
2022年放送の中国ドラマ「卿卿日常〜宮廷を彩る幸せレシピ〜」は、ユニークな世界観と美味しそうな料理の数々、そして多彩な登場人物たちが織りなす笑いと感動の宮廷ロマンスです。
「卿卿日常〜宮廷を彩る幸せレシピ〜」の舞台は、9つの異なる文化を持つ“川(せん)”から成る幻想的な世界。その中心・新川に、各地から集められた娘たちが、少主たちの花嫁候補として招かれます。主人公・李薇(り・び)は、自由を愛し男尊女卑に反発する強い信念を持った女性。そんな彼女が嫁ぐことになったのは、病弱で目立たない六男・尹崢(いん・そう)。互いに心を開き、共に成長していく2人の関係が、重厚な宮廷生活にさわやかな風を吹き込んでいきます。
時に笑い、時に涙しながら進む物語には、彩り豊かな宮廷グルメ、個性あふれる兄弟姉妹、そして女性たちの友情と成長がギュッと詰まっています。新感覚の後宮ドラマとして、華流ファンならずとも必見の一作です!
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華流ドラマ「卿卿日常」はどんな物語なの?
華やかな宮廷に集められたのは、異なる文化をもつ9つの“川”からの花嫁候補たち。自由を愛する李薇(り・び)は、不本意ながらも新川の六少主・尹崢(いん・そう)のもとに嫁ぐことに。死期が近いと噂される病弱な彼との生活は、思いがけず穏やかで優しいものに――。
個性あふれる兄弟たちや、その妻たちとの関係も深まりながら、李薇は後宮で確かな居場所を見つけていく・・・。
ドロドロじゃない!思いやりと成長で紡がれる“癒しの宮廷劇”
従来の陰謀や嫉妬に満ちた宮廷ドラマとは一線を画し、本作では個性豊かな“妻たち”が互いを支え合いながら新しい価値観を築いていきます。現代にも通じるジェンダーのテーマも自然に織り交ぜられ、多幸感あふれる群像劇に心が癒されるはず。愛すべき夫婦が描く、“じんわり”系ロマンス
不本意ながら嫁いだ李薇(り・び)と、病弱で目立たない尹崢(いん・そう)――そんな2人がともに暮らすうちに、徐々に心を通わせていく姿は感動必至。言葉少なながらも、お互いを思いやるその距離感がリアルで温かく、胸にじんと響きます。美味しさと映像美が融合!観るだけで“幸せになる”ドラマ
九つの“川”それぞれの風土と文化を反映した料理が物語に彩りを添えます。満漢全席、家庭の味、庶民の軽食まで、毎話登場するグルメに目も心も奪われること間違いなし!「食」が人をつなぐ大切な存在として描かれます。
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華流ドラマ「卿卿日常」の作品情報
おすすめ度 | |
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放送年 | 2022年 |
DVD-BOX1 | 2024年5月10日 |
DVD-BOX2 | 2024年6月5日 |
ジャンル | 時代劇 |
出演者 | バイ・ジンティン(白敬亭)、ティエン・シーウェイ(田曦薇)、チェン・シャオユン(陳小繧)、リウ・グアンリン、チャンシャオチェン(張暁晨)「 |
監督 | チャオ・チーチェン(趙啓辰) |
脚本 | ルー・ディン(丁璐)、ジー・サンロウ(紀桑柔) |
華流ドラマ「卿卿日常」のあらすじ
同盟関係にある九つの“川”からなる世界。それぞれの川は異なる風土と文化を有している。ある日、盟主である新川(しんせん)に各地から娘たちが集まった。新川主の息子たちの夫人を決める選抜会に参加するためだ。自らの有能ぶりを隠している六男の六少主・尹崢(いん・そう)は、霽川(せいせん)からやって来た李薇(り・び)をめとることに。わざと落選して故郷でのんびり暮らしたいとたくらんでいた李薇にとっては不本意な嫁入りとなったが、新生活は味わい深いものとなる。問題が連発しながらも互いに支え合い、尹崢が職位を得て政に参加する頃には、2人は次第に心を通わせ意気投合。手を携え、日に3度の食事と四季をともにし、新川の大家族の温かい日常の中、個性豊かな兄弟やその伴侶たちと一緒に成長していく。
