「王は愛する」の配信サービス一覧｜どこで見れるか徹底解説！

王は愛する

「王は愛する」は、友情と愛、そして権力を巡る壮大な三角関係を描いた時代劇です。主人公ワン・ウォン（イム・シワン）は、高麗王の息子として生まれながらも、母が元（げん）の王女であるために王宮で疎まれる存在。彼の親友であり護衛でもあるリン（ホン・ジョンヒョン）と共に過ごす日々は、政争とは無縁の平和なものでした。

しかし、二人が出会った女性サン（イム・ユナ）によって彼らの運命は一変します。サンの存在が、永遠の友情を誓った二人の間に、次第に愛の火種を生み出してしまうのです。愛と友情、権力争いに翻弄される三人の運命がどこへ向かうのか――息をのむ展開が待っています。

詳細情報

「王は愛する」の配信情報

	配信状況	無料期間	月額料金
DMMプレミアム	見放題	30日間	550円
Amazonプライム	見放題	30日間	600円
ABEMAプレミアム	見放題	なし	960円
FODプレミアム	見放題	なし	976円
Lemino	見放題	加入月	990円
Hulu	見放題	なし	1,026円
U-NEXT	見放題	31日間	2,189円

「王は愛する」はDMMプレミアム、Amazonプライム、ABEMAプレミアム、FODプレミアム、Lemino、hulu、U-NEXTで見放題配信中！

この中で、DMMプレミアムとAmazonプライムとLeminoとU-NEXTには無料期間があり、お得に「王は愛する」を視聴することができます。

無料期間あり、月額550円のDMMプレミアム

DMMプレミアム

アニメや特撮、バラエティ番組が豊富！

月額550円(税込)

30日間の無料期間

190,000本以上配信

9

月額料金

8

無料期間

7

作品数

6

韓流作品数

公式サイト

DMMプレミアムのメリット

非常にリーズナブルな月額料金:
DMM TVは月額550円と、他の主要な配信サービスと比べても非常に安価で、コストパフォーマンスが高いです。特定のジャンルに興味があるユーザーにとって、この価格で提供される内容は非常に魅力的です。

アニメや特撮、バラエティに強み:
DMM TVは、特にアニメや特撮、バラエティ番組に豊富なラインナップを誇ります。これらのジャンルを楽しみたいユーザーにとっては、充実したコンテンツを低価格で楽しめる点が大きなメリットです。

気軽に試せる30日間の無料トライアル:
DMM TVは30日間の無料トライアルを提供しており、初めてのユーザーでも気軽にサービスを試せます。この期間中に、どのような作品が視聴できるのかをじっくり確認することができます。

DMMプレミアムのデメリット

作品数の限界:
DMM TVの作品数は、他の大手配信サービスと比較すると少なめです。特に映画やドラマのラインナップでは、U-NEXTやNetflixに比べて充実度に欠けるため、幅広いコンテンツを求めるユーザーには物足りないと感じるかもしれません。

韓流コンテンツの少なさ:
韓流作品は取り揃えられているものの、その数や内容でU-NEXTやNetflixに劣ります。韓流ファンにとっては、他のサービスと比較して検討する価値があります。

総評

DMM TVは、月額550円という非常にリーズナブルな価格でアニメや特撮、バラエティ番組を楽しめる、コストパフォーマンスに優れたストリーミングサービスです。30日間の無料トライアルを利用して、まずは気軽に試してみることをおすすめします。ただし、作品数や韓流コンテンツの充実度にこだわりがある方は、他のサービスとの比較も検討してみると良いでしょう。

無料期間あり、月額600円のAmazonプライム

Amazonプライム

お急ぎ便や音楽配信など特典が多彩

月額600円(税込)

30日間の無料期間

多彩な特典つき

9

月額料金

8

無料期間

7

作品数

5

韓流作品数

公式サイト

Amazonプライムのメリット

月額料金がリーズナブル:
Amazonプライムの月額料金はわずか600円と、他の動画配信サービスに比べて非常に安いです。さらに、プライム会員になると動画配信だけでなく、Amazonでのお急ぎ便無料や、Prime Musicで音楽が聴けるなど、幅広い特典がついてきます。

