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「ハンシュク~皇帝の女傅」の配信サービス一覧|どこで見れるか徹底解説!

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ハンシュク~皇帝の女傅

ハンシュク~皇帝の女傅
複雑に絡み合う切ない愛の行方―。
一途な愛を貫き通す、ヒロイン班淑(ハンシュク)の波乱万丈な人生と愛を描く、一大ラブ史劇!

  • 強く美しいヒロインの成長と恋愛模様
    主人公・班淑が、困難を乗り越えながら皇帝の女傅(教師)として成長していく過程が描かれ、力強い女性像が視聴者を魅了します。また、切なく絡み合う恋愛模様が作品の大きな魅力です。
  • 宮廷を舞台にした波乱万丈のストーリー
    宮廷の陰謀や危機が次々と訪れる展開で、班淑が西域出身という異例の背景を持ちながらも、聡明さと勇気で宮廷内での地位を築いていく様子が描かれており、ハラハラさせる展開が見どころです。
  • 豪華な歴史ドラマと複雑な愛の絡み合い
    中国歴史ドラマらしい豪華な宮廷設定に加え、ヒロインの波乱に満ちた人生と、想いが交差する切ないラブストーリーが感動を呼びます。愛と責任の狭間で揺れるキャラクターたちに共感が広がります。

詳細情報

おすすめ度
放送年2015年
ジャンル時代劇
話数全42話
出演者ジン・ティエン
チャン・ジャーハン



「ハンシュク~皇帝の女傅」の配信情報

ここに記載しているのは2024年9月13日時点の情報です。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各公式サイトで確認をお願いします。
配信状況無料期間月額料金
DMMプレミアム 30日間
550円
ABEMAプレミアム なし
960円
FODプレミアム なし
976円
Lemino 加入月
990円
Hulu なし
1,026円
U-NEXT 31日間
2,189円

「ハンシュク~皇帝の女傅」は現在配信されていません。

「ハンシュク~皇帝の女傅」のあらすじ・各話エピソード

『ハンシュク~皇帝の女傅』は、幼くして父のもとを離れ西域で育った班淑が宮廷に入り、波乱万丈の人生を歩みながら皇帝の教師(女傅)として成長していく姿を描いた歴史ラブストーリーです。異民族との関係や宮廷内の陰謀に立ち向かい、愛する人との切ない恋愛模様も織り交ぜながら、視聴者を引きつけます。壮大な歴史背景と感動的なラブストーリーが絶妙に融合した、見逃せない一作です。

ここでは、物語全体のあらすじと、各話エピソードを詳しくご紹介します。

予告編

あらすじ

北方異民族の侵入に悩む後漢の中期。班淑(はんしゅく)は、幼くして父のもとを離れ、一人西域で育つ。ようやく父・班超(はんちょう)の居場所がわかり、父に会うため旅に出る。途中盗賊に捕まり人質となってしまうが、班淑は持ち前の聡明さと度胸を発揮して危機を脱し、父の屋敷に辿り着く。しかし、前日に病死してしまい父に会うことは叶わなかった班淑。その上、母が異民族ということで名門の班氏一族には身分を認めてもらえない。そこで班淑は宮中にあるという班超が娘・班淑について記した書物『西域記』を手に入れ、一族に身分を認めてもらおうと考え、皇族・貴族の子弟のために設けられた内学堂の教師・女傅(じょふ)となり宮中に入ることに。班淑を異民族のスパイだと疑う官学の教師・少傅(しょうふ)衛英(えいえい)だが、誤解が解けると逆に班淑を助けるように。そんな聡明で公平さも持ち合わせた衛英に次第に惹かれていく班淑。だが、衛英には忘れられない女性がいた…。

各話エピソード

第1話 旅は道連れ世は情け

北方異民族の侵入に悩む後漢の中期。異民族の血を引き西域で育った娘・班淑(はんしゅく)は、西域都護だった父・班超(はんちょう)に会うため中原を目指して旅していた。だが、途中で思いがけず、将軍・衛英(えいえい)に追われる盗賊の頭目・素利(そり)の人質となってしまう。班淑は持ち前の聡明さと度胸を発揮して危機を脱すると、班超の屋敷に辿り着くが…。