華流ドラマ「卿卿日常」の各話エピソード
九つの「川(せん)」からなる世界。九川の同盟を率いる新川の代々の川主は、和親のため他の川の娘を息子(少主)たちの夫人に迎える決まりだった。候補者の1人として霽川から選抜会にやってきた李薇は、男尊女卑の新川に嫁いでも幸せになれないと確信し、落選する段取りを考えていた。一方、10人いる少主のうち六少主・尹崢は病弱で目立たない存在だが、実家に力のある夫人を娶るのではなく自力でのし上がりたいという野心を秘めており…。
夫人選抜会でわざと印象のよくない受け答えをした李薇だが、なぜか六少主・尹崢の側室として迎えられ屋敷での生活が始まる。結婚は六少主自身の意向だった。ただ六少主は持病の状態が芳しくない。立ち聞きして残された時間は半月だと知った李薇は、帰郷が近いことを喜びつつも、なるべく六少主に尽くそうと決心する。一方、望みどおり嫡長主の側室となった赫葭は正夫人につらく当たられ、女性上位の丹川の郡主・上官婧のお相手は五少主だった。
薇が実家へ送ったはずの手紙は、しきたりにより尹崢のもとへ届けられていた。中身を読んで蘇慎は憤慨するが、尹崢は冷静だった。いよいよ迎えた少主の試験の日。尹崢は論述と口頭試験で見事な成績を収める。屋敷がお祝いムードに包まれる中、李薇は喪服に身を包み尹崢の絵に向かってお経をあげていた。その姿を見た侍女たちは慌てて着替えさせようとするが、そこへ尹崢が現れる。李薇は死んだはずの尹崢の姿を見て、腰を抜かすのだった。
外に居を構え、政務に携わろうとしない三少主・尹岸を連れ戻せとの使命を受けた尹崢は、李薇を連れて説得に向かう。李薇が夫人の董海棠や側室たちと打ち解けて根回ししたのが奏功し、尹岸は宮中へ。李薇の有能さに感心した尹崢より謝意を伝えられるが、李薇としては居候から家主への恩返しに過ぎなかった。さらに料理人を抱き込み、好き嫌いの激しい尹崢の口に合う新作料理を考案。料理人の株を上げてやる一方、自分の好物を注文できる権利を得る。
董海棠や郝葭らと集まり、各地の名物料理を楽しんでいた李薇だったが、そこに新しく指導係となった厳女官が現れた。厳しい指導に上官婧が盾をつき、それをかばった李薇も連帯責任に問われて棒で打たれてしまう。そこへ尹崢が駆けつけるのだが、意外にも李薇をかばって厳女官に意見するのだった。結局、尹崢も月の支給金を減らされ、祠堂での反省を命じられるという罰を受けることとなり、李薇は死罪を覚悟して実家への手紙をしたため始める。
李薇の案により、九川各地の美食を集めた中秋の宴は大成功を収める。川主から褒美として家族との再会を約束され、喜ぶ李薇。しかし、その晩、故郷の習慣で焼き肉をしようと庭で炭をおこした途端、炎が燃え上がる。李薇をよく思わない宋舞が炭に細工をしていたのだ。結局、褒美は取り消しの罰に。李薇が部屋にこもって涙を流していると、尹崢が訪ねてくる。差し入れの麺を泣きながらすする李薇は、それが誕生日に食べる長寿麺であることに気づく。
五少主の言動に腹を立てて丹川に帰ってしまった上官婧を連れ戻すため、六少主の一行は丹川に向かう。上官婧の姉である丹川主は当然立腹しており、戻るかどうかは妹が決めることだと、にべもない。五少主は、夫の技能を測定する試験を受けるよう命じられるが、軒並み低評価を付けられる。最終科目の辣油作りでは、作った物が上官婧に選ばれたら面会できるとの条件を提示された。食べ比べた上官婧はどれが五少主の物か気づいたのだが…。
