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大切に育てた娘ハナ 動画観るならどこ!?

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大切に育てた娘ハナ

大切に育てた娘 ハナ
愛する人を守るため、男の子として生きる娘ハナ。
逆境にめげないヒロインのラブ・サクセスストーリー!
おすすめ度
放送年2013年
ジャンルサクセスストーリー
話数全122話
出演者パク・ハンビョル
イ・テゴン
チョン・ウヌ
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大切に育てた娘ハナ 動画観るならどこ!?

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ぺんぺん
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配信期限
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あらすじ

400年間続く名門ファンソ醤油。家業は代々男子が受け継いできたが、当代のチャン会長は後継者となる男子の孫がいないことに頭を悩ませていた。嫁のヒョソンは待望の男の子を妊娠するが流産し子供が産めなくなってしまう。そんな中策略をはたらかせ、チャン会長の息子ミンソクと関係を持つことに成功したチョンランはその後に収監された獄中で生んだ息子ラゴンを抱いて現れ、ミンソクとの子供だと主張してチャン家に入り込む。男の子が欲しいチャン会長と、妻を守りたいミンソクは対立を深め、ミンソクは分家を決心。しかし、事故に遭い亡くなってしまう。その後、娘たちとともに家を追い出されたヒョソンは奇跡的に4人目を妊娠していたことがわかる。ヒョソンは子供を産む決心をし、生まれた娘にハナと名付ける。そして、8年後。贅沢三昧な生活を送っているチョンランの一方、ヒョソンは1人で娘たちを育て、生活苦に悩んでいた。そこで、ヒョソンはハナを男の子と偽りチャン会長に会わせる決心をする…。

各話エピソード

第1話

400年続く名門ファンソ醤油。長男で歯科医のミンソクには跡を継ぐ息子がおらず、チャン会長は頭を悩ます。嫁のヒョソンは待望の男の子を妊娠するが流産し、もう妊娠は無理だと言われる。一方、ヒョソンの友人でパリに留学中と聞いていたチョンランが、赤ん坊を連れて現れる。子供の父が詐欺師だと分かり八方ふさがりのチョンランに、ファンソ醤油で働く母のジョンスンが悪知恵を授けるが……。

第2話

チャン会長は嫁のヒョソンが子供を産めない体になったと聞き、ミンソクに離婚を迫り、他の女性との人工授精を勧める。一方チョンランは母にそそのかされて、学会に出かけたミンソクに接近、ホテルの部屋に上がり込み、酔っ払って意識のないミンソクと一夜の関係を持つことに成功する。その直後、チョンランは夫の詐欺に関係して逮捕されてしまう。

第3話

チョンランは獄中で男の子を生み、ラゴンと名付ける。出所後、ラゴンを連れてファンソ醤油を訪れミンソクの子だと主張、籍に入れるよう迫るチョンラン。跡継ぎの孫を引き取りたいチャン会長と、妻ヒョソンを守りたいミンソクは対立を深める。チャン会長との別居を決意したミンソクは、職を求めて大邱(テグ)の病院に出かけるが、列車事故に巻き込まれ……。

第4話

夫を事故で失い、チョンランの陰謀でチャン家を追い出されたヒョソン。子供を産めないと言われていたヒョソンに、妊娠が発覚する。生命の危険を冒し1人で娘を出産、ハナと名付ける。それから8年後。チャン家に入り込んだチョンランは贅沢三昧の生活をしていた。一方、女手一つで4人の姉妹を育てるヒョソンは、生活苦から倒れてしまう。ハナを男の子だと偽り、チャン会長に一目お会いしたいという手紙を送るヒョソン。

第5話

ヒョソンはハナを「ウンソン」と名乗らせファンソ醤油に連れていく。一目見て、ミンソクの子供時代にそっくりだと驚くチャン会長。一方、跡継ぎの座を奪われると恐れたジョンスンとチョンランは、ヒョソンが子供を産めない体だったことを思い出し、DNA検査を要求する。これでヒョソンを追い払えるという2人の予想は外れ、ヒョソンはDNA検査を承諾する。

第6話

検査の結果、ウンソン(ハナ)はミンソクの子供であることが証明された。ぶ然とするジョンスンとチョンラン。8年前、宗家の嫁の印である発酵場の鍵を返し、ヒョソンは自ら家を出たとチャン会長に言ってあった。もちろん嘘である。自分たちが仕組んで追い出したことが会長にバレないか、戦々恐々とする2人。一方、ラヒとラゴンの姉弟は、突然現れた弟ウンソンに衝撃を受ける。

第7話

ラヒは母子手帳の中に父の名前を発見、自分がチャン家と血のつながりがないことを知る。チャン会長は跡を継ぐ2人の孫ラゴンとウンソンに、普段は公開されていないファンソ醤油の発酵場を見学させる。突然現れたウンソンを疎ましく思うラゴンは、ウンソンを1人発酵場に置き去りにする。夜になっても帰ってこないウンソンに、ファンソ醤油は大騒ぎとなる。

第8話

チャン会長の提案で、ウンソンと姉のハミョンはチャン家で暮らすことになる。ハミョンにウンソンを守る役目を言いつけるヒョソン。チョンランはヒョソンに会い、ハミョンとウンソンを連れて帰れとまくしたてるが、ヒョソンは屈しない。恨みを抱いたチョンランはハミョンとウンソンにつらく当たる。ラゴンも学校で友達まで引き入れてウンソンをいじめるが……。

第9話

いくらいじめてもへこたれないウンソンに嫌気が差すチョンラン。ジョンスンはラゴンがファンソ醤油の後継者に決まるまで、もう少しの辛抱だと言う。ラヒ、ラゴン、ウンソンの3人は高校生になった。ウンソンは学校に通いながら、毎朝発酵場で千個の甕を磨く勤勉な若者に成長する。醗酵食品に関する論文で大賞を受賞したウンソンは、授賞式に母ヒョソンを招待するが……。

第10話

授賞式への出席をラゴンに妨害され、ボロボロの姿になりながら、壇上から母への感謝の言葉を述べるウンソン。ますますいじめをエスカレートさせるラゴンに、ウンソンはラゴンの得意な剣道で決闘を申し入れる。負ければチャン家を出るという約束だ。勝負にはウンソンが勝利するが、それが騒ぎを大きくする。ウンソンに、ラゴンが差し向けた不良たちが襲いかかって……。

第11話

チャン会長に、高校を止めて醤油作りの勉強がしたいと言うウンソン。勝手に退学届を出したウンソンに怒った会長は、ウンソンが十分に反省するまで家に入れるなと命じる。キム秘書に、ウンソンについて、これまでの一部始終を調査するよう指示をする会長。一方、ウンソンを助けたいヒョソンは、ジョンスンとチョンランに会い、ラヒとラゴンに対する養育権は、まだチャン家に籍のある自分が持っていると告げる。

第12話

ファンソ醤油と財閥SSグループが立ち上げたプロジェクトチームで、インターンとして働くことになったドヒョン。自分がSSグループのソル会長の息子であることは伏せ、他の職員と同じ待遇を受けたいと訴える。ソル会長は部下のユンチャンを呼び、ドヒョンを補佐するよう命じる。一方、ファンソ醤油の跡継ぎが受ける12関門の修練が始まる。ウンソンは醤油作りに使う水源の泉に向かうが、日食が起こった瞬間気を失って倒れてしまう。