第2話 禍を転じて福と為す

亡き父・班超(はんちょう)の慰霊をすませた班淑(はんしゅく)はまだ見ぬ兄・班勇(はんゆう)のいる洛陽に向けて出立。だが、途中で荷物をなくし、自分の身分を証明できなくなる。そんな時、班超が班淑について記した書物『西域記』が宮中にあると聞いた班淑。彼女は鄧太后(とうたいごう)が皇族・貴族の子弟のために設けた内学堂の教師・女傅(じょふ)になって宮中にもぐりこもうと考え…。

第3話 嘘も方便

班淑(はんしゅく)はひょんなことから女傅(じょふ)の選抜試験に合格。ある事情から伯父・班固(はんこ)の娘だと身分を偽った彼女は、鄧太后(とうたいごう)の師匠である曹大家(そうたいこ)の姪ということで、周囲の注目と期待を集めることになる。そんな班淑を目の敵にし始めたのが、内学堂の責任者である女傅・寇蘭芝(こうらんし)。彼女は学内の問題生徒ばかりを集めた乙班に班淑を送りこんで…。

第4話 楽あれば苦あり

班淑(はんしゅく)は宮中の蔵書を保管する蘭台に行って『西域記』を探すが、膨大な本の山からその一冊を見つけるのは至難の業。しかも、将軍から官学の教師・少傅(しょうふ)となっていた衛英(えいえい)に、異民族のスパイではないかと疑われてしまう。実は、衛英はかつて自分の許嫁だった女傅(じょふ)・劉萱(りゅうけん)を殺された辛い過去から、異民族をひどく嫌っていた…。

第5話 虎の威を借る狐

乙班の中でも北郷(ほっきょう)公主は身分の高さを笠に着て、授業中も勝手気ままにふるまってばかり。しかも、班淑(はんしゅく)に巧妙な嫌がらせを繰り返していた。そんな北郷公主に目を付けた寇蘭芝(こうらんし)は、彼女を利用して班淑を内学堂から追い出そうと考える。そして、授業中に禁書を読んだ北郷公主が、班淑にお仕置きされているのを見た寇蘭芝は…。

第6話 泣き面に蜂

先輩の姚絹(ようけん)に代わって乙班の授業を任された班淑(はんしゅく)。しかし、学問の知識が十分にない彼女は、生徒たちにでたらめなことばかり教えて、すっかり化けの皮がはがれてしまう。その上、身分を偽っていたことがばれてしまった班淑は、間者の疑いをかけられ投獄されるはめに。その時、都に戻った叔母の曹大家(そうたいこ)が宮中に駆けつけて…。

第7話 人間万事塞翁が馬

班超(はんちょう)の娘であることを明かし、身の潔白を証明できたものの、休職を言い渡された班淑(はんしゅく)。彼女は学生の阿繍(あしゅう)が年老いた白(はく)将軍との縁談に悩んでいると知ると、破談にするため一肌脱ごうと考える。そして、鄧(とう)太后の兄で寇蘭芝(こうらんし)の婚約者である将軍・鄧?(とうしつ)を利用する計画を立てた彼女は、異民族の衣装を着て将軍たちの宴席に潜入し…。

第8話 教うるは学ぶの半ば

亡き恋人・月錦(げっきん)に似ている班淑(はんしゅく)を気に入った鄧?(とうしつ)は、彼女の行方を追うが消息がつかめない。一方、宮中に戻る決心をした班淑は、鄧(とう)太后に直談判し、助手として内学堂に復帰することを認められる。しかし、その条件は3ヶ月以内に乙班の学生をしつけることだった。そこで、学生のやる気を引き出そうと考えた班淑は一計を案じ…。

第9話 七転び八起き

3ヶ月以内に女傅(じょふ)に返り咲こうと決心した班淑(はんしゅく)は、姚絹(ようけん)の厳しい指導を受けて猛勉強。さらに、寇蘭芝(こうらんし)に一度だけ甲班と乙班の合同講義をやらせてほしいと頼みこみ、なんとか許可を取りつける。ただし、講義では学生の途中退室を認め、終了時点で過半数の学生が席に残っていなければ辞職という、厳しい条件を突きつけられて…。

第10話 両雄並び立たず

衛英(えいえい)の助言で講義に成功した班淑(はんしゅく)は、甲班の学生からも大人気。それに腹を立てた寇蘭芝(こうらんし)は、班淑にどちらが学生を引きつける講義ができるか勝負を挑む。しかし結果は、奇抜な講義で学生たちをとりこにした班淑の圧勝だった。するとその後、班淑が覆面をした暴漢に襲われる事件が発生。そこに偶然、衛英が現れ彼女を助けるが…。

