー高校で男女入り乱れたトイレ騒動が勃発。ユニークを気遣いウィルが教員用のトイレを使わせた事を知ったスーは、ユニークに教員用トイレを使わせる代わりにトゥワークを止めるようウィルを脅迫する。
第6話
僕らのニューヨーク
学校で職業体験イベントが開催される中、ウィルは芸術系の職業ブースがない事に不満顔。将来を不安に思うグリー部員たちの士気を高めるために、今週の課題にビリー・ジョエルを取り上げる。アーティは進学問題に悩むベッキーのために彼女に向いている大学を探そうとするが、ベッキーを守ろうとするスーは反対する。その頃、ライダーはジェイクの浮気が発覚して以来、彼と険悪状態のマーリーをデートに誘う。一方、大学の面接のためニューヨークに向かったブレインとサム。だが直前で怖気づいたブレインは、NYADAのオーディションを受けたくないとカートに弱音を吐く。面接が上手く行かず落ち込んでいたサムから、本当はモデル志望だと聞いたレイチェルは、カメラマンを手配し、売り込み用の写真を撮影。それを持ってモデル・エージェンシーに向かったサムは……。
第7話
パペットワールド
全国大会に向けて張り切るブレインはアイデアを出すが、仲間たちから仕切り屋だと言われてしまう。ピアノのブラッド相手に愚痴をこぼしていると、通風孔からガスが漏れ出てきてブレインは周囲の人間がパペット姿に見えるようになってしまう。その頃スーは学校にやってきた教育長に好かれたい一心で女性らしさを身に着けようと奮闘。マーリーと別れて以来、チア部の女子と次々に関係を持っていたジェイクだが、その行動をブリーから非難され別れを告げられる。反省した彼はマーリーとヨリを戻そうとするが、はっきりと拒絶されてしまう。その頃ニューヨークではカートが新しいバンドのライブ会場を決めて張り切っていたが、サンタナたちは不満顔。結局ライブの観客はたった1人。メンバーはカートが落ち込むと考えたが、意外な事に彼は意気揚々と帰宅してくる。
第8話
お蔵入りのクリスマス
2012年に不適切で放送されなかったという設定で描かれる架空のクリスマス・エピソード。レイチェル、サンタナ、カートは冬休みのバイトでモールのクリスマス・コーナーで妖精のコスプレをするが、肝心のサンタ役が酔っぱらって使い物にならず、急きょサンタナが女サンタに扮する事に。困った彼らの前にセクシーサンタが現れ、ディナーと引き換えにサンタ役を引き受けると言う。3人は条件をのみディナーに招待するが、翌朝目を覚ますとそのサンタに部屋を荒らされていた。マッキンリー高校では各部対抗のクリスマスツリー・デコレーション大会が開催され、地球に優しいエコ・ツリーを作ったグリー部が優勝する。だが喜びも束の間、今度は降誕劇のマリア役を巡ってティナ、マーリー、ユニークが激突。だがキティだけはオーディションに参加しようとしなかった。
第9話
友情と裏切り
ティナはブラウン大学に補欠合格するが、繰り上げ合格する望みは薄いと落ち込んでいた。そんな彼女を励ますアーティ。だが2人が卒業生総代候補に選ばれた事で状況は一変。ティナはブラウン大合格のために譲ってほしいと頼むが、アーティは拒否。グリー部でも全国大会のソロパートを獲得するため対立する事になる。ニューヨークではカートがスターチャイルドに自分のバンドを奪われるのではないかと疑心暗鬼になっていた。ブレインのアドバイスで彼をお茶に誘ったカートは、スターチャイルドと親しくなる。一方、なかなか芽が出ない事をボヤくサンタナに対して、全てが順風満帆なレイチェルは彼女を元気づけるほど余裕の態度。だが、サンタナが『ファニー・ガール』の代役オーディションに突然現れ役を獲得した事から、2人の間に不穏な空気が流れ始める。
第10話
スターチャイルド争奪戦
全国大会、そして卒業式と大きなイベントが控える中、心の準備ができていないティナは、卒業という言葉を聞くだけで泣き出すほど不安定になっていた。そんな彼女のために学校でオールナイト・パーティを開こうとするブレインとサム。だがそのパーティでティナとサムがキスしているのを目撃したブレインは、3人の想い出を台無しにしたと怒り出す。一方、ニューヨークではサンタナと絶交したレイチェルがスターチャイルドのアパートに押しかけ居候していた。サンタナとレイチェルのケンカに巻き込まれウンザリした彼は、バンドを辞めると言いだす。2人のケンカに辟易していたカートも同意し、スターチャイルドとダニの3人で新しいバンドを結成する。その頃ウィルはエマと子作りに奮闘していたがなかなか結果が出なかった。焦るエマをウィルは優しく慰めるのだった。
第11話
LAで全国大会!