多彩な特典:
Amazonプライムは動画視聴だけでなく、Amazonでの買い物特典（送料無料、お急ぎ便）やPrime Readingでの電子書籍の利用、Prime Musicで音楽が聴き放題など、他の動画配信サービスでは得られない多くのメリットがあります。これ一つでエンターテイメントと買い物、両方をカバーできるのは大きな利点です。

豊富なジャンルの作品ラインナップ:
Amazonプライムビデオでは、映画、アニメ、ドキュメンタリー、オリジナル作品など、非常に幅広いジャンルが揃っています。新旧問わず様々な作品を楽しみたい方にとっては魅力的です。

Amazonプライムのデメリット

韓流作品のラインナップはやや少なめ:
韓流ドラマの視聴を目的にする場合、U-NEXTやNetflixに比べて、Amazonプライムビデオの韓流作品数はやや少ないです。韓国ドラマをメインで楽しみたい場合は、他サービスとの併用を考えた方が良いかもしれません。

最新作は追加料金が必要な場合も:
一部の最新作や特定の作品は、見放題の対象外で追加料金がかかることがあります。すべての作品が見放題ではない点には注意が必要です。

作品の更新が遅め:
他の配信サービスに比べ、話題作や人気作品の追加がやや遅れる傾向があります。新作や最新エピソードをいち早く見たい場合は、NetflixやDisney+なども選択肢に入れると良いでしょう。

総評

Amazonプライムビデオは月額料金の安さや多彩な特典、豊富な作品ジャンルが魅力的ですが、韓流ドラマの充実度や最新作の追加タイミングには注意が必要です。もしAmazonプライムビデオをメインに考えるなら、幅広いエンタメ体験を求める人や、コスパを重視する方には最適です。

無料期間なし、月額960円のABEMAプレミアム

ABEMAプレミアム

オリジナルコンテンツ多数！

月額960円(税込)

無料期間なし

バラエティー番組が豊富

8

月額料金

5

無料期間

6

作品数

6

韓流作品数

公式サイト

ABEMAプレミアムのメリット

リーズナブルな月額料金:
ABEMAプレミアムは月額960円と、他の主要なストリーミングサービスと比べても非常にリーズナブルです。バラエティやアニメを中心に楽しみたい方にとって、コストパフォーマンスが高いサービスです。

独自のコンテンツが豊富:
ABEMAプレミアムは、他のサービスでは見られない独自のバラエティ番組やリアリティショーが豊富です。特に「ABEMA」で人気のある番組がプレミアムで視聴可能になり、好きな時に好きなだけ楽しめるのが大きな魅力です。

アニメファンにおすすめ:
アニメの配信が充実しており、最新作から人気の名作まで幅広くカバーしています。特に深夜アニメや一部の独占配信作品が見られる点は、アニメファンにとって大きなメリットです。

ABEMAプレミアムのデメリット

無料トライアルがない:
ABEMAプレミアムには無料トライアル期間がないため、契約前にサービスを試せない点がデメリットです。他の多くのサービスが無料期間を提供している中で、気軽に始めにくい点が評価を下げています。

作品数の少なさ:
ABEMAプレミアムの作品数は、他の大手サービスに比べてやや少なめです。特に映画やドラマのラインナップでは、U-NEXTやNetflixと比較して充実度に欠けるため、幅広いコンテンツを求める方には物足りないと感じるかもしれません。

総評

ABEMAプレミアムは、月額960円でバラエティやアニメ、独自のリアリティショーを中心に楽しめる、リーズナブルで個性的なストリーミングサービスです。コストパフォーマンスを重視する方や、特定のジャンルに強い興味を持つ方にとって、非常に魅力的な選択肢となります。ただし、無料トライアルがない点や作品数に関する制限があるため、幅広いコンテンツを求める方には、他のサービスとの比較検討をおすすめします。

無料期間あり、月額990円のLemino

Lemino

コスパ◎のストリーミングサービス！

月額990円(税込)

初月無料

180,000本以上を配信

8

月額料金

8

無料期間

7

作品数

7

韓流作品数

公式サイト

Leminoのメリット

リーズナブルな月額料金:
Leminoは月額990円という非常に手頃な価格で利用でき、他の主要な配信サービスと比べてもコストパフォーマンスが高いです。初月無料のトライアル期間もあり、気軽に始めることができます。

豊富なコンテンツラインナップ:
18万本以上の作品数を誇り、映画、ドラマ、アニメ、バラエティなど、多岐にわたるジャンルをカバーしています。多様なコンテンツが揃っているため、家族みんなで楽しめるサービスです。