第13話

ユンチャンは倒れたウンソンを発見するが、ドヒョンの気配を感じて急いで身を隠す。ファンソ醤油のみそ玉に赤カビが発生する。秘伝書には日食の年に不吉なことが起こると書かれていた。戦々恐々とするチャン会長は、早く跡継ぎを決めるために関門を通過したか評価する試験を実施し、自ら審査員になると宣言する。ヒョソンは手ずから針を取って縫った修練服をウンソンに贈る。

第14話

ウンソンが男だという言葉に驚くユンチャン。ウンソンの姿が目から離れず戸惑いを感じる。ラヒをドヒョンと結婚させて玉の輿に乗せようとソル会長の自宅を訪ねたジョンスン。ドヒョンの妹ドウンに、朝鮮戦争で亡くなった娘に似ていると口から出まかせを言うなど、取り入ろうと必死だ。一方、ドヒョンはラヒが落としていったアナウンサーアカデミーの受講証を拾う。

第15話

ドヒョンがファンソ醤油でインターンとして働いているとドウンから聞いて驚くジョンスン。チョンランとラヒにさっそくこの事実を報告する。チャン会長はウンソンとラゴンに、次の関門からは自分が直接指導すると言う。ソル会長はユンチャンに、ファンソ醤油にドヒョンをインターンとして送り込んだ本音を教える。目的は業務提携などではなく、経営権を奪い取りグループに吸収することだった。

第16話

十二関門の修練を、チャン会長から直接学べることになり、感動で胸がいっぱいのウンソン。ジョンスンとチョンランは、ファンソ醤油で働くSSグループの御曹司を探そうと必死だが、インターンの中にソル姓の人間はいない。一方、赤カビが生えたみそ玉7万6千個の処理方法で第6関門を評価するとチャン会長から言われ、ラゴンとウンソンは悩んでいた。

第17話

チョンランから大豆の選別を言いつけられ、関門の評価を前に勉強が進まないウンソン。そのことを知ったヒョソンは、チョンランに電話をかけて抗議、2人は激しく対立する。ラヒは、ソル会長とユンチャンが密談する姿を見て、ユンチャンがSSグループの御曹司だと誤解する。ウンソンとドヒョンは水源の泉の前で再会し親しい関係になった。

第18話

ますます広がる赤カビの被害。チャン会長は、今回の関門の勝利者を会長の補佐役に任命すると言う。ヒョソンとチョンランの対立は、ついにつかみ合いの大げんかに発展する。ソル会長はユンチャンに、ファンソ醤油の弱点は後継者が決まっていないことだと言い、12関門修行の様子を具体的に知らせろと指示する。一方、自分にまったく無関心なユンチャンを、ラヒは諦めかけていた……。

第19話

ラゴンは赤カビが生えたみそ玉の廃棄法について素晴らしいプレゼンを行う。ジョンスンはドヒョンの妹ドウンから、兄は家庭で「グッドワイフ」というニックネームで呼ばれるほど、優しくて気が利くという言葉を聞きだす。しかしラヒは、冷たくてぶっきらぼうなユンチャンの態度を思い出し、合点がいかない。一方、ユンチャンはウンソンが関門評価でどういう結果を出すか気になって仕方がない。

第20話

関門評価で勝利したのはウンソンだった。これからは会長の補佐役として公式の行事にも参加すると聞き、ジョンスンとチョンランは悔しさのあまり寝込んでしまう。ウンソンはチョンランたちとの軋轢を避けるため、家を出て会社の寮に入ることにする。一方、ユンチャンをSSグループ会長の息子だと思い込んでいるラヒは、ユンチャンを尾行して家を突き止めるが、実は大嫌いなドヒョンが会長の息子だと気づく。

第21話

ドヒョンと寮でルームメートになったウンソンは、ドヒョンの自由奔放な行動に困惑、自分が女であることがばれないか心配する。チャン会長が勲章を受章することになる。政府要人が集まる受章式にウンソンだけが随行すると聞き、嫉妬するラゴン。一方、ファンソ醤油の後継者としてマスメディアにウンソンの写真が撮られ、インターネットでは「イケメン後継者」と大騒ぎになる。

第22話

ユンチャンから、ラゴンとウンソンの仲がよくないと聞いたソル会長は、ラゴンに会ってみたいと言いだす。ドヒョンの正体を知ったラヒは、ドヒョンに偶然を装って会おうとするが……。一方、ジョンスンとチョンランはチャン会長に、長男のラゴンこそ後継者だから、ウンソンを12関門の修行から外すよう訴える。憤激したヒョソンは、自分こそチャン家の本妻だと主張し、チョンランの家族にこのことを暴露しようとする。

第23話

自分を本妻の子と思っているラゴンとラヒが、事実を知ることを恐れるチョンラン。ヒョソンにそのことだけは言わないでくれと頼むが、ヒョソンはラゴンとラヒに家族関係証明書を見せてしまう。一方ユンチャンはウンソンに、ラゴンに喧嘩を売られても決して買わないように忠告する。ヒョソンを許せないラゴンは、ヒョソンが働く食堂に押しかけて……。

第24話

食堂で起こった乱闘劇がマスコミに漏れ、ファンソ醤油のスキャンダルとして面白おかしく報道される。その裏にはSSグループのソル会長の姿があった。それが原因で店を解雇されるヒョソン。一方、ドヒョンは電話のつながらないウンソンを心配する。家族全員を集めて怒りをぶつけるチャン会長。ヒョソンは、「全員が納得する結論を出さなければ」と進言する。事態を重く見たチャン会長は、ある決断を下す。

第25話

会長の出した結論は、ラゴンとウンソンが実力で競い合い、勝った方が跡を継ぐというものだった。ファンソ醤油の後継者は当然自分だと信じていたラゴンは衝撃を受ける。ウンソンにもチャンスが巡ってきたと喜ぶヒョソン。しかし、後継者に選ばれれば一生男として暮らさなければならないウンソンは、深く悩んでいた。一方、ラヒはドヒョンにアプローチし続けるが、ドヒョンは一向に振り向こうとしない。

第26話

後継者を決める試験は2回。第1回は相手の弱点を探り、相手が答えられないような課題を出せというもの。手段を選ばず相手を妨害しても構わないという会長らしくない言葉に、キム秘書は不審を抱く。工場の備品を使えなくするなど、さっそくウンソンを妨害するラゴン。壊れた梯子をウンソンに貸し与え、落下したウンソンは肋骨を折る重傷を負う。病院に行けば女であることがばれる。窮地に立たされたウンソンは……。

第27話

ウンソンは、姉のハミョンの名前で治療を受け急場をしのぐ。しかし骨折のため日課の甕みがきもできず、後継者試験の準備もできないウンソン。ドヒョンとユンチャンは手助けを申し出る。一方、ウンソンが骨折したと聞いて喜んだチョンランは、後継者が決まればウンソンはファンソ醤油を去るという内容の覚書を作り、ヒョソンにサインを求める。「ウンソンの実力を疑ったことなどない」といってサインするヒョソン。

第28話

ウンソンのため、凍えながら松葉の露をあつめるドヒョン。ユンチャンはSSグループ製の甕を見せ、これは水を浄化し水質をよくすると教える。ヒョソンはウンソンに、ファンソ醤油の嫁として書き記したノートを渡す。みんなの好意に支えられ、ウンソンは後継者試験の準備を終えた。一方、ユンチャンはソル会長を訪ね、ファンソ醤油を買収しても、ウンソンだけは守ってほしいと頼み込む。

