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慶余年~麒麟児、現る~ 動画観るならどこ!?

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慶余年~麒麟児、現る~

慶余年~麒麟児、現る~
第26回白玉蘭賞 最優秀脚色賞ほか、総計16冠!
キレ者×破天荒 英雄(ヒーロー)、爆誕!! 離脱不能の爽快歴史エンターテイメント!

現代知識を持ったまま戦乱の世に転生した主人公が、数々の障壁や難局を軽々とクリアしていく様は爽快感抜群!巧みな構成で描かれる壮大なストーリーに、陰謀、恋、ミステリー、そしてコメディが見事に融合した、注目の爽快歴史エンターテイメント!

おすすめ度
ジャンル歴史エンターテイメント
放送年2019年
DVD-BOX12021年12月3日(金)
DVD-BOX22022年1月14日(金)
DVD-BOX32022年2月4日(金)
話数全46話
出演者チャン・ルオユン
リー・チン
チェン・ダオミン
シン・ジーレイ
シャオ・ジャン
無料期間中に解約すれば月額料金は発生しない

「慶余年」を観る!

予告編




慶余年~麒麟児、現る~ 動画観るならどこ!?

ここに記載しているのは2023年11月27日時点の情報です。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各公式サイトで確認をお願いします。

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DMM TV 550円 30日間
ABEMAプレミアム 960円 2週間
Lemino 990円 31日間
hulu 1,023円 なし
U-NEXT 2,189円 31日間
ぺんぺん
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慶余年」はDMM TVLeminohuluU-NEXT・されているよ。

配信状況の詳細

字/吹配信期限
DMM TV字幕記載なし
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Hulu字幕記載なし
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きょーりゅー
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DMM TV

DMM TV
月額料金550円(税込)
無料期間30日間
おすすめ作品アニメ・アニソンライブ
2.5次元舞台
DMM TVオリジナル番組など

Lemino

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hulu

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U-NEXT

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動画作品以外雑誌読み放題
その他1つの契約で4アカウント作成可能

あらすじ

大学生の張慶(チャン・チェン)は教授に自身の研究を認めてもらうため、難病に侵された青年・范閑(ファン・シエン)が、現代の記憶を持ったまま乱世に転生する物語「慶余年」を書き上げる。物語の舞台・南慶国では、皇子たちが皇位継承を巡って争い、陰謀が渦巻いていた。笵閑は高官の隠し子として生まれるが、生後すぐに母を失い、田舎で武術や医術を叩き込まれて成長する。ある日、都からの使者がやってくるが、同時に命を狙われてしまう笵閑。その理由と母の死の真相を明らかにするため、笵閑は上京を決意するが、都に到着した范閑を待ち受けていたのは、皇帝・慶帝の命による縁談だった。莫大な富を生む商売・「内庫」を管理している慶帝の異母妹・李雲睿(リー・ユンルイ)の娘、林婉児(リン・ワンアル)と結婚し、その権利を取り戻せというのだ。実は「内庫」は笵閑の亡き母が起ち上げた一大事業であった。しかし、笵閑は、都に向かう道すがら偶然出会った、鶏肉の足を食べていた娘に一目惚れしていた。“鶏肉の君”と結ばれるため何とかして破談に持ち込もうと画策する笵閑は、図らずも宮中の権力闘争に巻き込まれ、数々の謎の核心に迫っていくことになる。

各話エピソード

第1話 新たな世界へ

大学生の張慶(チャン・チン)は葉(イエ)教授に研究を認めてもらうため、難病の青年が現代の記憶を残したまま新たな世界に生まれ変わるという小説を書く。物語の主人公は范閑(ファン・シエン)。祖母のいる澹(たん)州で利発な少年へと成長するが、妹の范若若(ファン・ルオルオ)が京都(けいと)へ帰ってしまうと独りぼっちに。そこに師匠として鑑査院三処主務の費介(フェイ・ジエ)がやってくる。

第2話 狙われる理由

范閑(ファン・シエン)を京都(けいと)へ連れていくため、紅甲(こうこう)の騎士がやってくる。だが祖母は許さない。范閑は亡き母の護衛だった五竹(ウージュー)に行くべきか尋ねるが、彼は答えない。そんな中、食事に毒が盛られる。密命を受けたという鑑査院四処所属の滕梓荊(トン・ズージン)は自分を殺せと言うばかりだった。命を狙われる理由が気になる范閑は祖母を説き伏せ都へ行くことに。