使いやすいインターフェース:
Leminoは直感的で使いやすいインターフェースを備えており、コンテンツの検索や視聴がスムーズに行えます。視聴履歴に基づいたおすすめ機能も充実しており、新しい作品との出会いが楽しめます。

Leminoのデメリット

作品数の限界:
Leminoの18万本という作品数は多いですが、U-NEXTやNetflixなどと比べるとやや少なめです。特に、特定のジャンルや最新作を求めるユーザーには物足りないと感じる場合があります。

韓流コンテンツの競争力:
韓流作品は充実しているものの、U-NEXTやNetflixのように独占配信やオリジナルコンテンツの数ではやや劣ります。特に韓流ファンにとっては、他のサービスと比較して検討する価値があります。

総評

Leminoは、月額料金の安さと豊富なコンテンツラインナップが魅力のサービスです。コストパフォーマンスを重視するユーザーにとって非常におすすめであり、初月無料のトライアル期間を利用して、気軽に試すことができます。ただし、作品数や韓流コンテンツの充実度にこだわりがある方は、他のサービスとの比較も検討してみると良いでしょう。

無料期間なし、月額1,026円のhulu

hulu

海外作品・日テレ作品が豊富

月額1,026円(税込)

無料期間なし

140,000本以上が見放題

7

月額料金

5

無料期間

8

作品数

6

韓流作品数

公式サイト

huluのメリット

豊富なコンテンツラインナップ:
huluは、14万本以上の映画、ドラマ、アニメ、バラエティなど多岐にわたるジャンルを提供しています。特に、最新の海外ドラマや日テレ系の番組が充実しており、他では見られない独占配信作品も多くあります。

最大4台まで同時視聴可能:
huluでは、1つのアカウントで最大4台のデバイスで同時視聴が可能です。家族や友人と共有して楽しむのに最適です。

シンプルで使いやすいインターフェース:
huluは使いやすいインターフェースを備えており、コンテンツの検索や視聴がスムーズに行えます。また、視聴履歴に基づいておすすめ作品を提案してくれるため、新しい作品との出会いも楽しめます。

huluのデメリット

無料トライアルがない:
huluには無料トライアル期間がないため、契約前にお試しすることができません。他のサービスでは無料期間があることが多いため、比較するとやや不便に感じるかもしれません。

韓流作品のラインナップ:
huluには韓流ドラマもありますが、特に韓流作品を重視する方にとっては、U-NEXTやNetflixに比べて物足りないと感じるかもしれません。

総評

huluは、海外ドラマや日テレ系のコンテンツが好きな方にとって非常に魅力的なサービスです。月額1,026円という手頃な価格で、豊富な作品を楽しめる点は大きなメリットです。ただし、無料トライアルがないことや、韓流作品の充実度に関しては注意が必要です。家族や友人と複数のデバイスで楽しみたい方にとって、Huluは十分に検討する価値のあるサービスです。

無料期間あり、月額2,189円のU-NEXT

U-NEXT

見放題作品数No.1！独占見放題多数

月額2,189円(税込)

31日間の無料期間

300,000本以上が見放題

6

月額料金

9

無料期間

10

作品数

9

韓流作品数

公式サイト

U-NEXTのメリット

圧倒的な作品数:
U-NEXTは30万本以上の作品を提供しており、映画やドラマ、アニメ、ドキュメンタリーなど、多様なジャンルが揃っています。幅広いコンテンツを一つのプラットフォームで楽しめる点は、U-NEXTの最大の魅力です。

韓流コンテンツの充実:
U-NEXTは特に韓流ドラマや映画が充実しており、韓流ファンには最もおすすめのサービスです。最新の話題作から過去の名作まで幅広く取り揃えているため、韓国コンテンツを存分に楽しめます。

長めの無料トライアル:
U-NEXTは31日間の無料トライアルを提供しており、サービスを十分に体験してから継続するかどうかを決めることができます。この無料期間は他の多くのサービスよりも長めで、初めて利用する方にとって大きなメリットです。

毎月のポイント付与:
毎月1,200円分のU-NEXTポイントが付与され、これを使って新作映画のレンタルや電子書籍の購入が可能です。ポイントは映画館のチケット交換にも利用でき、エンターテイメントを幅広く楽しむことができます。