いよいよロサンゼルスでの全国大会当日。彼らを待っていたのはメルセデスだった。シンガーソングライターになる夢を諦めようとしていたマーリーは彼女のサクセス・ストーリーを聞いて落ち込む。それを知ったライダーとジェイクは一計を案じる。サムはウィルから「フィンの代わりにグリー部をリードしてくれ」と頼まれる。だが彼が持っていたフィンの写真をライバルのスロート・エクスプロージョンにバカにされ、嫌がらせを受けてしまう。フィンの母キャロルとカートの父バートも会場入りし、ついに本番の幕が上がる。スロート・エクスプロージョンのパフォーマンスに驚異を感じるメンバー。想いを新たに舞台に立った彼らはフィンのお気に入りの曲を歌い、サムは最後にフィンのドラムスティックを掲げ、全てを出し切るのだった。そして結果発表となるが……。
第12話
祝!100話目
全国大会で準優勝に終わり、廃部が決定したグリー部。ウィルは卒業生にも声をかけ、最後に過去の課題をアレンジする事にする。クインはボーイフレンドのビフを連れて来るが、パックは嫌味なビフの態度に苛立ちを隠せない。一方、再会するなりライバル意識むき出しで対立するレイチェルとメルセデスは、再びディーバ対決をする事に。だが未だレイチェルと冷戦状態のサンタナから暴言を吐かれ、落ち込む彼女を見たメルセデスは彼女と仲直りする。ブリトニーは大学生活が忙しすぎて昔のようにダンスもできない事を嘆く。そんな彼女を励ますように一緒に歌い踊るサンタナ。ブリトニーはまだ彼女に気持ちがあると伝えるが、ダニと付き合っているサンタナは答えに窮するのだった。エイプリルとホリー先生も駆けつけ、なんとかグリー部の窮地を救おうとするが……。
第13話
さようなら、シュー先生
卒業式が迫る中、エイプリルとホリー先生は未だグリー部の廃部を阻止するために奮闘していた。そんな彼女たちにスーはある妥協案を提案する。大学が決まらないティナは、NYADAに合格したブレインやブルックリンのフィルムスクールに進学するアーティたちと一緒にニューヨークに行く事にするが……。歩み寄ろうとするレイチェルに対し、頑なに彼女を拒絶するサンタナを見かねたブリトニーは、サンタナが本当に望んでいるのはブロードウェイではないはず、と彼女を諭す。それがきっかけとなり無事レイチェルと仲直りしたサンタナは、ブリトニーの存在の大きさを改めて実感し、一緒にニューヨークに来ないかと誘う。パックとクインはグリー部メンバーの前で堂々とカップル宣言。そして卒業式も終わり、何もなくなった音楽室でスーとウィルは語り合うのだった。
第14話
みんなでニューヨーク
ブレイン、サム、アーティがニューヨークにやってきた。カートはブレインと一緒に暮らし始めるが、常に一緒にいる2人は次第に関係がギクシャクし始める。舞台のプロデューサーから専用車を贈られたレイチェルはすっかり有頂天に。ディーバ風をふかし始めていたが、アーティが地下鉄で強盗に遭ったと聞き、彼と一緒に地下鉄で劇場に通う事を選ぶ。サムはいつまでも仕事が決まらずだらけた生活を送っていたが、一念発起しメンズ下着モデルの仕事をゲット、モデル専門の寮に引っ越す。カートがスターチャイルドの話ばかりするのが気に入らず、以前から2人の関係を疑っていたブレインは、彼に直談判するが、大人な態度で諭される。我に返り反省したブレインはカートとの今後のために家を出る事を決める。サムも寮が合わずに戻ってきた矢先、突然メルセデスが現れる。
第15話
愛と危険