第29話

後継者試験の当日、支社から社員たちがやってきた。ヒョソンを奥様と呼ぶ社員たちは、巨大な垂れ幕まで持参してウンソンを応援する。審査は5人の重役と会長が行う。チャン会長は審査結果を金庫にしまうように指示し、今回の試験は解答の内容ではなく、答えた人間の人柄を見るものだと宣言する。自分に挨拶もしない支社の社員たちを怒鳴りつけるチョンラン。その騒ぎの一部始終をチャン会長はじっと見ていた。

第30話

ドヒョンの妹ドウンはウンソンに一目ぼれ、突然寮を訪ねてウンソンを当惑させる。一方、ラヒはドヒョンを結婚相手として狙い、ウンソンはそんなドヒョンに淡い恋心を抱く。チョンランは娘のために、ドヒョンをウンソンと一緒に家に招待する。そこで、チョンランがラヒを、SSグループの玉の輿に乗せようと企んでいることを知るウンソン。ラヒとドヒョンが楽しくおしゃべりするのを見て、そっと帰ろうとするウンソンだが……。

第31話

再びドヒョンを食事に招待したチョンラン。ラヒとドヒョンの距離を縮めようと画策し、ボイラーのバルブを閉じて家を出る。家にいたハミョンはあまりの寒さにウンソンを呼び出す。ウンソンがボイラー室に行き、水漏れと格闘しているところにドヒョンが姿を現し……。一方、ユンチャンはウンソンの部屋から出てきた奇妙な処方箋を見ていぶかしく思う。治療内容はウンソンのものなのに、名前がハミョンとなっているのだ。

第32話

チャン会長が70歳になるまでに後継者に株式を譲渡しないと、優先議決権を失ってしまう。それを知るSSグループのソル会長は、ファンソ醤油の株式買収を密かに進めていた。パク課長から、後継者試験1回目の結果が、2人同スコアだったと聞きだし不安になるラゴン。チョンランは会長室に忍び込み、最終試験の問題を盗み出す。一方、寝ても覚めてもウンソンの顔がちらつくドヒョンは、実家で寝てくると言って寮を出ていく。

第33話

ウンソンを呼び出したラヒは、ドヒョンを好きだと言ってウンソンにキューピッド役を頼む。チャン会長は、ファンソ醤油の株式を集中的に買収している会社があるという知らせを聞き、70歳になるまでに後継者を決めねばと焦りの色を深める。後継者試験の日程を前倒しすると発表するチャン会長。一方、ウンソンに資料を渡そうと寮に立ち寄ったハミョンは、鯉の形のキーホルダーを落とす。これを拾ったユンチャンは……。

第34話

ウンソンが女ではないかと疑惑を深めるユンチャン。跡継ぎはウンソンに決まったという噂が流れ、ジョンスンとチョンランは不安でたまらない。会長が見る前に1次試験の結果をすり替えようと会長室に忍び込んだチョンランとラゴンは、会長に姿を見られてしまう。一方、いつまでも新品同様のウンソンのかみそりを見たユンチャンは、ひげは剃ったのかとウンソンに聞くが……。

第35話

ラヒに頼まれて、ドヒョンとの食事会をセットするウンソン。ラヒがドヒョンにプレゼントした花束には、「1カ月だけ付き合ってみませんか」というメモが入っていた。医師のジンチョルはファンソ醤油を訪ね、ラヒが受験したアナウンサー試験の結果を教える。自分を治療したジンチョルを見て、ウンソンは急いで隠れようとし、ケガをした部位を再び痛める。気を失って倒れたウンソンを介抱し、血の付いたシャツを脱がしたユンチョルは……。

第36話

ドヒョンはウンソンに、ラヒと付き合うことにしたと告げる。チャン会長はラゴンとチョンランに誓約書を手渡す。そこには、試験に勝利した者がファンソ醤油の後継者ととなり、いかなる結果が出てもそれに従うこととあった。闘志を燃やす2人。一方、ウンソンが女であることを知ったユンチャンは、なぜここまで大変な思いをしても、男として生きていこうとするのか事情が気になる。

第37話

後継者を選ぶ最終試験の前日、「いかなる結果にも従う」という誓約書にファンソ醤油の家族全員が捺印する。試験は2泊3日ホテルに缶詰めとなって行うと発表され、試験に必要な物を2つだけ持参してもよいと指示される。悩んだ末、ウンソンは甕とみそ玉、ラゴンは甕と塩を選ぶ。ある日、ウンソンは財布を拾う。それはドヒョンが落としたものだったが……。

第38話

最終試験の問題は、「48時間以内に最高の醤油を作れ」というもの。材料が手元にそろっていない中、ウンソンもラゴンも戸惑う。事前に調べたのと違う問題が出題されて焦るチョンランは、ラゴンに薬を渡さなければとチャン会長に面会を願い出るが、薬なら私から渡すとそっけない。一方、ドヒョンはラヒと会っていても、ウンソンのことが心配でデートに集中できない。

第39話

チャン会長はウンソンとラゴンに1時間の自由時間を与え、必要な品物を1つだけ追加してもよいと許可する。ユンチャンはウンソンを訪れ、48時間で醸造できるのは魚醤しかないという情報をラゴンが手に入れたと告げる。そんなユンチャンの言葉に決定的なヒントを得るウンソン。ラゴンは魚醤の原料となるサバを、ウンソンは5年物の長期熟成醤油を手に入れた。3日目の朝、ついに最終試験の審査が行われるが……。

第40話

試験はウンソンが勝利し、第14代待令熟手(テリョンスクス、王に認められた最高の料理人)の称号を得た。チョンランはショックのあまり寝込んでしまう。チャン会長はラゴンが試験結果に承服できるよう、2人の点数を公開する。一方ユンチャンは、ファンソ醤油の敵対的買収を指示するソル会長の命令に逆らい、会長の怒りを買う。同時にソル会長は、ユンチャンを変えてしまったウンソンの存在が気になる。

第41話

ウンソンは、第14代待令熟手の冊封式に先立って祭祀を執り行う。祭祀中に煙が垂直に上がれば先祖が認めた証となるが、ウンソンは開始6時間で見事に煙を上げた。ウンソンのことが気になって仕方のないユンチャンに、冊封式を終えたら秘密を公開するつもりだと告白するウンソン。一方、ソル会長は連絡の取れなくなったユンチャンに会うため直接尋ねてくるが……。

第42話

チャン会長は待令熟手の冊封式にソル会長を招待する。参列者の中にドヒョン、ドウン、ユンチャン、ラヒもいるが、ラゴンとジョンスン、チョンランの姿は見えない。父のソル会長に、ドヒョンの彼女だと言ってラヒを紹介するドウン。しかしソル会長は不機嫌な様子がありありと見える。自分の命令に従わないユンチャンが、ウンソンの希望で冊封式に出席しているからだ。

第43話

ドウンはラヒに、自分とウンソンの仲を取り持ってくれれば、自分もドヒョンとラヒがうまくいくように手伝おうと提案する。ソル会長は、ドヒョンが思いを寄せる相手がウンソンだと知ってしまう。自分の片腕ユンチャン、息子ドヒョンまで惑わすウンソンに怒り心頭のソル会長。チョンランにファンソ醤油が経営権の危機にあると漏らしてしまい、それを聞いたラゴンはマスコミにリークする。

第44話

「ファンソ醤油が経営権の危機」。チャン会長とキム秘書しか知らない情報が新聞に載ってしまう。チャン会長は危機をどう回避するか考え末、ウンソンに所有する株式を贈与することを決心する。「お前はファンソ醤油の希望だ」。ウンソンにすべてを託すチャン会長。会長にすべてを打ち明けるつもりだったウンソンは、その機会を逃してしまう。