U-NEXTのデメリット

月額料金が高い:
U-NEXTは他のサービスと比較して月額料金が高めです。2,189円（税込）という価格は、豊富なコンテンツを享受する対価として理解できますが、コストパフォーマンスを重視する方にはややハードルが高いかもしれません。

有料コンテンツの存在:
U-NEXTには、見放題作品が多い一方で、一部の新作映画や人気作品はポイントを使ってレンタルする必要があります。すべてが見放題ではないため、特定の作品を視聴する際に追加料金が発生することがあり、この点がデメリットと感じるユーザーもいます。

総評

U-NEXTは月額料金がやや高めですが、それを上回る豊富な作品数と充実した韓流コンテンツ、さらに長めの無料トライアル期間など、非常に魅力的なサービスです。幅広いジャンルの作品を楽しみたい方や、特に韓国ドラマや映画が好きな方にとっては、最もおすすめできる配信サービスの一つです。

「王は愛する」のあらすじ・各話エピソード

韓国ドラマ「王は愛する」は、友情と愛、そして権力争いが交錯する高麗時代を舞台にした歴史ロマンス。主人公ワン・ウォン（イム・シワン）は、王座を望まず友と平和に過ごしていたが、一人の女性サン（イム・ユナ）に出会ったことで、彼の運命は大きく変わります。友情か愛か――三人の関係は複雑に絡み合い、彼らを巻き込む運命の歯車が動き出します。

ここでは、物語全体のあらすじと、各話エピソードを詳しくご紹介します。

予告編

あらすじ

第25代高麗王の息子ウォンは、美しい容姿と知性にあふれ、大胆な行動力で人々を引き付ける卓越した能力の持ち主だが、母親が元（げん）のフビライ王の娘であったため、父親から忌み嫌われ警戒されていた。政に興味を持たず、権力争いも嫌い、いつも親友リンと過ごしていた。ウォンにとってリンは、家族よりも心を許せる存在であり、一生を共にすると誓った特別な存在であった。リンは、友でありながらも護衛としてウォンを誰よりも近くで支えていた。 ある日、二人は身分を隠し王宮の外に出かけ、高麗一の大商人ウン・ヨンベクの妻が何者かに殺されるところを目撃する。殺された女性の娘であるサンは幸い難を逃れるが、狙われていたのが娘だと気付いたヨンベクは、身分を偽り侍女として生きるようサンに告げる。一方、ウォンとリンは、サンの母親が亡くなる直前に残した娘への遺言を伝えようとヨンベクの屋敷へ忍び込み、サンとは知らずに母親の最期の言葉を伝える。これが三人の出会いだった。 7年後、学者イ・スンヒュを訪ねたウォンとリンはそこで美しく気高い女性に成長したサンと再会する。サンはソファと名乗り、スンヒュの弟子になっていた。 三人の間には友情が芽生えるが、これが三人の運命を大きく変えていく。ウォンは次第にサンに恋心を抱くようになり、リンもまたサンに密かに想いを寄せていく。永遠に続くと信じていた二人の友情がはからずもサンによって崩れ始め…。

各話エピソード

高麗の第25代王・忠烈王と元の元成公主の間に生まれた世子ワン・ウォンは、母方の蒙古の血を引くという理由で、周囲はおろか父親からも蔑まれていた。孤独な幼少期を過ごしたウォンが12歳になった時、ワン・リンという唯一の親友ができた。リンと共に王宮の外の世界へ飛び出したウォンは、ある日、ウン・ヨンベク商団が賊に襲われるところに出くわす。そこにはウンの財力を利用して大成しようとする者たちの陰謀が渦巻いていた。

イ・スンヒュのもとで、ウォンとリンは、スンヒュの弟子であるウン・サンと7年ぶりに再会をする。3人はスンヒュが翌朝に飲む酒を山へ探しに出かけ、山中で一晩を過ごすことに。焼酎をひと甕飲んで酔いつぶれたサンを見ながら、ウォンとリンはそれぞれ思いをはせる。そんな中、王宮では元の皇帝の孫であるウォンは高麗の存続を脅かす者だとされ、廃位を求める声が上がる。それを耳にした元成公主は…。

