悪の心を読む者たち

物語の始まりは1990年代後半の韓国。まだ、プロファイリングという言葉が認識されておらず、サイコパスの概念がなかった時代。遠からず動機のない殺人事件が増えるであろうことを見据え、危機感を覚えた鑑識班のヨンスは必死の思いで周囲を説得し犯罪行動分析チームを設立。ハンスにプロファイラーの資質があることを見抜き、韓国初のプロファイラーとしてチームに招く。最初は殺人鬼の残虐性に気分を悪くするだけのハヨンだったが、共感力が高く真面目な性格が故、悪の頂点に立つ連続殺人犯の心理を理解しようとすればするほど悪に蝕まれ自分を見失っていく…。悪の心を持つものと持たないもの、その違いはなぜ生まれるのか、どこで違ってしまったのか。その答えこそが、悪の心の中にある。次の犯罪を阻止するため、そして真犯人を捕まえるために、ハヨンたちは犯人の心を操り本心を聞き出すことができるのか━。
おすすめ度 | |
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ジャンル | サスペンス |
放送年 | 2022年 |
DVD-BOX1 | 2023年2月3日 |
DVD-BOX2 | 2023年3月3日 |
話数 | 全24話 |
出演者 | キム・ナムギル チン・ソンギュ キム・ソジン |
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予告編
各動画配信サービスでの配信状況
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ABEMAプレミアム | 960円 | 2週間 | ✖ |
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hulu | 1,023円 | なし | ✖ |
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配信状況の詳細
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あらすじ
1990年代後半。東部警察署の刑事ソン・ハヨン(キム・ナムギル)は誰よりも被害者の心に寄り添い、鋭い感受性を持っているが、妥協を許さないために周囲から煙たがられていた。一方、そんなハヨンを評価しているソウル地方警察庁で鑑識係長のクク・ヨンス(チン・ソンギュ)は、捜査にプロファイリングを導入すべきだと考えて犯罪行動分析チームを創設しようと1人奔走していた。そんな中、女性が殺害されて全裸で放置される事件が発生する。被害者の恋人が逮捕され、事件は終結したかに見えたが、数か月後に再び女性が同様の手口で殺害される。ハヨンは犯人の心理を探るため、連続婦女暴行で収監されている通称“赤い帽子”のもとへ通う。
その他出演作品
キム・ナムギル | 善徳女王 |
医心伝心~脈あり!恋あり?~ | |
サメ ~愛の黙示録~ | |
チン・ソンギュ | キングダム |
キム・ソジン | 結婚契約 |
各話エピソード
1997年5月から、女性が襲われる“赤い帽子”事件が相次いで発生していた。巡査部長のソン・ハヨンは今日も張り込みを続けている。1年たっても解決の糸口が見つからず、捜査が難航していたある雨の日、悲劇が起こる。
テボン洞殺人事件は、被害者の恋人パン・ギフンが犯人だという線で取り調べが進められる。しかし、ハヨンはギフンが犯人だと思えない。ハヨンは独自に捜査を進めるが、そんな中、“赤い帽子”事件の犯人が捕まる。
ハヨンは“赤い帽子”事件の犯人から話を聞き出しながら、テボン洞殺人事件の犯人の心理を分析する。ギフンの自白を取ったハヨンの上司は、解決した事件を蒸し返すなと警告するが、それでもハヨンは地道な捜査を諦めない。
住居侵入で捕まったチョ・ガンムの取り調べをするハヨン。ハヨンは、ガンムが配達のアルバイトをしていたことや、ガンムが書いた数字が被害者宅のドア横で見た数字と酷似していることを確認する。しかし、ガンムはシラを切る。
元鑑識係長クク・ヨンスの強い希望で、ソウル地方警察庁に犯罪行動分析チームが設置される。ヨンスとハヨンの他、統計分析官チョン・ウジュがチームに配属された。そんな時、チャンイ洞で切断された女児の遺体が発見される。