第45話

バーで飲んでいたドヒョンは、ウンソンそっくりな女性を目にする。ハミョンに勧められて1日だけ女性の姿に戻ったウンソンだ。ドウンがやって来たので慌ててバーを出るが、ラヒとぶつかりイヤリングを落としてしまう。一方、チョンランとヒョソンが交わした覚書の存在がチャン会長の耳に入る。激怒した会長はチョンランに、覚書を履行しチャン家を出ていくように迫る。

第46話

とうとう屋敷を追い出されることになったチョンランたち。安宿を紹介され、1週間以内にソウルを出ていくよう弁護士から言い渡される。口汚く責任をなすりつけ合う4人。女性姿のウンソンに会った晩以来、頭が混乱したドヒョンは、寮でウンソンと2人きりになり酒を飲みだす。酔ったドヒョンは、もし君が本当に男なら僕の目も覚めるかもしれない、だから裸を見せてくれと言って、ウンソンをベッドに押し倒すが……。

第47話

カビ臭い安宿から放送局に初出勤するラヒは、会社に行く前にドヒョンに会って助けてもらおうと寮を訪れる。そこでウンソンを必死に口説くドヒョンの話を聞いてしまい、衝撃を受けるラヒ。ウンソンを呼び出して、男同士の付き合いなど会長が認めるハズがないと怒り、自分たちの邪魔をするなと釘を差す。一方、今がファンソ醤油買収の絶好の機会と考えるソル会長は、ユンチャンを外して別の部下に、AJインベストメントを通じた敵対的買収の継続を指示する。

第48話

ウンソンの弱点を探ろうとするラヒは、ウンソンが医師のジンチョルを避けていることに気づく。ある日、ジンチョルとラヒが会っているところに鉢合わせしたウンソンは、思わず逃げ出してしまう。ラヒに秘密を感づかれたかと心配するウンソン。ドヒョンから、ジンチョルがファンソ醤油の食品開発部のアドバイザーになったと聞き、いよいよ気が気ではないウンソンだが……。

第49話

社内でラヒと一緒に歩いていたジンチョルと、顔を合わせてしまったウンソン。病院に帰ったジンチョルは、ウンソンがかつて治療した女性だと確信、ラヒに伝えようとするが、そこに現れたユンチャンに暴行を受ける。命の危機を感じ、絶対この秘密は口外しないと誓うジンチョル。一方、ラゴンはファンソ醤油の資料室を訪れ、ウンソンを陥れる材料を探してファンソ醤油の内規と定款を調べる。

第50話

ファンソ醤油の水源に異物が混入され赤く変色する。マスコミが報道するとファンソ醤油の信用は失墜、取引先から契約解除の依頼が殺到し、チャン会長は衝撃を受ける。ソル会長に、この件にSSグループが関与しているか尋ねるユンチャン。ソル会長はウンソンに対するユンチャンの態度に不快感を示し、ドヒョンも同じくらい守ってほしいものだと皮肉を言うだけ。一方、ジンチョルの傷とウンソンが関連あるとにらんだラヒは……。

第51話

ウンソンが女だと確信したラヒは、ウンソンを呼びつけて認めるように迫る。沈黙するウンソン。ラヒはラゴンの友人を使ってウンソンを拉致、椅子に縛り付けて体を探る……。ファンソ醤油の危機を聞いて騒ぎ立てるチョンラン。ラヒはもっとすごいことがあるからと言って冷たく笑う。一方、ファンソ醤油の株式の買収に成功したソル会長は、臨時株主総会を招集し、そこでチャン会長を解任してしまう。

第52話

会長解任の緊急事態に、ウンソンが会長代行に就任する。ウンソンを呼び出し、秘密をばらさない代わりにドヒョンを諦めろと要求するラヒ。自分の恋愛感情のために家族を犠牲にできないウンソンは、ドヒョンに「君への気持ちは単なる友情だ」と告げる。一方、ファンソ醤油の買収を行ったAJインベストメントはラゴンに接触、買収が完了した暁にはラゴンを代表理事にする契約を結ぶ。

第53話

便利屋を雇ってユンチャン襲撃を企むジンチョル。間違えてドヒョンを襲ってしまい、一緒にいたラヒが身代わりとなってケガをする。ラヒはジンチョルから、ユンチャンに暴行されて、ウンソンの秘密を言えなかったと聞かされる。一方、ウンソンはキム秘書にSSグループが最近、合併した会社のリストを調べてほしいと頼む。ラゴンもまた、自分に代表理事就任を提案したAJ関係者とソル会長が関連あると知って……。

第54話

チャン会長を訪ねたラゴンは、ウンソンを跡継ぎに選んだのが間違いの始まりだと言い、AJと交渉を試みるので自分を代表理事にしてくれと要求する。憤激するチャン会長。ウンソンはAJと結託した勢力についての情報を求めて新聞広告に出し、記者会見を開く。一方、ファンソ醤油の買収を指示しているのがソル会長だというユンチャンの言葉に、衝撃を受けるドヒョン。

第55話

ウンソンの開いた記者会見をきっかけに、世間の風向きはファンソ醤油に対する同情に変わる。父であるソル会長が、ファンソ醤油と敵対的関係にあるという事実に苦悩するドヒョン。一方、ファンソ醤油株式の買収がユンチャンの名前で行われていたことを知ったウンソンは、裏切られた思いで激昂する。ラゴンはラヒが、ウンソンの会長代行就任に同意するサインしたことを知り……。

第56話

ラヒを訪ねたヒョソンは、チャン会長に真実を話すから時間をくれと懇願する。ドヒョンと結婚するまで、ウンソンが女であることを明かすつもりはないと答えるラヒ。一方、ラヒと会うヒョソンの姿を見たラゴンは、ウンソンが女かも知れないと思い至る。ウンソンの部屋を荒らして生理用品やドレスを見つけるラゴン。正気を失って会社に押しかけウンソンを暴行、警察に連行されていく。

第57話

ユンチャンは警察署を訪れて、ラゴンを釈放させる。そのまま廃屋にラゴンを連れ込み、殴る蹴るの暴行を加えるユンチャン。ウンソンはラヒのGPSを使って居場所をつかみ、ラゴンを救出に駆けつける。「SSのイヌ、裏切り者! ジンチョルを暴行したのもソル会長の命令か?」。ユンチャンは、「俺はお前を守りたい、どうか俺を信じてくれ」とウンソンに手を差しだすが……。

第58話

ケガをして実家に駆けこんだラゴンは叫んだ。「ウンソンは女だ!」。チョンランとジョンスンはヒョソンのもとに押しかけ、責め立てる。一方、ウンソンはAJの資金の出所がSSグループだという決定的証拠を手に入れる。ドヒョンはソル会長に反旗を翻し、これに怒ったソル会長はドヒョンの頬を叩く。そして、ついにチャン会長がウンソンの秘密を知る時が来た。

第59話

ウンソンが女だと知らされたチャン会長は衝撃のあまり倒れてしまう。ウンソンは株価操作の疑いで検察に逮捕され、一晩中取調べを受ける。ラヒはソル会長にすべての事実を暴露するが、このことをドヒョンに知られてはならないと釘を差す。ソル会長はドヒョンに、ウンソンを釈放させる条件として、ラヒと結婚しイタリアに出国することを提案する。ドヒョンは条件をのんだ。一方、ユンチャンは警察に逮捕されるが、ソル会長が手を回して中国に逃がす。

