「華麗なる誘惑」の配信サービス一覧｜どこで見れるか徹底解説！

華麗なる誘惑

「華麗なる誘惑」は、欲望と権力にまみれたセレブ社会を舞台に、偽りの愛と一途な純愛が交錯するスパイラル復讐愛憎劇です。15年前に引き裂かれた初恋と、複雑に絡み合う過去の秘密が再び暴かれることで、登場人物たちの運命が大きく動き始めます。視聴者を惹きつける、緊張感あふれるストーリー展開が見どころです。

詳細情報

「華麗なる誘惑」の配信情報

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総評

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「華麗なる誘惑」のあらすじ・各話エピソード

ウンスは夫を横領容疑で失い、自身も共犯の罪で服役するという悲劇に見舞われる。6年後、シングルマザーとして新たな人生を歩んでいたウンスに、夫の死に関する謎の電話が届く。政界の有力者カン・ソクヒョンの家政婦として潜入したウンスは、そこでかつての初恋の相手ヒョンウと再会し、15年前の秘密が再び暴かれていく…。

ここでは、物語全体のあらすじと、各話エピソードを詳しくご紹介します。

予告編

第1話無料配信

あらすじ

優しい夫とともに出産間近の幸せに浸っていたウンスに突然悲劇が襲いかかる。夫が横領容疑で命を落とし、彼女は共犯の濡れ衣を着せられて服役。6年後、シングルマザーとして暮らすウンスのもとに夫の死に関する謎の電話がかかる。指示通り、政界の有力者カン・ソクヒョンの家政婦として忍び込むウンス。だが、そこでかつての初恋の相手ヒョンウと親友イルジュと思いがけず再会。ヒョンウとイルジュ、そして自らの家族も巻き込んだ悲しい想い出を封印していたウンスだったが、そのときから、15年前の出来事にかかわる、ある重大な秘密の扉を開けることに—！

各話エピソード

幸せな結婚生活を送っていたウンスは出産直後に夫ミョンホの死を知らされ、横領の濡れ衣で刑務所へ。出所から5年、ウンスは成長した娘ミレと慎ましく暮らしていた。一方、政治家カン・ソクヒョンの娘イルジュは、恋人のヒョンウと２人だけの結婚式を挙げようとするが父に阻止され、財閥御曹司のムヒョクとの政略結婚を命じられる。一方その頃、ウンスは、謎の男から「ソクヒョンの書斎に夫の死に関する秘密がある」という連絡を受け…。

政略結婚の話が進み、イルジュ一家とムヒョクら一家は親睦を深める。一方、ヒョンウはイルジュの父親の命令で埠頭へ連れ去られるが、命からがら脱出する。結婚式当日、ウンスはイルジュの結婚式のスタッフとなり、カン家に入り込む。ウンスは謎の男の指示通り、ソクヒョンの書斎へ忍び込み、死んだ夫とソクヒョンが２人で写る写真と16年前の“事件の糸口”を発見。書斎を出たウンスはヒョンウとイルジュのキスを目撃してしまい…。

1999年―。国会議員チン・ジョンギの息子ヒョンウは、住み込み運転手の娘ウンスと幼い頃から惹かれ合っていた。ある日、ヒョンウは落ちてきた看板からウンスをかばい負傷。ヒョンウの母ヨンエは、ウンスを息子から遠ざけるため一家を追い出そうと夫に告げる。さらに、ヨンエは死んだ知人の娘サンヒを引き取り、姪として育てようとする。ジョンギはそれに反対するが…。その後、ウンスはサンヒからヒョンウを好きだと相談を受ける。

ヒョンウとウンスのキスを目撃し、ショックを受けたサンヒ。ウンスはサンヒに謝り、自分もヒョンウのことが好きだと打ち明ける。一方、ジョンギはウンスの父に銀行口座の名義貸しを頼み、裏金に関する暗号文書を密かに作成する。ところが、暗号文書のコピーがウンスのカバンの中から発見され、３枚足りないことに気づいたジョンギは取り乱す。身に覚えのないウンスだが、ヨンエはウンスが盗んだと決めつけ、激しく責め立てる。

誘拐されたウンスを助けるため、ウンスの父チョルスはジョンギの不正を検察に通報する。逮捕されたジョンギは誘拐がヨンエの仕業だと知るが…。その頃、ウンスは誘拐犯の隙をついて逃げ出すことに成功。ジョンギは無実を信じるヒョンウに「決して政治家にはなるな」と言い残し、全ての罪を被って身を投げる。夫を失ったヨンエは葬儀に現れたウンス一家に激しい怒りをぶつける。悲しむヒョンウを励ますサンヒはある真実を打ち明け…。

新たな暗号文書を発見し、父がソクヒョンの裏金の管理を任されていたと聞いたヒョンウは、父が死の直前に見ていた暗号の解読を試みる。一方、ウンスはヒョンウからもらったオルゴールをサンヒに託し、一家で町を去ってしまう。そんな中、自分がソクヒョンの娘であるという衝撃の真実を知ったサンヒ。同じ頃、ソクヒョンによる夫への仕打ちを許せないヨンエは、サンヒを利用してソクヒョンの全てを奪うようヒョンウに指示するが…。