犯罪行動分析チームは、犯人は精肉業で働いていた経験がある者だと推測する。しかし、機捜隊のチーム長ユン・テグは、分析チームを警戒する。機捜隊長のホ・ギルピョはユンチーム長に、分析チームをうまく使えと助言するが…。
チャンイ洞殺人事件で犯人の身元は特定できたものの、その行方が分からない。犯人の自宅周辺からは、女児の指が8本見つかるが、残り2本が不明のままだ。さらに、犯人の指紋がどういうわけか3本の指しか検出されない。
残忍な事件を起こしても反省の色を示さない犯人を目の当たりにし、ヨンスはやりきれない思いになる。また、事件を解決に導いたにもかかわらず分析チームは存続の危機に晒されていた。そこで課長のペク・ジュンシクは…。
犯罪者と面談しながら資料を蓄積していくハヨンとヨンス。分析チームの活動は、こうして1年また1年と延長されて月日が流れていく。そして2003年9月、ソウル庁の機捜隊にキム・ボンシクが係長として転任してくる。
江南で教授夫婦が殺される事件が発生。強盗を装った怨恨の線で捜査が進んでいたが、ユンチーム長は殺害の手口が残忍で大胆すぎることに違和感を覚える。その頃、分析チームは連続殺人の定義について話し合っていて…。
ハヨンが連日現場に通っていることで、不満の声が上がっていた。そんな中、4件目の殺人事件が発生する。ハヨンは、事件と事件の空白期間が1か月に延びていたことに着目し、犯行の周期が乱れていることに気づく。
連続殺人事件の公開捜査が始まった。新たな被害は防げていたが、犯人逮捕につながる具体的な手がかりは見つからない。4か月目を過ぎると、公開捜査に踏み切った警察の判断に対して世間から批判が上がり始める。
警察は富裕層殺人事件の犯人どころか凶器さえ特定できずにいた。そんなある日、ヨンスがシヌン4洞で起きた暴力事件の事件日報を読み上げる。それを聞いていたハヨンは暴力事件の凶器がレジャーナイフだと知ると…。
女性が包丁で刺殺され、分析チームは西南部で女性がレジャーナイフで襲われた事件と同一犯だと推測する。ソウル庁はソウル市の全警察署に協力を要請することに。世間に不安が広がる中、富裕層殺人事件の犯人が捕まる。
ハヨンは富裕層殺人事件の犯人ク・ヨンチュンの様子を観察していた。ハヨンの意見を聞いて巡査長ナム・イルヨンが取調室に入るが、ヨンチュンは一番偉い人を連れてこいと言う。ペク課長が向かおうとした時、ハヨンは…。
ヨンチュンと面談するヨンスとハヨン。ヨンチュンは、自分が特別な殺人犯で他の犯罪者とは違うと得意気に語る。するとヨンスは、怒りで自分が面談をダメにするかもしれないと判断し、後半はハヨンが1人で面談を行う。
連続殺人犯の逮捕が遅すぎたと非難され、警察は新たな捜査方法を模索する。分析チームの存在がマスコミによって世間に周知され始め、チームへの関心も高まる。そんな時、ボンシクがハヨンの写真を記者にこっそり提供する。
西南部で発生した殺人事件が未解決の中、同一犯とおぼしき者がまたもや事件を起こす。分析チームは周辺地域の資料を取り寄せて類似事件を調査するが、犯人の心理を深く知ろうとするハヨンは、仕事にのめりこむあまり…。
ハヨンは、西南部事件の容疑者ナム・ギテに会う。ハヨンがギテを問い詰めることはせず、理解を示すかのような態度で接すると、ギテは素直に犯行を認める。ハヨンは取り調べを控えた刑事たちに尋問時の留意点を説明する。
ハヨンはギテとの対話の中から、ギテが幼い頃に受けた性暴力と同じ手口で他の事件も起こしているのかもしれないと考える。罪の意識がなく、殺人は気分がいいとまで語るギテに、ハヨンはついに耐えられなくなる。
京畿庁の管轄地域で、カラオケバーの女性従業員が相次いで失踪する。ハヨンの元上司パク・デウンは、京畿庁に赴任したギルピョにハヨンを呼ぶことを提案する。ギルピョたちは何も知らずにヨンスに電話をするのだが…。
ハヨンは病院で、テボン洞殺人事件の被害者遺族と再会する。疲れ果ててヨンスに辞表を出していたハヨンだが、同僚や被害者遺族から励まされて復帰を決める。そんな中、トジュン洞で再び女性失踪事件が発生する。
失踪事件の犯人が、マッサージ店勤務のウ・ホソンではないかと警察は推測する。しかしアリバイを確認しに行くと、ホソンは余裕たっぷりに犯行を否定する。ハヨンは家宅捜索を提案するが、捜査令状をすぐには取れず…。
ホソンが発した言葉から犯人であることを確信したハヨン。さらに、押収したホソンの衣服に付着していた血痕が、被害者の遺体のDNAと一致する。証拠を突き付けられたホソンは、ユンチーム長を呼んでくれと言う。