第3話 鶏肉の君

都に着いた范閑(ファン・シエン)の馬車はどういう訳か慶廟(けいびょう)へ。范閑はそこで宰相 林若甫(リン・ルオフー)の娘、林婉児(リン・ワンアル)に出会い、心を奪われる。鶏肉を渡された范閑は娘を追いかけようとするが、馬車は范(ファン)家の屋敷へ。到着を待ち構えていた継母の柳如玉(リウ・ルーユー)は范閑を困らせてやろうと手ぐすねを引いていた。そんな中、范閑は幼い日に別れた范若若(ファン・ルオルオ)と再会する。

第4話 縁談の裏事情

范閑(ファン・シエン)には長公主 李雲睿(リー・ユンルイ)の隠し子、林婉児(リン・ワンアル)との縁談が持ち上がっていた。李雲睿は、范閑の亡き母が残した発明品を管理する内庫の権限を持っており、皇太子との結託を疑われていた。縁談は范閑に皇室の財源である内庫を管理させるための慶(けい)帝の策。しかし慶廟(けいびょう)で出会った娘が林婉児だと知らない范閑は、この縁談に難色を示す。

第5話 「紅楼」の流行

殺したことになっていた滕梓荊(トン・ズージン)が現れ、鑑査院からある文書を持ち出してくれと范閑(ファン・シエン)に頼む。離散した家族の行方が分かるかもしれないという滕梓荊。一方、林婉児(リン・ワンアル)は政略結婚を断ろうと范閑の元へ向かうが、范閑は弟の范思轍(ファン・スージョー)に誘われて街に出たあとだった。街では范閑が范若若(ファン・ルオルオ)に書き送っていた物語「紅楼」が大量に流出していた。

第6話 鑑査院の文書

范(ファン)家の馬車と遭遇した林婉児(リン・ワンアル)は、范閑(ファン・シエン)に対面したいと迫る。范思轍(ファン・スージョー)がとっさに声だけで応対するが、林婉児は范閑を破廉恥な男だと誤解してしまう。一方、鑑査院にやってきた范閑は詐欺まがいの商売をする書記官の王啓年(ワン・チーニエン)に文書の閲覧を依頼する。この事実はすぐさま慶(けい)帝の知るところとなった。慶帝は文書を手に范閑の思惑を探る。

第7話 母の理想

范閑(ファン・シエン)がやってきたことで、范(ファン)家の雰囲気は和やかなものに。継母の柳如玉(リウ・ルーユー)も范思轍(ファン・スージョー)の味方をする范閑を受け入れる。范閑は鑑査院で見た母の石碑のことを思い出していた。母の壮大な理想に思いを馳せる范閑。その夜、范閑は偽の暗殺指令を出した徐雲章(シュー・ユンジャン)の情報を得ようと滕梓荊(トン・ズージン)の力を借りる。情報は思いのほか簡単に入手できたのだが…。

第8話 鶏肉の君との再会

詩会で賞賛された范閑(ファン・シエン)は、縁談を断るため内庫の権限は手に入らないと第二皇子に告げる。詩会の帰り、范閑は一目惚れした相手である“鶏肉の君”と再び出会う。彼女を侍女と思い込んだ范閑は、自分の正体を偽り、詩会で負かした相手である郭保坤(グオ・バオクン)の書生だと名乗る。一方、郭保坤が妻子を殺したと知らされた滕梓荊(トン・ズージン)は敵を討とうと…。

第9話 裁きの場

滕梓荊(トン・ズージン)の妻子は王啓年(ワン・チーニエン)にかくまわれて無事だった。抜け出していた妓楼に戻った范閑(ファン・シエン)は、眠らせたはずの妓女 司理理(スー・リーリー)が目覚めていたのを知る。翌朝、范閑は郭保坤(グオ・バオクン)への暴行で訴えられる。柳如玉(リウ・ルーユー)と范思轍(ファン・スージョー)は大騒ぎするが、范閑は平気な顔で裁きの場へ。司理理が一晩中一緒にいたと証言し、審理が終わろうとしたところに皇太子が現れる。

