ストーブリーグ
万年最下位のプロ野球チーム「ドリームズ」は、チーム内での対立やミスを連発する選手たちなど問題だらけ。そんなドリームズをたてなおすためにやってきたのは、なんと野球未経験のゼネラルマネージャー、ペク・スンス。野球経験こそないが、これまで数多くのスポーツチームを優勝に導いてきた“優勝請負人”の彼は、腐った根っこからチームを正すべく、選手やフロント陣と対立しながらも型破りな改革を進める。果たしてチームを優勝に導くことができるのか――?
おすすめ度 | |
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放送年 | 2019年 |
DVD-BOX1 | 2021年3月24日 |
DVD-BOX2 | 2021年4月2日 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
話数 | 全32話 |
出演者 | ナムグン・ミン パク・ウンビン チョ・ハンソン オ・ジョンセ |
予告編
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あらすじ
万年最下位のプロ野球チーム“ドリームズ”は、またしても最下位でシーズンを終える。そんな中、責任を取って辞任したゼネラルマネージャーの代わりに新たに就任したのは、野球未経験で知識もない異色の経歴を持つペク・スンス(ナムグン・ミン)だった。早速チームの改革に乗り出したスンスはスター選手をトレードに出すと言いだす。それを聞いた運営チーム長のイ・セヨン(パク・ウンビン)をはじめフロントスタッフは猛反発するが、チームの強化に成果を見せるスンスを次第に信頼しはじめる。しかし、新たなる問題が発生。親会社の常務クォン・ギョンミン(オ・ジョンセ)は、赤字続きのチームを解散させようと企んでいて…。
その他出演作品
各話エピソード
万年最下位のプロ野球チーム“ドリームズ”。運営チーム長として働くセヨンはチームを強くするために奔走していた。そんな中、ドリームズのGMが最下位の責任を取って辞任することを発表し、新たなGMを探すことになる。
野球は無知だが面接時に言いたい放題だったスンスが新GMとして就任する。球団オーナーの甥で常務のギョンミンの一存で決まったことに不満を持つセヨン。一方、スンスは派閥を抱えるコーチ陣から飲み会に誘われていた。
ドリームズのスター選手であるドンギュをトレードすると言いだしたスンス。チーム内に激震が走る中、自身がトレードされると知って納得のいかないドンギュはスンスに食ってかかる。その日の帰り道、スンスは何者かに襲われ…。
スンスはバイキングスにドンギュのトレードを打診する。しばらくしてドンギュとバイキングスの若手投手グァンシクとのトレードの噂が流れる。一方のドリームズではトレードを阻止したいスタッフたちがスンスに抗議する。
ドラフトの1巡指名権があるにも関わらず有望な新人を獲得できていないことに気づいたスンスは、スカウトチームに問題があると考える。一方、ギョンミンは赤字を抱えるドリームズを解散させようと密かに画策していた。
スンスは1年前のドラフトで起きた出来事の真相を確かめるため、地方で活動するスカウト担当のウォンソプに会いに行く。スンスに言われた言葉が頭から離れず過去5年間の指名選手のリストを確認したセヨンはある疑いを抱く。
ウォンソプが高校球児の母親からお金を受け取るところを目撃したスンス。一方、セヨンは新人王を獲得したバイキングスの選手の母親に会いに行く。セヨンはスカウトチームのセヒョクを知っているかと母親に尋ねるのだが…。
選手から賄賂を受け取っていたことが発覚したセヒョクはチームをクビになる。ところが改革を進めるスンスが気に食わないギョンミンは苛立ちを覚えていた。そんな中、外国人選手を獲得するためスンスはアメリカへ向かうことに。
獲得を狙っていた投手マイルスの契約金が突然2倍になったと告げられ困惑するスンスたち。そこにペリカンズのオGMが現れる。劣勢に立たされたスンスは、マイルスとの契約を勝ち取ろうとドリームズのよさをアピールする。
候補選手を獲得できずに帰国することになったスンスだが、通訳として同行していたロバート・キルが、かつて大リーグでも活躍した投手のキル・チャンジュであることを知る。しかし、チャンジュには消せない過去があった。
兵役逃れをしたことで韓国に帰国することを諦めていたチャンジュは、スンスの誘いでドリームズに入団することになる。世間から厳しい目を向けられる中、チャンジュはドリームズの選手として新たなスタートを切るのだが…。
ドリームズの戦略分析員の面接会場にスンスの弟ヨンスが現れる。分析力に秀でた才能を見せるヨンスにセヨンは興味を持つ。しかしヨンスから何も聞かされていなかったスンスは、車いす姿の弟に厳しい質問を投げかける。