第11話 一難去ってまた一難

これまでの誤解や行き違いが解けて、班淑(はんしゅく)は衛英(えいえい)と仲直り。ところが、班淑のせいで足を痛めたと悪口を言う北郷(ほっきょう)公主の前で、衛英は班淑を厳しく責めたうえ、彼女の財布を北郷公主の薬代として渡してしまう。結果、2人の仲は再び険悪となり、お金に困った班淑は一稼ぎしようと闘鶏場へ。そこで、彼女は鄧?(とうしつ)と出くわして…。

第12話 雨降って地固まる

衛英(えいえい)の言動は班淑(はんしゅく)を守るためだった。それに気づいて衛英に謝った班淑は、今後は衝動的に行動しないようにと彼から諭され、北郷(ほっきょう)公主からの嫌がらせもうまく受け流すようになる。ところが、今度は班淑と仲の良い阿繍(あしゅう)と阿綾(ありょう)の姉妹に矛先を向けた北郷公主。彼女は白(はく)将軍をそそのかすと、阿繍についてあらぬうわさを流して…。

第13話 花に嵐

阿繍(あしゅう)が誹謗中傷に負けず立派にふるまったことで、内学堂の評判は上昇。新たに8人の新学生が入学することになり、班淑(はんしゅく)も鄧(とう)太后から褒美を賜る。そんなある日、班淑は衛英(えいえい)ら親しい仲間と楽遊園に遊びに行く。そこで、姚絹(ようけん)と将軍・霍恒(かくこう)が互いの愛を確かめ合う一方で、班淑と衛英も思いがけず2人きりで楽しい時を過ごすが…。

第14話 恋は思案の外

自分のわがままで衛英(えいえい)にケガをさせてしまったと落ちこむ班淑(はんしゅく)。だが、衛英から命の恩人だと感謝され、贈り物を渡された彼女は大喜び。しかも、それを求婚のしるしと勘違いして夢見心地になってしまう。だが、衛英はかつて全てを捨てて駆け落ちしようとしたのに死なせてしまった、班淑の従姉・劉萱(りゅうけん)をいまだ忘れられずにいた…。

第15話 鳴かぬ蛍が身を焦がす

劉萱(りゅうけん)のお墓の前で近況を報告する衛英(えいえい)。それをひそかに見守っていた班淑(はんしゅく)は、彼が自分に好意をもっていると知って勇気づけられる。そして、劉萱のように立派な女傅(じょふ)になれたら衛英に愛を告白しようと決心したのだった。その頃、鄧(とう)太后が宮中で刺客に襲われる事件が発生。霍恒(かくこう)に助けられた鄧太后は彼に一目惚れしてしまい…。

第16話 落花流水の情

班淑(はんしゅく)が内学堂の助手だということがついに鄧?(とうしつ)にばれてしまう。そんな中、白(はく)将軍が姚絹(ようけん)との結婚を鄧(とう)太后に願い出る。鄧太后は霍恒(かくこう)と姚絹の仲を知りつつもそれを許可し、姚絹には霍恒の前途を考えて駆け落ちなどしないようにと忠告する。ところが婚礼の日、霍恒が姚絹を白将軍から奪い、結果、2人は死罪に問われることに…。

第17話 忍の一字は衆妙の門

行方不明となった班淑(はんしゅく)の兄・班勇(はんゆう)を捜す任務を負って霍恒(かくこう)が出征。霍恒の双子の兄・霍桓(かくかん)が弟の仕事を引き継いで、城門の警備を担当することになる。一方、班勇が異民族側に投降したという噂が立ったことから、宮中での立場が悪くなってしまった班淑。彼女は鄧(とう)太后のはからいで一時的に内学堂の内務を担当することになるが…。

第18話 歩く足には棒あたる

班淑(はんしゅく)が体に有害な白粉を買わずに倹約するよう学徒に指導した結果、町の商人たちが「商売あがったりだ」と抗議しに彼女の元に殺到。そこに現れて騒ぎを収めた鄧?(とうしつ)は、騒動の黒幕が寇蘭芝(こうらんし)の侍女・碧玉(へきぎょく)であることを突き止める。一方その頃、ひょんなことから衛英(えいえい)に恋心を募らせた北郷(ほっきょう)公主は、衛英と親しげにする班淑を目撃して…。