第10話 皇帝の思惑

慶(けい)帝に助けられた范閑(ファン・シエン)は訳が分からず面食らう。だが澹(たん)州で命を狙われたと皇太子に耳打ちするのは忘れない。婚約を破談にするため、わざと騒ぎを大きくしたと知った父は范閑を叱責する。一方、審理を担当した京都(けいと)府尹の梅執礼(メイ・ジーリー)は慶帝から隠居を強要されていた。その頃、范閑が書生ではないと知った林婉児(リン・ワンアル)は彼の正体が気になっていた。

第11話 想い人の正体

鶏肉の君の行方が分からず焦った范閑(ファン・シエン)は、まず婚約を破談にしようと医者のふりをして林婉児(リン・ワンアル)の屋敷に乗り込む。そこでついに鶏肉の君が林婉児その人だと知り、不思議な巡り合わせに歓喜する范閑。ところが林婉児の兄 林ゴン(リン・ゴン)から、妹は郭保坤(グオ・バオクン)に想いを寄せていると聞かされ、仰天してしまう。しかも父から破談を言い渡されて…。

第12話 相思相愛

すっかり誤解が解け、互いに想いを寄せ合っているのを確認した范閑(ファン・シエン)と林婉児(リン・ワンアル)。肺病を患っていることを気にする林婉児だが、范閑には治す自信があった。林婉児のために得意の物語を語って聞かせる范閑。「紅楼」の続きが聞きたいとせがむ林婉児。翌朝、幸せな気分で目覚めた林婉児だったが、母の李雲睿(リー・ユンルイ)から突然破談を告げられる。

第13話 激闘の果て

第二皇子に会うために酔仙居(すいせんきょ)に向かっていた范閑(ファン・シエン)と滕梓荊(トン・ズージン)の馬車が襲われる。襲ってきたのは北斉(ほくせい)の猛者として知られる程巨樹(チョン・ジューシュー)。激闘を繰り広げる范閑と滕梓荊だったが…。一方、知らせを受けた第二皇子は自分が疑われるのではと顔色を変えるが、そばにいた司理理(スー・リーリー)が少しも動揺していないのを見て疑惑を向ける。

第14話 敵討ちの功罪

人々が見守る中で程巨樹(チョン・ジューシュー)に飛びかかった范閑(ファン・シエン)。そのさなかに滕梓荊(トン・ズージン)の幼い息子がやってくる。何も知らない少年は、程巨樹に親しげに呼びかけるが…。その後、殺人罪で鑑査院に拘束された范閑は、またも慶(けい)帝の命令により釈放される。慶帝も范閑も敵討ちが美談になると想定していた。自由の身となった范閑は黒幕探しに乗り出す。

第15話 密偵の行方

やっと見つけた糸口を失った范閑(ファン・シエン)。だが王啓年(ワン・チーニエン)は北斉(ほくせい)の密偵の令牌(れいはい)を手に入れていた。程巨樹(チョン・ジューシュー)も密偵だったのかと疑う范閑。馬車が襲われた位置から、范閑は来訪を知っていた司理理(スー・リーリー)を怪しみ、酔仙居(すいせんきょ)を訪れる。しかし彼女はすでに逃げたあとだった。司理理の後を追う范閑。自分の行動が全て慶(けい)帝に把握されているとは知らずに…。

第16話 思わぬ助っ人

司理理(スー・リーリー)に追いついた范閑(ファン・シエン)だが、山賊を装った密偵たちに囲まれてしまう。ほくそ笑む司理理。ところがそこに鑑査院長直属の軍、黒騎(こくき)がやってくる。会ったこともない院長に助けられ、首をひねる范閑。司理理を都に連れて帰る范閑は、帰路で敵味方の双方から彼女を奪われないよう大々的に護送を宣伝しながら戻ることにする。

第17話 黒幕の正体

林婉児(リン・ワンアル)の友人、葉霊児(イエ・リンアル)が何かをつかんでいると知った范閑(ファン・シエン)は彼女を問い詰めるが、聞き出せない。一方、范若若(ファン・ルオルオ)は范閑に協力するために皇太子の動きを探っていた。司理理(スー・リーリー)と皇太子がただならぬ関係だと推理する范若若。その夜、司理理のいる地下牢に忍び込んだ范閑は言葉巧みに自白を誘導する。そんな范閑の行動は鑑査院長に見守られていた。