公演が2週間後に迫り、レイチェルは舞台の稽古で大忙しの中、NYADAの冬の批評会でブレインとデュエットを披露。だがカルメン校長からデュエットは認めていないと言われ、やり直しを命じられる。舞台の準備で時間がないとレイチェルは訴えるが校長の態度は厳しく、レイチェルは勢い余って辞めると言って飛び出してしまう。心配したカートはなんとか思い止まらせようとするが、レイチェルは聞く耳を持たず、2人は喧嘩別れしてしまう。一方、ブレインとサムはレコーディングでニューヨークに来たメルセデスと同居していた。お互いへの気持ちが復活したサムとメルセデスだが、サムが関係を公にしたがるのに対し、メルセデスは躊躇していた。そんな時、ゲイの青年が暴行を受けているのを目撃したカートが、助けようとして自分も殴られ病院に運ばれてしまうという事件が起こる。
第16話
性の悩み
学校でモテモテのアーティは女の子と次々デートし、なんとクラミジアに感染。その矢先、本命の女の子ジュリーからデートOKの返事をもらい、真実を告げるか苦悩する事に。ニューヨークに来て以来、美味しい料理にすっかりハマり、ついつい食べ過ぎた結果、体重が激増してしまったブレイン。恋人のカートは筋トレの効果ですっかり逞しくなり、さらにゲイの青年をかばって怪我をした武勇伝から学校での人気も急上昇していた。そんな彼に引け目を感じていたブレインは、カートに対してよそよそしくなり、アダルトサイトに逃避。それを知ったカートと大喧嘩してしまう。その頃、サムとメルセデスのカップルは順調に愛を育んでいたが、メルセデスがなかなか先に進もうとせず、サムは悩んでいた。結婚するまで待ちたいという彼女に対し、サムが出した結論は……。
第17話
いざ、夢の舞台へ
いよいよ『ファニー・ガール』の本公演が迫る中、レイチェルはかつてないプレッシャーに押しつぶされそうになっていた。原因はプレビュー公演を観た批評家やブロガーの批判コメント。見かねたカートから舞台が終わるまでネット禁止令を言い渡されるが、公演初日の前日に我慢できずにネットを見てしまう。辛辣なコメントを読んで自信を失くした彼女は舞台に立てないと言いだす始末。彼女の舞台を見るためにニューヨークにやってきたティナや仲間たちは何とかレイチェルを立ち直らせようとする。その頃、ウィルと一緒にニューヨークにやってきたスーは、劇場である男性と出会う。仲間たちの激励で舞台に立ったレイチェルは、見事なパフォーマンスで喝采を浴びる。カートたちと共にゲイバーに繰り出し、舞台の成功を祝った翌朝、レイチェルは恐る恐るレビューを見る。
第18話
ピンチとチャンス
『ファニー・ガール』は大成功を収め、レイチェルは大手エージェントと契約したが、TV向きではないと言われてしまう。そんな時、彼女の元にドラマのオーディションの話が舞い込んでくる。だがオーディションはハリウッド。舞台を休めない彼女にカートはブロードウェイを選ぶよう勧めるが、レイチェルは嘘をついて舞台を休み、ロサンゼルスに行ってしまう。一方カートとブレインは、NYADAのチャリティ・イベントで社交界の名士ジューンの前でパフォーマンスを披露。ジューンに気に入られたブレインは、彼女の次のイベントに出演する事に。カートも一緒にと言うが、ジューンからはキャリアのためにカートとは別れるべきと言われてしまう。その頃レコーディングが上手く行かないメルセデスは、サンタナに窮地を救われる。メルセデスは彼女と一緒に歌う事を希望するが……。
第19話
イメージアップ作戦
舞台をさぼってオーディションを受けた事がネットで暴露されたレイチェルは、サンタナを広報にして、イメージ回復のために犬の里親を探すチャリティ・イベントを計画。だがイメージアップに夢中になるあまり、カートと喧嘩してしまう。サムはシェルターからもらってきた犬を飼いたがるが、メルセデスは猛反対。サムは自分でも面倒が見られると証明しようとするが……。一方、カートはバイト先のダイナーで往年の名女優マギーと知り合い、彼女が住む高齢者施設の老人たちで行うミュージカル『ピーターパン』を観に行く事に。ところがピーターパン役の老人がリハーサル中に死亡。急遽カートがピーターパンを演じる事になる。カートはマギーが娘と疎遠になっていると知り、彼女に会いに行きマギーの舞台を見に来るよう説得する。そして『ピーターパン』の幕が開き……。