イルジュとムヒョクの結婚式にスタッフとして参加したウンスは、ソクヒョンの書斎に忍び込み、思いがけないものを発見する。その後、ヒョンウとイルジュのキスまで目撃し、動揺のあまり仕事中にミスをしてしまう。その時、ヨンエはウンスの存在を知り慌てて会場から追い払うが、ヒョンウもウンスの姿に気がついており…。一方、ウンスはソクヒョンの書斎で見つけた暗号文と16年前の文書を見比べ、同じものであることを確信する。

ソクヒョンの余命が５年だと知ったヨンエ。復讐を確実に成功させるため、イルジュと敵対する異母兄イルドの側につこうとヒョンウに提案するが、ヒョンウはこれに反対。一方、謎の男からの電話を受けたウンスは、ミョンホの死にソクヒョンが関わっていると告げられる。夫の死の真相を探るため、ウンスは男の指示でソクヒョンの屋敷で家政婦の面接を受けることに。だが、ソクヒョンはウンスの素性を調べ、ある事実が明らかになり…。

家族の反対を押し切り、ウンスを家政婦として採用したソクヒョン。部下にウンスの素行を探らせつつ、ウンスに亡き愛人チョンミの姿を重ね合わせ…。ウンスがヒョンウのそばで働くことに不安を抱くイルジュは、家政婦を辞めるよう説得。そんな中、ウンスは謎の男から事件に関する“ある本”を捜すよう連絡を受ける。屋敷でウンスと顔を合わせたヒョンウは、二度と顔を合わせたくないと冷たく言い放ち、ウンスを動揺させるが…。

ウンスは傷を負ったヒョンウを発見し、自宅に連れ帰って介抱する。ヒョンウと連絡が取れなくなったイルジュは不安で眠れない夜を過ごし、ムヒョクはそんな妻を見て苦々しい気持ちを抱いていた。後日、ソクヒョンはヒョンウに莫大な政治資金の運用を任せたいと伝えるが、その前に野心を捨てなければと忠告。そんな中、セヨンがついた嘘によってウンスは警察に連行され、これを知ったヒョンウはイルドに、ある交渉を持ち掛けるが…。

ウンスはミョンホとソクヒョンの写真の裏面に、暗号とミョンホの命日が記されているのを発見。その暗号をメモしたウンスは、ヒョンウに意味を尋ねるが…。一方、イルジュはウンスの釈放を条件に、ヒョンウが自分を裏切ったと聞きショックを受ける。さらに、選挙法違反の容疑で強制捜査に入られたイルジュは、情報をリークした人物がヒョンウだと知り激しく責め立てる。だが、ヒョンウから「君のための作戦だ」と告げられ困惑し…。

ウンスは謎の男から手を引くと言うが、勝手なことをすれば娘の身に危険が及ぶと脅される。折しも、ミレが幼稚園から姿を消したため、動揺したウンスは血眼になってミレを探すが…。一方、ヨンエはヒョンウを助けて欲しいとソクヒョンに懇願。釈放されたヒョンウにイルジュは罪を被せたことを謝罪し、ヒョンウは再びイルジュの補佐官として働くことに。その頃、ウンスはソクヒョンの書斎でチョンミが残したある重要な本を発見するが…。

ソクヒョンは無事に退院するが、ウンスをチョンミと呼ぶなど、認知症の症状をみせて家族を困惑させる。ヒョンウはウンスが家政婦になった理由を聞き、これ以上関わるなと忠告。ところが、ウンスは自分が手を引けばミレに危険が及ぶと、切迫した状況を明かす。ミョンホの横領とソクヒョンの関与を調べ始めるヒョンウ。そんな中、ウンスはミレとヒョンウの3人で遊園地へ行き楽しく過ごすが、夫の事件を思い出し取り乱してしまう。

イルジュとヒョンウの関係を知り、激しく嫉妬するムヒョクはイルジュを凌辱。一方、ミレに電話で呼び出されたウンスとヒョンウは突然襲われ、コンテナの中に閉じ込められる。そのまま海に沈められた２人は死の危険にさらされるが…。病院のベッドで目覚めたウンスが、ヒョンウに付き添っていると、駆け付けたイルジュとヨンエから激しく非難される。イルジュは真実を語らないウンスを責め、辛辣な言葉を放ってその場を去るが…。

ソクヒョンは部下に命じてヒョンウとウンスを拉致した首謀者を調べさせる。すると、意外な人物が浮かび上がり…。そんな中、ウンスへの危険を心配するヒョンウはクローン携帯で彼女の通話内容をチェックし、謎の男の正体を突き止めようとする。一方、ソクヒョンから裏金の在処を聞き出したいヨンエはウンスに接近し、チョンミに似せるため彼女の首にスカーフを巻く。その姿を見たソクヒョンは、再びウンスをチョンミだと錯覚するが…。

2億ウォンを騙し取った濡れ衣を着せられ、ソクヒョンの部下に監禁されたウンス。密かに彼女を救出したヒョンウは自分の家に匿い、眠るウンスの傍らで自分の本当の気持ちを告白する。彼はウンスの銀行口座に2億ウォンを入金した人物を捜査するが、そこで浮かび上がったのは意外な人物だった。そんな中、ウンスの目的が金ではないことを知ったソクヒョン。彼女の動きを監視するため、家族の猛反対の中、秘書として雇うことを決意する。