第18話 愛か復讐か

范閑(ファン・シエン)をかたくなに嫌う兄 林ゴン(リン・ゴン)の気持ちが理解できない林婉児(リン・ワンアル)。范閑の命を狙ったのが皇太子派の林ゴンだと知った范若若(ファン・ルオルオ)は、内庫の利権が絡んでいると推測する。滕梓荊(トン・ズージン)の復讐に林ゴンを殺すと息まく范閑に、林婉児との縁談を諦めることになると諭す范若若。迷いの生じた范閑の前に五竹(ウージュー)が現れる。翌朝、林ゴンは都を脱出していた。

第19話 皇帝への謁見

范閑(ファン・シエン)を呼び出した慶(けい)帝は、刺客を殺害し密偵を捕らえた褒美として、范閑を太常寺協律郎(たいじょうじきょうりつろう)に封じる。その上で林ゴン(リン・ゴン)の死に言及するが、范閑はあくまでもしらを切り通す。皇宮を辞した范閑は次に林若甫(リン・ルオフー)の元へと向かう。一方、范閑に言い含められた范若若(ファン・ルオルオ)は、皇太子に范閑が宰相の屋敷に向かったことを伝えるが、皇太子は動じない。

第20話 東宮の思惑

林若甫(リン・ルオフー)は范閑(ファン・シエン)に東宮の動きに気を配れと命じる。林婉児(リン・ワンアル)との婚姻で内庫の権利を得ることと、范閑が第二皇子の門下だと思われていることがその理由だった。その頃、皇太子は司理理(スー・リーリー)の証言に疑惑を抱き鑑査院にやってきていた。自ら尋問すると強硬姿勢の皇太子だったが、院長の陳萍萍(チェン・ピンピン)に阻まれる。ようやく鑑査院長と対面した范閑は…。

第21話 討伐の口実

林ゴン(リン・ゴン)殺害の裏には北斉(ほくせい)の工作があり、出兵して討伐すべきだと主張する陳萍萍(チェン・ピンピン)。慶(けい)帝はその進言を受け入れ、范閑(ファン・シエン)と林婉児(リン・ワンアル)の婚姻は予定どおりに進めることで決着する。ホッと胸をなでおろす范閑。林若甫(リン・ルオフー)には、それが北斉を攻めるための口実と分かっていたが、為す術はなかった。その頃、林婉児は心労で病を悪化させていた。

第22話 気晴らしの目的

林婉児(リン・ワンアル)を誘い、大人数で郊外へ気晴らしに出かけた范閑(ファン・シエン)。その日、林(リン)家では林ゴン(リン・ゴン)の葬儀が執り行われていたが、隠し子である林婉児は参列できない立場だった。林ゴンの死に范閑が関与したという疑惑を払拭できない林若甫(リン・ルオフー)は、范閑を襲って下手人をおびき出す計画を立てていた。その一方、范閑の遠出にも別の目的があった。

第23話 敵味方の交錯

太平別院に忍び込んだ范閑(ファン・シエン)をやんわりといさめる慶(けい)帝。范閑が林婉児(リン・ワンアル)の元に戻ると、林若甫(リン・ルオフー)の手の者が范閑と間違えて皇太子を拉致したあとだった。ところが、皇太子はむしろ林若甫と手を組みたいと告げ、林ゴン(リン・ゴン)の敵を取ると宰相に耳打ちする。さらには范閑の後ろ盾にもなると言う。あっけに取られる范閑。そこに第二皇子が乗り込んでくる。

第24話 後宮への参内

郡主である林婉児(リン・ワンアル)の婚姻相手として後宮に参内した范閑(ファン・シエン)は、同行した范若若(ファン・ルオルオ)に後宮の内部構造を覚えさせる。あとで忍び込むための策だった。順調に妃たちに拝謁して回った范閑だったが、皇太后だけはなぜか范閑のことが気に食わず、直接会おうとしない。そんな中、范閑は林婉児の実母の李雲睿(リー・ユンルイ)から恐るべき事実を聞かされる。