第20話
レイチェル・ベリー物語
レイチェルの番組を作るため、ロサンゼルスから脚本家メアリーがやって来るが、彼女が書き上げた脚本はかなり風変りなものだった。納得できないレイチェルは彼女を呼び出し、本当の自分を知ってもらうために彼女の前で歌を歌う。ツアーに出るメルセデスはサムとの関係に不安を覚えるが、結局彼の事を考え別れを選択する。一方、イベントにカートも一緒に出られるようジューンを説得していたブレインだが、彼女の返事はNO。仕方なくカートに真実を告げる。始めはショックで怒ったカートだったが、ブレインを許し彼の成功を祈る。イベントは成功し、ブレインは最後に突然カートとのデュエットを披露。会場は大いに盛り上がり、ジューンにも認められる。ニューヨークに集まった仲間たちは、それぞれに新しい道を進む事に。レイチェルが下した決断は……。

ファイナルシーズン

第1話
ありのままのレイチェル
レイチェルは主演したテレビ番組が大コケしてクビになってしまう。ライマに戻り、パパたちの離婚話を聞かされてさらにショックを受けるが、皆からの励ましで立ち直り、グリークラブを復活させようと奮闘する。カートと破局したブレインも町に戻り、ウォブラーズのコーチをしていた。一方、カートは新しい出会いを求めて動き出すが、ブレインへの愛に気づく。ヨリを戻したいとブレイン伝えにくるが、なんと彼は既にある人と付き合っていた……。
第2話
部員求む!
レイチェルはカートと共にグリークラブを再開するが部員が集まらず、ホームカミングで帰郷した元部員たちを呼び集めて協力を頼む。ブレインが指導するウォブラーズには女子の入部希望者が現れ、入部テストを受けるためにレイチェルが力を貸すことになる。そんな中、レイチェルは校内で謎の歌声を耳にして、その声の持ち主を探すがなかなか見つからない。一方、スーはグリークラブを潰すためにある生徒を潜入させようと企む。
第3話
教育方針の違い
新生グリークラブの初の課題はマッシュアップに決定するが、褒めて伸ばしたいレイチェルと厳しい意見を言うカートは指導の仕方で意見が合わずに対立する。ベッキーは彼氏ができて超ラブラブだったが、ウソをついていることを気にしていた。ビーストは休みを取ってアメフト部の練習をサムに任せることが増え、部員たちから様子が変だと思われていた。話を聞いたスーは、彼女の机を調べて処方薬を発見。ビーストがガンだと考えるのだが……。
第4話
スーの壮大なる計画 前編
ひょんなことからウィルに腹を立てたスーは、本気で彼に復讐しようと誓う。そして、グリークラブを潰すために、レイチェルやカートに内緒で招待公演を計画しウォブラーズとボーカル・アドレナリンを招く。レベルの高いパフォーマンスを見て部員の心が折れないように、レイチェルはウィルやブレインに手加減するよう頼むのだった。さらに、スーはクレインを復縁させようと、あの手この手でカロフスキーとブレインの仲を裂こうと画策する。
第5話
スーの壮大なる計画 後編
招待公演はスーの突然の発表で3日間の競技会に変わり、グリークラブはさらなるメンバーが必要になる。レイチェルはカートの提案でキティを、サムはアメフト部のスペンサーを勧誘しようと動く。同時に、レイチェルはグリークラブが打ちのめされないよう、審査員スーの心に響く曲を探すことにする。カートとブレインは、ふたりの復縁を望むスーによって偽のエレベーターに閉じ込められ、解放の条件としてあることを強要されるのだった……。
第6話
夢を忘れないで