イルジュはウンスを食事に誘い、離婚してヒョンウとやり直すと宣言。ウンスは祝福の言葉を述べるが、ヒョンウの表情は固かった。その後、謎の男からの電話を受けた彼女は、ソクヒョンから騙し取った貸金庫の鍵を頼りに座標本に辿り着く。指示に従いコピーを持ち出すが、途中で何者かに盗まれてしまう。その際、ウンスはヒョンウの姿を目撃していた。さらにヒョンウとヨンエの会話から、ウンスの中にヒョンウへの疑惑が渦巻いていく…。

ムヒョクが仕組んだヒョンウとイルジュとの食事会の帰り道、ウンスは突然ソクヒョンから呼び出され…。翌日はウンスの父の命日だった。１人で故郷を訪れたウンスの前にヒョンウが現れる。彼もまた父の墓参で帰郷していた。ようやく誤解が解けた２人はかつて愛を誓った場所で口づけを交わすが、ヒョンウを追ってきたイルジュがそれを目撃。彼女は黙ってその場を後にする。そんな中、ウンスのもとに謎の男から、会おうという電話が…。

ウンスとヒョンウの気持ちを知り、手首を切って自殺を図ろうとしたイルジュ。罪悪感を抱いたウンスはヒョンウと距離を置こうとする。だが、ヒョンウは復讐のためにイルジュを愛しているふりをしてきただけだとウンスに告白。その夜、ヒョンウに呼び出されたウンスは会うのを拒み、一方的に電話を切る。ところが、やはり気持ちを抑えられずに会いに行ってしまう。一方、ウンスの家族について調べたムヒョクは帰宅中のミレに声をかけ…。

ヒョンウは屋上から飛び降りようとするイルジュを思い止まらせ、15年間の正直な気持ちを告白。だが、イルジュの怒りは収まらず、ヒョンウを脅す言葉を吐いて去っていく。一方、連れ去られたミレを捜して工事現場に向かったウンスは男たちから命を狙われるが、その窮地を助けたのはソクヒョンだった。ソクヒョンはヒョンウに、黒幕の正体をウンスから聞き出すよう指示する。そんな中、ヨンエが今までのことを謝るとウンスに語り始め…。

ヒョンウは復讐の実行を早め、ソクヒョンの裏金について世間に公表しようと証拠資料を撮影する。その頃、ヨンエから連絡を受けたウンスは、彼女に言われるまま暗号文書と座標本を検察に提出することを決意。それを偶然聞いてしまったソクヒョンはヒョンウの裏切りに気づき、彼を拘束。その場に呼び出されたウンスは、謎の男の指示で動いていたことをソクヒョンに打ち明ける。音声解析を通して男の声を聞くと、意外な人物が明らかに…。

ヒョンウを危険な目に遭わせていると、ウンスを責めるイルジュ。早く彼から去るよう迫るが、ヒョンウが現れ、ウンスは悪くないときっぱりと否定。2人への恨みが募るイルジュが次に起こした行動、それは避けていた夫ムヒョクに意図的に接近することだった。一方、すべての黒幕はヨンエだとにらんだソクヒョンはウンスを秘書に復帰させ、ヨンエが理事を務めるウンガン財団の帳簿を確認するよう指示。間もなくウンスが発見したのは…。

イルジュは電話の声の主がイルドではないという証拠を掴み、ソクヒョンに提示する。一方、ヒョンウは家の中から盗聴器を発見し、自分たちの会話が筒抜けだったことを知る。さらに、ヒョンウとウンスの会話の一部始終も書斎の監視カメラを通してソクヒョンから目撃されていた。そんな中、イルジュの金庫が気になるムヒョクは、妻の留守中に解錠に成功。中から出てきたのは、ミシン型のオルゴール。その引き出しに入っていたものは…。

自分を突き放すウンスのことをいつまでも待ち続けるヒョンウ。ウンスもそんな彼の気持ちが痛いほどわかっていたが…。そんな中、ヒョンウのもとにバイク便が届く。中に入っていたのは想い出のオルゴール。そこへ事情を知ったイルジュが駆けつける。彼女は暗号文書が引き出しに入っていないことに胸をなで下ろしながらも、夫への不安が募るばかり。イルジュの弱みを握ったムヒョクは、卑怯な手段で彼女の愛を勝ち取ろうとしていた…。

15年越しにもう一度オルゴールをウンスに贈るヒョンウ。ウンスがオルゴールの引き出しを引くと、中には飛行機のチケットが。ヒョンウは復讐をやめ、ウンスの家族を連れて外国で暮らそうと提案する。ウンスもそれを受け入れるが、これを知ったヨンエはソクヒョンの元へ向かい、ヒョンウを引き止めるよう懇願。ソクヒョンはヒョンウが愛か復讐のどちらをとるか試すために謎の男になりすまし、裏金を暴くための偽の証拠を差し出すが…。