第25話 鑑査院の後継者

陳萍萍(チェン・ピンピン)が狙われていると聞かされた范閑(ファン・シエン)は、急ぎ鑑査院へと向かう。陳萍萍を付け狙うのは、鑑査院内の対北斉(ほくせい)強硬論者たちだった。陳萍萍は襲われるのを知ったうえで、不穏な連中を一網打尽にしようとしていた。六処主務の影子(インズ)によって一掃される不穏分子たち。この後、陳萍萍は各主務たちを集め、范閑を自分の後継者にすると告げる。

第26話 文壇の対決

北斉(ほくせい)との交渉が一段落し宴が催されることに。その前日、父に呼ばれた范閑(ファン・シエン)は文壇の期待が自分に集まっていると聞かされる。以前、范閑が詠んだ“万里悲秋”の詩が高い評価を受けたために、北斉の文壇の巨匠、荘墨韓(ジュアン・モーハン)と范閑の対決が注目されているのだった。狼狽しつつも、范閑は五竹(ウージュー)と宴のあとで後宮に忍び込む計画を立てる。

第27話 詩神誕生

宴の場で范閑(ファン・シエン)の詩は盗作だと指摘した荘墨韓(ジュアン・モーハン)。ざわつく宴席。だが范閑は少しも慌てず、夢の中で仙界を遊歴し暗記したのだと告げ、次々に名詩を吟じてみせる。今や宴席は范閑の独り舞台だった。驚いた荘墨韓は血を吐いて倒れてしまう。こうして酔いつぶれた范閑は王啓年(ワン・チーニエン)に背負われて帰宅するが、深夜にそっと屋敷を抜け出して…。

第28話 母の遺した箱

言氷雲(イエン・ビンユン)を北斉(ほくせい)に売ったことに関する密談を刺客に聞かれ、気が気ではない李雲睿(リー・ユンルイ)は大内侍衛の統領 燕小乙(イエン・シャオイー)を呼びつける。皇宮に忍び込んだ刺客を殺すよう命じられた燕小乙は、范閑(ファン・シエン)が刺客だと確信して屋敷に乗り込むが、はぐらかされてしまう。こうして、范閑は皇太后の寝宮から盗み出した鍵で母の遺した箱を開けるが…。

第29話 深まる謎

箱の奥に隠されていた母からの手紙を読んだ范閑(ファン・シエン)だが、謎は一層深まるばかりだった。一方、陳萍萍(チェン・ピンピン)は刺客が范閑だと気づいていたが隠ぺいしてしまう。盗んだ鍵を秘密裏に戻すため、太監のふりをして林婉児(リン・ワンアル)と参内した范閑。その頃、李雲睿(リー・ユンルイ)は刺客の正体に不審を抱き、宮中に紛失したものがないか調べさせようとしていた。

第30話 国賊の策謀

李雲睿(リー・ユンルイ)を売国の罪に問う慶(けい)帝。だが李雲睿はあくまでもしらを切り通し、范閑(ファン・シエン)に罪をなすりつける。だが、むしろそれこそ陳萍萍(チェン・ピンピン)の思うつぼだった。その頃、四処の主務 言若海(イエン・ルオハイ)は息子 言氷雲(イエン・ビンユン)を北斉(ほくせい)に売った李雲睿を許せず、独自に調査を始めていた。一処の主務 朱格(チュー・ゴー)はそんな言若海に協力すると見せかけて、亡き者にしようとするが…。

第31話 共に歩む相手

范閑(ファン・シエン)は父 范建(ファン・ジエン)から、林婉児(リン・ワンアル)の生母である李雲睿(リー・ユンルイ)に情けをかけるよう言われる。ところが慶(けい)帝を訪ねた范閑は、死んだ友 滕梓荊(トン・ズージン)のために李雲睿への厳罰を要求する。范閑の命を狙った母を責める林婉児だが、李雲睿はこれで終わりにするつもりはなかった。林婉児はそんな母に、愛する范閑と共に歩むと宣言する。