第60話

1年後 ──、チャン一族から追放されたハナとヒョソン、ハミョンは海辺の町でひっそりと暮らしている。ファンソ醤油はSS醤油に社名を変え、ラゴンが社長に就任した。チャン会長には社名の変更を言い出せないラゴン。イタリアで新婚生活を送るドヒョンとラヒの夫婦仲は、うまくいっていない。その頃、マカオでカジノ関係のM&Aで名を挙げたユンチャンが帰国する。

第61話

ハナの行方を探し求めるユンチャンは、ついに廃人同然の姿のハナを見つけ出す。訪ねてきたユンチャンを見て、「SSのイヌめ、消えてしまえ!」と激昂するハナ。ユンチャンはそんなハナに、「俺を利用してソル会長に復讐してみろ」と語りかける。ユンチャンは、ソル会長の部屋で亡き母の手紙を見つけ、会長が実の父だという仰天の事実を知っていた。一方、ソル会長はドヒョンに帰国を促す。

第62話

結局、ドヒョンとラヒは帰国し、ソル会長の家に同居する。冷たい夫婦仲を象徴するように、寝室にはドヒョンの指示で2台のシングルベッドが用意されていた。ドウンはソル会長に、2人は変だ、まるで夫婦には見えないと耳打ちする。一方、ユンチャンはハナに、これまで集めてきたSSグループの資料を見せる。ハナはソウルに戻る決心をする。

第63話

ソル会長は、ドヒョンにウンソンを忘れさせるため、周囲の人間にウンソンのことを話さないよう口止めする。しかし、ドヒョンがウンソンのことを忘れるハズがない。SSグループの副会長の就任したドヒョンは、SS醤油を訪れる。ウンソンが使っていた自転車を見つけ、ウンソンとの思い出にふけるドヒョン。現在、ウンソンがどうしているか気になったドヒョンは、1年前の新聞を読み、ウンソンがハナという女性である事実を知る。

第64話

共にソル会長に復讐しようというユンチャンの言葉に同意するハナ。一緒に起業し、ハナの醤油作りの腕を使ってSS醤油を打倒するというのが、ユンチャンの考えだ。ハナは女としての自分を取り戻すために、まず女性として住民登録をする。厳しい特訓の末、新しい女として生まれ変わるハナ。一方、社名変更の件でラゴンに怒ったチャン会長は、ソル会長に直接会うと言い出す。

第65話

ユンチャンとハナは新しい会社を立ち上げる。社名はチャン・ハナ、ハン・ウンチャンのイニシャルを取って「JH食品」。そしてSS醤油が公募するプライベートブランドに応募、見事に採用される。2人の会社だと知る由もないラゴンは、JH食品と企業提携を結ぶ。一方、ドヒョンはヒョソンが働いていた食堂を起点にハナの行方を探し始める。ドヒョンの机の上にメモを発見したラヒも、食堂に電話をかけるが……。

第66話

ラヒは、清潭洞(チョンダムドン)のメーキャップショップのVIPルームで、ハナと偶然出会う。美しい女性に生まれ変わったハナに愕然とするラヒ。もしドヒョンが、ウンソンが女だったと気づいたら……ラヒは不安でたまらない。一方、ファンソの社名を取り戻そうとソル会長に面会したチャン会長は、冷たくあしらわれる。チャン会長の突然の訪問についてラゴンを責めるソル会長。

第67話

SS醤油とJH食品のプライベートブランド締結を祝うパーティーが開かれる。ハナと再会するドヒョン。黒いシックなドレスをゴージャスに着こなしたハナに衝撃を受ける。ソル会長に、共同経営者だとユンチャンを紹介するハナ。ショックを隠せない会長。不安になったラヒはラゴンを追及するが、ラゴンは私も知らなかったと答えるだけ。激怒したソル会長はラゴンに、契約を白紙に戻せと命じるが……。

第68話

チャン会長は記者会見を開き、SSグループによって、ファンソ醤油の名前が消される危機にあると国民に訴える。ハナはプライベートブランドの商品企画を急ぐが、ラゴンは言を左右にして一向に話が進まない。ハナは決裁ラインを変更し、グループ副会長のドヒョンに直接決裁を受けると通告する。この知らせを聞いたジョンスンとチョンランは驚愕するが……。

第69話

決裁ラインの変更で、ハナとドヒョンは毎日のように会う。苛立ったラヒはハナに、望むことがあれば言ってみろ、ドヒョンと離れてさえいてくれれば、何でも受け入れると告げる。ソル会長からPBブランドの白紙化を命じられたラゴン。しかし契約を破棄すれば高額の違約金を払わねばならない。思い余ったラゴンは、チンピラを雇ってJH食品の発酵場を襲撃させる。急を聞いて駆け付けたハナはケガをしてしまい……。

第70話

襲撃現場に駆け付けたドヒョンは、ケガをしたハナを介抱する。そんな2人の姿を見て怒りに震えるラヒ。ソル会長は、襲撃の件を謝罪するようラゴンに命じる。ジョンスンとチョンランは、ラゴンとドウンを結婚させようと企み、ドウンを家に招待する。 一方、ハナが作った醤油の販売が開始される。誰がこの醤油を作ったのかと尋ねるチャン会長。キム秘書は誇らしげに、チャン・ウンソン待令熟手ですと答える。驚愕するチャン会長。

第71話

なぜハナを助けに行ったのかと問い詰めるラヒに、ハナが現れてから自分の気持ちを抑えられないと答えるドヒョン。ますます悪化していく2人の関係を見て、なぜラヒと結婚したのかとドヒョンに尋ねるドウン。ラヒを怪しいと思ったドウンは、ジョンスンとチョンランを訪れ、一緒に酒を飲みながら過去のことを聞きだす。ウンソンが女であることに最初に気づいたのはラヒだという話を聞いたドウンは、兄にそれを報告すると……。

第72話

ドウンの話を聞いて激怒するドヒョン。あの時、突然ウンソンの態度が変わったのは、ラヒに脅されていたからだと気づいたドヒョンは、ラヒに離婚を切り出す。ソル会長は断固として反対するが、ドヒョンも譲らない。窮地に追い込まれたラヒとラゴンは、ヒョソンの自宅を訪ね、財産を分け与えるからソウルを離れてほしいと頼む。一方、ハナとユンチャンは順調に次の商品の開発を進めていく。

第73話

ドヒョンが離婚を言いだしたと聞いて、SS本社に乗り込むチョンラン。ハナとドヒョンが会議をしていると知って、ロビーでハナをさんざん罵る。新商品の醤油のことでチャン会長に質問をするハナ。チャン会長の態度は依然として冷たい。一方、初めてもらったボーナスを家族のために使うことにしたハナは、ヒョソンとハミョンに欲しい物をリストアップしてもらう。

第74話

SS本社の騒動の話を聞き、ハナの家に行くユンチャン。先にドヒョンが来て家に上がっているのを知り、怒りをぶつける。ラヒとチョンランは離婚を阻止しようと必死だが、ドヒョンの決意は変わらない。ソル会長から、養子縁組を結べば財産を分与するという提案を受けていたユンチャンはハナと相談し、このことを利用することにする。一方ユンチャンは、ハナの家族が作った欲しい物リストを見て、胸が熱くなる。

第75話

ハナが開発した薬膳醤油は販売好調で、ハナは新人企業家賞まで受賞する。頭に来たラゴンは、いくらうまくいっても、ファンソ醤油の社長の座は渡さないと釘を差す。チャン会長は、ハナが匿名で送ったファンソ醤油買収の資料を見て、一連の真実を初めて知り驚愕する。一方、ユンチャンはハナの家族の夢をそれぞれかなえてあげる。ヒョソンには自分の食堂を、ハミョンにはデザイナーとしてSSタオルへの就職を。