出国が延期になったヒョンウを引き止めようと説得するヨンエだが、復讐はもう忘れようとヒョンウから諭される。ヒョンウとウンスは15年の歳月を埋めるかのように、恋人同士として今までにない幸せな時間を過ごしていた。そんな中、ヨンエはスミョンから手を組もうと再び誘いを受けるが…。ソクヒョンはウンスへの想いを断つように自ら出国禁止の解除を伝え、2人に航空券を贈る。やがて2人の送別パーティーが盛大に開かれるが…。

パーティーでムヒョクと遊んでいたミレはいつの間にか寝てしまう。寝覚めた際、彼のジャケットから暗号文書を発見し、すぐにそれを持ち出すが、そこにイルジュが現れる。「結婚指輪を盗まれた」というイルジュがついた咄嗟の嘘で会場内がざわめき立つ。皆から追いつめられたミレは、足を踏み外して階段から転落。緊急手術を受けるものの、意識が戻らない。ショックと自責の念から動転したウンスは、昏睡状態のミレに必死に語りかけるが…。

ミレの事故の際、ヒョンウと2人きりでいたことでウンスは罪悪感に苦しみ、彼を避けるようになる。ヒョンウはミレを突き落とした犯人として母に疑いの目を向けるが…。そんな中、お見舞いに来たイルジュがミレの病室で怪しげな行動をとっているところをウンスが目撃。その後ウンスはミレの荷物の中から指輪を発見し、イルジュが忍ばせたものだと確信する。ウンスはミレが救急車で呟いた言葉を思い出し、イルジュの真の狙いを知るが…。

ウンスとソクヒョンが事故当日の監視カメラの映像を確認していると、そこにイルジュが駆けつける。その後、イルジュと話したウンスはミレがあの文書を持ち出したと確信。我が子のためにイルジュへの復讐を決意するのだった。ウンスがソクヒョンの秘書に復帰したことで、ヒョンウは自分の無力さを感じていた。一方、イルランはウンスを励ますために病院を訪れ、中に暗号文書があるとは知らずに自分のバッグをウンスにプレゼントし…。

ミレの病室を訪ねたヒョンウは付添人から入室を拒まれ、自分を頑なに避けるウンスの気持ちを知る。その頃、ムヒョクとテレビ出演を終えたイルジュは、1人でウンスの家に。必死に文書を探していると、それを見ていたウンスから1枚の封筒を手渡され…。イルジュの後援会の夜、ソクヒョンから贈られたドレスを纏って見違えるように変身したウンス。ソクヒョンと腕を組んで会場に入ると、壇上に上がり、イルジュの紹介スピーチを始めるが…。

ウンスに近づくなとヒョンウから警告されたソクヒョン。しかし、ウンスは自分を避けるようになったソクヒョンを露骨に誘惑する。そんな中、ミレの容体が急変し…。ヨンエとスミョンはソクヒョンの弱みを突くために、ウンスを追い込もうと画策。ヨンエはウンスがソクヒョンを誘惑しているという情報を利用し、イルド達をけしかける。そのままミレの病室まで押しかけると、イルジュはウンスに金を突き付け、家から出て行くように迫る。

ヒョンウはソクヒョンに求婚されたウンスの説得を試みるが、ミレの復讐を決意したウンスはわざとヒョンウを突き放す。そんな折、ウンスの母ガンジャはプロポーズのことを知って憤慨し、ソクヒョンの家に乗り込む。ソクヒョンの家族もウンスとの結婚に猛反対し、イルジュはソクヒョンが亡き母とウンスを重ね合わせていることに激しい怒りを見せる。騒ぎの渦中、ミレの事故に疑問を抱いたヒョンウは、そのときの状況を調べ始めるが…。

ウンスとソクヒョンは誰からも祝福されない中、身内だけの式を挙げる。ヒョンウはただ見ていることしか出来なかった。式の後、暗号文書が見つからず怯えるイルジュは、脅してでもウンスを追い出すようムヒョクに頼む。その頃、ソクヒョンが部下に命じてミレを突き落とさせたと疑うヒョンウはウンスに伝えようと部屋に忍び込むが、そこに現れたソクヒョンに我を失い、首を絞めて気絶させてしまう。ヒョンウはその場で逮捕され…。

ヒョンウの面会に訪れたソクヒョンは、もうお前に未練はないというウンスの気持ちを伝える。父親に続き、愛する人をも奪われたヒョンウは激しい憎しみをぶつける。一方、イルジュはウンスを家から追い出すため、ヒョンウとウンスがまだ愛し合っている証拠を掴もうと画策。ヒョンウの面会に訪れたイルジュは、ウンスが会いたがっていると嘘をつき、脱走に手を貸す。ムヒョクが偽装した手紙を読んだヒョンウはミレの病室に現れるが…。

ウンスの罠に嵌ったイルジュはソクヒョンに叱責され、ウンスに土下座をして謝るという屈辱を味わう。謙遜してみせるウンスは、ソクヒョンから自分の妻らしく行動するように諭される。やがてウンスは家族の前でも堂々と振る舞うようになる。一方、指名手配されているヒョンウは、ソクヒョンに恨みを持つフリー記者のジョンリョルの家で匿ってもらっていた。そして彼はソクヒョンが現れる会合に関する情報を掴み、復讐の計画を立てるが…。