ウン家の娘という身分を隠すため、サンはウン家の侍女・ソファと名乗り暮らしていた。しかし侍女が高名な学者の弟子となっていることを訝しむリンは、サンの素性を調べると言う。一方、王宮では忠烈(チュンニョル)王が狩りの準備を進めていたが、それはウォンを世子(セジャ)の座から引きずり下ろそうとするソン・インの策略だった。さらにソン・インは、リンの兄ジョンを連れ、サンの父親ウン・ヨンベクに対し、娘のサンを娶りたいと詰め寄るのだった。

ウン家の荘園で行われた狩りで、忠烈(チュンニョル)王が何者かに矢を射られ負傷する。放たれた矢に刻まれた文様(もんよう)から、それが世子の矢であることが判明する。これは世子の座を狙うリンの兄・ジョンとソン・インが、ウォンを失脚させるために仕組んだ罠だったが、それを阻止しようとしたリンが巻き込まれてしまう。同じく狩り場にいたサンは、7年前の襲撃で亡くなった母の敵(かたき)である入れ墨の男を追っていた。

狩り場で忠烈(チュンニョル)王が矢で狙われた一件で、その証人が世子の配下に次々と殺されているという噂が広まっていた。一方、ついに母の敵(かたき)を見つけ出したサンは、その後を追って屋敷に忍び込むが、そこでは世子に矢を運んだ職人たちが死んでいた。職人たちを殺したとして捕らえられたサンは、尋問にかけられることに。話を聞いたウォン、そしてリンはそれぞれ尋問場に駆けつけるのだが…。

ウォンは投獄されているリンを助けるため、リンの父親ワン・ヨンを訪ね、その手立てを伝える。サンもまた、自分のせいでリンが牢に入ったと思い悩み、父ウン・ヨンベクに助けを求める。そして、王宮で投獄されたリンの放免を嘆願する最高会議が開かれることとなった。その頃、牢にいるリンはひとり静かにサンに思いをはせていた。それぞれの思いが交錯する評議の末、忠烈(チュンニョル)王が下した決断は…。

元成(ウォンソン)公主が主催する採蓮(チェリョン)会が近づいていた。ジョンに嫁ぐことを決めていたサンは、最後の思い出として採蓮会に参加しようとする。そんなサンに対してリンは、7年前の事件のこと、サンがソファとして暮らしていることなど、すべて知っていると伝え、なんとか婚姻をやめるよう説得を試みる。一方、王宮では元成公主が、息子ウォンのために世子妃選びをしようと動き始めていた。

サンとジョンの婚礼は、ジョンの欲望による政略結婚というだけではなく、貢女(こんにょ)にされそうな妹のダンを守る術でもあった。そうとは知らず、リンは兄であるジョンの婚礼を止めてほしいとウォンに依頼する。一方、ウォンもまたダンを守るための決断をしていた。ウォンが世子であることを知り戸惑うサンに対し、ウォンは何があっても“一番はお前だ”と伝えるのだった…。

世子妃選びのため、王妃の御所で茶会が催された。そこにはウォンが出席させたダン、そして元成(ウォンソン)公主が急遽招いたサンの姿もあった。ついにソファの正体を知ったウォンは驚き戸惑う。茶会が開かれる前、リンが妹の身代わりとなって元へ行くと知ったウォンは、リンを殴る。ウォンはサンの前で、リンを元へは行かせないと誓うが、サンとリンが互いに目を合わせないように努めていることに気づく。

世子妃選びの茶会でウォンが出した答えを聞き、リンは怒ってウォンに詰め寄る。このままではサンが貢女(こんにょ)にされてしまうと聞いたウォンは、自分だけが何も知らずにいたことがわかり、自分の無力さを痛感する。これまで権力を忌み嫌ってきたウォンだったが、大切な人を守るためには力が必要だと考え、元成(ウォンソン)公主のもとへ助けを求めに行く。一方、父親を案ずるサンは、ソン・インに取引を持ち掛ける。

ウォンは禁足令が下っているにもかかわらず、投獄されているサンを訪ねる。貢女(こんにょ)として元に送られる覚悟をしたサンは、ウォンに感謝と別れの言葉を伝える。ウォンはなんとかサンを救おうと、元の使臣団の帰国が迫る中、知恵を絞る。一方、元成(ウォンソン)公主は使臣団のための宴の準備を始めていた。ウォンとリンが元成公主のもとに出向くと、そこにはウォンが探し求めていたとある人物の姿があった。