一向に和解できない上官婧と五少主。ならば同盟の継続のため李薇と離縁し自分の婿になるべしと丹川主から告げられ、尹崢は皆の前で李薇への想いを口にした。見かねた上官婧が新川に戻る決意をすると、丹川主は五少主に、妹を笑顔にできたなら連れ帰ってよいと告げる。一方、李薇は尹崢の告白を、婿入りを回避するための口実だと誤解していた。霽川に帰って心から愛し合える人に嫁ぎたい、という李薇の言葉に尹崢は傷つき、その場を去る。
金川からの突然の借款返済要求に揺れる新川。新川主は、皆に金策を考えるように命じる。嫡長主の尹嵩は、正室・趙芳如の実家が黛川の鉱山主であることから、金川への石炭の融通と引き換えに返済の猶予を迫る案を提示するが、新川主は、卑怯な手段だと一蹴。その後、学堂の様子をこっそり見に行った新川主は、尹崢の借款返済に対する考えを聞き感心する。尹崢の提案により宮中で倹約が励行されることになり、日々の食事にも影響が…。
試験で首位を取るよう六少主・尹崢に命じられた李薇。六少主が朝廷での職位を得る助けになるからだが、そうなれば自分の帰郷も早まると考えた李薇は、詩文、そろばん、生け花などの勉強に励む。そんな中、尹崢と三少主・尹岸は金川へ。借款の一部返済とともに、残額の分割払いを了承してもらうのが目的だ。尹崢は、道中での出来事から金川が返済を急がせる理由を看破し、金川主を感心させると同時に分割返済の合意を取り付ける。
新年を迎え、尹崢の新居も着々と準備が進み、残るは新築披露の祝宴だけとなっていた。宴の献立に迷う李薇は、毎日のように夫人たちを集めて試食会を開くが、新年からのご馳走続きで皆太ってしまい、衣がきつくなる事態に。尹嵩に体型の変化を指摘された郝葭は食事を制限し始め、それを見た李薇たちもまた、減量を試みるのだが…。一方、尹崢からの愛の告白に李薇は戸惑いながらも、郝葭の助言をきっかけに、自分の思いに気づいてゆく。
尹崢の想いを受け入れ、新川に残ることを決意した李薇。尹崢が政務に就いた日には、豪華な料理を用意して帰りを待ちわびていた。すると、尹崢は落ち込んだ様子で戻ってくる。事もあろうに、新川主から金川の郡主・元英を正室として娶るよう命じられたのだった。寝耳に水の縁談を必死に拒むも、新川主の決定は絶対で、少主の立場ではただ従うしかない。現実を受け入れられない李薇は、元英との婚儀が執り行われる中、ただ泣き続けていた。
金川郡主・元英は屋敷を管理する知識と技術を李薇に教え始める。有能な郡主による特訓は厳しく、時に音を上げそうになる李薇だったが、厳しい中にも時折垣間見える郡主の優しさに好感を抱き、郡主もまた、ひたむきな李薇に信頼を寄せるようになる。尹崢の新居の改修が済むと、郡主を中心に新居披露の祝宴の準備が始まり、少主たちに祝宴の招待状が届けられるが、新川主に期待されている尹崢を疎ましく思う尹嵩は、欠席を表明する。
新居披露の当日、夜になっても祝宴にやってくるはずの招待客の姿はなかった。一同が失意に暮れていた時、親しい兄弟や夫人が次々と訪れる。皆、尹嵩の圧力に屈せず、尹崢を祝うために駆けつけたのだ。だが、皆で和やかな時間を過ごしていると、急に五少主・尹岐が倒れてしまう。中毒らしいと知り、料理をひと通り調べた李薇は、意外な原因に気づく。一方、商業振興策として夜市が解禁されたものの、尹嵩の仕掛けで問題が噴出していた。
商業振興の推進を強引に主張した結果、尹崢は自宅謹慎を言い渡され、屋敷も封鎖される。李薇たちも全員禁足処分を命じられ、退屈な日々を過ごしていた。生真面目な元英郡主だけは屋敷の管理や帳簿の確認を怠らず、禁足中の過ごし方を細かく指示していたが、暖房のため支給される炭が減らされたこともあり体調が優れない。一方、仕官を許された五少主・尹岐と七少主・尹岩は、それぞれ新居披露の祝宴をどうするかで頭を悩ませていた。
李薇が主催した親しい夫人たちの集まりに、六少主家との付き合いを禁じられている郝葭も参加するが、帰宅後には二少主からの罰が待っていた。新川は夜市による経済振興が成功し、金川への借款が完済できる目途が立つ。次の課題は和親のために極寒の地・墨川に嫁がせる者の選定だったが、適齢の女子が少なく難航。実の娘を行かせたくない川夫人が和夫人の養女・宋舞に白羽の矢を立てたことで、李薇たちは結婚回避のための作戦を実行する。