第19話 闘う雀人を恐れず

班淑(はんしゅく)が衛英(えいえい)を誘惑したと北郷(ほっきょう)公主が言いふらしたため、衛英に憧れる学徒たちは一斉に班淑に反発。そんな中、班淑は運動不足の学徒の体力づくりのために、馬球の練習をさせるなど課外活動に取り組み始める。すると、それを見て乙班に移りたいと言い出す甲班の学徒が現れ、焦った寇蘭芝(こうらんし)は学徒を奪われまいと必死になるが…。

第20話 提灯に釣鐘

鄧(とう)太后は班淑(はんしゅく)の意見を支持し、学徒は自由に班を選べることに。また、敵を欺くため投降したふりをしていた班勇(はんゆう)の戦勝の知らせが届いたことで、班淑は再び助手に復帰して講義ができることになる。一方、寇蘭芝(こうらんし)と大げんかの末、縁談解消を宣言した鄧?(とうしつ)。彼は班淑に求婚するが断られたうえ、寇蘭芝と仲直りするよう勧められて…。

第21話 情けは人の為ならず

衛英(えいえい)が加わった鄧?(とうしつ)の軍人チームと班淑(はんしゅく)が率いる内学堂チームが対決する馬球試合が行われる。鄧(とう)太后も見守る中、その娘・聞喜(ぶんき)公主も内学堂チームの一員として参加、白熱した試合が展開する。だが、試合の途中で思いがけず班淑が落馬、頭と足にケガしてしまう。しかも、彼女の鞍に細工がしてあったのが見つかって大騒動になり…。

第22話 縁と浮世は末を待て

劉萱(りゅうけん)の植えた萱草が枯れて驚き悲しむ衛英(えいえい)。そんな彼を元気づけようとケガした体で奔走する班淑(はんしゅく)。彼女のひたむきな想いに心打たれた衛英は、ついに班淑との恋に踏み出す決意をするのだった。そして、念願の女傅に返り咲いた班淑は、体が回復すると甲・乙班が合併した内学堂に復帰する。だが、またもトラブルに見舞われて…!?

第23話 欲と道連れ

逆玉の輿を狙って内学堂の複数の学徒に手を出し、姚絹(ようけん)にお灸を据えられた霍桓(かくかん)。そんな時、鄧(とう)太后が自分に関心があると気づいた彼は、彼女に気に入られれば出世できるのではないかと考え始める。一方、衛英(えいえい)の部屋で偶然、劉萱(りゅうけん)の肖像画を見つけた班淑(はんしゅく)。彼女は肖像画をうっかり汚してしまい、それを見た衛英は血相を変えて…。

第24話 売り言葉に買い言葉

衛英(えいえい)を怒らせてしまった班淑(はんしゅく)は許しを請うため、苦労して特別な贈物を用意する。ところが、衛英は彼女の話をろくに聞かず、冷たい態度で突っぱねる。そのことに深く傷ついた班淑は鄧?(とうしつ)に慰められ、彼の屋敷で酒を飲んでいるうちに倒れてしまう。一方その頃、後悔の念に苛まれた衛英は、必死に班淑の行方を捜していたが…。

第25話 池魚の禍

鄧?(とうしつ)が班淑(はんしゅく)に想いを寄せているのが公然の事実となり、許婚としての立場がない寇蘭芝(こうらんし)。そんな彼女に代わって班淑に復讐しようと考えた侍女・碧玉(へきぎょく)はある恐ろしい計画を立てる。それを知った寇蘭芝は慌てて止めようとするが、時すでに遅く内学堂は火事になっていた! そんな中、班淑は火に巻かれた姚絹(ようけん)を助け出そうとして…。

第26話 恨みほど恩を思え

人命救助で活躍したものの延焼の責任を問われた班淑(はんしゅく)は、ケガで意識不明となったまま牢へ。一方、鄧(とう)太后は放火犯の調査を始めると同時に、火の中から救ってくれた恩人である霍桓(かくかん)に南宮の建直しを相談することにする。その頃、真犯人を知りながら言えないことに悩んでいた北郷(ほっきょう)公主は、班淑が流刑になるかもしれないと聞いて…。