第76話

チャン会長は、ファンソ醤油はSSグループに乗っ取られたとマスコミに訴える。風向きが悪くなったソル会長はSS醤油の売却を決定、ラゴンは社長を解任される。匿名の企業家で救済ファンドが組織され、新社長は公募で決定することになった。チャン会長はラゴンに、応募して社長の座を奪い取れと命じ、ハナもまた応募を決める。一方、ヒョソンが食堂を買い取ることができたのは、裏でユンチャンが助けたからだと気づいたハナは……。

第77話

ソル会長はSS醤油を分割して売却し、新社長の公募も白紙化しようとする。生放送のテレビ討論会に出席し、売却の正当性を訴えるソル会長。しかし、ハナも同じ番組にゲストで出演、ソル会長を論破する。一方、ユンチャンはハナをSSグループの大株主にしようと考える。ソル会長の養子となって株式を受け継ぐ自分の相続人に、ハナを指定するユンチャン。

第78話

ハナがSS醤油の社長になれば、ソル会長との対立は決定的となる。ハナの身の安全を心配するドヒョンは、社長選立候補を止めさせようとハナを説得する。同様にハナの身を案じたユンチャンも、ソル会長を呼び出して、「母と自分を捨てた責任を取れ」と宣戦布告する。一方、社長選に参加した自分を助けてくれないチャン会長に怒ったラゴンは、これからはチャン会長の命令に従わないと宣言する。

第79話

緊張感に包まれる中、社長選考が始まる。立ちはだかる難題を、自分のスタイルで解決していくハナ。最終選考にはハナとラゴンが残る。一方、選考の裏でドヒョンとユンチャンも一触即発ムード。ドヒョンの存在がハナを危うくするというユンチャンの言葉に、ソル会長を攻撃する手段としてハナを利用するのが愛なのかと問い返すドヒョン。

第80話

選考の結果、ハナが社長に選ばれる。社長になってまず、SS醤油の看板を下ろしてファンソ醤油の社名に戻すよう、正式に社名変更を要求するハナ。次にラゴンが流用していた会社名義のカードの支払いをストップさせる。途端に生活に困るラゴンやチョンランたち。株主総会を開いて、ファンソ醤油の売却を強行しようとするソル会長に立ち向かい、ユンチャンとハナは全面戦争を開始する。

第81話

ハミョンは、これまでいかにラゴンたちがハナをいじめてきたか、ドウンに話して聞かせる。ラゴンやラヒの行動に憤慨するドウン。ラゴンとチョンランは、チャン会長の遺産を相続するために、SS醤油で平社員として働くことになる。一方、SSグループから送り込まれた新たな理事として、ラヒが現れる。SS醤油の経営を1カ月で正常化しろと要求するラヒ。そんな時、ヒョソンの食堂に見知らぬ男たちがやってきて……。

第82話

襲われてケガをしたヒョソン。ハナは、ソル会長が仕組んだと確信する。SSグループの理事会に出席し、またソル家に出入りするようになったラヒの姿を見て、驚愕するドヒョンとドウン。ソル会長はドヒョンに2人が復縁することを望むが、ドヒョンは自分の意志をキッパリと伝える。一方、SS醤油の新任理事ラヒは、どんな手段を使ってもおまえを引きずり下ろすと、ハナに宣戦布告する。

第83話

ハナの身の安全を守るため、恋人のフリをしようと提案するドヒョン。ハナとドヒョンの利害は一致し、2人は1カ月限定の契約で恋人になる。ハナは家族を避難させるには病院が一番安全だと、ヒョソンに退院を延ばすようアドバイスする。一方、ユンチャンもハナの一家の避難先を調査しに上海へ飛ぶ。ドヒョンは公式行事の席で、ハナとの婚約を発表する。

第84話

ラヒとの復縁を望んでいたソル会長は、ドヒョンとハナの交際宣言を聞いて激怒する。これからは自分のやり方でハナを守るとソル会長に告げるドヒョン。ハナはドヒョンの協力で、ファンソ醤油が買収された時の議事録を入手、それをもとにソル会長を責め立て、ついにファンソ醤油の社名を奪還する。一方、ドヒョンとの婚約は、自分を守るための偽装だとハナから説明され、安心するユンチャン。

第85話

ハナとドヒョンが、思い出のバーで踊っているところをドウンが見かける。そしてその場所にはラゴンとラヒもいた。2人の仲むつまじい姿を見せつけられたラヒは激怒、ハナへの復讐を誓う。ハナはSSグループから財政的に独立をするため、新商品の発売を急いでいた。ラヒは品質管理が不足していると理由を付け、商品の販売を禁止する。

第86話

倉庫から商品を持ち去ろうとするラヒ。ドヒョンの努力で倉庫は守られ、商品は無事に発売されたが、SSグループ内でのドヒョンの立場は厳しくなる。ソル会長を訪ねたラヒは、ドヒョンとソル会長の仲を壊しているのはハナだと訴える。一方、次第にハナに心を開いていくチャン会長。チャン家の祭祀は女のハナに行わせるわけにはいかないが、自分が代わりに執り行うと言って、ジョンスンに準備を命じる。

第87話

SSグループ副会長ドヒョンと、ファンソ醤油社長ハナの婚約が、大々的にニュースで流れる。頭に来て祭祀の準備を拒否するチョンランとジョンスン。キム秘書の連絡を受けてヒョソンとハミョンが急いでチャン家に駆けつけ、無事に祭祀は始まる。急に天気が悪くなり、祭祀の終わるまで2、3日はかかりそうだ。婚約発表に怒ったソル会長に家に入れてもらえず、ハナの家にやって来たドヒョン。家にはハナとドヒョンの2人だけだ……。

第88話

昔、寮にいた時のように熱く語り合うハナとドヒョン。ドヒョンがハナと2人きりで過ごしていると聞いて激怒したソル会長は、理事会を招集してファンソ醤油を解体すると喚きたてる。ハナは完全にソル会長と対立したドヒョンを心配し、ラヒはハナにドヒョンの人生を台なしにしていると非難する。一方ユンチャンは、ハナの気持ちがドヒョンに傾いているのを知りショックを受ける。

第89話

ソル会長は理事会を開き、ファンソ醤油を完全子会社に転換して、ハナの経営権を剥奪すると提案する。激しく反対するユンチャン。ドヒョンの服を持ってやってきたドウンは、明日はドヒョンの誕生日だとハナに教え、ドヒョンがラヒと結婚した理由は、ハナを守るためだったと伝える。ドヒョンの気持ちを知り、自分がドヒョンを愛していることを確認するハナ。一方、ラゴンはチャン家の嫡孫として、チャン会長に反乱を起こすと言いだすが……。

第90話

チャン家の祭祀に、チャン一族が集まっている。長老の中には、女のハナがファンソ醤油の跡継ぎなのはおかしいと言いだす者も。ラゴンはそれに口裏を合わせてチャン会長を責め立てる。一方、SSグループではドヒョンへの締め付けが激しくなる。ソル会長はドヒョンからファンソ醤油に関する権限を剥奪し、会長が直接決裁すると言い渡す。

第91話

理事会に出席したドヒョンはハナの肩を持ち、ソル会長とドヒョンの間はさらに悪化する。ファンソ醤油の水源の泉で、ユンチャンと会うハナ。昔、この泉で倒れたハナを救ったのはドヒョンではなく自分だと明かし、ハナへの思いを告白するユンチャン。ハナはユンチャンの一途な思いを知り戸惑う。一方、ラゴンはチャン会長に、新会社「新ファンソ醤油」を立ち上げるつもりだと通告する。その頃、突然ラヒの父グァンチョルからチョンランに電話がかかる……。