ウンスに会おうと屋敷に忍び込んだヒョンウだが、ソクヒョンに見つかり逃亡。ウンスとヒョンウを陥れる計画を練るイルジュは、２人は密会しているのではないかとソクヒョンに吹き込む。罠に嵌められミレの病室にやってきた2人は、仕組まれた密会現場を目撃したソクヒョンに迫られる。だがそこにジュンヒョクら検察が現れ、ヒョンウを逮捕。ウンスの通報で駆けつけたことをジュンヒョクから聞かされたヒョンウは彼女の裏切りに絶望し…。

ソクヒョンに追い出されムヒョクの実家に行ったイルジュは、そこで自暴自棄になり酒浸りになっているヒョンウを目撃。ウンスのために変わり果てた彼の姿に胸を締め付けられる。激怒するムヒョクは、犯罪者は刑務所に入れろと父のスミョンに食ってかかるが…。一方、ソクヒョンはウンスのために危険な心臓手術を決心。周囲が猛反対しても、ソクヒョンの決意は変わらない。ミレと復讐のためにもソクヒョンに死なれては困るウンスは…。

ウンスとソクヒョンへの復讐を決意したヒョンウは、裏金を探し出すという条件でスミョンと手を組む。人が変わったように我が物顔で振る舞うヒョンウが目障りなムヒョクは、負けたら家から出ていけという勝負を持ちかけ…。退院したソクヒョンは快気祝いにスミョンからウンスとともに食事に招待されるが、そこに豹変したヒョンウが現れる。彼の無事に安堵するウンスだが、ヒョンウは「幸せなのも今のうちだ」と憎しみを露わにして…。

イルジュとソクヒョンの会話を盗み聞きしたウンスは、ヨンエから“青い美しさ”と呼ばれる莫大な裏金の存在を聞く。その夜、イルドは財団の裏金がウンスに全額相続されることについてソクヒョンに不満を訴える。しかし、多額の贈与を受けたウンスは、裏金疑惑のソクヒョンもろともヒョンウの密告により逮捕されてしまう。取調室でウンスに詰め寄るヒョンウは、「あなたのためにも私のことは忘れて」と言う彼女に激しい怒りをぶつける。

ヒョンウに跪くウンスの映像を見せられたソクヒョンは、妻を助けるため、スミョンに１千億ウォンを渡して釈放を願い出る。その後、ヨンエとスミョンの繋がりを疑うソクヒョンは、潔白を主張するヨンエに行動で証明しろと警告。一方、ウンスへの復讐のためにイルジュと手を組むヒョンウだが、ソクヒョンが破滅すればミレの命も危険に晒されることに苦悩する。ウンスは密かにヒョンウを呼び出し、復讐を止めるように説得するが…。

暗号文書の原本は黄色い鞄の中だと気づいたウンスとイルジュは、先に入手しようと車を走らせる。ウンスは15年前の真相についてイルジュを問い質し…。イルジュに家政婦との仲を疑われて追い出されたムヒョクは実家に戻るが、ヒョンウの罠に嵌り、家族からの信用も失う。一方、ウンスはヨンエからチョンミのことを聞き出し、ソクヒョンとともに２人の思い出の地を訪れるが、そこにヒョンウが現れる。ソクヒョンはとっさにウンスを庇い…。

ヒョンウが裏金の運用をしていた証拠の書類をソクヒョンの書斎で発見したウンスは、即座にそれを持ち出す。翌朝、ソクヒョンはヒョンウとスミョンを追い詰めようと記者会見を開くが、肝心の証拠が消えていることに気づき…。一方、ミレの病室で暗号文書を発見するヒョンウ。15年前、文書を盗んだのはウンスなのではという疑念が湧き上がる。真相を確かめるためヒョンウは屋敷に忍び込み、文書を見て動揺するウンスを問い詰めるが…。

ソクヒョンとスミョンの家に乗り込んだウンスは、ヒョンウの部屋に忍び込み暗号文書を探す。しかし、そこにヒョンウが文書を手にして現れ、なぜこれが必要なのかとウンスに迫り…。その夜、ソクヒョンからスミョンの家でヒョンウに会ったのかと聞かれたウンスはとっさに嘘をついてしまう。だが、ソクヒョンはすべてを知っていた。ヨンエから文書の原本についての詳細を聞いたヒョンウはウンスの前に現れ、望みのものを渡すと告げる。

ウンスは復讐のために愛のない結婚をしたことをソクヒョンに告白。暗号文書を見せ、15年前に自分の鞄に文書を入れた犯人はイルジュだったと明かす。イルジュはソクヒョンに問い詰められて文書の件を認めるが、ミレを突き落としたことは否定。妻と娘のどちらをとるか、悩んだ末にソクヒョンは決断を下す。そんな彼に、ウンスは酷い言葉を吐き捨て…。父を味方に引き込み自信を取り戻したイルジュは、ウンスのいない家で我が者顔で振る舞う。

ウンスは屋敷に戻るためソクヒョンに話をしに行くが、会えずに追い返されてしまう。彼女はヨンエから呼び出しを受けて出向くが、そこにいたのはヒョンウだった。本心ではウンスを忘れられないソクヒョンが、そんな2人を目撃してしまい…。カン家に戻りたいというウンスをヒョンウが説得している最中、病院からミレの症状が悪化したとの連絡が入る。それを聞いたカン家の人々はミレを一般病棟に移そうと画策。それが大騒動となり…。