第27話 天は自ら助くる者を助く

鄧(とう)太后はケガで休養中の衛英(えいえい)の代わりとして班淑(はんしゅく)に官学の講義を任せることにする。そして、近日中に行われる太学の試験に官学の学徒5名を及第させる手柄を立てれば、班淑を無罪にすると約束する。一方、寇蘭芝(こうらんし)が碧玉(へきぎょく)と共謀して班淑の命を狙ったと思いこんだ鄧?(とうしつ)。彼は今度こそ結婚を破談にしようと寇蘭芝の家に乗りこむが…。

第28話 断腸の思い

出征中の霍恒(かくこう)が崖から転落して死亡したという知らせが宮中に届く。姚絹(ようけん)は生きる気力をなくすほどの大きなショックを受け、そんな彼女を班淑(はんしゅく)と衛英(えいえい)が慰める。一方その頃、鄧(とう)太后も霍恒の死の知らせに動揺し、人目を忍んで嘆き悲しんでいた。それを知った霍桓(かくかん)は、鄧太后が想いを寄せる相手は弟・霍恒だったのだと気づいて…。

第29話 玉磨かざれば光なし

班淑(はんしゅく)は官学で講義を始めるが、反抗的で勉強意欲のない学徒たちに手を焼くことに。特に甘やかされて育った安(あん)帝は、班淑にひどいイタズラを行い、皇帝の地位を笠に着ていばり散らす。そんな中、鄧(とう)太后は内学堂を官学に合併し、班淑を主幹女傅に任命。班淑は成績不振の学徒たちを太学の試験に合格させるべく奮闘を始めるが…。

第30話 親の心子知らず

故郷に帰る寇蘭芝(こうらんし)を見送った班淑(はんしゅく)は、彼女の助言に従って、学徒たちに過去10年の試験問題と優秀回答を渡して勉強させる。その頃、安(あん)帝の生母・清河(せいか)王妃が逝去。鄧(とう)太后は霍桓(かくかん)の進言を聞いて、国の利益のためそれを公にしないと決める。だが、それによって鄧太后への反感を強めた安帝が、とんでもない事件を起こしてしまい…!?

第31話 兎を見て犬を放つ

鄧(とう)太后から謹慎を申し渡されたにもかかわらず、賭場に出かけて事件を起こした安帝(あんてい)。彼と鄧太后との関係は険悪となり、班淑(はんしゅく)が間に入って、いったん2人の争いを収める。だが、霍桓(かくかん)にそそのかされた鄧太后は皇帝を選び直すことを検討。これに危機感を覚えた重臣・楊震(ようしん)の頼みで、班淑は3日で安帝の根性を叩き直すことに…。

第32話 曲がらねば世が渡られぬ

班淑(はんしゅく)の秘策ですっかり反省した安帝(あんてい)が鄧(とう)太后に謝罪。また、鄧?(とうしつ)に頼まれた霍恒(かくこう)が、安帝の廃位を思い止まるように鄧太后を説得し、宮廷に平和が戻る。その後、元気になった衛英(えいえい)が官学に復職。ところが、班淑の試験対策を知った彼は、「学徒にズルを教えるなんて認められない!」と怒り始めて、彼女と大ゲンカになってしまい…!?

第33話 青天の霹靂

太学の試験当日、鄧(とう)太后により出題形式が大幅に改められる。結果、班淑(はんしゅく)はやきもきしながら合格発表の日を迎えることになる。さらにその頃、思いも寄らぬ手がかりから死んだはずの劉萱(りゅうけん)が西域で生きていることが判明する。驚いた衛英(えいえい)はすぐに彼女の救出を鄧太后に願い出るが、劉萱は南大王(なんだいおう)の寵妃となっていることが分かり…。

第34話 下衆の逆恨み

変わらぬ愛を誓う衛英(えいえい)の言葉を信じ、密かに劉萱(りゅうけん)の元へと急ぐ彼を送り出した班淑(はんしゅく)。そんな彼女がひょんなことから、父親の朱明堂(しゅめいどう)に虐げられる教え子の朱丁(しゅてい)とその母親を助けることになる。ところが、重臣として力を持つ朱明堂は仕返しに班淑を訴えて、厳罰を要求。すると、北郷(ほっきょう)公主たちが班淑を救うべくある作戦に打って出て…!?