グリークラブの指導にやってきたメルセデスは、レイチェルにブロードウェイの舞台に立つためニューヨークに戻るべきだと助言し、オーディションを勧める。しかし再び失敗することを恐れるレイチェルは尻込みする。ブリトニーは、サンタナと絶縁中の祖母を自分たちの結婚式に呼ぶため、ふたりを仲直りさせようとサンタナに内緒で会いに行く。レイチェルとサムはお互いを意識しながらも、メルセデスを思って前に踏み出せずにいた。
第7話
正直な生き方
レイチェルの密かな妨害もむなしく、家が売れて引っ越すことに。心の整理ができない彼女を励ますため、グリークラブがパーティを開く。カートとデュエットしたブレインは、帰り際に思わずカートにキスし自分の気持ちに気づく。一方、手術を受けて復帰したビーストは、“シェルドン”として新たな人生をスタート。スーたちから温かく迎えられるが、ボーカル・アドレナリンからひどい嫌がらせを受ける。激怒したウィルは、ある作戦を実行する。
第8話
結婚式の贈り物
ブリトニーとサンタナの結婚式が近づいてきた。グリー部員や卒業生たちが準備を進める中、ブリトニーは結婚式のジンクスに過敏になっていた。サンタナはスーの出席に猛反対。カートはウォルターの励ましを受け、ブレインと式に出席することにする。ティナは友人たちの幸せな様子に刺激を受け、ある計画を立てる。いよいよ式の当日。サンタナに思いがけない贈り物が届けられる。そして、みんなが驚く出来事がもう1つ起こるのだった。
第9話
やっかいな小悪魔
教育長の甥っこマイロンがバル・ミツバーを迎え、グリークラブはパフォーマンスするよう頼まれる。一方、ジェーンのことが気になるメイソンは彼女を誘おうとすると、いつもマディソンに邪魔されうんざりしていた。スペンサーは、ロデリックの友達に恋をしていたが、うまくアプローチできずにいた。彼は、ロデリックの体を鍛える手伝いをする代わりに、仲を取り持つよう話をつけるが、キツいことを言ってしまいケンカになる。
第10話
ピンチを乗り越えろ!
ダルトン・アカデミーが火事に遭って焼け落ちる。居場所をなくしたウォブラーズを救うために、ウィルはマッキンリー校グリークラブとの合同チームを作ろうと提案。スーは、合同チームの結成を阻もうとするが、“憎悪のロッカー”を教育長に見られてしまい、人生最大のピンチを迎える。レイチェルはニューヨークで再出発するために、もう一度NYADAでやり直したいと考えていた。そんな彼女のもとに思いがけない知らせが届く。
第11話
教え子たちの晴れ舞台
レイチェルはNYADAに戻るかブロードウェイの舞台に出るか決めかねていた。一方、グリークラブは地区大会を目前に控え、ダンスの特訓に励むが、負ければ廃部となってしまうため、ダンスが苦手なロデリックとスペンサーは後列に下がるようにと言われてしまう。しかも、スーがマッキンリー高校に復讐しにやって来て、学校中が大パニックに。様々な問題が発生する中、ついに運命の地区大会の日を迎えるのだった……。
第12話
あの日あの時あの場所で
2009年。顧問のいなくなったグリークラブをウィルが引き継ぐと決心し、彼のもとに5人の生徒が集まった。それは、新たなグリークラブの始まりだった――。あの日あの時あの場所で、レイチェル、カート、メルセデス、ティナ、アーティはどんなことを考えて高校生活を過ごし、どんなきっかけでグリークラブへの入部を決めたのだろうか……。ニュー・ディレクションズ結成の裏に隠された知られざる物語を描く、感涙必至のエピソード!
第13話
グランド・フィナーレ
ニュー・ディレクションズが全国大会で優勝し、マッキンリー高校が芸術学校に生まれ変わる。そして、ウィルは教育委員長から校長に任命され、サムがグリークラブの顧問を引き継ぐ。月日は流れ、カートとブレインは舞台で成功を収め、アーティはティナ主演の映画を製作し映画祭で上映されることとなり、メルセデスも歌手として忙しい日々を送っていた。一方、レイチェルはトニー賞の候補となるのだった……。