第32話 危険な罠

言氷雲(イエン・ビンユン)を北斉(ほくせい)に売ったのは范閑(ファン・シエン)だという噂がまことしやかに朝廷を駆け巡る。疑惑を払拭するため、范閑は北斉に言氷雲を迎えに行くことに。罠と知りつつ、范閑に選択の余地はなかった。陰から見守ると告げる陳萍萍(チェン・ピンピン)。そんな中、久しぶりに姿を現した師 費介(フェイ・ジエ)から北斉行きがどれほど危険か知らされる范閑だった。

第33話 北斉(ほくせい)への旅

人質の肖恩(シャオ・エン)と司理理(スー・リーリー)を引き渡し、言氷雲(イエン・ビンユン)を連れ戻すため、范閑(ファン・シエン)が北斉へと旅立つ日がやってくる。慶(けい)帝は范閑に更なる密命を与え、必ず生きて戻れと命じる。その頃、北斉の将軍、上杉虎(シャンシャンフー)は義父の肖恩を奪還しようと狙っていた。こうして出発した范閑だが、五竹(ウージュー)から肖恩の正体について興味深い話を聞かされる。

第34話 追う者追われる者

先回りした五竹(ウージュー)を四大宗師の1人、苦荷(クーホー)の弟子、海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)が襲う。北上する范閑(ファン・シエン)は肖恩(シャオ・エン)の正体が気になって仕方がない。そんな范閑を統領の燕小乙(イエン・シャオイー)が密かに追っていた。一方、司理理(スー・リーリー)の視線に不穏なものを感じた范閑は彼女の馬車に乗り込み、隠し持っていた簪を取り上げる。その頃、郭保坤(グオ・バオクン)も范閑を追っていたが…。

第35話 乱闘の場

上杉虎(シャンシャンフー)が手引きしたように見せかけて肖恩(シャオ・エン)をわざと解放した范閑(ファン・シエン)。逃げる肖恩を再度追い詰めた范閑の前に海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)が現れる。そんな中、燕小乙(イエン・シャオイー)が范閑に矢を放ち、更に本物の上杉虎まで駆け付け、敵味方入り乱れての乱闘に。その様子を物陰から窺う郭保坤(グオ・バオクン)。上杉虎に捕らえられた范閑は彼らと共に故郷の澹(たん)州に差しかかり…。

第36話 敵地への一歩

海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)が北斉(ほくせい)の皇太后派だと知った范閑(ファン・シエン)は手を組もうと持ちかける。一方、自分をかばって怪我をした司理理(スー・リーリー)には体に仕込まれた毒を消す薬を渡してやる。こうして北斉に到着した范閑。肖恩(シャオ・エン)は一向に本音を語らず、范閑の疑問は解けない。出迎えた錦衣衛(きんいえい)の沈重(シェン・ジョン)もまた、肖恩から何かを聞き出そうとしていた。

第37話 手荒い出迎え

范閑(ファン・シエン)の一行に北斉(ほくせい)の民はあからさまな敵意を向ける。范閑は彼らの憎悪を更にあおり騒ぎを起こしながら皇宮入りする。北斉皇帝の後ろに付き従っていたのは海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)だった。皇太后派と思っていた海棠朶朶が実は皇帝派だったと知り驚く范閑。一刻も早く言氷雲(イエン・ビンユン)を引き取りたい范閑だったが、皇太后の生誕祝いに出席するよう促されてしまう。

第38話 意外な助け

郭保坤(グオ・バオクン)に言氷雲(イエン・ビンユン)の居場所を探らせる范閑(ファン・シエン)。沈重(シェン・ジョン)はそんな范閑と郭保坤を見張らせるが、それも范閑には想定内のことだった。その上で、程巨樹(チョン・ジューシュー)の師で陳萍萍(チェン・ピンピン)との内通者 何(ホー)道人に会った范閑は、沈重が何道人を自分の監視役に任命するように仕向ける。やがて言氷雲が沈重の妹とただならぬ関係だったことを知った范閑は秘密裏に彼女に近づく。

第39話 人質救出

沈重(シェン・ジョン)の妹を使って言氷雲(イエン・ビンユン)の居場所を突き止めた范閑(ファン・シエン)。沈重は范閑の鮮やかな手並みにたじろぐが、手を緩めようとはしない。ところがそこに思わぬ指令が飛び込んでくる。海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)から北斉(ほくせい)皇帝と皇太后の双方が解放に同意したと聞かされ、手を引かざるを得ない沈重。こうして無事救出された言氷雲だが、肖恩(シャオ・エン)と交換だと知って激怒する。