第35話 一枚の紙にも裏表

班淑(はんしゅく)は女子学徒に曹大家(そうたいこ)の書いた『女誡』を教え、賢く男性を操縦する方法を指南する。さらに、自立した女性になってもらおうと算術や武芸も教え始める。その一方で、嫁ぎ先でひどい扱いを受けているという寇蘭芝(こうらんし)を救い出し、女傅として復帰してもらう方法についても考えを巡らせていた班淑。彼女は鄧?(とうしつ)にある頼み事をして…。

第36話 人を呪わば穴二つ

班淑(はんしゅく)は学徒たちに狩りを体験させるため、郊外の御林苑へと遠出する。この小旅行に学徒たちは大はしゃぎ。ところが、寇豊(こうほう)の策略にはまった班淑は、森の中へと連れ出され、深い落とし穴に落ちてケガをしてしまう。しかも、安(あん)帝が寇豊の制止を振り切って班淑を助けようとしたことから、2人も誤って同じ穴に落ちてしまい…!?

第37話 義を見てせざるは勇無きなり

命懸けで安(あん)帝と寇豊(こうほう)を救出したものの、皇帝を危険にさらした罪は重く、投獄された班淑(はんしゅく)。彼女の頼みの綱は安帝だけだったが、図らずも寇豊の復讐に加担してしまい、廃位されるかもしれないと怯える安帝は、事の真相を言い出せずにいた。一方、実家に戻って事件を知った寇蘭芝(こうらんし)は、寇豊の所業に怒って自首させようとするが…。

第38話 乾坤一擲

梁(りょう)王は霍桓(かくかん)を利用して息子を帝位につけようと画策し、謀反を実行。霍桓の手引きで宮中に侵入すると、霍桓と2人きりでいた鄧(とう)太后に安(あん)帝の廃位を迫るが…。一方、班淑(はんしゅく)は南(なん)大王に捕らわれた衛英を救うべく西域へ。衛英(えいえい)が祭天礼の日に処刑されると知って、必死で救出作戦を練る。そんな班淑の前に思いがけない助っ人が現れ…。

第39話 肉を切らせて骨を断つ

祭天礼の日、班淑(はんしゅく)は月錦(げっきん)と一緒に見事な剣舞を踊って会場を沸かせ、頭目から褒美を得ることに。そこで、月錦が打ち合わせ通りに「衛英(えいえい)が気に入ったので連れて帰りたい」と申し出るが、頭目に断られてしまう。すると、班淑は月錦も驚く大胆な作戦を実行。だが、劉萱(りゅうけん)がいなくなったことに気づいた南(なん)大王の追っ手が迫ってきて…。

第40話 連理の枝

都に戻って来たものの、精神が不安定で記憶もあいまいな劉萱(りゅうけん)は、衛英(えいえい)だけが心の拠りどころ。その様子を見た班淑(はんしゅく)は、従姉のために自分が身を引くしかないと思いつめる。そんな時、西域の楼蘭(ろうらん)から王子の安平(あんぺい)と王女の安心(あんしん)が使節として訪れる。安心の接待係を任された班淑と寇蘭芝(こうらんし)は、好戦的な態度の彼女に勝負を挑まれて…!?

第41話 旱天の慈雨

安心(あんしん)に指名された北郷(ほっきょう)公主は、彼女と教養を競うことになるが、暗唱で負けてしまう。勝ち誇った安心は寇蘭芝(こうらんし)に対して失礼な態度を取り、それを見ていた寇豊(こうほう)はカンカン。彼は自ら王子・安平(あんぺい)と勝負させてほしいと願い出る。一方、衛英(えいえい)と班淑(はんしゅく)の仲を知った劉萱(りゅうけん)は、班淑を訪ねて心の内を打ち明ける。すると、そこに南(なん)大王が現れ…!?

第42話(終) 合縁奇縁

鄧?(とうしつ)は寇蘭芝(こうらんし)とやり直そうと奮起。頑なに冷たい態度をとる寇蘭芝だったが…。一方、寇豊(こうほう)は安心(あんしん)に頼まれて都を案内して回り、すっかり彼女と仲良くなる。しかも、安心から愛の証である帯を贈られて…!? そんな中、楼蘭と漢との腕比べを行う盛大な宴が開催される。力を合わせて腕比べに臨んだ班淑(はんしゅく)と衛英(えいえい)。2人の愛の結末は?