突然ギョンミンから選手年俸を30%削減するように迫られたスンス。それを聞いたセヨンは到底受け入れられない。人件費削減のために選手を解雇することに難色を示すスタッフたちに、スンスは全員と契約交渉をすると言いだす。
年俸交渉が始まると選手と共に現れたのは代理人となったセヒョクだった。査定に不満を持つ正捕手のヨンジュは破格の契約を要求する。一方、ベテラン投手のジヌは大幅な減俸を提示され、野球を続けるべきか悩んでいた。
交渉が難航する選手をトレードしようとスンスが他球団のGMに接触しているとの噂を聞いた選手は、自分がトレードに出されるのではないかと戦々恐々とする。選手たちは代理人のセヒョクになんとかしてほしいと頼むのだが…。
ほとんどの選手と契約を終える頃、スンスが自らの給料を返上したことが記事になり、オーナー会社のジェソングループが経営難にあるとの噂が流れる。それを知ったギョンミンは、怒り心頭でスンスに記事を訂正するよう迫る。
ドリームズでは突然スンスの辞任が伝えられる。納得がいかずギョンミンに抗議するセヨンだが、臨時のGMに任命されてしまう。スンスから引き継いだ資料を見たセヨンは、スンスにGMに復帰できるよう力になると告げる。
ヨンスの戦略によって2次ドラフトが大成功に終わったドリームズ。その頃スンスは父親が入院している病院で母親と共に過ごしていた。チームの悪い噂を払拭しようとセヨンが奔走する中、チャンジュがテレビに出演する。
スンスはドリームズのGMに復帰するが、再契約の条件として開幕と同時に辞任することになっていた。そんな中、自主トレ期間中にコーチが指導したことに選手たちが反発し、コーチ陣と対立する。それを知ったスンスは…。
選手から反感を買ったスンスは練習方針についてユン監督の判断に委ねることにする。しばらくしてユン監督に呼ばれたスンスは、野球協会の規則に従い指導を中断すると告げられる。それを聞いたセヨンはある考えを思いつく。
会長のイルドから球団を早く解散させるよう言われたギョンミンは、海外でのキャンプを中止するようスンスに迫る。国内でのキャンプを余儀なくされたドリームズは候補地の選定を急ぐ。そんな中、スンスはGM会議に出席する。
準優勝した時のスタッフを呼び戻すことにしたスンス。しかし打撃投手だったジヌクに入団を断られたジェヒは弱気になってしまう。そんなジェヒにスンスはあることを告げる。そしていよいよドリームズはキャンプ初日を迎える。
キャンプ地でバイキングスと練習試合を行うことになったドリームズ。因縁の相手であるドンギュとトゥギが対戦の瞬間を迎え、球場内には緊張感が漂っていた。試合が進む中、若手投手のミンホがマウンドに上がるのだが…。
イップスに苦しむミンホは翌日も練習試合に登板するが、投手コーチからはホームランを打たれてもよいとアドバイスを受ける。キャンプが無事に打ち上げとなる中、選手たちの薬物使用の噂を耳にしたスンスは密かに調べを進める。
ドリームズの社長に就任したギョンミンの横暴によりチームに混乱が生じ、ギョンミンに盾ついたジェヒはスカウトチームに異動させられてしまう。そんな中、選手たちが禁止薬物を使用しているとの噂が広まり、球界に激震が走る。
薬物使用の疑いで球界が揺れる中、ギョンミンは処分の強化を訴える。各球団は選手たちのドーピングに関する調査を始めるが、ドリームズではエースのトゥギに疑いがかけられていた。そして調査結果が発表されるのだが…。
違法賭博をしたことを告白し、シーズンの半分が出場停止となったドンギュをドリームズに連れ戻す決意をしたスンス。スンスがバイキングスのGMにトレードを改めて打診する一方で、セヨンもまたチームスタッフを説得していた。
ドンギュとの契約は予算オーバーだとギョンミンに決裁を渋られ、スンスはマーケティングチーム長のミソンにハッパをかける。そんな時、セヨンの元にユン監督が八百長の疑いで警察署で調査を受けているとの連絡が入る。
ギョンミンとユン監督によって突然トゥギのトレードが決まる。スンスは納得できずギョンミンに詰め寄るが、選手を守れなかった自分の無力さを痛感する。トゥギを失い優勝は難しいと言うスンスに、セヨンは諦めないと告げる。
トゥギが突然トレードに出されたことでギョンミンへの不満を募らせるセヨンたち。スンスは不可解なトレードに裏取引があると確信する。証拠を手に内部告発することにしたスンスは、自身の任期が春までだとセヨンたちに伝える。
ギョンミンは記者会見を開き、ドリームズの解散を発表する。一方、スンスはチームを売却するための時間が欲しいとギョンミンに頼む。ギョンミンの計らいによって1週間の猶予を得たスンスは売却先としてある会社に注目する。
売却先が決まったドリームズは喜びに沸く。その一方でスンスにはドリームズを買収する企業からある条件が示されていた。新しく生まれ変わったドリームズがいよいよ動きだす。そんな中、スンスはチームを去る準備をしていた。