病院を訪れたソクヒョンはウンスに証拠の衛星写真を見せ、ミレは誰かに突き落とされたのではなく足を滑らせて階段から落下したと説明。ウンスはその言葉を信じて屋敷に戻ることに。外では元総理の再婚を知ったマスコミが待ち受けていた。ウンスが戻ってきたことでカン家の人々は再び動揺する。やがてウンスは、ヒョンウから写真が偽造されていることを知らされるが…。そんな中、ヒョンウはイルジュを追いつめる、ある作戦を決行する。

ヒョンウとの結婚式の動画が流出し、政治生命を絶たれる危機に陥ったイルジュ。ソクヒョンは今度騒ぎを起こした者は家から追い出すと警告する。そんな中、テレビ番組のインタビューに応じたヒョンウは「動画を提供したのは自分ではない」と断言し、イルジュをかばう。夜中の議員室に現れたヒョンウはある書類をイルジュに渡し…。一方、玉の輿を狙う元家政婦のソナは、ムヒョクを誘惑するためにウンスから入れ知恵されるが…。

ムヒョクとソナの密会写真を入手し、イルジュとソクヒョンに渡したウンス。写真の宛名がイルドになっていたため、ソクヒョンは激怒し、彼を家から追い出してしまう。そんな中、ウンスはソクヒョンから、財団とギャラリーの運営を任されることに。海外の資金洗浄会社を使ってイルジュの政治資金を運びこむ計画が進められるが、その会社の正体に疑惑が…。ソクヒョンはヒョンウが裏で動いていると直感し、会社の住所へと急行するが…。

イルドは100億ウォンをウンスに奪われたとソクヒョンに暴露。ウンスは金は地下金庫にあると答えてごまかすが、確認したいと言い張るイルドやソクヒョンと共に金庫に行くことに…。一方、ムヒョクの件でウンスを疑うイルジュは、コ室長に彼女とソナの会話を盗み聞きするように指示するが…。ソクヒョンが検察に出頭する当日、ヒョンウはテレビ出演してソクヒョンの悪事を暴露。ヨンエは、今まで耐えてきた思いをソクヒョンにぶつける。

ヒョンウに殺人教唆の容疑で告発されたソクヒョンは、港で撮影された動画が決定的な証拠となり、拘置所に収監される。反撃を狙うソクヒョンは人質としてヨンエを家に留めておくようイルジュに指示。ウンスは、ここにいては危険だから早く出て行くようにヨンエを説得するも、ヨンエはソクヒョンがいない間にこの家を牛耳ろうとウンスに持ちかける。そんな中、イルジュやイルドは父が不在のこの機に乗じてウンスを追い出そうとし…。

ウンスから呼び出されたイルジュは、自分の部屋でムヒョクとソナが一緒にいるのを目撃。プライドを傷つけられた彼女は、弁明も聞かずに彼を家から追い出す。一方、ソクヒョンとの取引でヒョンウを消そうとしたスミョンは、彼を狩猟に誘い出すと林の中で猟銃を突きつけ…。そんな中、ヨンエとスミョンの企てで、毒入りスープを飲んで倒れたソクヒョン。その場にいたウンスは殺人未遂の容疑で取り調べを受けるが、そこにヒョンウが現れる。

病院にマスコミが殺到したことで拘置所に戻らざるを得なくなったソクヒョンだが、そこにある男が面会にやってくる。一方、ムヒョクの不倫報道で渦中の人となったイルジュはテレビ番組で夫の不倫について涙ながらに語り、国民の支持を取り戻す。さらにヒョンウからプロポーズされた彼女は、偽りの涙を流しムヒョクに離婚してほしいと懇願。そんな折、多額の資金洗浄の依頼が舞い込んできたヒョンウは、その情報をイルジュにリークするが…。

イルジュと共謀して1200億ウォンの裏金を手に入れたヒョンウだが、金を横取りしたのではとスミョンから疑いを受ける。一方、面会に訪れたヒョンウからすべてを明かされたソクヒョンは、娘の裏切りに大きな衝撃を受け、イルジュを家から追い出せとウンスに指示。家族全員に背を向けられ、身一つで叩き出されたイルジュ。ムヒョクからも恨まれ、すべてを失った彼女が頼れるのはもうヒョンウしかおらず、彼に電話をかけ続けるが…。

ウンスがソクヒョンと夫婦生活を送ることにもはや耐えられないヒョンウは、復讐から手を引くように彼女を説得。だが、ウンスはヒョンウへの想いを抑えながら、自分はもう女ではないと彼の手を拒む。そんな中、ウンスはソクヒョンの指示で、ある本と暗号文書の原本をSと呼ばれる人物に渡しに行く。間もなくヒョンウとスミョンの前に姿を現したのは…。一方、ヒョンウに裏切られ、行くあてのないイルジュは屈辱的な生活を強いられていた。

レストランで倒れ病院に運ばれたイルジュ。失意の娘に残酷な言葉を言い放つソクヒョンに対して、イルジュはヒョンウが今もウンスを愛しており、自分は利用されただけだと訴える。夜中になって娘の言葉を思い出したソクヒョンに、ウンスへの疑惑が芽生え…。ソクヒョンの裏金ルートを調べていたヒョンウは、彼に重要な後ろ盾がいることを突き止める。そんな中、ウンスが数日前から行方不明となり、ミレの姿も消えていることが判明し…。