墨川への嫁入りを仮病で回避した宋舞だが、疑念を抱いた大少主夫人が屋敷に乗り込んできた。宋舞に代わり、娘の平安郡主が候補になったからだ。新川と墨川の婚姻同盟がある限り、誰かの犠牲は避けられない。娘の輿入れを阻止しようと、大少主は死罪覚悟で川主に直訴するが、尹崢と李薇は古いしきたりを変えることを決意し、輿入れの迎えに来た墨川夫人を説得。尹岸、尹岐、上官婧も加わり、墨川主の同意を得るため一行は墨川へと向かう。
尹崢たちは、一癖ある地元有力者に翻弄されながらも何とか協力を取りつけ、墨川主に農耕の普及策を提案。それが受け入れられ、長年続いていた同盟維持のための婚姻は廃止された。その後、尹崢らは李薇の祖父の家を訪問したのち、帰路につく。成果を評価された尹崢は九川事務司補佐という職位を与えられるが、自分の時よりも早い登用に二少主・尹嵩は警戒心を強めていた。その頃、宋舞の将来を案じる和夫人は、ふさわしいお相手を探し始める。
いくら見合いをしても理想の男性に出会えず、疲れ果てた宋舞。気晴らしに出かけた夜市で同姓同名(同音)の書生・宋武に出会い、一目惚れする。一方、墨川で処方された薬を密かに服用し続けていた三少主・尹岸が体調を崩して寝込んでしまった。侍医の脈診によって不妊の原因が自身にないことを知った尹岸は、董海棠と節気の女子たちを問い詰める。自立すべく尹岸のもとを去ろうと決意する節気たちに、李薇と元英はある提案をするのだった。
宋武の人柄に安堵した尹崢は、新川主に宋舞の縁組を願い出る。しかし新川主は身分違いだとして断固認めず、それでも宋舞は宋武に嫁ぐため、郡主の称号を捨てて皆に別れを告げ、身一つで屋敷をあとにした。尹崢が九川事務司の補佐の職位を得たことで、就任祝いの仁賓宴が開かれることに。女子の商いについて新川主の裁可をもらいたい李薇は宴の準備を完璧にこなすが、正室しか出席できない規則だと直前に告げられ、ひとしきり悔し涙を流す。
就任祝いの仁賓宴に参加できなかった李薇は、気にかけてくれる尹崢にも素直になれず、少し頭を冷やしたいと言って距離を置く。その一方で、元英、董海棠、上官婧らと共同で店舗を借りることに成功し、李薇は、九川の美食を堪能できる料理店“九川美食薈”の開店を目指して準備を進めていた。また節気の女子たちに逃げられた三少主・尹岸は、一人酒を飲みながら憂さ晴らしをしていたが、女たちが店を出すいう噂を耳にし、あることを企む。
郝葭が二少主・尹嵩から暴力を振るわれていることに偶然気づいた李薇たち。皆で逃亡を勧めるが、程なくして郝葭が妊娠していることが判明する。尹崢の最近の動きを把握した尹嵩は、自分を蹴落とすつもりだと理解し、さらに敵対心を募らせる。一方、李薇たちの店の向かいにそっくりな酒楼を開いた三少主・尹岸は、値引きや店員の引き抜きなど汚い手を仕掛けてきた。李薇たちは対抗策を講じて商戦に打ち勝つが、ある者の来訪で事態が急変する。
戸政司の岳侯は李薇たちの酒楼を営業停止にした。長期の休業は互いの損失だと再開を求める李薇たちだったが、女が商いをすることを快く思わない岳侯は、李薇たちから店を取り上げようとする。そこへ尹崢が営業再開を命じる宣旨を携えて現れた。川主の命には逆らえぬ岳侯は、引き上げる前に無礼を詫びるよう強要。盃を干して酔い潰れた尹崢を、李薇は心を込めて介抱する。再開した店はさらに繁盛し、支店や別の業種への夢も膨らんでいく。
障害を乗り越え、李薇たちの商いはすこぶる好調だった。三少主・尹岸もこれまでの身勝手を反省し、全面的な協力を申し出る。皆の唯一の懸念は、屋敷に閉じ込められたままの郝葭だった。面会に成功した李薇は、様子がおかしいと気づく。お腹の子は女児だという祈祷師の見立てが気に入らない二少主・尹嵩が、男児を授かる術や郝葭の嫌いな食べ物を無理強いするため、郝葭はうつ病を患っていた。李薇たちは郝葭を逃がそうと再び計画を立てるが…。