第40話 奪還作戦決行

上杉虎(シャンシャンフー)と手を結び、肖恩(シャオ・エン)奪還に動く范閑(ファン・シエン)。沈重(シェン・ジョン)もそれに気づいていた。どさくさに紛れて沈重を亡き者にしようと企む范閑だが、上京(じょうけい)にある内庫の帳簿を調べていた言氷雲(イエン・ビンユン)は、沈重を生かして尋問すると言い出す。言氷雲は沈重を通じて李雲睿(リー・ユンルイ)に多額の横流しがあったのではないかと疑っていた。こうして奪還作戦決行当日を迎えるが…。

第41話 秘密を探れ

慶(けい)帝の目的は范閑(ファン・シエン)を通して肖恩(シャオ・エン)の秘密を探ることだった。范閑を自分の孫と信じる肖恩なら秘密を打ち明けるだろうと思ってのことだが、長い時をかけてそう信じ込ませたのは陳萍萍(チェン・ピンピン)だった。范建(ファン・ジエン)は慶帝による危険な賭けに戸惑っていた。その頃、肖恩は秘密について語り始めていた。それは北の果てにある神廟(しんびょう)のことだった。

第42話 驚きの事実

肖恩(シャオ・エン)から葉軽眉(イエ・チンメイ)が慶(けい)帝に嫁いだと聞かされて、驚きを隠せない范閑(ファン・シエン)。だが、これまで慶帝から受けた処遇は自分が皇子だからこそだと考えれば、どれも合点がいくものばかりだった。自分が京都(けいと)に来る時期も全て鑑査院の策略だったと気づいた范閑。陳萍萍(チェン・ピンピン)にとっては、それも神廟(しんびょう)の力で慶国を不朽の王朝とするためだった。

第43話 内庫の利益

真実を知るため、鑑査院の主になると宣言する范閑(ファン・シエン)。そんな范閑の元に沈重(シェン・ジョン)が訪ねてくる。言氷雲(イエン・ビンユン)を忘れられない妹のためだった。待ち構えていた范閑はこの機に内庫で私腹を肥やした者の名を尋ねるが、しらを切られてしまう。一計を案じた范閑は上杉虎(シャンシャンフー)の所へ。沈重が肖恩(シャオ・エン)の死の黒幕だと告げて上杉虎をあおり、皇太后の元へと誘う。

第44話 諜報網

言氷雲(イエン・ビンユン)に一緒に真相を探ろうと持ちかける范閑(ファン・シエン)。だが堅物の言氷雲はなかなか首を縦に振らない。国のためだと説得し、ようやく言氷雲から密偵との連絡方法を聞き出した范閑は、上京(じょうけい)の諜報網を仕切る男に会い、沈重(シェン・ジョン)を陥れるための情報をばらまかせる。更に、その男に代わって郭保坤(グオ・バオクン)に諜報網を仕切らせようと…。

第45話 祝宴の企み

皇太后の生誕祝いの日、范閑(ファン・シエン)はひょんなことから海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)と腕比べをすることに。闘いながらいつしか心を通わせていく2人。だが、皇太后が范閑の受け継ぐ内庫の権限について言及し、沈重(シェン・ジョン)がそれに難色を示したことで場の雰囲気は一変する。歩み出た上杉虎(シャンシャンフー)は声を荒らげ、沈重が軍の機密を漏らした反逆者だと告発する。

第46話 影の人物

帰国の途についた范閑(ファン・シエン)たちを待ち伏せていた沈重(シェン・ジョン)。言氷雲(イエン・ビンユン)に襲いかかる沈重だが、妹がとっさに言氷雲をかばい剣を受けてしまう。思わず抱き起こす言氷雲。剣を捨てた沈重は内庫の不正に加担した人物の名を范閑に告げる。こうして禁軍に連行された沈重を上杉虎(シャンシャンフー)が待ち受けていた。その後、范閑と言氷雲にはある人物から手紙が届き…。