第92話

ハナの本心を聞かされても、ハナへの思いは変わらないと告げるユンチャン。ラゴンはハナに秘伝書の所有権を主張し、秘伝書の秘法を授けたみそ玉に対し、裁判所に使用禁止の仮処分を申請する。「ハナを潰すための協力者が欲しい」。そんなチョンランたちが思いついたのは、グァンチョルだった。一方、賢明な答えが見つかったと言って、ハナはドヒョンを公園に呼び出す。

第93話

逃亡生活をしていると思いきや、海外で起業し成功したというグァンチョルに驚くチョンラン。ソル会長は家に会社の警備チームを配置し、ドヒョンの出入りを禁止させる。ドヒョンが副会長室に長く不在なことに疑問を抱くラヒ。一方、ソル会長はドヒョンを自宅に監禁し、配下のヤクザに物流倉庫にあるファンソ醤油の商品を全部燃やしてしまえと命じる。

第94話

ソル会長の目論見を知ったドヒョンは、ドウンの助けを借りて倉庫に駆けつける。そこにはライターを手にしたヤクザが……。遅れて倉庫にやってきたハナが警報を鳴らすと男たちは逃げ去り、後には血を流して倒れたドヒョンの姿。ドヒョンを家に連れ帰り治療するハナに、ドヒョンをここに置いてはハナの身が危ないというユンチャン。ドヒョンを自分の家に連れていくと言うが……。

第95話

ハミョンとドウンの会話を聞き、ハナとドヒョンの婚約が偽装だと知ったラヒは、そのことをソル会長に告げる。激怒したソル会長はハナに、婚約を偽装したのはファンソ醤油を守る戦略からかと問いただす。確かに最初はそうだった、しかし今はドヒョンを心から愛していると答えるハナ。そして桜の木の下で、ハナとドヒョンは2人の気持ちを確認し合う。

第96話

ドヒョンはソル会長を、ファンソ醤油のことはあきらめ、これまでの強引な買収で被害を受けた人たちに謝罪、補償すべきだと説きつける。聞く耳を持たないソル会長。ファンソ醤油の長老理事たちは、女性の跡継ぎに納得しない。チャン会長もラゴンに社長を譲れと言う。そこでハナは、もし会長と実力を競って勝利したら、自分を女性の待令熟手として認めてほしいと、驚きの提案をする。

第97話

誓約式という形で、自分たちの愛を確かめ合うハナとドヒョン。それを知ったソル会長はついに堪忍袋の緒を切らし、ドヒョンをSSグループの副会長職から解任する。ドヒョン解任の知らせを聞いたユンチャンは、ソル会長を追い詰める秘密兵器があるといい、それをドヒョンに託す。一方、ラヒはチョンランから、ドゥシクと名乗る男こそ、あなたの父親グァンチョルだと聞かされるが……。

第98話

ハナとドヒョンの仲むつまじい様子を目撃したラヒは、怒りを抑え切れない。グァンチョルに会い、自分を苦しめる女チャン・ハナを、なんとかしてくれと頼む。ラヒの依頼でソル会長に面会し、ハナのことは自分にまかせてくれと大見えを切るグァンチョル。ヒョソンはドヒョンに、ファンソ醤油立て直しの期限までにハナとソル会長を和解させられなければ、ハナと別れなさいと諭す。その頃、ファンソ醤油のみそ玉に赤カビが発生する。

第99話

広がる赤カビの被害に焦ったチャン会長は、長男しか見ることの許されていない秘伝書をハナに託す。しかし、ハナは解決策を見つけられない。ドヒョンはソル会長に被害を受けた被害者の家を訪ね、そこでユンチャンに会う。この人の人生を、いったいどう補償できるのかと問うユンチャンに、絶句するドヒョン。一方、ソル会長はグァンチョルにハナを消してくれと依頼するが……。

第100話

ソル会長はグァンチョルに、ファンソ醤油の立て直しの可否が出る前に、仕事を片付けろと命令する。日食前の赤い月の夜、ヒョソンとハミョンは不吉な夢を見る。ハナは審査の結果を知るため、母の反対を押し切ってソル会長がいる狩猟場に向かう。一方、最近ハナに接近しているパク・ドゥシクと名乗る男に疑念を抱いたユンチャンは、ドヒョンにソル会長が今どこにいるか尋ねる。

第101話

ラヒを問い詰めてハナの居場所を知ったドヒョンは、ユンチャンと狩猟場に向かう。その頃、ハナはグァンチョルに断崖に追い詰められていた。グァンチョルの銃口がハナに向けられる……。狩猟場で銃器事故があったという知らせを聞いたラヒはグァンチョルに会い、何があったのか問い詰める。ただ日食があっただけだと答えるグァンチョル。

第102話

ハナが行方不明になって1年が経った。ソル会長はSSグループの会長職を退き、国会議員になっている。グループの新会長になったドヒョンは、事件後すっかり心を閉ざし、冷酷な事業家に変身していた。ソル議員の補佐官になったラヒは、ドヒョンが自分を振り向くまで、いつまでも待っている。一方、ファンソ醤油の社長職を狙うラゴンは、ハナの失踪宣告を請求し、法的に死亡として処理しようとしていた。

第103話

ハナは横城(フェンソン)にある発酵場に1人で住み、体を休めながら醤油を作っていた。そんな彼女を訪れるユンチャン。ハナは1年前の後遺症と幻覚に苦しんでいた。一方、ユンチャンは国会議員となったソル前会長に和解を申し出て、久しぶりに再会することになる。ファンソ醤油の社長は空席、ラゴンは会社の発酵場を次々に売却しては金を稼いでいた。

第104話

ラゴンの発酵場売却をチャン会長に隠しておくため、グァンチョルにチャン会長を病院に押し込めるよう依頼するチョンラン。チャン会長の入院中に冊封式を挙げようと企むラゴン。ヒョソンはハナからの手紙で、居場所を知らされていた。ドヒョンを訪ね、ハナが生きていると伝えるヒョソン。ドヒョンは、「それはうれしいが、彼女とは結ばれない運命」と答える。ユンチャンはハナに、体調が良ければソウルに戻らないかと尋ねる。

第105話

ソウルに上京したハナはヒョソン、ハミョンと再会を果たす。冊封式を強行しようとするラゴンは、冊封の巻物を盗み出す。そこに姿を現すハナ。目が合ったラゴンはびっくり仰天して気絶する。目を覚ましたラゴンはハナを見たとチョンラン、ジョンスンに話す。チョンランはグァンチョルに、ハナは本当に死んだのか確認するが……。一方、ソル前会長の補佐官として働くラヒは、ドヒョンから「生涯誰も愛さない」と言われショックを受ける。

第106話

帰ってきたハナと会い驚愕するソル前会長とラヒ。ハナはソル前会長の国会議員資格を検証する申請を出す。ハナと会ったドヒョンは、「信念を捨て、会長の息子であることを受け入れたと」と話す。ラヒとパク・ドゥシク(グァンチョル)の関係を疑うハナは、日食があった日にパク・ドゥシクを見たと話し、ラヒにゆさぶりをかける。ついに、ラヒとドゥシクが一緒にいる現場を見つけるハナ。