奪った裏金を持って財団の金庫にやってきたヒョンウ。駆けつけたウンスは彼をソクヒョンの罠から守るため、身代わりとなって金庫に監禁される。ソクヒョンは金庫の中にヒョンウではなくウンスがいることに驚く。そこに検事のジュンヒョクが現れ、ソクヒョンは裏金造成とウンス監禁の容疑で逮捕されてしまう。ヒョンウとウンスが共謀しているのではと疑念を抱くソクヒョン。窮地のウンスを救うために現れたのは、意外にもヨンエだった…。

イルジュは再び力を取り戻すために、ムヒョクを欺いて復縁を成し遂げる。ソクヒョンとの約束を果たし、家に戻る許しを得たイルジュだったが、ミレが目覚める可能性があることを聞いて動揺、衝撃の事実を口にする…。イルジュが戻ったことを知り、取り乱すウンス。さらに、ヒョンウとのキスをソクヒョンに目撃されてしまい、ついに離婚を切り出すと、「一度も愛したことは無い」と言い放ち、家を出る。そんな中、ミレの病状に変化が…。

ミレの指が動いたことを聞き、病院を訪れたソクヒョン。イルジュの罪を隠蔽したことを謝罪し、離婚を考え直すようウンスを説得するも、冷たく突き放されてしまう。その裏で、ミレが目覚めることを恐れたイルジュは医師に特別治療の中断を要求するが…。一方、ヒョンウは内密の話があると言ってスミョンを呼び出し、その隙にスミョンとイルジュが手を組んだ証拠を手に入れる。その直後、ウンスに届いた宅配便をソクヒョンが開封すると…。

ウンスを探して街をさまようソクヒョン。電話を受けたウンスはソクヒョンを迎えに行くが、そこで彼の認知症が再発したことに気づく。これを聞いたヨンエは、ヒョンウに迷いを生じさせないためにも、決して病気のことを知らせるなとウンスに忠告。主治医に６カ月後には妻の顔すら分からなくなると診断されたソクヒョンは、ミレの治療を打ち切ると脅迫してウンスを家に呼び戻す。ソクヒョンは二度と妻には会うなとヒョンウに警告するが…。

再びウンスに謎の男から電話があり、暗号文書を見つけたら、イルジュがミレを突き飛ばした証拠を差し出すと持ちかけられる。折しも、男の正体を探っていたヒョンウはスミョンの携帯のデータから、ある人物に繋がる決定的な証拠を発見。一方、ミレが話せるようになる日も近いとウンスに自首を迫られたイルジュは、ミレの幻を見るようになり、激しく怯え始める。そんな中、病院で抱き合うウンスとヒョンウを目撃したソクヒョンは…。

ヒョンウの反対を押し切り、暗号文書の在処を聞き出すためにソクヒョンと旅行に出たウンス。残されたヒョンウはウンスの元夫・ミョンホについて調べるが、彼の学歴が全て偽造されていたことや、彼がソクヒョンの裏金の資金洗浄をしていたことまでも突き止める。それを聞いたウンスはソクヒョンを問い詰めるが…。旅行から戻ったソクヒョンは本を執筆すると言って書斎に籠るが、そこへイルジュが文書の秘密を探るためにやってくる…。

ソクヒョンの認知症を利用して、ウンスは暗号文書の在処を彼から聞き出そうとする。一方、ミョンホのことを調べていたヒョンウは、次々と明らかになる彼の実像に驚いていた。ソクヒョンもまた、秘書にミョンホのことを調べさせ、ある事実に突き当たる。そんな中、ついにミレが目を覚ます。ソクヒョンがミレの主治医との契約を延長したことを聞いたウンスは、ソクヒョンへの復讐心が揺れ始める。そんな彼女にヒョンウは声を荒げるが…。

スパイの存在に感づいたソクヒョンは、スミョンとヒョンウを罠にかけるべく暗号文書の在処をわざと漏らし、チョ部長に２人の動向を注視させる。ヒョンウはソクヒョンを窮地に立たせるため裏金に関するイ室長との会話を盗聴しようとするが、その場にウンスが現れ、ソクヒョンを危機から救い出す。ヒョンウは思わぬ裏切りに深く傷つき、彼女を責めるが…。一方、イルジュは、ミレを突き飛ばしたときの目撃者をソクヒョンから聞き出し…。

ヒョンウは真夜中の寝室に忍び込み、眠っているソクヒョンに手錠をかける。殺されると覚悟を決めたソクヒョンだったが、ヒョンウは踏み止まり、ウンスを幸せにしてほしいと言って立ち去る。翌日、ソクヒョンはスミョンを訪ね、裏金を渡す代わりに妻には手を出すなと約束させるが、折り悪く認知症の発作に襲われ…。そんな中、スミョンに渡る裏金の資金洗浄を完了したヒョンウ。そこへムヒョクとイルジュの罠により検察が踏み込んでくる。