ウォンとリンは、ソン・インに捕らえられたサンを見つけ出す。しかし王命が下ったとして、サンはそのまま王の御所へと連れ去られてしまう。忠烈(チュンニョル)王はサンを返さないばかりかソン・インら家臣たちにそそのかされ、ウォンを疑い、さらには王妃の元成(ウォンソン)公主をも貶める。その振る舞いに我慢ならなくなったウォンは激しく父に刃向かうのだった。そしてついに世子の廃位が、王から命じられた。

父の治療のために大食(テシク)国へ行くと言うサン。だがウォンは、サンの母が殺された事件を調べ直して敵(かたき)を討つと言い、サンを引き止めようとする。しかし、リンはその事件に兄のジョンが関わっていることから罪の意識を感じて悩んでいた。一方、サンは大食国へ行く前に、1人で母の復讐を果たそうと決意する。そんな折、ワン・ヨン家の弱点を探っていた元成(ウォンソン)公主も、事件の真相を知り…。

ワン・ヨン、ジョン、リンの尋問が始まろうとしていた。ダンを世子妃候補から引きずり下ろしたい元成(ウォンソン)公主は、サンに母親が殺された事件にジョンが関与していたと証言をするよう指示をする。一方でウォンはリンたちを放免することをせず、サンにリンのために証言をしないでほしいと頼む。証言を目前にして、リンとの思い出が頭をよぎるサン。証人として尋問場に立ったサンの口から出たのは…。

元成(ウォンソン)公主は、サンに忠烈(チュンニョル)王との出会い、そして高麗に嫁いだ身の上について語る。そして世子を守るためにはウン家の財産が必要だと説く。一方、リンはソン・インに連れられ、世子となるはずだった従兄の江陽(カンヤン)君と会う。世子や王宮に対して、疑念を抱くサンとリン。こうしたソン・インの策略により、ウォンは徐々に孤立していくのだった。

サンとリンは、元成(ウォンソン)公主やソン・インの追っ手から逃げていた。一方、ウォンは姿を消したサンをなんとか取り戻そうと、首飾りの約束を綴った手紙を護衛に託す。さらに、サンとリンの婚姻の話を知り驚くウォンだったが、忠義に厚いリンはあくまで自分のために行動していると自らに言い聞かせる。その頃、リンもサンに婚姻の話をするが、サンは一人残してきたウォンのことを気にかけ…。

ウォンとダンの婚礼の日。ウォンは儀式である王と王妃への挨拶をせず、ダンを放ったまま立ち去ってしまう。ウォンの胸中には、かつての母の言葉とサンへの想いが入り乱れていた。そこへリンがやってきて、サンを宮中に留め置くことなく手放すように苦言を呈する。さらにはウン・ヨンベクを殺したのは元成(ウォンソン)公主だと疑うリン。それに対してウォンは、サンと世子の座のどちらを得たいのかと詰め寄り…。

ウォンは、父・忠烈(チュンニョル)王とその取り巻きたちが母・元成(ウォンソン)公主を追いつめたと考え、怒りを爆発させる。王宮が混乱する中、ソン・インは王をひそかに連れ出し、ウォンを世子の座から退かせ、高麗人の王としてリンを立てるべく計画を進める。一方リンは、イ・スンヒュから王宮を去るよう助言されるが、幼い頃からずっと見守り続け、長く友として接してきたウォンを残していくことにためらいを感じていた。

父・忠烈(チュンニョル)王へのわだかまりが消えないウォン。そんなウォンにワン・ヨンは、忠烈王の元成(ウォンソン)公主に対する内に秘めた想いを伝える。その頃、サンはリンの看病をしていた。ウォンはサンに会い、サンの母が亡くなった事件について、自らが犯した罪を告白する。それを聞いたサンは…。そしてリンが書いた書状を受け取ったウォンは、王宮に渦巻く陰謀と、友・リンの本当の想いを知る。

ソン・インからの脅迫状を手にしたウォンは、リンとともに馬を走らせる。その頃、サンはソン・インに連れられ馬車の中にいたが、サンの体内には毒が回りはじめていた。そこへ駆けつけたウォンは、ついにソン・インと対峙する。一方、王宮では元の役人による忠烈(チュンニョル)王への追求が行われていた。王座を巡る争い、父子の対立、そしてウォン、リン、サンの関係――すべてに決着を付けるべく、ウォンが最後に下した決断とは…。

出演者の他の作品