産後も精神不安定な状態が続く郝葭。良くない噂が宮中に広がるのを恐れた二少主・尹嵩は、郝葭を幽閉してしまった。趙芳如は、不妊についての尹嵩との会話で引っかかるものを感じ、自分が長年、避妊薬を飲まされていた事実を突き止める。一方、幽閉を知った李薇は、和夫人からの側面支援を得て、ようやく郝葭と面会することができた。李薇たちの前で元気そうに振る舞う郝葭だったが、帰りの道中で言動を思い返した李薇は胸騒ぎを覚え…。
一命を取り留めた郝葭だが、依然として二少主・尹嵩の支配下にあった。李薇たちは、今度こそ郝葭を解放するため計画を練る。五少主・尹岐は川主に直訴するが、夜中に無断で侍医を連れ出した件を咎められ、鞭打ちの刑に。一方、三少主・尹岸は令旨を出すよう川夫人を説得し、さらには尹嵩の祈祷師を懐柔することにも成功。皆の奔走の結果、郝葭は赤子と共に晴れて自由の身となるが、尹嵩は出ていく郝葭をさらに辱めようとするのだった。
尹崢らが偽札の出どころを調査したところ、主犯である陳錫という名の男は黛川に逃亡したことが判明した。その頃、黛川と丹川の境界付近の鉱山の領有権を、黛川が主張するという事態が発生。新川は鉱脈を守るため、山に通じる道の封鎖を決定する。黛川および丹川に事情を説明するため、尹崢が尹岐と共に現地へ。しかし道路封鎖は丹川に著しい不利益があると分かり、丹川に通じる道は封鎖を解いた。この判断がのちに宮中で大問題となる。
尹岐と尹崢は、それぞれ自分の独断で道路の封鎖を解いたと主張。命令に背いた責任を問われ、二人とも投獄されるが、尹崢だけすぐに釈放された。尹岐の身を案じた生母の淳夫人が主上に助命を嘆願した結果、尹岐は極刑を免れるも、庶民へ降格されることに。同時に営業停止処分となった酒楼を何とか守ろうと策を練る李薇たちだったが、再開の見通しは立たない。沈みがちになる面々を前に、明るい李薇でさえ心の中は不安でいっぱいに…。
尹嵩は不正の証拠を握る陳錫が捕らえられたと知り、刺客を差し向けて口封じしようとする。混乱に乗じて陳錫は逃げ出すが、尹崢は一足先に証拠を手に入れていた。帰宅し、迷いを吐露する尹崢に李薇は寄り添い、温かく励ます。翌日、尹崢は新川主に訴状を出す一方で、父の思いをくみ、尹嵩の死罪を回避できる法があることを告げる。新川主は尹嵩を呼び出し、ひとしきり幼少時の思い出話をしたあと、何か言うことはないかと問うのだった。
庶民に身を落とした自分と一緒にいたら上官婧が不幸になるだけと考えた尹岐は、嘘までついて離縁を申し渡す。悲しみと怒りを胸に丹川に戻った上官婧に対して、姉の丹川主は婿をとることを勧める。すべてを失って傷心の日々を送っていた尹岐だったが、上官婧が婿を取るという知らせに慌てて丹川へ。だが面会は許されず…。一方、酒楼の皆に頼るばかりで心苦しく感じていた郝葭は、男装して化粧品や装飾品の商いを始め、女性客が押し寄せる。
流罪を言い渡された尹嵩は、母親、そして同腹の十少主・尹岳に別れを告げて旅立った。一方、酒楼が再開し、忙しく立ち働く李薇の成長を見届けた元英は、尹崢に離縁を切り出す。元英の意思を尊重する尹崢は、自ら新川主に掛け合って許しを得ることができた。元英は尹崢、李薇と共に金川へ帰郷。父の金川主に離縁の許可を求めるが、金川主は聞く耳を持たない。それでも諦めない元英に金川主の怒りが爆発、元英は禁足を命じられてしまう。
金川夫人は元英が記した提言書を金川主に見せ、娘には政務に携わる資質があると説く。だが、元英の禁足を解き部屋を訪れたものの、金川主は頑なに離縁を認めず声を荒げてしまう。その様子を見た李薇と尹崢は、金川主が利害ではなく娘を案じる親心から反対しているに過ぎないと気づいた。一方、上官婧は、合わないのに自分を変えてまで一緒にいる必要はないと言い、尹岐に別れを告げる。しかし、尹岐は上官婧の後を追い続けるのだった。