第107話

ハナはラゴンがファンソ醤油の発酵場を売り払い、業種変更を目論んでいることを知り激怒する。この事業を推進しているのはドヒョンだと教えるラヒ。ハナはドヒョンに会って事実を確認する。すっかり変わったドヒョンの姿に衝撃を受け、ドヒョンに対する気持ちが揺れるハナ。チャン会長が発酵場の売却に何も言わないのは変だと感じたハナは、ラゴンの家を訪れ、チョンランとドゥシクが帰宅するところを目撃する。

第108話

ついに、ドゥシクとラヒの実父グァンチョルが同一人物であることを突き止めるハナ。ラヒは、1年前のハナの事件の真相が暴かれるのではと不安を隠し切れない。一方ハナとユンチャンは、国会議員であるソル前会長が、SS公益財団の理事長として実質SSグループの経営権を握っている事実をつかむ。財団の株主総会で会長の解任案を提出、ソル議員は窮地に追い込まれる。

第109話

グァンチョルとの関係を知られるのを恐れたソル議員は、グァンチョルに再び国外に逃亡するよう指示する。グァンチョルは、チャン会長が病院にいる間に、できるだけ多くの金を搾り取ろうと、伝統ある屋敷や社屋の名義を自分に変更することを考える。チョンランを説得して権利書を盗ませるグァンチョル。そんな中、ハナに助けられたチャン会長は病院を脱出することに成功、久しぶりに家に帰ってみると……。

第110話

激怒したチャン会長はチョンランたちを家から追い出す。行く当てのない2人は、仕方なくグァンチョルの家に居候することに。一方、議員資格の問題で追い込まれたソル議員は、国会議員資格検証委員会のチョン委員長の息子が金に困っていることを知り、資金提供を条件にチョン委員長を買収する。チョン委員長はハナを呼びだし和解を迫る。

第111話

ハナとユンチャンは、ソル議員とグァンチョルの関係を明らかにするため、グァンチョルの口座を調査する。チャン会長は精密検査を受け、余命2カ月であることが判明する。誰にも知らせるなと医師に頼むチャン会長。ハナやラゴンの父ミンソクの命日が近づいてきた。チョンランたちはハナを困らせるために、ラゴンに法事への出席を止めさせる。チャン会長はそんなラゴンを呼び出し、法事に参加させる。

第112話

ハナたちが調べ上げた証拠により、ついにグァンチョルが逮捕される。しかし、ソル議員の入れ知恵で、あれは誤射だと供述しすぐに釈放されてしまう。ソル会長はユンチャンにSS公益財団の理事長となり、ドヒョンとともにSSグループを大きくしろと言う。一方ハナはチャン会長に、自分が会長に醤油作りで勝てば、女性でも待令熟手として認めてくれるかと尋ねる。頑固なチャン会長は、ラゴンがどんな悪人でも、男である限り跡継ぎだと言う。

第113話

ハナは、ユンチャンの亡き母からの手紙を読み、ユンチャンがソル議員の実の息子だと知る。ラゴンも自分の息子ではないかと疑うグァンチョル。チョンランは頑強に否認するが、グァンチョルはDNA検査を考える。一方、ユンチャンはグループの集金マシーンであるSS公益財団の理事長に就任する。ドヒョンはユンチャンに、グループの経営権とハナと、2つとも手に入れるつもりかと問い詰める。ラゴンは、グァンチョルの息子だと判明する。

第114話

公益財団理事長のユンチャンと、SSグループ会長のドヒョンは一触即発の状態。ドヒョンはハナに、ユンチャンとの関係を問いただす。「あなたとはもう終わった関係。よけいな首は突っ込まないで」と言い返すハナ。一方ユンチャンの思惑通り、ソル議員とグァンチョルが密会する。そのやり取りはハナたちによってすべて録画されていた。

第115話

グァンチョルの一味に襲われたハナは必至で逃げる。間一髪でユンチャンに助けられるハナ。一方、ソル議員がファンソ醤油の買収を計画し、ハナの命を奪おうとしたと知ったチャン会長は激怒しハナとユンチャンに協力、ソル議員を告訴する。国会に逮捕同意案も上程され追い詰められるソル議員。ドヒョンが送ってくれ資料が決定的な証拠となり、ついにソル議員は逮捕される。

第116話

父親であるソル議員が逮捕された。自ら父の犯罪の証拠をハナに送ったとはいえ、ショックを隠せないドヒョン。まだ表ざたにしていない粉飾決算と裏金の帳簿を警察に渡せば、父の実刑は免れないだろう。苦悩するドヒョン。一方ユンチャンはハナに、今回の事件がすべて解決すれば、アメリカへ行くつもりだと話す。いつも自分を守ってくれたユンチャンがいなくなる! 寂しくてたまらなくなったハナはユンチャンに……。

第117話

ソル議員は、病気を口実に保釈される。なぜ自分に味方しなかったと息子のドヒョンを責めるソル議員。ドヒョンは、粉飾決算と裏帳簿を警察に提出すると言う。「父親を刑務所に入れる気か」と叫ぶソル議員。ドウンはハナに会い、ドヒョンがハナの命を救うために別れを決意したこと、父の有罪の証拠を送ったのはドヒョンであることを告げる。一方、チャン会長は病状がますます悪化し……。

第118話

チャン会長が意識不明に陥る。グァンチョルは、ハミョンたちが依頼したDNA検査の結果が出る前に、財産をラゴンに移し外国に逃亡しようと言う。社長室に乱入して書類を盗み出すラゴン。その時、DNA検査の結果が届き、ハナはラゴンがチャン家の人間でないことをみんなに訴える。ファンソ醤油の社員たち、チャン一族の長老たちにより、ラゴンをはじめその家族たちは確保される。ドヒョンとユンチャンは、一足先に逃亡したグァンチョルの行方を追う。

第119話

国外に逃亡する直前に、グァンチョルはユンチャンとドヒョンに捕まる。ユンチャンはドヒョンに、自分がソル議員の実の息子だと明かし、ドヒョンは衝撃を受ける。ユンチャンはドヒョンに、グァンチョルを裁判で証人に立てると、ソル議員は実刑に問われるが構わないかと尋ねる。「考える時間が欲しい」と答えるドヒョン。ドヒョンはソル議員に「金ですべてを解決することはできない」と訴える。決意を固めたドヒョンはユンチャンに、グァンチョルを証人に立てることに同意すると伝える。

第120話

グァンチョルがソル議員に殺人を指示されたと証言。不利になったソル議員は、ラヒとグァンチョルが親子であることを知り、ラヒにすべての罪をかぶせようとする。信頼していたソル議員に裏切られたラヒは、ドヒョンになんとかしてくれと訴える。自分で解決しろと突き放すドヒョン。一方、意識が戻ったチャン会長は、ファンソ醤油の待令熟手にハナを指名する。

第121話

父のソル議員に代わって、すべての罪を被ろうとするドヒョン。ユンチャンはソル議員を訪れ、ドヒョンを見捨ててはならないと説得する。ソル議員は自責の涙を流して罪を認めることを決断、ユンチャンにドヒョンの説得を頼む。ソル議員、グァンチョル、ラヒにそれぞれ実刑判決が下る。一方、ハナは待令熟手の冊封式を執り行う。その頃、ラヒはホテルの1室で薬をのみ……。

第122話(終)

チャン会長はファンソ醤油の発酵場で、ハナに看取られ静かに最後の時を迎える。一方、ラゴンたち一家は失意のまま故郷に帰っていく。ドヒョンはイタリアで活躍、彼の作ったソースが大ヒットという知らせが届く。ユンチャンはハナに黙って、アメリカに出国しようとしていた。ハナは空港に駆けつけ、必死でユンチャンの姿を探し求める……。