ソクヒョンはヒョンウを監禁し、スミョンには彼は死んだと告げる。ヒョンウの安否を心配するウンスは手掛かりを得て、ようやく別荘に拘束されているヒョンウを救出。すぐに彼はスミョンを告発すべく検察庁に向かうが、チョ部長に止められ、ソクヒョンが自分を守ろうとしていたことを知るのだった。そんな中、ソクヒョンは記憶を失う前にすべきことを書き出し、ヒョンウの父・チン議員の墓参りに行く。そこにやってきたヒョンウは…。

自らとイルジュの罪を公表するために記者会見を開いたソクヒョン。だが、イルジュが突然、ソクヒョンの認知症を明かし、この会見は仕組まれたものだと主張する。ショックを受けたソクヒョンは心臓発作で倒れてしまう。家族に見守られながら最期のときを迎えたソクヒョンに、ウンスは必死で呼びかけるが…。やがてヒョンウはソクヒョンが遺したビデオメッセージから彼の思いを知り、ウンスは書斎でソクヒョンからの手紙を発見する…。

ウンスはミレの事件についてチョ部長が法廷で証言することをイルジュに告げ、近いうちに告訴すると言い放つ。一方、ヒョンウは心臓除細動器の故障というソクヒョンの死因を不審に思い、イルジュにスミョンが手を下した証拠を探すように求める。だが、その動きに気づいたスミョンが手を回し、ウンスは主治医にソクヒョン殺害を教唆した容疑で逮捕されてしまう。そんな中、スミョンが呼び寄せたのはウンスに関係のある意外な人物だった…。

ヒョンウはウンスの無実を証明しようと奔走するがスミョンに証拠を捏造され、イ室長に助けを求める。ウンスが釈放されたことを知ったイルジュは自らの罪が露呈することを恐れて、ミレの病室へ。自分を覚えているかと聞かれたミレは怯えてパニックを起こしてしまう。ソクヒョンの遺志に従い、復讐を忘れようとしていたウンスだが、ミレの病状が悪化したことで憎しみが湧き上がり、イルジュを呼び出して告訴状を提出したと宣戦布告する…。

ウンスの元夫ミョンホことソノは、またの名をブライアン・ムンとして韓国に舞い戻っていた。ヒョンウがソノに襲われている現場に現れたウンスは元夫との再会にショックを受け、その場にくずおれる。彼女はソノが７年前に自分に横領の罪を着せたばかりか、スミョンの指示で再び自分を刑務所に入れようとしたことを知るのだった。一方、イルジュはソクヒョンの書斎で監視カメラを発見。ウンスに不利になる映像をスミョンに渡してしまう…。

ソノの居場所を突き止めたヒョンウは警察と共に逮捕に向かうが、彼は後からやってきたウンスを人質に取って逃亡。一方、ガンで余命幾ばくもないヨンエは最後の力を振り絞って、スミョンへの復讐に動き出す。ヒョンウがスミョンに掛け合い、ウンス救出へと急行する中、彼女は死んだと思っていた元夫に今までの思いを吐き出すが…。ヒョンウがウンスを救出し、ソノは指名手配を受ける身に。そんな中、ミレがめざましい回復を見せる…。

ウンスを救うために今までの計画を台無しにしたとヒョンウを責めるヨンエ。だが、ヒョンウはすべての原因を作ったのは母だと責め、ヨンエを動揺させる。一方、スミョンが父殺害の黒幕であることを知ったイルジュの胸中は複雑だった。そんな中、ヨンエの容体が急変。最期にヒョンウとウンスの深い愛に気づかされたヨンエは、2人の未来を願いながら息を引き取る。ムヒョクはイルジュを守るために、スミョンの犯行を示す証拠を探し始め…。

ヒョンウはソノをスミョンの罠から救い、ウンスの疑いを晴らすためにスミョンを捕らえる協力をしてほしいと頼む。ソノは冷たく拒否するが、頭から離れないウンスの言葉に悩み始め、密かにミレに会いに行く。スミョンは３千億ウォンを奪ったのがヒョンウだと知り、彼の元を訪問。ウンスを無罪にする代わりに、金を山分けしようと持ちかける。その矢先、ウンスはギョンミンの自白を得て、スミョンを殺人教唆と脅迫の容疑で告訴するが…。

ミレを誘拐し、ウンスにソクヒョン殺害の罪を認めるように脅迫するスミョン。だが、イルジュはスミョンを裏切り、ミレではなく別の子を連れてきていた…。殺人容疑を掛けられたウンスの公判が開かれ、弁護士として法廷に立ったヒョンウはスミョンを召喚。証人に呼ばれたイルジュは、スミョンに不利な証拠を提出して彼を慌てさせる。やがて彼女はウンスに心から謝罪し、高校時代に語り合った夢をいつか2人で叶えたいと話すのだった…。

ついにスミョンたちに実刑判決が下され、すべてに決着がつく。だが、復讐を果たしたウンスとヒョンウに笑顔はなく、これ以上一緒にいても幸せにはなれないことを悟った2人は別れを選ぶ。3年後、ウンスは財団の理事長として社会貢献に励み、ミレたちと慎ましくも幸せに暮らしていた。イルジュが園長を務める福祉施設を訪ねた彼女は、園を抜け出した入居者を保護するために警察へ。そこで故郷で弁護士をしているヒョンウと再会し…。

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