李薇は今後の支店拡大に向け、本店で勤務する料理長を新たに雇うことにする。採用したのは九少主・尹崡の友人でもある蕭揚という青年だった。蕭揚は傑出した料理の腕前に加えて接客も上手で見た目もよく、女性の来店者が次第に増える。尹崢は李薇が蕭揚と親しげにしているさまが面白くなく、何かにつけ批判的な態度を…。上官婧の旅に同行中の尹岐は、甲斐甲斐しく世話を焼こうとするが、ことごとくうまくいかず、上官をあきれさせる。
朝廷で四少主・尹峻が勢力を広げる一方、屋敷では穏やかな時間が流れていた。尹崢は自分が嫉妬していたことを認め、李薇もまた尹崢のため簫揚に料理を習っていたと話す。誤解が解けた尹崢と李薇のもとに、十一少主・尹崽がやって来た。和夫人の里帰りでしばらく滞在するという。そのやんちゃぶりに手を焼いた尹崢たちは、尹崽を学堂に通わせることに。その頃、尹岐は自分が足手まといでしかないと認め、上官婧に別れを告げるのだが…。
尹峻が重臣たちの支持を集める中、尹峻の妻・安曦元が懐妊した。その頃、西北地区で寒害が発生し、救援のため尹峻と尹崢が被災地に派遣される。尹崢は、途中で尹峻と別行動をとり、辺境の蒼河鎮へと向かった。蒼河鎮への救援物資は十分ではなく、尹崢は救援の米を運ばせるが、途中で山賊に大半を略奪されてしまう。都では尹崢からの手紙が届かず、李薇が心配を募らせていた。そこへ安曦元が訪れ、尹崢が山賊に襲われたという情報を…。
尹崢の滞在先に向かう途中で山賊に出くわした李薇たち一行。機転をきかせて自分だけ違う方向に走った李薇が民家を見つけて助けを求めると、そこは運悪く山賊の根城だった。行方不明の李薇を必死で捜索する尹崢。再会した李薇から辺境に来ることになった経緯を聞くうち、尹峻と安曦元が、政敵である尹崢に対して何かを企んでいるのだと確信する。しばらく咳が続いていた尹崢の体調はますます悪化し、ついに高熱で意識を失ってしまった。
休暇という名目の謹慎を言い渡された尹峻は、堅実に生きようと妻を説得するが、出産を控えた曦元は一層野心を募らせていた。泣いて許しを乞う尹峻に戒めの言葉をかけた新川主は、度重なる心労で倒れてしまう。混乱に陥り、様々な思惑が交錯する朝廷で、本心から新川主の身を案じるのは尹崢と尹岸、尹岩だけだった。苦悩する尹崢を李薇は励まし、2人が絆を強めていた頃、旅先で知らせを受け取った尹岐が新川主のもとに駆けつける。
新川主は尹峻と後日の巡幸の話をした折りに安曦元との離縁を促すが、尹峻は拒否した。妻への誠実な愛を見て取った川主は断念し、改心して務めるよう諭す。そして、尹崢に対しては留守中の朝政代行を命じるとともに、李薇を正室として迎える婚礼を巡幸前に行うよう指示。許しを得るため尹崢は李薇とともに霽川の実家を訪れるが、反対する李薇の父は次々と難題をふっかける。その1つとして危険な山に登った尹崢は、夜になっても戻らなかった。
尹崢は、李薇とその家族を連れて新川へと戻ってきた。それぞれの親、兄弟や夫人たちが見守る中、婚礼が執り行われ、母親が作った花嫁衣装に身を包んだ李薇は、ついに尹崢の正室に。太子となった尹崢は父の代理として政務にいそしみ、同時に李薇も太子夫人として、和夫人から内苑書堂の改革を依頼される。李薇は旧弊な良妻賢母教育ではなく、新たに誰もが受け入れられるような女子教育を考え、指導主任の厳女官を説得しようとするが…。
李薇が新川に来てから3年近く経ち、次の九川夫人選抜会が迫っていた。女子が面識すらない新川の少主に嫁がなければならない現状を変えたいと思っていた李薇は、長く温めてきた制度改革の構想を尹崢に伝える。新川主の了承を得て、その年の選抜会は夫人選びではない別の趣旨に変更されることになった。親が夫人を決めるという制度が嫌で仕方なかった九少主は大喜びするが、結婚願望が強いのに相手が見つからない十少主は激しく落胆する。